片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

広告メールの規制

2008年11月30日 | 私の正論
12月1日から施行される「特電法」により広告電子メールが規制される
私は、いただいた名刺の方に、時々Biz/Browserの情報をお伝えしている。これはどうなのだろうか。たまに担当が変ったので、もうメールを送らないでほしいとお返事いただくことがある。そのときは、直ちにお詫びメールを出して、二度と送らないようにしている。
ということで、私の方針は変えません。もし迷惑メールに感じたときは、一言「不要」と返信ください。送信停止させていただきます。

SAPの保守料金値上げに思う

2008年11月30日 | 私の正論
SAP ERP6.0の保守料が値上げになるという。従来ライセンスで17%だったのが22%に段階的に引き上げられるという。SAPジャパンでは、ドイツ本社の発表以外は話せないという。日本ユーザを代表して、ドイツ本社と交渉する力はSAPジャパンにはないのだろうか?。ユーザによっては、この厳しい経済情勢の中、年間数千万円もの保守料が払えないところも出てくるのではないだろうか。
他の外資系ソフトベンダー日本法人の悲哀も多々聞く。まるで奴隷のように働かされて、収益の大半を本国に貢がされる。
お人好し日本人の舶来信仰も、ここまで来ると、背に腹は変えられなくなるのではないだろうか。大手企業でSAPを導入した最大の理由は、グローバル化に備えてのことと思う。その必要のない企業は、国産ERPパッケージでもいいのではないだろうか。

アプリケーションパッケージの導入は会計、給与のみ、あとは手作り、これが一番コストが少なくて企業競争力を維持できる。SaaSの利用もいいが、基幹業務では使わずに、周辺業務や、特殊な機能のサービスのみを利用して、自らマッシュアップするのがよい。

とんでもない勘違い

2008年11月30日 | こころ
土曜日は、田舎の中学の同窓会で川原湯温泉だ、とばかり思い込んでいて、12時過ぎの電車に乗ろうと、いそいそと準備をしていると、妻が「何しているの?」と聞く。「同窓会に行くんだけど」と言うと、「来週でしょ」って。
もう昨日からすっかり勘違いしていて、妻の一言がなければ完全に出かけているところだった。どうして思い込んでしまったのか、過去に経験したことのない、あまりの信じ込みように、唖然としてしまう。

ソフト会社にも定年退職が出る時代

2008年11月28日 | Weblog
先日シーエーシーの同窓会があった。定年まで勤め上げた人が二人いて、そのうちの一人は定年後も専門職として2年半務め、通算41年半勤務したとのこと。転職を繰り返した私のような者がいると思えば、きちんと勤め上げた人もいる。
いずれにしても人生まだまだこれからが長い。厳しい時代になるようだが、それぞれ異なった人生を粛々と生きていかねばならない。

とんでもない失敗

2008年11月27日 | 私の正論
BPnetの谷島さんの記事「罰してはならない、情報システムのうっかりミス」を読んで、最近の出来事と、昔の苦い失敗を思い出した。
まず、最近のできごと。
先日旅行社のパッケージツアーに乗って東北に行ってきた。東京駅から新幹線に乗るツアーだが、大宮から乗る人には、出発前日に電話で座席番号を伝えてもらい、入場券を買って入り、その席に座ることになっている。私たち夫婦は問題なく座ったが、通路の隣の席が2つぽっかり空いていた。
我々の車両は10号車だったのだが、隣の人たちは15号車に乗っていた。「じゅうごうしゃ」と「じゅうごごうしゃ」。「ご」を一つ足して聞いてしまったのだ。本当に単純なミスではあるが、なるほどこんなミスもあるのかと思った。
昔の失敗。
片貝システム研究所の頃、アスキーが日本で最初に開始した商用のパソコン通信「アスキーネット」の料金請求のステムを作った。利用料金を計算して、毎月請求データを作り銀行に持ち込み口座引き落としをするのだが、あるときプログラムミスで、請求金額が一人ずつずれてしまった。つまり全員の請求額を間違えて口座引き落としをしてしまったのだ。大失敗だった。

ミスはだれにでもある、でもそれはミスを犯さないための教訓として捉える必要がある。三技協では、ミスをした人はすぐに報告し関係者全員で情報共有をする仕組みにしている。決して罰しない。大事なことだ。

仕事は楽しいですか?

2008年11月26日 | 私の正論
音楽家になる夢を諦めてサラリーマンになった人はたくさんいると思う。仕事ではなく会社を選んで就職し、与えられた仕事を粛々とこなして定年を迎える人もたくさんいると思う。生きるためにできることをしてきたという人もたくさんいると思う。
もし、仕事を選べるなら、どんな仕事をしたいですか?
昨日友人とそんな話をしました。
やはり子供に「パパの仕事はね、、、」と語れる仕事がいいね、という結論でした。

夢を追い続けて

2008年11月25日 | チェロ奮戦記
チェロを習い始めたとき、黄原先生が弾いてくれた「鳥の歌」に、思いがけず涙がこぼれ、いつか老人ホームなどの施設で弾けたらいいなあと思うようになりました。
以来7年半、一生懸命精進はしているのですが、気持ち先行で技術が追いつきません。早く上手になりたいと焦れば焦るほど、思いだけが空回りしているようです。
IT業界での仕事も、まだやらねばならないことがあると自分で思うようになりました。
ここはひとつ優先順位を変更して、まずは仕事に打ち込むことにしようと思いました。それによって心の余裕を作って、数年後に「チェロ命」の人生にしようと思います。
日野原先生は、97歳にして、まだまだこれからやることがあるとおっしゃて、今が一番充実しているようでした。負けてはいられません。