街の信用金庫は、毛細血管だった。商店街や町工場を一軒一軒回って、小さな商いを支援してきたのが信用金庫。それが潰れて大きな銀行ばかりになって、小さなビジネスが潰れた。そう口角泡を飛ばして語るのが、湯澤さん。それに、「信金潰れて心筋梗塞!」と突っ込みを入れるのが高橋さん。そういえば、ビックコミックに「まいど!南大阪信用金庫」があったなあ。
昨日はMSCOの会合があった。今月から私も会員になり、出席。その二次会の席で。
新ライセンス体系ではクライアント数を無制限化することにより、CPU数、企業規模に応じたライセンスを一括で管理することが可能となりました。ユーザライセンスの概念も並存させるため、システム規模に合わせて複数のライセンス体系の中からより最適なプランを選択いただけます。
また、「複数年ライセンス」、「アカデミックライセンス」、「ガバメントライセンス」を用意いたしました。長期的な運用が見込まれる場合に最大20%の割引を適用するのを始め、教育機関、中央官庁、地方自治体等での導入を促進してまいります。
ということです。素晴らしいです!
開発者である、株式会社HOWSの庄司渉さんから説明を聞き、デモを見せてもらっているうちに自分の顔が興奮でほてってきた。
時々刻々変化する2500万件のデータを500ms単位で全件なめて、その変位を瞬時に地図上に表示するデモをだ。
ISSEIは、CSV形式のファイルから取り込むこともできる。すべての項目が検索対象になるので、RDBに見られるような構造設計や、SQL文での検索といった手続きは不要。拍子抜けしてしまう。
当面更新系のシステムには使えないが、参照系では圧倒的に便利。どんな分析でも、思い立ったとき、いとも簡単にでき、しかも瞬時。
私は、Biz/Browerを見たときと同じ感情に捉われた。それは、私の知る限りの人にこのソフトを紹介して歩く義務があると。特にBiz/Browserのユーザには真っ先に紹介したいと思った。
Webから集まる膨大なデータを瞬時に解析して活用するには、ISSEIしかないと思う。私に問い合わせていただければ紹介します。
写真は庄司さん。
第一回会合要約
若者の心をつかむ「CV.Netかわいい広場
講師 株式会社ディー・ティー・ピー 社長 岡留嘉伸氏
DTP社は19年間アパレル業界のみに焦点をあてた業務パッケージを開発してきた。当初は富士通、NEC、東芝などのパッケージがひしめいており、各社が相手にしない2,3店舗の会社や、これから設立する会社などをターゲットとして細々始めた。最初のユーザは3店舗の時導入したが、今では800店舗の会社になっている。
アパレル業界は非常に厳しい業界だ。ユニクロ、ワールド、オンワードなどの大手があるが、それぞれ違ったビジネスモデルだ。バブルがはじけて消えていった会社も多い。そんな苦しい経営の中で、売上を伸ばすために顧客管理をしたいと、どこの社長も言うが、顧客管理をしても売上は伸びませんよ、と忠告してきた。過去の購買履歴からDMなど打ってもたいした効果はありません、そんなことより、「お客様の買い物を手伝うシステム」であれば、売上は伸びると言ってきた。そしてそれを実現したのが、「CV.netかわいい広場」だ。
まず、さまざまな手段を使って携帯のメールアドレスをゲットする。会員登録をしてもらうわけだ。しかし、メールアドレス以外は要らない。個人情報の問題もあり、管理が大変だから。そして、その携帯電話に、「今週の売れ筋ランキング」や「来週入荷する商品の画像」などを届ける(サイトのURLを送る)。すると、翌日には確実に店の売上は上がるという仕組みだ。このサービスをASPで提供する。初期費用はゼロ、毎月の利用料は最大2万円。同様のサービスは他にもあるが、コンテンツが簡単に作れることと、圧倒的な費用の安さで、他を圧倒しているという。
「CV.netかわいい広場」を最初に導入した売上40億円、経常利益8千万円だったが、2年後には売上80億円、利益10億円だ。今では売上120億円、経常利益20億円の会社になった。思わぬ使い方もある、社員やアルバイトの募集もここでやってしまう。会員はファッションに非常に興味があるから、そういう人に働いてもらえば教育も楽だし、一生懸命働いてくれる。更に売上が伸びるというものだ。
