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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

1976年1月11日のビル・エヴァンス・トリオ

2011-07-15 16:47:50 | ●Audio&Visual

 9日からドスンドスンと始まった重機によるお隣の解体工事が、今日は平日で初めて小休止。そこで、4トラ2チャンのエアチェック・テープをAD変換した、ビル・エヴァンス・トリオのCD-Rを聴く。FM東京のこの生放送(DENONライヴ・コンサート)は1976年1月11日で、日本ツアー初日の前夜。サポートはゴメスとエリオット・ジグムンド。それがなんとまあ音も演奏もいいこと。健常なマスター・テープがあれば即CD化、所在不明ならこのエアチェック・テープをリマスタリングしたっていいくらいのものだ。FM放送の上は15kHz止まり。ソースにSA-CDを使ったらバカ受け、なんてことはあり得ないのに、今もって根強いファン、あるいは、こうしてオープンリール・テープを山と保存する方がいる。ありがたやだ。写真はスイングジャーナル誌1976年3月号(P262)から(フォト・クレジットなし)。76年1月は、エヴァンス・トリオ・ツアーとピアノ・プレイハウスが重なったものだから、ジョン・ルイス、ハンク・ジョーンズ、マリアン・マクパートランド、エヴァンスが、SJ社ジャズ・ディスク大賞発表授賞式会場に勢揃い。居合わせたかったものだ。


ハイレゾの『トゥ・アゲインスト・ネイチャー』

2011-07-15 11:47:44 | ●Weblog

 よく、お前のblogは動きに欠けると叱咤メールを頂く。それはその通りでも実のところあまりライヴを聴きに行ってないだけで、昨日は新宿で菊地成孔さんを取材し、来週はクオシモードのインタヴュー、今日ははLP袋やコーヒー豆の買い出しなど色々。何かあったことをあれこれやるのが面倒というので、決してフリーズしているわけではありません。それと、政局をはじめとするご時世をここで腐したところで、のれんに腕押し、糠に釘だし。とそこに、HDTracksのニュースレター。『Two Against Nature/Steely Dan』の96kHz/24bitが配信スタート。オーディオとPCが離ればなれのセッティングを変えようがないとなると、頑張ってなんかもうひとつ新調するしかないかなあ。