片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

ユニケージ プロジェクト推進虎の巻セミナー

2014年02月28日 | Weblog
USP研究所
の社員全員に向けた「ユニケージ プロジェクト推進虎の巻セミナー」を受けてみた。

當仲社長自らの2時間にわたる講演。
非常にうまい。
いちいち納得する。

しかし、なぜか懐かしい気がする。
そうだ、昔はみなこうやっていたのだ。

ユーザのやりたいことを、そばに寄り添って理解し、必要なデータを集め、ファイルを定義する。
そして、人間とコンピュータとの仕事のやり取りを、業務の流れとして定義する。
データを読んで、とりあえず処理してみせる。

これをユニケージでは「床屋方式」と言う。
床屋に行って「そうだな、ちょっと来てなかったからそれなりに短くして」くらいに言うと。
適当にやってから「どうですか」と聞く。
そこで客は初めて「前髪はもう少し切って、とか細かい注文を付ける
ここまでが第一段階

ユーザと対話しながら、第二段階、第三段階と詳細になっていく。

この方法は、アジャイルでもウォーターホールでもない、第三の開発手法なのだが、なぜか懐かしい。
冗長性を持たせたファイルの持ち方も、考え方は昔に似ている。

現代の行き過ぎたウオーターホール式の中にユニケージ開発手法を混ぜて再構築すると、
大規模開発にも適用できるユニケージ開発手法になるのではないかと思った。



レスポンスの問題が劇的に改善、改善要求にも自在に対応できるようになった。

2014年02月25日 | Biz/Browser
UMG ABS社は、これまでの化学品メーカ向けパッケージソフトからBiz/Browserをフロントに使ったスクラッチ開発に切り替えた。
稼働開始は2013年8月12日。

「Biz/Browser V を利用することで、このような周辺システムも統一 UI で構築できました。パッケージではありませんから、情報がダイレクトにデータベースに入ります」(秀嶋氏)。
 新たな基幹システムは多彩な効果を提供している。まず、全システムの大きな課題であったレスポンスの改善。「月末などの処理が集中する時期にサーバに問い合わせてもなかなか返事が返ってきませんでした。今回の更新により飛躍的にレスポンスが早くなり、業務効率化に大きく貢献できたと思います。回線速度の遅い海外の端末でも問題なく使えています」と、上野氏が説明する。

 さらに上野氏はエンドユーザの要求に応えることができるようになったことが、最大のメリットと指摘する。「従来は処理がブラックボックスでしたからエンドユーザからの改善要求が来てもほとんどは『できません』と応えていました。でも、これからは自分たちで構築したシステムですから、いかようにでも対応できます」と微笑む。

 秀嶋氏はコスト削減を高く評価している。「前システムはライセンス料も年間の保守料もずいぶんかかっていました。パッケージを使わないことでその料金がまったく必要ありません。メンテナンスも自分たちでできます。スクラッチの方が TCO を削減できると思います」と強調する。
 「Biz/Browser V は大変いい製品だと思います。Windows OS や IE のバージョンアップによる差異を吸収できますから、アプリケーションへの影響が少なく、長く使っていくことができます。ERPパッケージはトップダウンの製品ですが、今回はボトムアップで成功したのではないかと思います。

これを経営層にもアピールするとともに、経営層が必要とする情報系システムも充実させていきます」と、神近氏は今後の抱負を語った。さらに秀嶋氏は「Biz/Browser の iPad 対応版に注目しています。iPad なら経営層に受けるのではないかと思います」と、最後に iPad 対応版への期待を加えた。

輸血を受けると命を分けてもらった感覚があります。物凄く回復します。本当に感謝

2014年02月25日 | こころ
昨日横浜に行った帰りに献血車が止まっていて、「この大雪で血液が不足してます、献血を!」と呼びかけていた。
次の予定まで時間があったので献血した。
そのことをFBで書いたら、ちょうど入院中の友人から「輸血を受けると命を分けてもらった感覚があります。物凄く回復します。本当に感謝」と書き込みがあった。
血液型は?と聞くとB型と。
私と同じだ。

これまで、社会的義務としか考えていなかった献血が、大事な友人の書き込みで、患者にとっては生命線なのだと納得した。

自分の献血記録を見ると、2年もやってなかった。

献血できるのもあと2年半だ。
血小板採血なら2か月に1回できるから、18回は可能だ。
よし、あと10回は70歳までに達成しよう。



どうもいけない

2014年02月25日 | Weblog
Biz/Browserを使えば御社の問題は解決します!
これをイリュージョン(幻想)というのだそうです。
イリュージョンではなくソリューション(問題解決)を顧客は求めているのに。


顧客の困ったを聞かずに、自社製品がいかに優れているかをとうとうと述べる。
顧客はこんなことでは困っていないのかもしれないのに、時間いっぱいしゃべってしまう。
私のやりかたはこんなふう。

やっとこさアポイントをいただいて説明に伺ったのに、相手のことは何も知らずに帰り道。
顧客が、この1.5時間をどう過ごしたのか、まったくわからない。
あくびをかみ殺していたのかもしれない。
質問がなかったことを思うと、聞いてないんだと、ふと思う。

