私より2年先輩の方と今日は飲んだ。彼は自動車メーカに就職し、勤め上げた方。沖縄の本土復帰の昭和47年(1972年)、彼は沖縄にいた。沖縄がアメリカの右側通行から、日本の左側通行に変わる日のために働いた。車を全部取り替える必要があるのはバスだった。バスの昇降口は、クイズにも出てくるようにどうにもならない。そのため沖縄のバスはすべて入れ替えになったのだそうだ。その仕事を彼はした。人は右車は左というのはイギリスと日本とタイとオーストラリアの4カ国だけだそうな。分けても一夜にして左側通行から右側通行に変わった経験をしたのは地球広しと言えども沖縄以外にはないのではないかという。インフラを切り替えるのは大変なことだなあと実感した。ITの世界でも、そんなことがこれからあるだろうか。あるとしたらどんなことだろうか。
元旦の話だが、朝愛車プリウスのスイッチ(エンジンではない)を入れた。するとすかさず「あけましておめでとうございます。今日は2008年1月元旦火曜日です」とさわやかにあいさつするではないか。このあいさつは年に1回、しかも元旦に車を使わない限り聞けない。初めて聴いた気がする。ところで暮れにガソリン代の話になり、だいたい月に一万円以下の人は少ない、が、私は5000円以下。燃費が18キロくらいなので原油高はあまり気にならない。そういえば吉野家が外の照明をLEDに代えるという。5年で電気代を回収できるというのだ。エコと経済が結びついてきた。今年は各方面で拍車がかかるのではないかと思う。