ディスク・レヴューを書く時、BOSEの小型一体型Wave music systemでも聴くようにしてきたところ、やはり小型では出てこない音がたくさんあることに納得の日々。しかし、音楽的なバランス感覚は、さすがBOSEという感じにいつもなる。が、それでもある程度固めたオーディオでないと、おもてなしにならないと今し方痛感させられたのが、渡辺香津美の最新作『スピニング・グローブ』。ざっくり言うと、小型で聴くと熱気が沸き上がらない、汗がにじまないなど、出てこないのは音ではなく、空気感や臨場感なんだと。あと、これは今のところまだレヴュー依頼がないので、書くためではなく、聴くために聴く、という行為も大いに楽しませてもらった。この時間のあるなしは、必ず原稿の動きに映り込む。エレクトリックでは、近年最高作ではなかろうか。
最新の画像[もっと見る]
- 炎暑お見舞いみたいなこと 7年前
- 炎暑お見舞いみたいなこと 7年前
- プラケに関する与太ごと 7年前
- プラケに関する与太ごと 7年前
- プラケに関する与太ごと 7年前
- いつもながらの与太ごと 7年前
- 日々、意外な展開の連続 7年前
- 日々、意外な展開の連続 7年前
- ビニケの受動喫煙 7年前
- ふたつ目のCD棚を手なずけた 7年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます