風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

鹿児島城西高校の皆さんが今年も風にやってきました!!

2011-11-07 14:33:13 | ワークショップ
10月25日鹿児島県、鹿児島城西高等学校の芸術文化コースの皆さんが研修旅行の一環として、レパートリーシアターを訪れました。3年前、私たちのレパートリーのひとつである「フランクフルトに恋人がいるサックス奏者が語るパンダの物語」を観劇してくれたことをきっかけに彼らとの交流が深まり、それから毎年、レパートリーシアターを訪れてくれています。
また、「肝っ玉おっ母とその子どもたち」の九州ツアーでは、私たちが彼らの住む鹿児島を訪れ、上演を行いました。



今年も多くの生徒さんがKAZEを訪れ、中には3年連続で来てくれた3年生の生徒さんもいました!!
皆さんがKAZEに到着してまずは、普段は私たちが演劇について自由に話せる場所であり、公演中はロビーともなる場所で顔合わせ。初めての出会いや久しぶりの再会で大賑わい。鹿児島からのお土産もいただきました、ありがとう^^

その後は劇場に上がり、芸術監督の浅野から皆さんに「風はどんな劇団か、どのような活動をしているか」「芸術、演劇についてどのように思考しているか、現在何を勉強しているか」など、たくさんの話をしました。
その中でいくつかのキーポイントとなる言葉がありました。「ミメーシス能力」「流行」「今的―現代」皆さんのなかにこの言葉はどんな風に響いたでしょうか。




また、劇場空間がどのようになっているか、皆さんには劇場探検もしてもらいました。
一通り劇場を探検してもらったところで、去年も参加してくれた生徒さんの「ニュートラルはやらないのですか?」という一言があり、ワークショップが始まりました。
「ニュートラル」、いずれにも片寄らないさま、中性的、中立的、中間的という意味を持ちますが、私たち俳優の身体に置き換えると、“自分の身体の本質を探す作業”“出発点”とでもいうのでしょうか、身体自体がゼロであるという状態を探し、相手を受け取り、受け入れることの出来る状態をつくる作業。風の俳優は、公演前や風独自で行うワークショップでも常にこの「自分自身のニュートラルをみつける」ことを行っています。
どのワークショップでも言えることだと思いますが、「ニュートラル」に正解はありません。なぜなら、身体のつくりや特徴はひとりひとり異なるからです。また日々の中で私たちは多くの事と出会い、それらを感じ、身体は変化していくと思います。今の自分を見つめ探す「ニュートラル」、いろんな思いが交差し、会話が生まれながら、真っ直ぐな思いを持つ生徒さんたちと風のメンバーは楽しい時間を過ごしました。

ワークショップの最後は、「距離」。
「現代に生きる私たちは、人といる身体をなかなか持ち得ない、だからこそ、いつも人といる感覚を忘れないでほしい」というメッセージを浅野は皆さんへ贈りました。


この日に受け取ってくれたこと、また私たちに発信してくれたことを時々思い返してみてください。そしてその目を、心を、感覚を大きく開き、どうぞ夢に向かって羽ばたいてください。
また、KAZEの劇場で、どこかで再会できる日を楽しみにしています!!

09文化庁“本物の舞台芸術体験事業”「星の王子さま」

2009-07-03 12:37:26 | ワークショップ


今年も文化庁“本物の舞台芸術体験事業”『星の王子さま』の公演が、九州・沖縄地方で行われることになりました。9月~10月に行われる本番に向けて、学校や子どもたちとの出会いの場「ワークショップ」が行われました。

今年もたくさんの子どもたちの笑顔や元気に触れ、本番が待ち遠しくなりました。
先生方と協力し、その学校でしかできない公演を一緒につくっていきたいと思います!

H20年度文化庁“本物の舞台芸術体験事業”追加ワークショップ

2009-01-22 00:39:26 | ワークショップ
1月19日から、平成20年度文化庁“本物の舞台芸術体験事業”「星の王子さま」の追加公演・ワークショップが行われています。
2月に行われる本番に向けてのワークショップは、宮城県、岩手県、秋田県、北海道の学校全11校で行われます。
1月19日~22日までは、宮城県6校の学校でワークショップが行われました。

↑初めて渡される台本は小学校低学年にはちょっと難しい漢字もありますが、話を聞きながらみんな一生懸命見ています。

↑飛行士と「おーい、おーい、どこへいってしまったんだよ」のセリフを言う中学生。戦争中に書かれたこの作品のはかなさや美しさにそれぞれの想いを持って参加してくれました。




↑稽古用の「星」もすっかり人気者になりました。

20年度文化庁の追加公演は2月3日、宮城県・秋保小学校から始まります!
皆さん短い期間で一生懸命歌を練習してくれています。
本番がとても楽しみです。






「星の王子さま」×リューダ

2009-01-21 23:52:55 | ワークショップ
リューダの子供たちと創る「星の王子さま」のワークショップのため、1月18日(日)リューダ・ワークショップに訪れました。
3月22日に風とリューダ共同で行われる公演は、風の上演においても、風の心の部分でも大きな支えとなってくれた故・中川晶一朗氏に捧ぐ公演です。
「リューダ」とは、晶一朗さんが埼玉の鶴ヶ島の子どもたちとともに、つくりあげた、祭りを復活させ、「子どもたちでつくる祭り」をつくり続けてきた会です。
今回の公演は「星に旅立った、ひとりの星の王子さま中川晶一朗氏に捧ぐ」として、リューダの皆と風がお互いに総力を結集して挑みます!
1月18日に行われたワークショップの様子です。

歌の練習の様子です。子どもたちが率先してリーダーとなり歌を練習します。
本番では「ぼくは行く」「光と影」「ぼくの旅は続く」のほかリューダのテーマソングや、「友達のうた」なども歌う予定です。生演奏も入り気合い十分です!

