片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

50年後の日本を描こう!

2008年01月31日 | 私の正論
今日の飲み会は61歳から72歳までの4人。私が一番若い。我々の時代は三丁目の夕日の時代。毎日生活が便利になり、未来はばら色だった。それが、今の時代は自分たちの将来があるかとうかも危ぶまれる時代になってしまった。
今こそ描かねばならないものがある。50年後の日本の青写真だ。その絵を描いて皆で議論をする。それは、三丁目の夕日世代がやらねばならないことだと、意見が一致。起たねば。

印刷業界は今後5年以内に三分の二が淘汰されるという話もある

2008年01月31日 | 私の正論
印刷会社は全国で6万社あると言われる。それぞれが高性能の印刷機を持ち、供給過剰。そこへ、短納期、印刷ロットが小さくなる、数が増える、マルティメディア化、紙、インク、電力、ガスの値上がり、ペーパーレスと、立ちはだかる材料には事欠かない。
時代は大きくペーパーレスに向かうのだろうか。智はすべてインターネットの向こう側に置かれ、こちらからマッシュアップで利用することになるのだろうか。物理的な知的財産は、今後、形として残るものがなくなっていくのだろうか。

日経コンピュータ玉置記者に会ってきた

2008年01月30日 | Biz/Browser
VB資産のWeb化サービスの記事の中にBiz/Browserが載らなかった件で、思い余って、今日午前中、白金高輪の日経BP本社に行った。4階の受付で、この記事を執筆した玉置記者に面会を求めた。ちょうどいらっしゃって、すぐにお会いできた。
日経コンピュータの記者には多数お会いしているが、玉置さんには私は初めてだった。結局玉置さんもアクシスソフトと直接コンタクトしたことはなく、Biz/Browserについても視野に入っている程度の認識だった。
私の、大学生協のVBコンバージョン事例の話や、ヤマト運輸太平洋セメントすかいらーく日通などの話を興味深く聞いていただいた。
私の提案は、VBコンバージョンサービス特集記事だ。VB資産は、C/Sで作られたシステムの半分くらいあるのではないかと思う。このコンバージョン特集は大きな反響を呼ぶと思うのだが。

「VBからの移行を狙ったリッチクライアントの動き」にBiz/Browserが載ってない

2008年01月30日 | Biz/Browser
2月1日号の日経コンピュータ20ページに、4月のVBサポート切れで移行機運という記事の中で、なぜかBiz/Browserだけが抜けている。なぜでしょうか。
こんな
立派な事例もあるのに。日経コンピュータはこの事例についてはよく知っているはず。敢えて載せなかったとしたら理由を知りたいです。


紙がなくなる日

2008年01月29日 | 私の正論
あと五年もしないうちに、紙は貴重になるだろう。紙に印刷するなど、ぜいたくのきわみとなる。紙に印刷するときは、美術印刷など、どうしても紙で出したいというものに限られる。現に、今紙は高騰し、紙問屋も印刷会社も紙の確保に奔走している。印刷会社では、紙がなくて注文を断ったケースも出ている。20数年前、ペーパーレスオフィスという言葉が流行ったとき、瞬間的に思ったのが、森林を伐採できない日がきたらペーパーレスになるということだった。5年後に複写機メーカーは立ち往生するかもしれない。

基幹業務のWeb化セミナーがJUASであります。必見です。

2008年01月29日 | 私の正論
基幹業務をWeb化する際の留意点てんこ盛りのセミナーが、情報システムのユーザ団体であるJUAS日本情報システムユーザ協会の主催で、2月19日開催されます。Web化にお悩みの企業の方々、ぜひご参加ください。事例としてBiz/Browserのユーザである、岩谷産業殿の事例が発表されます。

Biz/Browserを選んだ理由

2008年01月28日 | Biz/Browser
足掛け9年Biz/Browserにかかわっている。ユーザのBiz/Browserの導入動機と現在の評価を冷静に見てみると、異なってきていることが分かる。
導入時は、HTMLでは入力項目の多い基幹業務は作れないと悩んでいたところに登場したリッチクライアントということで、機能・性能を評価して採用していただいた。その後数年しておっしゃることは、管理が非常に楽になったことだという。Windowsのどのバージョンでも確実に動くので、マイクロソフトの動向に一喜一憂する必要がない。ウインドウズアップデートがかかっても、Bizのアプリケーションは心配ない。このことを肌で感じておられるようだ。そして、異口同音におっしゃるのは、「Biz/Browserの最大の特徴はユーザを守りきっていること」とおっしゃる。

