片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

W-ZERO3によるBiz/Browserのデモを見て、すぐ買いますと言われた

2006年09月30日 | Biz/Browser
若い頃日立製作所のSEで、今、印刷会社のIT部門の責任者をされているNさん。Biz/Browseを利用して、社内の生産管理システムを稼働させている。
彼が常々語っていたことは、営業担当にモバイルPCを持たせ、接客しながら見積をしたり、受注した案件の進捗についての質問に答えたりできるようにしたい、というものだ。それがずっと頭にあった。そこで久しぶりに電話をし、アスリックスの徳原さんと出かけた。モバイル環境でサクサクと動く、営業支援システムや顧客地図検索を見て、「すぐに買います!」だった。そして来週もう一度きてくださいだった。お電話では、なかなか忙しいとのことだったが、本当に感動したらしい。
Windowsケータイが普及するという実感を持った一日だった。

23日に蒔いた’だいこん’たちが芽を出した

2006年09月29日 | 日曜百姓
23日に蒔いただいこんの種。その後4日間水をやり、2日間雨が降った。そして今朝はこんな立派な双葉になった。ほうれん草も冷暗所で芽出しをし、昨日蒔いた。この写真を撮るとき、野良猫’しずか’がついてきたので、畑をぼこぼこにしないよう抱きかかえていたら、散歩のご夫婦に思い切り笑われる。
さあ、今日も新たな一日の始まりだ。初めてお会いする人もいる、楽しみだ。

セールスフォース・ドットコムとBiz/Browser

2006年09月29日 | Biz/Browser
セールスフォース・ドットコムのフロントにBiz/Browserを持ってくると、鬼に金棒になる。
私はセールスフォース・ドットコムが日本に上陸したときからお付き合いさせていただいていたが、ようやく具体的な話になってきた。今日は、なんと総勢10名の会議。興奮した2時間だった。パソコンとWindowsケータイの両方からBiz/Browserでサクサクと、小気味よい操作性とレスポンスでセールスフォース・ドットコムにアクセスできる。GeAOPちず丸を利用して、セールスフォースに登録されている顧客の住所から地図や、行き方を表示することもできる。
セールスフォース・ドットコムの方が感嘆の声をあげていた。アメリカと日本の、それぞれ得意なところを組み合わせた感じだ。
セールスフォース・ドットコムのフロントとしてBiz/Browserが認知されれば、一気に世界に乗り出すことも、あながち夢ではない。

良い人材を確保するために企業内保育所を設置したらどうか

2006年09月28日 | 私の正論
今から15年ほど前。オレゴン州ポートランドにあるコンピュータメーカを訪問していた。会議室には日本の川の名前がつけられていた。toneとかtenryu,shinanoといった具合。
その会社で一番びっくりしたのは、企業保育園だ。社員の子供をゼロ歳児から預かる。非常にきめ細かな対応をしており、母親や父親はいつでも子供の顔を見られる。お昼は一緒に食べられる。
ところで、私の友人でそろそろ一歳になる子供を抱えている二組の夫婦を知っているが、奥さんが、それぞれ、そろそろ会社に復帰する。大問題だ。保育園は月8万円もするという。企業は、子育てには全く配慮してくれない。現実に直面して、少子化はあたりまえだと思うと、夫にあたる友人は言っていた。自分が直面してみて実感したが、そうでなければ分からないだろうという。
日本の大企業は、保育所を持つべきだ。これは経費ではない、優秀な社員を採用するための安い投資だと思う。中小企業でも、何社か集まって共同運営することも可能ではないか。
若い共働き夫婦が、二人目の子供を産めるような社会にしないといけないと思った。

電子メールべからず集

2006年09月27日 | 私の正論
昨日電子メールで大失敗をしてしまった。
ある会から退会する件で、事務局にメールを送ったつもりが、その会からのメーリングリストに対して送ってしまった。個人的なお願い事がそこに書かれており、事務局から、お叱りを受けてしまった。こういったことは電話で話すべきだった。
昔、製薬会社から頼まれて電子メールマナー集を作ったことがある。思い出して書いてみる。
1.人に読まれて困ることを書いてはいけない。
2.事実のみを伝える。
3.叱る、ほめるもだめ。会って伝える。
4.挨拶は最初の一行で。
5.10行以内で書く。
6.一つのメールに二つの案件を書いてはいけない。
7.今日中に伝えなければならないことは、追って電話する。
8.商取引は、契約行為なので、上司にCcする。
9.判断を仰ぐときは、原則Toはひとり。
こういったことが守れないと、トラブルになる。自戒を込めて。

感謝しつつ仕事を愉しむ

2006年09月26日 | 私の正論
その人はカーディーラーで車を販売していた。
そこで、パソコンと出合った。EXCELを知って、自分の仕事が、ちょっとした工夫でものすごく楽になった経験をした。また、サポートエンジニアが来て環境を整えてくれたら、またまた凄いことができるようになった。
そんな経験から、コンピュータの世界に興味を持ち、マイクロソフトの資格や、シスコの資格を取り、IT業界への転職を夢見た。そして、今はあるIT企業に入り、仕事は日立関連の会社の仕事をしているという。
人材派遣で働くエンジニアの中には、こういった体験の方が多い。初めはユーザとしての感動体験。そしてチャレンジ、転職、自分が体験した喜びの環境を提供する仕事に就く。
こういう人は強い。目がユーザに向いているから、社内のことには無頓着。業績が良かろうが悪かろうが、上司がだれであろうが、あまり関心はない。自分が体験した感動体験をお客様に提供できることで満足している。
久々に思った。いろんな人がいて組織は成り立つ。自分が仕事ができるのは、周りの方々のお陰。そう考えると、上司も部下も同僚も、スタッフ部門の人も、みんな自分の大切なお客様。感謝の気持ちを持って働きたいものだ。

