風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

ピカソの女たち~オルガ

2010-01-29 11:57:49 | 公演情報
『ハムレット Hamlet-to be or not to be』のご来場、ありがとうございました。
多くの観客の皆さんと共にハムレットの中に描かれている問題提起を舞台で暴き出し、そして終演後のロビーで語り合いました。今年の秋、この作品は九州地域の中学・高校を巡演し、12月には東京で凱旋公演を行います。その意味を私たちはしっかり捉え、またこの劇場での公演に挑みます!

さて、2月4日~8日までの公演『ピカソの女たち~オルガ』を紹介します。

『ピカソの女たち~オルガ』
2月4日[木]~8日[月]  開演:平日7時/土日2時

作:ブライアン・マキャベラ  訳:志賀重仁
芸術監督:浅野佳成  演出:ペトル・ヴトカレウ  
舞台美術・衣裳:タチアナ・ポペスク  音楽:アウレル・ポストロンカ
照明:ヴィクトル・ウルス  音響:酒見篤  舞台監督:長谷川敬久  制作:佐藤春江
出演:辻由美子

天才画家パブロ・ピカソ。彼は生涯でたくさんの女性と関係を持ちました。
辻由美子が演じるのはピカソの最初の正妻オルガ・コクロクヴァ。オルガは死後の世界から、現在を生きる私たちへ、ピカソへの愛と憎しみに翻弄された日々を回顧し語る。
狂気と正気を往き来しつつ、彼女の鬼気迫る情念がほとばしる。そして浮かび上がる巨匠ピカソの姿・・・

《ビエンナーレ国際演劇祭2005》で初演。その後海外公演を展開。
2007年にはバコビア市民劇場(ルーマニア・バカウ市)主催、「第2回ガラ・スター国際演劇祭」にて最優秀大賞を受賞した辻由美子のひとり芝居。

用意された舞台を駆け回るオルガ。彼女は私たちに何を語りかけているのか・・・

すでに稽古が始まっています!
ぜひご期待ください!!

チケットは電話、ホームページから受け付けています。
またホームページのレパートリーにも作品の詳細が載ってます。ご覧下さい!

ハムレット Hamlet―to be or not to be

2010-01-07 12:00:27 | 公演情報
新年明けましておめでとうございます

今年も東京演劇集団風は芝居をつくりだす私たちの原点の劇場、「レパートリーシアターKAZE」での公演、そして全国の観客との創造の場である学校公演を、今という時を感じながら活動していきます。

2010年「レパートリーシアターKAZE」は2作品の新作を含め7作品の公演を行います。
様々な角度から演劇を見、実現させていくレパートリーのラインナップとなっています、どうぞご期待下さい!
さて、今年の舞台の幕を開ける最初の作品を紹介します。

ハムレット Hamlet―to be or not to be
1月16日[土]~20日[水] 開演:平日7時/土日2時

チケット:当日4000円/前売り3800円/学生3300円

作:ウィリアム・シェイクスピア 訳:小田島雄志
演出:浅野佳成/ペトル・ヴトカレウ
舞台美術・衣裳:ステラ・ヴェレブチュアヌ
音楽:マリアン・スタルチェア
照明:塚本悟  音響:渡辺雄亮  舞台監督:長谷川敬久  制作:佐藤春江

デンマークの王子、ハムレット。偉大な国王であった父の突然の死、悲しむ間もなく起きた母と叔父の結婚。それを祝福する社会。父の死は叔父の暗殺だと知ったハムレットは、大人たちの争い、裏切り、権力への微笑みを目の当たりにする・・・
「このままでいいのか、いけないのか」いつの時代、社会にもある変わらない問題への問い、しかしそこにあるだろうかすかな希望を胸にハムレットは何度もつぶやきます。

大きくて強いものに押しつぶされてゆく、小さく弱いものたちの声

2004年にモルドバ共和国の国立ウジェーヌ・イヨネスコ劇場との交流から生まれた『ハムレット』。2007年には「to be or not to be」というサブタイトルをつけて「若い観客のために」学校巡回公演を行いました。


『ハムレット』を通して舞台と客席とこの社会が反響するように、稽古場は今、白熱しています!!

09秋『Touch~孤独から愛へ』東・西日本ツアー10

2010-01-05 14:02:10 | 全国巡回公演
Touch班の旅は10週目に突入しました!
今週は

山梨 谷村工業高校
埼玉 小松原高校
埼玉 玉川工業高校
千葉 愛国学園大学附属四街道高校
千葉 市原緑高校
福島 新地高校

での公演でした。

谷村工業高校は都留市文化ホールでの公演でした。
この日の公演はとても静かに観てくれていました。
集中して真剣に観てくれていたことが良く分かりました。
本当にありがとう!


フィリップが隠れて勉強している本です。
良く見ると赤い線が引かれています。

小松原高校は川口総合文化センターでの公演でした。
この日の公演はとても元気なリアクションに包まれていました。
1167人の観客と11人の風メンバー全員が男性で、
不思議な一体感が生まれていました。


クローゼットのドアには少しエッチな写真が貼られています。

玉川工業高校は小川町町民会館での公演でした。
この日の公演は、
開演前のアナウンスでユニークな挨拶と作品の紹介があり、
とても和やかな公演でした。
公演後の舞台見学もみんな積極的に参加してくれて
とても盛り上がっていました。


小道具や舞台装置が本格的だと、人気を集めていました。
なかでも、水道から水が出ることにみんな驚いていました。

愛国学園大学附属四街道高校は体育館での公演でした。
この日の公演は女子高校生の積極的な声援で盛り上がっていました。
公演後のバラシも搬出を手伝ってくれました。
本当にありがとう!





市原緑高校は2階体育館での公演でした。
この日の公演後に、
目に涙を浮かべながら、ハロルドにもう一度会いたいという生徒さんがいました。
彼女がハロルドに元気づけられている姿に、僕らも力をもらいました。




二階体育館での搬出を手伝ってくれました。


二階体育館の時はトランシーバーを使って搬出します。


ムードメーカーの四人組と舞台セットのマルボロの前で。



新地高校は体育館での公演でした。
この日は粉雪が舞い散る中、搬入搬出を手伝ってくれました。
生徒会役員のみなさん、そして搬出を手伝ってくれたみんな、
本当にありがとう!



搬出を手伝ってくれています。

人気のハロルドとツーショット。




09秋『Touch~孤独から愛へ』の旅公演はこれで終わりです。
これから先はまた新しい旅が続きます。
ひとつひとつの出会いを大切にしながら、次の旅に臨みます。
未だ出会ったことのない観客との新たな出会いに期待して・・・。