AjaxとBiz/Browser

2008年01月27日 | Biz/Browser
AjaxとBiz/Browserは似ていると思う。もし同じなら、Ajaxを選んだほうがいいに決まっている。なぜBiz/Browserなのか。それは一言で言うと、すべてのWindowsPCでの動作を保証していることだろう。98からVistaまで。ある辛口の技術者から寄せられたコメントを読んだ。「いまさら64Kでサクサク動くデモを見せられても逆効果です、機能がいかに優れているかを言っても、Ajaxなら、生産性は別としてもできます。Bizの強みは何ですか?98からVistaまで対応している、場合によってはマイクロソフトのバグまで吸収する姿勢にあるんじゃないんですか?その姿勢は、とても新鮮で、ありがたいです。」とのこと。まさにそのとおり。
Biz/Browserを販売すると決めたとき、回線速度の問題を解決するというのが、目的だったら、当然やらなかった。回線速度など早晩技術がクリアすることがわかっていたからだ。それよりもアプリケーションの作りやすさ、保守のしやすさが命だった。そこに、マイクロソフトのさまざまなバージョンの吸収することに価値があるのだ、ということを再認識しした。

ほりほりオーケストラでラフマニノフの交響曲第二番を聴いた

2008年01月27日 | 感動したこと
我が鴻巣フィルのメンバーが数人エキストラで手伝いに行っている「ほりほりオーケストラ」を聴きに行った。指揮者は、知る人ぞ知る「ズーラシアンブラス」のオカピこと、岡田友弘氏。
彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールは満員の聴衆で熱気むんむん。前半は「ローマの謝肉祭」「コッペリア」。指揮者自らの軽妙な曲目解説もあり、好感が持てる。後半のラフマニノフ。私はまともに聴いたことのない曲だ。今から100年前、帝政ロシアの最後の頃に作曲されたという。その後ラフマニノフはアメリカに亡命するが、これはロシア時代の曲。
もしかして眠くなるかなと、思ったが、すっかり酔いしれてしまった。気の利いたコメントはできないが、すべての楽器に出番があるようで、活き活きと躍動していた。ちょっと感動。自分が、曲がりなりにもオーケストラの一員になったからだろうか、交響曲がとても楽しめる。以前とは違う。ありがたいことだ。

究極のメニュー画面

2008年01月26日 | 私の正論
アスキー社が上場を計画していた1984年、私はアスキーの情報システムの設計をしていた。利用環境はVAX、UNIX、INFORMIX、LAN、MS-DOSのパソコン端末。書籍や雑誌の制作から販売、原価計算に至る総合出版システム。システムの利用者は50人くらいだったろうか。各自がログインしたとき、どんなメニュー画面が出ていればいいのだろうかと考えた。注文を受ける担当、編集者、本の制作担当、営業部長、経理、経営者などなど。それぞれ役割がまったく異なる。一人一人のメニュー画面を用意しないととても満足できないと思った。しかし、それは大変だ。そして思いついたのがメニュー画面を一切作らないということ。
たとえば200本のプログラムがあれば、その起動コマンドがある、その一覧表を紙で作り、だれがどのプログラムを必要としているか、ユーザごとに丸をつけた。そして、個人別にプログラム一覧表を作り渡した。各ユーザには、UNIXにLOGINした後、必要な起動コマンドを叩いてもらうことにした。当たり前だが、一発で必要なプログラムが起動できる。結果として、社長には社長が、営業担当には営業担当が必要とするプログラムメニュー一覧しか渡っていないので、しょっちゅう使う起動コマンドは暗記してしまった。みんな当たり前のように思っていたが、私としては「してやったり」。とにかくメニュー画面を開発する必要がないし、どんなメニュー画面を作るか悩む必要もないかった。ユーザにとっては無意味なメニューを辿る操作や目的の画面が出るまでのアイドリング時間も無いのでクレームが出ない。
手抜きの結果みなハッピーだった。
話はそれるが、ユーザにSQLのコマンドも教えた。SELECT文の書き方だ。はじめはブーブー言っていた。なんでこんなことを私たちが覚えなくちゃならないんですか、お願いしたらやってくれるのが情報システムじゃないんですか、と。それにはおかまいなし、有無を言わせず教えた。すると、ちょっと知りたいと思ったことがあると、誰でもSQLコマンドを叩いてデータを見るようになった。情報システム側としては定型の帳票や画面だけ作るだけで、こまかな依頼がなくなったので、楽になるし、担当者は思いついたらSQLコマンドを叩く習慣がつき、しょっちゅう使うコマンドは保存しておいて、呼び出しながらちょっと変えて使うという要領を覚え、勝手に使い出した。
最低限の労力で最大の効果を生む方法、でした。