↑こちらは「星の住人」たちの読み合わせ風景。リューダの子どもたちも、ひとつの役を演じるのは初めての試みということです。

↑今回のワークショップで正式に本番の配役が決まりました。
渡り鳥チーム、バオバブチーム、砂嵐チームに分かれて練習が行われます。
お母さんたちも公演のために様々に協力してくれています。
↑こちらは「渡り鳥」チームのけいこ風景。

↑こちらは「呑み助」。
みんな気合い十分です!
BLOGやホームページでまた詳しく情報をお伝えしますので、ぜひ本番を楽しみにしていてください!

リューダのみんなの活動は↓↓リューダホームページへどうぞ。
http://www.ryuda.com/





星の王子さま+コミュニケーション・ワークショップ なかのZERO

2009-01-13 11:28:26 | ワークショップ
昨日12日に行われた、コミュニケーション・ワークショップの様子です。
このワークショップは、1月17日になかのZEROホールで行われる『星の王子さま』の公演のまえに“出演者と遊ぼう!”という企画で行われました。
ワークショップ講師は西垣耕造。そして出演者の白根有子、緒方一則、工藤順子が参加し、中野区の20名ほどの方々が参加しました。

↑「目に見えないものを感じよう」
ブラインド・ウォークは目をつぶっている前の人の案内役を後ろの人がします。


↑こちらはワンタッチ・オブジェ。
必ず誰かにタッチして創るオブジェ。みなさんだんだん息が合ってきて、素敵なオブジェがいくつもできました。

ワークショップの最後には「大切なもの」をテーマにした詩がみんなでつくられました。たった1時間半という短い時間で、人と繋がり触れ合うことが感じられる時間でした。

17日の公演を楽しみにしています!

平成20年度 文化庁“本物の舞台芸術体験事業”ワークショップ

2008-07-09 18:20:15 | ワークショップ
ふたつの旅公演、海外公演の合間を縫って、KAZEでは『星の王子さま』の文化庁参加型公演のワークショップが行われています!
平成20年度は東北・北海道の学校で公演が行われます。

9月から10月の本公演に向けて、6月から7月にかけて学校の皆さんとの出会いを目的としたワークショップが行われました。
みなさん期待いっぱいで、公演を待ち望んでくれていました。

今回は、以下のメンバーでワークショップに行ってきました!
本番がとても楽しみです。
*文化庁ワークショップ・スタッフ
指導:浅野佳成/西垣耕造
白根有子/緒方一則/酒井宗親/栗山友彦/仲村三千代/渡辺雄亮/長谷川敬久
でした。

『星の王子さま』ワークショップ中です!

2008-01-19 17:42:49 | ワークショップ


東京レパートリーシアターKAZEで『ピカソの女たち』の稽古が行われている中、
一方では平成19年度の追加公演”本物の舞台芸術体験事業”『星の王子さま』のワークショップが行われています。
公演は2月4日から!
関東から東北地方にかけて、小・中学校16校で公演が行われます。
全国的に寒い日が続いていますが、子供たちは元気いっぱい!


公演が楽しみです^^

中野ZEROキッズとのワークショップ

2007-08-13 20:49:39 | ワークショップ
劇場ではビエンナーレを開催中ですが、ワークショップ活動もしております。

中野ZEROキッズとのワークショップが11日・12日とおこなわれました。ZEROキッズの皆さんは『Touch』の東京公演の記事でご紹介しましたよね。しかも場所は同じく先日『Touch』の公演をおこなった、中野中央中学校体育館!!ということで、12日は『Touch』の役者陣酒井・佐野・佐藤も見学しにいきました!!!いやぁ、風のホームタウンで色々な活動が広がっていくのは嬉しいことです♪

下の写真の中に西垣耕造がコメントしていたジャンピング・ハッも写っております。

そしてもちろん!!!酒井宗親が先日のコメントで宣言したとおり「天使の翼」を彼らと一緒に歌いました(笑)










大橋也寸ワークショップ 発表

2007-04-18 20:05:11 | ワークショップ
本日17:00。
4月6日から10日間行われていた、ハロルド・ピンターの作品を題材にした大橋也寸さんによるワークショップの発表が行われました。

上演は約1時間ほどで、ハロルド・ピンター作「レビューのためのスケッチ」から「ブラック&ホワイト」/「バス・ストップ」/「最後の一部」/「特売品」、そして「帰郷」を抜粋しての上演となりました。

KAZEの俳優だけでなく、他劇団の方や学生も参加し、10日間ともにワークショップを続けての発表となり、公演後には見に来ていただいた方たちも含めての打ち上げも行われました。

↓ブラック&ホワイト

出演:木村奈津子/清水菜穂子 工藤順子/高山真奈美

↓バス・ストップ

出演:仲村三千代/深沢哲矢/高山真奈美/夏美隆太

↓最後の一部

出演:矢嶋辰徳/寺門文人

↓特売品

出演:釜野真希

写真上は「帰郷」より。
出演:夏見隆太/小谷真一/吉見一豊/深澤哲也