勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

真夏の方程式

2013年06月30日 | 邦画
東野圭吾原作の人気小説、ガリレオシリーズが原作。

原作からは、それ程大きな改変はない・・・、って言うか、そもそも原作では“岸谷”なる刑事は出てきていないので、そう言う意味では、大きな改変があるとも言います。ただこれは、内海にも同じ事が言えていて、彼女も原作には居なかったのにテレビドラマ化される際に登場したと思うと、逆に原作に進出してきましたからね。この程度は、改変には入らないんでしょう。それ以外の所は、それほど大きく変わっては居ません。沢村と成実の絡みが無くなったくらい?

でもやっぱり、吉高の演技が・・・。何か、必要以上にキャンキャンしていると言うか、当たりがキツイというか、もっと抑えてくれるといいだけどなぁ・・・。これは、2013年4月~6月クールのテレビドラマでも、似たようなことは言われてますね。前回のテレビドラマガリレオは欠かさず見ていたんですが、今回のテレビドラマガリレオは見なかったんで、ドラマは直接見ていないんですが、ドラマで揶揄されていたことが何となく判った気がします。

それと、湯川もなぁ。いままでの湯川と違い、作り物の湯川な感じが・・・。

と、ここまでは厳しいコメントでしたが、いい所を。杏がいいですね~。昨年のぐるナイゴチでバラエティ属性も有ることを示していた杏ですが、定評のある演技も良いです。明るさと憂いを見せる演技は素晴らしかったです。

原作も読んでいて、結末も知っているんですが、映像化されるとまた違いますね。物語後半の、やっと見つけた千波に湯川と岸谷が面会するシーン、湯川が留置されている重治に“仮説”を語っているシーンは、心にグッと来るものがありました。

若干「なんだかなぁ~」と思う所はありますが、原作が良いだけに、中々締まったいい映画だと思います。

タイトル 真夏の方程式
日本公開年 2013年
製作年/製作国 2013年/日本
監督 西谷弘
原作 東野圭吾
出演 福山雅治(湯川学)、吉高由里子(岸谷美砂)、北村一輝(草薙俊平)、杏(川畑成実)、前田吟(川畑重治)、風吹ジュン(川畑節子)、白竜(仙波英俊)、塩見三省(塚原正次)、山崎光(柄崎恭平)、西田尚美(三宅伸子)、田中哲司(柄崎敬一)

[2013/06/30]鑑賞・投稿


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