片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

杉浦さんのセミナー

2011年05月31日 | 私の正論
システムイニシアティブ研究会第二回例会

宮崎の宮田眼科病院の病院総合システムの設計を、看護師や検査技師たちが自ら行った事例が発表された。
画面のレイアウト、操作、エラーチェックの内容、コメントの出し方、画面遷移、すべてを使う人が決めていく。
パワーポイントで80%までシステム設計を完成させ、それからベンダーに開発依頼をする。
データベースを設計したり、プログラムを開発したりするのはベンダーの仕事だ。
ユーザは出来上がってきたシステムを徹底的にテストする。自分が指示した通りにエラーチェックされているか、操作手順は正しいか、自分で決めたことだから完全にテストできる。
杉浦さんは業務は知らない、業務を知っているのは病院の職員だ。ただシステム設計の方法論とコンピュータの能力と限界は知っている。だから、その範囲で設計してもらう。
ユーザとコンサルタント(情報システム部)とベンダー、このコラボレーションが見事にできている。

感動を通り越して、みんなあっけに取られている。

場所は東京駅新丸ビル10F。
ファシリテーターはインプレスの田口さん、日経BPの谷島さんも来た。
ここで毎月セミナーをやる。

だれにもおもねることなく、正しいと思ったことを全部話してもらう。






小学4年生と6年生の孫にアクティブブレインセミナーを受けさせたら大興奮

2011年05月30日 | Weblog
28日29日の二日間、孫二人に吉野講師によるアクティブブレインセミナーを受けさせた。
土日の二日間新宿まで電車で送迎するのは大変だった。
二日目終わって、家に帰った二人がどんな行動をしたかというと、人生前向きに生きなきゃいかんと演説を始めたらしい。
6年生のほうは、大宮から新座まで車で送り届けるまで、興奮してしゃべりまくって、家でも大演説だと親二人から感謝のメールが来た。
このセミナーは本物かも知れない。
まあ、みんな本物なのだろうけど。
とにかくどう変わるか定点観測してみる。

今日は孫二人の送り迎えで新宿までニ往復

2011年05月28日 | Weblog
アクティブブレインセミナーなるものを孫二人に受けさた。

今日と明日の二日間、10時から6時過ぎまでみっちり。
今日は単語100個を覚えてくる宿題がでました。

私は朝と晩の送迎のみ。

本来は3月の開催予定だったのが、震災で流れて本日。
3月には自分が受けるつもりだったのだが、なんとなく気力が失せてしまった。
迎えに来て、教室に入り、受講者の自信に満ちた顔を見て、やっぱり受ければよかったかなあと反省。

相対的サマータイムの奨め

2011年05月27日 | 私の正論
以前国を挙げてサマータイムを実施しようとしていたが、知らないうちに立ち消えた。
聞くところによると、情報システムの変更が追いつかないのだという。
ある瞬間に、一斉に1時間時間をずらさねばならないのだから、なるほどと思った。

しかし方法はある。
何も時間をずらす必要はない。
自主的に早く始めればいいのだ。
会社を8時始まりにすればいいのだ。

実際宇都宮市では30分早めるという。
会社でもシフト勤務が普通になっているから、この時間を30分なり1時間前にすればいいだけだ。
どこか事例があると思うが如何。

人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患うなり。

2011年05月27日 | こころ
PHP出版から出された「ビジネス訳 論語」にあった言葉です。

人はだれでも自分は正しいと思ってます。
間違ってないと思ってます。

人も自分は正しいと思っている。

その正しい人同士が深くかかわると相手に違和感を覚える。
それが上下関係だと逃げるわけに行かない。
どうしたらいいか。

自分が部下だった場合、上司の期待を裏切らないようにすることが肝要だと、孔子は言ってます。そして、自分が上司になったときは、この経験を他山の石として学び、部下に接するようにと教えてます。

著者は、元東京海上日動でBiz/Browserの採用をしてくださった青柳裕明さんともうお一方です。

Biz/Browserが6年ぶりにメジャーバージョンアップ

2011年05月26日 | Biz/Browser
朝日新聞のZDnetですか。
これはずいぶんと丁寧な紹介をしてくださってます。

日経産業新聞にも三段で大きく取り上げていただきました。

とにかく開発ツールの無償化はただごとではありません。

ほんとのことを言うと私は無償化に大反対でした。
でも開発する人に負担を掛けたくないという永井社長の想いは変わりませんでした。
ということで開発環境はタダになりました。

しかし、実行環境のBiz/Browserは、それでさくさく仕事ができるのですから、ユーザにしっかりお金を払っていただきます。

つまり受益者負担のモデルなのです。

杉浦さんの講演会に期待する声が続々と寄せられています

2011年05月26日 | Weblog
システムイニシアティブ研究会第二回定例会です。

ユーザ企業の方、是非ご参加ください。
30日午後6時から東京駅新丸ビルです。
まだ多少は入れると思います。


セミナー参加者の事前期待!!