会員のメールアドレスの集め方だが、レジの脇にQRコードを張ったチラシを置いたり、店の出入り口などのQRコードを張ったり、雑誌広告にQRコードをつけたり、商品のタグにQRコードを印刷したり、お買上げ商品の包装にチラシを同封したりする。口コミも重要だ。待ち受け画面を作り、それと引き換えに会員登録してもらうこともある。
このシステムを上手に使うポイントは、コンテンツの作成体制にある。営業部や、商品部、企画部、広告宣伝部、人事部などが連携してやらないとうまくいかない。コンサルタントが指導するケースもあるという。
顧客を分析してDMを送りつけるのではなく、顧客の「買いたい」を支援するという、顧客の後押し型マーケティングモデルである。
この会合は毎月末の火曜日の夜開催されます。BPIAに入会しますと、こういった会合に出席できます。ITを経営に活かすといういう研究団体です。企業単位の入会が原則です。こちらからお申し込みください。
1.勝者は間違ったときには「私が間違っていた」と言う。
敗者は「私のせいではない」と言う。
2.勝者は勝因は「運が良かった」と言う。例え運では
なかったとしても。敗者は敗因を「運が悪かった」と
言う。しかし、運が原因ではない。
3.勝者は敗者よりも勤勉に働く。しかも時間は敗者
より多い。敗者はいつでも忙しい。文句を言うのに
忙しい。
4.勝者は問題を真っ直ぐ通り抜ける。
敗者は問題の周りをグルグル回る。
5.勝者は償いによって謝意を示す。
敗者は謝罪をするが同じ間違いを繰り返す。
6.勝者は戦うべきところと妥協すべきところを心得ている。
敗者は妥協すべきでないところで妥協し、戦う価値が
ない所で戦う。
7.勝者は「自分はまだまだです」と言う。
敗者は自分より劣るものを見下す。
8.勝者は自分より勝るものに敬意を払い学び取ろうとする。
敗者は自分より勝るものを不快に思い、アラ捜しをする。
9.勝者は職務に誇りを持っている。
敗者は「雇われているだけです」と言う。
10.勝者は「もっと良い方法があるはずだ」と言う。
敗者は「何故変える必要があるんだ?今までうまく
いっていたじゃないか」と言う。
私が思っていた、自治体は自治会が発展したもの、という感覚そのものだった。ただ、アメリカの自治体は、日本のそれと同じではない、Special districtという目的別自治体が半分くらいある。たとえば、教育サービス、下水道、墓地、保険などだ。問題解決型自治体といったらいいだろうか。
日本の自治体はヨーロッパ型で、統治というイメージがある。そして自治体の数はこれからも減り続け、現在の1800から300くらいまでになる可能性もあるという。そうなったとき、自治体の中にさらに小さなコミュニティーが必要になるだろうという。それをSNSが支えるという。
以上、昨日の社会情報学会での3人と講演とパネルディスカッションから知った情報。講師は、都市情報システム研究所 茶谷達雄、愛知東邦大学 岡部一明、国際大学 庄司昌彦の各氏。とてもエキサイティングな夕べだった。
私が思ったのは、形としては日本型が効率的でよいが、もっともっと住民が自分の意見をきちんと言わないといけないということだ。そのためには、実名でブログを書く人を増やすことがよいと思うが、いかが。
テーマ アメリカの自治体経営
趣旨 適切な地方分権システムを構築するためには、市民やNPOを巻き込んだコミュニティ・ガバナンスが必須である。この点でわれわれがアメリカの市民社会から学ぶことは多いと言われている。市場原理主義の徹底の一方で、アメリカにはNPOと協働する市民参加型自治体が少なくない。
本研究会では、アメリカの事例に学びながら、これからの自治体経営とコミュニティ・ガバナンスの在り方について考える。
なかなか魅力的です。自治体は国とは違って、自治会の延長ではないかと感じているので、とても興味がある。確かに国からの委嘱を受けての事務はあるが、基本的に住民のためのサービス機関だと思うので、いかに低コストで優良なサービスを提供するか。それにはNPOと連携するしかないと思う。さてどんな話が聞けるか。
写真は、早く着いたので東京フォーラムの天井を写してみました。
1.ユーザからユーザを紹介
2.PDA
3.SaaSベンダー
どのようにセールプロモーションするかは、いろいろ考えられる。この三つを集中して資源を投入することで、必ずブレークスルーがおきると確信している。