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成田 正の楽屋入り口 by STHILA COMMUNICATIONS

カタログ

2007-06-10 13:22:21 | ●Weblog
 締め切りラッシュと決まり悪さが手伝って、「忘れかけていたこと」に触れるのを忘れていた。何がって一眼レフ・カメラの交換レンズに絞りリングが付いてることをだ。いや、分かってはいる、カメラを構えてレンズに触れば、ボディ側にフォーカス・リングとは感触の違うデコボコがあるから。しかし、もう何年もAFカメラしか使ってないから、ファインダーの中で絞りを上げ下げするのに慣れ切ってしまったらしい。絞りリングを手で回す、というきっかけがまるで沸いてこなかった(デジタル専用にはもはや絞りリングもない)。そういうカメラを、モードラ付きで取材用に使っている毎日新聞社のヴェテラン編集氏は偉いと思ったのが、先月末、赤坂でのとある納会。するとそこで、オートマの車に乗るなんて言語道断風のコンセプトの持ち主と居合わせ、「AFカメラとATカー」に共通する功罪に思いが及んだりして。そのことはまた別の機会を探したいが、家に帰って酔い覚ましにシャワーを浴びたら、編集氏と同じセットがウチにもあるのを思い出し、探したら出てきた。ほぼ初代のNikon FM、モードラ付き、さらに、なぜかデータ・バックも。これをAE化した「FE」という機種のカタログは、(渡辺)サダオさんがモデルだった。それも出てきたついでにファイルをあさると、ロータリー・エンジンを押し出すマツダのカタログも発見。FEのカタログは1979年、マツダは1967年とあった。