・現場の利用者が自ら要求を語れるようにするのは、どんなノウハウがあるか聞きたい。
・顧客が業務をどうしていくべきなのか、あるいは課題をどう改善していきたいのかという
ことを整理し決定していくことは当たり前に思えるが、どういうわけかそうなっていない
ことがベンダ依存の問題の一つという認識を持っている。どういうお話を聞けるのか楽
しみにしています。
・お客様から業務要件を引き出し、システム要件に落とすことを担当としており非常に
関心が高いです。
・システムのオーナーシップをユーザー側が持つための具体策として業務側とシステム側
のブリッジ機能をどう構築したか、具体的な事例に基づいたインプリケーションを得る
ことができることを期待しています。
・非常に興味あるテーマで、弊社でも是非実現していきたい内容だと思います。
・ユーザーとベンダーのよりよい協力関係、上下ではなく、ビジネスパートナーとしての
関係を構築するには、どのようにあるべきかをいつも考えています。
・ユーザ部署の意見を逆に聞きすぎて、うまく行かない事例の方が多いので興味があります。
・求人情報サイトを運営しております。システムの内製化に向けて勉強中であります。
・ベンダーとユーザの要件取り纏めに苦労しています。参考になればと思い参加します。
・基幹システムの入れ替えを検討しており、運用のシステム化が課題となっております。
今回の研究会で各部門の巻き込み方などを勉強出来ればと思います。
・「仕様確認のテストまでもやってのける現場の雰囲気の醸成方法、教育の仕方」に非常に
興味があります。
・当社は病院の関連会社で、長きにわたり同病院で利用する電子カルテシステム開発に
従事してきましたことから、本研究会のテーマに大変関心があり、是非勉強させていた
だきたいと考えております
・自社で開発したデータベースのマニュアル作成を担当しています。どうしたら「より良い」
マニュアルができるのか、ヒントを得たいと思い参加を希望します。
・"実は難しくない仕様を纏める方法"の内容と実践に関心があります。

Biz/Browser V ITProで紹介されました!

2011年05月26日 | Weblog
玉置さんが書いてくれました。

無償開発ツールがダウンロードできます。

これで、資金ゼロでBiz/Browserを利用するシステム開発ができます。
業務ノウハウをお持ちのITコーディネータの方などは、クライアントの画面だけBiz/Designerですべて作って置き、ユーザの求めに応じてサーバ側を用意するという開発形態も可能になるでしょう。
ですので、業務ノウハウをお持ちの方にとって、Biz/Designerの無償化はたいへんな朗報だと思います。

いまふと思ったのですが、個人で活躍されている業務ノウハウをお持ちの方にFaceBookを使って集まっていただき、自作の作品発表会やビジネスマッチングの場を提供できないかと思いました。
賛同される方は、コメントに書いていただくか、私にメールをください。



日本人、原発反対が賛成を初めて上まわる

2011年05月26日 | Weblog
朝日新聞の調査によると、今年の4月から3回2週間置きくらいに連続調査した結果。徐々に原発反対が増え、ついに逆転したという。
原発反対52%賛成42%。

なかなか先の見えない事故処理に不安を感じてのことだろう。

後世の人が、あの当時は原発に賛成した人もいたんだと言うと思う。

元NTT常務、NTTコムウェア創業社長の石井孝さんに会ってきました。

2011年05月26日 | Weblog
石井さんは、わがシステムイニシアティブ研究会の顧問です。

石井さんが新藤さんについて日経BPの谷島さんと6回シリーズで語ってます。

石井さんは、62歳でNTTコムウェアの社長の座を辞し、1年間英気を養い、その後JAICAからタイやアルゼンチンに行かれたのだそうです。
日本がそれらの国に対して援助すべきは、行政システムだ、決して鉄道や新幹線ではないとおっしゃいます。
物の支援は一過性だが、行政システムの支援ならずっと続くし、とにかくその国の国民が生活をしていくうえでの仕組みを構築、支援していくことが大事だとおっしゃいます。

石井さんは、NTT時代に電子交換機を一から作った立役者です。
ですから、システムイニシアティブ、コンピュータの使い方はユーザ自ら考えるのは当然だというお考えの持ち主です。

これから時々いろんな方をお連れして話を伺いたいと思いました。
昨日はNTTコムウェアの方と一緒にうかがいました。