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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

新型の固有種

2007-05-23 00:45:11 | ●Weblog
 コンピューター・ウィルスなら、まったく新型の固有種。こう言うのに少しハラハラしたが、本人は大喜び。確信もあるようだった。ギタリスト、ブライアン・ベイカー、去年5月、バークリー音大を出たての21歳。と言うと「僕はギタリストではなくミュージシャン、アーティストだ」と。これ以上は雑誌の露出を前に控えたいが、しかしまあ、ついに出てきた、過去と断絶した、前例がひとつも見当たらないギタリストが。5月21日(月)、ステップス・アヘッドの一員として大暴れするプレイをブルーノート東京で聴いた。メロディの横軸と縦軸の構成の妙に、目と耳が釘付けになった。そこで、昨日22日にインタヴュー。ネットからしか手に入らない初リーダー作『aphotic』(写真/Enilkrad Music)をもらった。これも雑誌ネタにするつもりから詳記は避けたいが、ブルーノート東京ではこんなもんじゃなかった。インタヴューで一緒になった関係氏によると、耳の早い人たちの間では2、3年前から注目の的とのこと。氏によると、「ギターのチャーリー・パーカーやコルトレーンが遂に現れた!!」。半分以上、同感だ。オフィシャル・サイトはhttp://www.bryanbakermusic.com/。ただ、今かけているのはソフィ・ミルマンの待望のセカンド『メイク・サムワン・ハッピー』。聴きながらスピーカー・キャビネットに、インタヴューの帰りに買ったレモン・オイルを塗ると、渋くいい感じの色艶がどんどん乗ってくる。目指すは材の加湿と保湿だが、鼻から癒し効果も付いてくるところがいい。オブジェと化してたテレキャスターにもあげないといけない。



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