風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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戦場のような女 あるいはボスニア紛争の戦場のような女の性について

2012-01-12 12:03:22 | 公演情報

お待たせしました、2012年レパートリーシアターKAZE公演、第1弾作品を風ブログで紹介します!!


第79回公演 [レパートリー作品]

戦場のような女 あるいはボスニア紛争の戦場のような女の性について

LA FEMME COMME CHAMP DE BATAILLE ou Du sexe de La femme comme champ de bataille dans la guerre en Bosnie

1月26日[木]~30日[月]開演:平日7時/土日2時

作:マテイ・ヴィスニユック Matéi Visniec 翻訳:川口覚子
演出:江原早哉香
舞台美術:高田一郎 作曲:八幡茂
照明:フランソワ・シャファン François Chaffin
衣裳:ズザンナ・ピョントコフスカ Zuzanna Piątkowska
音響:渡辺雄亮 照明オペレータ:坂野貢也 舞台監督:長谷川敬久
演出協力:佐藤薫 企画制作:佐藤春江  著作権代理:㈱フランス著作権事務所 後援:在日フランス大使館/在日ルーマニア大使館

出演:柴崎美納/工藤順子 ほか 


アメリカ人のケイトはボスニア紛争の死体置場の発掘に参加、今はドイツのNATO医療センターの精神科医として、敵対する民族間のレイプ被害者ドラの治療を行っている。
女ふたりの全世界に向けられた言葉が、民族紛争、そして戦場と化した人間の根源を浮かび上がらせていく。
作家ヴィスニユック本人から「私の作品世界をもっともよく反映させてくれた上演」と言われた風のレパートリー。

演出は前回、芸術監督浅野佳成と共同演出した江原早哉香が務めます。2009年ビエンナーレKAZE国際演劇祭での初演を経て、今回で3度目の上演となります。
人間の根源が劇場というその場所で浮かび上がるなら、その時私たちの中にはどんな問題提起が生まれるのか、共に思考したいと思います。

チケットは、電話・FAX・勿論、ホームページからもお申し込み頂けます。
皆さんのご来場をお待ちしております!!

新しい年を迎えて

2012-01-08 11:33:17 | トピックス

2012年を迎え、一週間が経ちました。皆さまどのような年末年始を過ごされましたか?
昨年はレパートリーシアターKAZEにご来場して下さった皆さんと多くの出会い、再会があった一年でした。
一年間私たちの活動を支えて下さった皆さん、本当にありがとうございました。

風のメンバーは年末、月夜野でのワークショップ、そして東京の劇場で新作の舞台装置仕込みを行いました。
年が明けて3日に顔合わせをした私たちは現在、3月に控える新作「セチュアンの善人」の稽古に劇団員総出で取り組んでいます。
皆さんにも稽古場速報をお届けしたいと思います、どうぞお楽しみに。

2012年も多くの作品を、ここレパートリーシアターKAZEで上演します。そして夏には“第5回 ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012”を開催します。今年は【起・承・転・結そして歴史へ―】と題し、新作・日本初演・レパートリーの5作品上演と、盛りだくさんの演劇祭になります。演劇的交流を続けてきたフランスの俳優、劇団も招聘します。
そして東京での活動はもちろん、全国巡回公演もさらに意欲的に取り組んでいきます。
皆さま、2012年の風の活動にどうぞご期待下さい!!