感動を通り越して不思議だった。
嘘でしょというのが私の感想。
一昨日の「
Bizの明日を考える会」での講演を聞いて。
Bizの明日を考える会の命名は大日本印刷の奥野さん。
それを代表幹事として仕切っているのが栗田さん。
Biz/Browserのユーザならだれでも入れる会だ。
なんと55回を重ねている。
毎月やっていてもうすぐ5年になる。
今回は、HAL東京の学生の講演。
河村君といって、プログラムを書く仕事をしたいと思って、それまでまったく経験はないが、HAL東京に入った。それから半年HTML、C、Java、インターネット環境などを学び10月から就職活動のためのプレゼン用ソフト作りにかかった。
彼は外国映画が大好きなのだが、いい紹介サイトが無い、あっても広告色が強かったり、個人のサイトでは品数が少なかったりで、自分の欲しい、沢山の外国映画を適切に紹介してくれるサイトがないので、それを作ろうと思った。
途中でぶれるといけないので、まずは企画書作りから入った。
最初に目的を明確に設定した。そして何を誰に対して提供するのかを明確にした。
それを先生の指導を受けながら10月一ヶ月かけて書き上げ、11月から設計に入った。
それから3ヶ月、いろんな企業の方々が見に来ている中でプレゼンをした。
それがとても評判がよかったらしい。
栗田さんがそれを見初め、今回校長の鶴保さんにお願いしてBizの明日の会での講演となった。
堂々たる発表で、弱冠21歳の、プログラミング経験1年のしかも社会人ではない専門学校で1年学んだだけの学生の発表とは、とても思えない。
どうしたらこんな短期間でこれほどのシステムとプレゼンができるのだろうか。
学校の教育方法の成果なのか、本人の持って生まれたものなのか、なぞのまま終了。
私は思わず叫んでしまった、「起業すべきだ!」と。
本人にはその気はなさそうだが。
しかし驚いた。。。。
目がどんよりしているIT企業の若手社員に彼を見せてあげたい。
自らを猛省することだろう。
65歳の私自身も焦ったくらいだ。