10月17日 尚学館小学校・中学校・高等部/延岡学園高校(宮崎県)
18日 鹿児島実業高校(鹿児島県)
19日 博多高校(福岡県)
20日 唐津工業高校(佐賀県)
21日 熊本農業高校(熊本県)
『ハムレット』ツアー四週目は今ツアー最初の宮崎県内での公演でした。そして今ツアー唯一の小学生も鑑賞するという公演でした。客席から返ってくる反応も年代によって様々で、舞台と客席とでとても面白い空間を創ることが出来ました。
トップの画像は尚学館高等部一年生の生徒さんと。上演後、彼らが楽屋を訪ねに来てくれました。話によると毎年秋の文化祭で演劇発表があるとのことでしたが、「約一年後の演劇発表を良いものにするために」という意気込みを持つ彼らと急遽座談会が行われることに。
とても強い気持ちを持った彼らであれば、きっと来年の演劇発表は素晴らしいものになると感じました。
全国的にもスポーツで有名な鹿児島実業高校での公演は、普段体育や部活で慣れ親しんだ体育館の新しい一面に驚いてくれたようです。
片付けの時には沢山の生徒の皆さんが手伝ってくれましたが、あの大がかりな舞台がどのように出来ていたのか興味津々といった様子でした。
↑上は片付けの様子と最後の記念撮影。スポーツで鍛えられた彼らのチームワークとパワーにはとても助けられました。皆さん有難う!
博多高校も体育館での公演でしたが、上演後は大盛り上がりとなり沢山の生徒の皆さんが体育館を訪れてくれました。
皆さん、気になった役者に積極的に声をかけに来てくれたので、様々な交流が体育館のそこかしこで起こっていました。
↑上は博多高校の皆さんと。どの写真からも彼らの興奮が伝わってきます。
唐津工業高校では風の創立時に『ハムレット』を上演して以来の22年ぶりの公演でしたが、なかなか目にすることのない本格的な舞台を楽しんでくれました。
メンバーの乗ったバスが学校を去るときには体育館の前やテニスコートから、「また来年来てください!」という大きな声が響いてきました。僕らも出来ることならば来年『ハムレット』とは違う作品で彼らに再会できたら、と願っています。
↑片付けの様子。劇団員と生徒の皆さんが力を合わせて重たいものも運びます。運びきった時には自然と拍手が沸き起こりました。
↑片付けを手伝ってくれた皆さんとの記念の一枚。
週の最後は二年前にも体育館で『肝っ玉おっ母とその子どもたち』を上演した熊本農業高校での公演。しかし今回は学校としても久しぶりだったそうですが崇城大学市民ホールでの公演でした。ホールの席で観る演劇は初めてだった生徒さんもいたかと思いますが、皆さんとても集中して鑑賞をしてくれました。
↑カーテンコールの際に、公演のお礼として彼らが作ったみかんを頂きました。『ハムレット』メンバーで美味しく頂いています!
10月の下旬に差し掛かり、九州といえどだんだん寒くなってきました。しかし、ハムレット班は寒さに負けず来週も元気に九州を駆け巡ります!