片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

割り箸と塗り箸、お好きなほうをお使いください(7)

2007年05月31日 | アイデアマラソン
飲食店で割り箸を撤廃するのは勇気が要ると思う。それなら割り箸と塗り箸の両方を置いて、お好きなほうをお使いくださいとシールでも張っておいたらいかがだろうか。偉そうな説明は抜きにして。心ある客は、塗り箸を使い、あなたのお店を大事にしてくれるかもしれない。

金種表

2007年05月31日 | 私の正論
給与計算などのシステムを担当している人で「金種表」と言って、わかる人がどのくらいいるだろうか。
これは、給料を現金で支給していたころ、3000人いれば3000枚の給与袋に現金を入れるために、金種(1万円、5千円、千円、5百円、百円)ごとに何枚必要かを計算し、部門ごと、全社合計などを出した表だ。これで銀行に依頼して、給料日の2日前くらいに現金を用意してもらい、袋詰め作業をする。入れ間違えたら大変だということは想像に難くない。
この事務が、給与係にとっても銀行にとっても非常に大変だった。そこで給与の銀行振り込み制度ができた。本来給与は現金で支払うという法律があり、労働組合などからも抵抗もあり慎重に進められた。しかし、現金を動かさないということは、当事者にとってはあまりにも便利で、何とか実現したいということから一気に普及した。今から30数年前の話しだ。
ここから世の中がおかしくなった。
25日に現金を持って家庭に帰る父親。感謝の気持ちを込めて食事の用意をする母親。それを見つめる子供。これがなくなってしまった。
コンピュータは便利な道具だ。それだけに使いすぎてしまう。その結果がどうなるかまで考えずにやってしまう。そして取り返しのつかないことになる。これではコンピュータの奴隷だ。私はコンピュータは好きではない。でもこうやって使っているし、一生の仕事にしている。好きではないからこそ、いつも懐疑的でいられる。
矢野さんが言っていた。「身の丈に合わせた使い方」をしないと、とんでもないことになると。
給料を現金で支給するように戻したら、家族の絆が深まり、もう少し住みよい社会になることは間違いない。これからの時代、不便を楽しむくらいでないといけないと思う。

情報倫理

2007年05月30日 | 私の正論
BPIAのWeb2.0研究会が昨日あった。サイバーリテラシー研究所の矢野所長に講演していただいた。矢野さんは、サイバー空間と現実世界とがメビウスの輪のようにつながり始めたという。人は現実世界だけで生きることはできなくなり、サイバー空間を利用しながら現実の生活をすることになるという。サイバー空間とどう付き合うか、これをルールではなく倫理として確立するべきだという。賛成賛成。ぜひお手伝いしたいと思った。

きょうもいっぱい遊んでくるね!

2007年05月29日 | 子供時代の思い出
幼稚園の孫から毎日のように送られてくるFAX。この幼稚園は近くの大学の付属なので、大学構内にあり広い庭がある。庭には鶏なども放し飼いにされていて、古い大きな小屋などもある。子供たちは一日中外で、思い思いに遊んでいるらしい。孫は、女の子だが、とかげを捕まえたり、鶏を抱くこともできるという。
そういえば子供の頃「忍者ごっこ」などよくしたものだ。遊んでいるうちに現実と遊びの区別がつかないような気分になった。忍術をかけ、どろんと消える。まわりの子は、見えないふりをする。こんなことが楽しい。

売り上げが10%伸びた

2007年05月28日 | Weblog
今日、五反田のDNP(大日本印刷)に行った。ICタグ事業部だ。ショールームで見せられたのがこれ。カバンを手に取ると、センサーが働いて、そのカバンの情報をディスプレイに表示してくれる。
私も先日、池袋の東武デパートでカバンを買ったが、ちょっとした違いが分からない。最後は店員に聞くのだが、できればある程度は自分で調べて納得したい。そんな欲求を満たしてくれるシステムだ。あるデパートで採用していて売り上げが10%伸びたという。さもありなんと納得。



あなたの一日の環境負荷計算サービス(4)

2007年05月28日 | アイデアマラソン
人が一日活動して、どのくらい環境に負荷をかけたか、それを計算して教えてくれるサービス。車を利用した時間。冷暖房のある部屋にいた時間。食べ物の種類と量など、環境問題に影響の大きい項目を20くらい選び、パソコンや携帯から入力すると、今日のあなたの環境負荷指数を教えてくれるサービス。ランキングも出る。1万人中108番目でした、などと。あなたの環境負荷統計も時系列でわかるようにする。一日一回寝る前いに入力するのが癖になってしまうようなサービス。