こんなことを何年もやってきたなあと、今日はつくづく思った。

でも長年の結果として1300社。
私の貢献は1%もあるかないか。

先日講演で聞いた話。
営業があまりにも熱心なので、独自に調べてみたら、すごい製品だとわかった。
営業が熱心だったから、結果として採用に至った、という。

私がBiz/Browserを異様に熱心に勧める理由は、端末を操作して毎日仕事をしている人が、ストレスなく仕事ができるという一点だ。
現場がストレスなく仕事ができなかったら、どんな立派な経営をしていてもダメ。
そう思う。

製品は素晴らしい。
問題は、自分で製品を語らずに、顧客の困ったを全部聞き出すことができるかだ。
明日への課題。



EXCELユーザに是非読んで欲しい本がある

2014年02月23日 | Weblog
先日、超高速開発コミュニティー主催の、システム開発実演競演会の司会をした。
120人も集まって、大盛況だった。
時代が来たなと思った。

そのとき思ったもう一つのこと。

EXCELは駆使できるが、たくさんのデータを扱う業務処理についてはどうしていいかわからないという人に、是非読んでいただきたい本がある。
とっても古い本なのだが「データベース事始め」
最初の20ページくらいに普遍的な価値があると思っている。



25日午後4時から市ヶ谷で、緊急ですが、都合のつく方ぜひご出席ください

2014年02月22日 | 22世紀を目指して
まずは読売新聞の記事をお読みください。
ここから-----------------------------------------------------
 日本と中国の友好の懸け橋になりたいと、京都市左京区の中国人留学生・孫秀蓮さん(27)が冊子「和華」(B5判、50ページ)を作った。

 大和の「和」と中華の「華」から命名し、各界に“飛び込み”で寄稿を呼びかけて刊行。尖閣諸島を巡る問題などで両国の関係が冷え込む中、「定期的に刊行し、草の根レベルで良い関係を作りたい」と意気込んでいる。

 山東省出身の孫さんは済南大で日本語を学び、敗戦後に高度経済成長を遂げた日本をもっと知りたいと、2009年に来日。京都大の研究生を経て、4月からは滋賀大の大学院で経営学を学んでいる。

 その間、留学生は中国人同士で過ごすことが多く、日本人学生との間に距離があると感じ、ギョーザ作りや中国文化を紹介する行事を企画してきた。

 今回は、さらに交流の輪を広げようと冊子作りを思いたち、3月からインターネットの会員制交流サイト「フェイスブック」で、日中関係に詳しい人を探し、原稿の執筆を依頼。大半は面識がなかったが、ネットでやりとりをして了解が得られると、授業やアルバイトの合間に東京、横浜、神戸に赴いて趣旨を説明した。

 元外交官で上海総領事を務めた吉田重信さん(77)(横浜市)も孫さんからフェイスブックで誘いを受け、快諾した一人。「いきなり連絡があった時は驚いたが、文化を分かり合うことで関係を良好にできると思った」と、創刊号に日本人と中国人の長短所に関する文章を寄せた。

 創刊号には京都大や立命館大に通う両国の学生のほか、大学教授や芸術家、税理士、主婦ら府内外の約20人も寄稿。言語の成り立ちや生活の違い、両国の桜などについて書いた原稿が並ぶ。400部を作り、新たに1000部を増刷するなど、反応も上々だ。

 今後は、原稿を募集しながら年4回程度刊行。来年1月には第2号が完成する予定で、孫さんは「東日本大震災でそうだったように、日本人は困っている人がいたら助けてくれるということが、編集を通じて改めてわかった。何となく反日、反中という感覚をなくしたい」と話している。

 1冊350円で、送料が別途必要。問い合わせは孫さんの電子メール(sunxiulian6891@yahoo.co.jp)へ。(辻田秀樹)

(2013年11月23日 読売新聞)
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この孫さんが思いの丈を語ります。
題して「挫折の中で、私にできることはこれだと思い定めて創刊した、
日中草の根外交雑誌「和華」の創刊物語と成長戦略について」


私がナビゲータの一人を務めていいる、ビジネスプラットフォーム革新協議会主催の第74回目からウロコの新・ビジネスモデル研究会です。

こちらかをご覧になって申し込んでください。

ところで和華の2号(新年号)が出ました。
当日会場で買っていただけます!!