インフラはただ、サービスで勝負する時代

2008年01月25日 | 私の正論
昨日、OSSJフォーラム2008に行ってきた。
電子メールを一通出すのも、一万通出すのも料金は同じ、ということはインターネットは「ただ」ということ。講演者の発言やパネルディスカッションは白熱する。ソフトももちろん「ただ」。ハードも昔に比べればただみたいなもの。この時代にあってITエンジニアは、これら無料に近いインフラを使ってどのようなサービスを提供できるかが勝負だろう、という。
オープンソースを標榜する人たちは、イコール、アンチマイクロソフト。そして自分たちがいかに技術力があるかを誇示する。しかし、マイクロソフトに比べて圧倒的に顧客視点が欠けているではないかとの鋭い指摘も。顧客を守りきる覚悟はできているのか。パネルディスカッションで野村総研の寺田さんがいた。寺田さんとはアクシスソフトとしていろいろアライアンスを組ませていただいている間柄だが、彼の発言に、「顧客を守りきります」という発言があった。そうなのだ、自己主張ではなく、オープンソースを使って、高度なサービスを提供し、しかも最後まで守りきりますのでご安心くださいと言い切らねば、企業は信用しない。オープンソースが普及しないのは、オープンソースを標榜する人たちを信じていいのだろうか、そのうち、自分たちユーザを置いて、自分の主義主張にしたがって、どこかに行ってしまうのではないかという、そこはかとない不安を感じるからではないだろうか。
しかし、昨日の会議では、そのあたりの自覚も出てきたようだ。大企業ユーザのCIOとの接点も大事だという話もでた。そもそも優秀な人たちの集団なので、これからが楽しみだ。私もなんらかの役割を果たしたい気がしてきた。もちろんBiz/Browserを絡めて。

情報の海

2008年01月24日 | 私の正論
昨日BPIAの「新・ビジネスモデル研究会」があった。久しぶりに20名を越える出席者。講師は山田博英氏。山田さんは、情報の海理論を展開される。誰でもネットワークを通じて生の情報に接することができる。会社で直接仕事をしている人から課長レベルくらいまでが、最もリアルな仕事をしており、部長、事業部長、役員、社長と下がるに連れてリアルさが欠けていく。現場の人がきちんと情報武装できたときは強い。ある製造業では生産性が20%も上がったという。情報の海をどう整備し、現場に提供するか、これがITに携わる者の役割ではないかと。
この研究会は、私と岩佐豊さんとでコーディネートしている勉強会。興味のある方は是非BPIAに参加してください。
今回は出席者が壮観だった。倉重秀樹氏、安光正則氏、日経BP 田口潤氏、大岡正明氏、仙石通泰氏、大塚裕章氏などなど。
21世紀は、パラダイムが変わる。有限の世界でどうやって人類が生きていくかだ。一握りの人間の悪行が人類を滅ぼしかねない。リアルで正確な情報を得て、宇宙船地球号の中で安全に行き続けるモデルを考える必要がある。

地方自治体基幹業務の次期システムにBiz/Browserを利用するメリット

2008年01月23日 | Biz/Browser
地方自治体の共通インフラを研究している方々に、一枚でわかるBiz/Browserの資料を作成しました。言い切っている部分は、もちろん前提条件はありますが、一般的なものです。いかがでしょうか。

<投資コストの低減>
1.現存するすべてのWindowsPCに対応しているので、古い機種の利活用が可能。
2.トランザクション処理に特化したBiz/Designerにより、開発・保守が容易。
3.クライアント処理中心なので、サーバ負荷が数分の1から10分の1になる。
4.ネットワーク負荷が数分の1から百分の1となり、細い回線でも実用に耐える。
5.複雑な画面のシステムにも容易に対応できるので、開発・保守要員の確保が容易。
6.複雑な画面のシステムにも容易に対応できるので、難度が高くても開発投資に大きく響かない。

<充実した機能>
1.外字に対応している。
2.VB並みの機能をもったCRS言語により、従来のC/Sと同等の画面操作が可能。
3.ハードディスクレスのシンクライアント端末でも動作する。
4.サーバ非依存のため、さまざまな既存システムとの接続が容易。
5.Webサービスに対応している。
6.品質が安定しており、トラブルがない。

<将来性>
1.ハンディターミナル対応(済み)。
2.Windows Mobile対応(済み)。
3.純国産であり、日本独自の要求に迅速に対応。
4.個別に計画をお話します。

<時代の要請>
1.サーバ電力消費の削減。
2.メーカ非依存。
3.個人情報保護。
4.ユビキタスコンピューティング。

デメリットもあります
1.クライアントPCにBiz/Browserをインストールしなければならない。
2.ライセンス費用がかかる。
3.開発要員の確保。

ユーザ視点で懸念される不安要因もあります
1.企業の将来性(一般論としてのリスクです)
2.製品開発の停止(これも一般論としてのリスクです)

以上