これには私も寄稿しています。
出して「私と中国」
ここに私の記事の全文を載せます。

私と中国
私は昭和21年(1946年)生まれだ。太平洋戦争が終わった翌年の生まれで、今67歳。私の父は昭和10年代に召集されて自動車兵として中国の満州に行った。帰ってきたのが昭和18年、なぜその時点で戦地から返されたのか分からないとは言っていたが、ともあれそれから結婚して姉が生まれ、戦後私が生まれた。父は、私が子供の頃、中国人との交流について楽しそうに話してくれた。中国語も教えてくれた。イー、アル、サン、スウ、ウー、リュー、チー、パー、ニイハオ、サイチェンなど。でも私は学校で、日本軍は中国を侵略したと教わっていた。だから「父ちゃん楽しそうに話すけど、人を撃って殺したことある?」と聞いたことがある。それ以来父は戦争の話はしなくなった。
父は若い時から俳句を詠んでいた。25歳で召集され、何も分からずに満州鉄道に乗せられ奥地に送られた。黄河を見ながら北上したとき詠んだ俳句がある。「春浅し 黄河は 空に 連なりて」

黄河の果てしなさが見えるようだ。父の俳号の「陽泉」は、帰国後山西省にある地名から取ったものだという。片貝陽泉と名乗った。父は中国を愛した。中国人と撮った写真がたくさんある。でも戦争で戦ってきた。助手席にいた戦友が顎を打ち抜かれ、母ちゃん母ちゃんと泣きながら3日後に死んだ話は何度か聞いた。その話をするときはほんとうに悔しそうだった。
今の私には中国人の友達がたくさんいる。みな気のいい連中だ。仕事をしたり飲んだり議論したり。私は戦争を憎む。戦う相手には何の恨みもないのに、目の前に現れたら殺さねば殺される。そんな理不尽なことはない。国同士のメンツや死の商人のビジネスのために戦わされるのはまっぴらゴメンだ。しかもこれからの戦争はハイテク戦争だから、直接手を下さずに人を殺す。ゲームの世界で人を実際に殺す。絶対にあってはならないことだ。
今は世界中にインターネットが普及している。友達の友達は友達だ。インターネットの力も使って人類がみな友だちになり、戦争を起こさせない人間社会を作らねばならないと心から思っている。

















人身取引被害者サポートセンター ライトハウスの2月活動説明会を開催します

2014年02月20日 | Weblog
人身取引被害者サポートセンター ライトハウスの2月活動説明会を開催します。

ライトハウスについてはこちら。


ゲストに今回も越純一郎氏をお呼びし、「30歳のキャリアメークー『40歳の壁』を突破する30歳台の過ごし方」というテーマでお話しいただきます。新卒者は「3年以内に3割 辞める。30才までに半分辞める」と言います。求人がガクッと減る「40歳」の壁(!)を突破する方法を、越氏とキャリアコンサルティングの専門家 A・ヒューマン社長の吉安氏の対談で解説していただきます。

ゲスト講演の後、ライトハウス代表藤原志帆子より活動説明の講演を致します。藤原は、大学卒業と同時に、日本で起こる人身取引の被害者救済のための窓口「ライトハウス」を立ち上げました。地道な活動は多くの命を救い、母校より名誉同窓生賞を頂き、またAERA誌から「日本を立て直す100人」に選ばれました。しかし、まだまだ活動の規模は小さく、被害者の救済と被害根絶に向けて、理解の輪を広げることが必要です。
今回、人身取引の深刻さと、少女や子どもたちのために確実に積み上げてきた軌跡から、私たちがどんなことを未来に残していくかについても考える機会になればと思います。

<2月ライトハウス活動説明会>
日時: 2月25日(火)18:30~20:30
場所: ㈱ベストファームグループ3階会議室
東京都千代田区飯田橋4丁目7番1号 RF‐2ロックビレイ。
東京メトロ飯田橋駅 A4出口より徒歩3分、JR飯田橋駅 東口より徒歩5分)

18:30-19:00 講演① 
ゲストスピーカー:越純一郎氏、吉安乙起氏(A・ヒューマン代表取締役社長)
講演内容:「30才のキャリアメーク-『40歳の壁』を突破する30才台の過ごし方」

19:00-20:00 講演②
人身取引被害者サポートセンターライトハウス代表 藤原志帆子
講演内容:「日本で起こる人身取引とライトハウスの活動について」(仮)

20:00-21:00 懇親会

参 加 費: 1,000円
定  員: 30名程度
申込方法:
①氏名、②メールアドレス、③所属、④ご紹介者(どのようにしてこの説明会を知ったか)、⑤件名を「2/25活動説明会申込」と明記の上、Eメール(info@LHJ.jp)でお申し込みください。

今回私片貝は出席できませんが、関心のある方、どうぞよろしくお願い申し上げます。


イトーキにおける業務改革の実践

2014年02月19日 | Weblog
イトーキのBPR推進室長の森本さんに、イトーキの業務改革について伺いました。
BPIAのThe業務改革セミナー

イトーキでは、次のような組織になっている。
業務管理統括部
ー情報システム部
ー業務管理部
ーBPR推進室

この三位一体で会社の業務処理をスパイラルに高めていくのだという。
このような組織形態をとっている会社は非常に珍しいのではないかと思う。

私の質問は、BPR推進室がなぜ独立した組織でないとだめなのかというものだった。
森本さんの答えは、情報システム部だとやることが決まってから話が来るのでそれでは遅い、問題を把握するところから関与しないとBPRはできないので、別組織にしてもらったという。

BPR推進室の将来までイメージしていて、それは、イトーキのエンジンになることだという。
つまり、オフィスの創造の中にBPRを含めて行こうと言う夢だ。
素晴らしい。

イトーキはBiz/Browserのユーザです。(コマーシャル)