さくらちゃんを救う会への募金

2006年09月25日 | こころ
私が日頃お世話になっている秋田のKさんから、息子さんからのメールだということで転送されてきました。私のブログの読者にもお知らせしたくてご案内します。
募金サイトにも入って確認しました。
以下頂戴したメールです。-------------------------------------------

片貝さん

 仕事とは別のことですが、愚息がこのような願いを持っております。
御協力を御願いするため、彼のメールを転送しますので、御覧頂ければ
幸いです。


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On Sat, 23 Sep 2006 02:33:19 +0000

>  父さん、突然ですが頼みたいことがあります。単刀直入に話しますが、
実はテレビを見ていたら4歳の女の子さくらちゃんという子が重い心臓病で、
心臓移植の手術が必要だそうです。
>  ところが日本では15歳未満の子は心臓移植の手術を受けられないため、
アメリカで治療するしかないそうです。その治療代が1億3千万かかると言うのですが、
ホームページを見たらまだ200万しか集まってないそうです。
>  僕も友達などに協力を呼びかけますが、経済力のない僕や同期では微々たる額しか
出せないため、ぜひ父さんの知り合いの方々などにもご協力をお願いしたいのです。
ホームページと、募金の振込先を書いておきますので、ぜひ多くの方に協力を呼びかけてください。
>  ホームページ http://www.sakurahelp.com
> 募金の振込先①三井住友銀行吉祥寺支店普通口座718ー6752
>          ②みずほ銀行吉祥寺支店普通口座112-1503
>          ③三菱東京UFJ銀行吉祥寺支店253-1715
>          ④郵便局振替口座00140-0-446479
>  口座名はいずれも「さくらちゃんを救う会」です。
>  いつか父さんは僕に教えてくれましたよね。「一人ひとりの力は小さくはない。
なにかやろうと決意した時点で大きな力になるのだ」って。僕も微々たる額ですが
寄付をします。だから人命救助のためにここは一つお願いします。
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寺垣スピーカーで古今亭志ん朝を聴く

2006年09月24日 | 感動したこと
寺垣スピーカーのミニチュア版(今のミネハハスピーカー)を、3年位前に寺垣さんから分けていただいた。これで、石井さんから借りた古今亭志ん朝の落語を聴いてみた。あの早口で軽妙な語り口が、物質波スピーカーで、そのまま蘇る感じだ。非常にクリアな音なので、こまかい雰囲気まで感じ取れる。「声に出して読みたい日本語」付属のCDも聴いてみた。これもとてもいい。
寺垣さんのお人柄のように、寺垣スピーカは、人の声(気持ち)をそのまま伝える力があるように思える。今度行くときこのCDを持参し、本物の寺垣スピーカーで聞かせてもらおう。
石井さんとは、元旭硝子の社員で、今ITコンサルタントをされている方、30年前の旭硝子の総合オンラインシステムを作るとき、お客様側だった方だ。あれからずっとお付き合いしている。

畑が一変しました!(これまで)

2006年09月23日 | 日曜百姓
今日は朝から畑仕事。トマト、ゴーヤ、かぼちゃ、冬瓜、ピーマンなどをきれいさっぱり片付けて、苦土石灰、牛ふん、堆肥をたっぷりまいて、スコップで畑を耕すと同時に肥料とよくかき混ぜる。そして、鍬でさくを切り、種を蒔き、水をやった。お昼も食べずに5時間。ふう、疲れた。ほんとうは石灰をやってから一週間置けといわれているが、手抜きしている。人間なら言いくるめるところだが、植物への手抜きは、必ず結果に素直に影響する。またやってしまったのだが。
蒔いた種は、おろし大根、ふつうの大根、葉大根、聖護院大根、アブラナ、水菜、からし菜、春菊、人参。ブロッコリーは60円の苗4本買って植えた。ほうれんそうは水に浸けて芽出しをしてから、エンドウはあと一ヶ月先。写真に写っているねぎは、やわらかいと評判だが、いまあるのが終わったら、おしまいで、また来年苗を植えるつもり。
冬の菜っ葉類は、蝶や虫がいないので、ずぼらな私でもなんとか食べられるようになる。
(写真の真ん中に、野良猫’しずか’が写ってました。私が畑にいる間、5時間私と一緒に畑で遊んでいました。)

植物の気持ちがわかる人

2006年09月22日 | こころ
先日自宅のパソコンのOSの再インストールに来てくれた友人にはびっくりした。我が家のブルーベリーを見て語り始めた。
ちょっと元気ないですね。土を調べたほうがいい、ブルーベリーは酸性を好みますから。本来なら2メールくらいになっていてもおかしくない木です。土も入れ替えましょう。剪定もしたほうがいい。今年実がなった枝は疲れて枯れます。それは切って、内側に伸びてきた枝も切る、他の枝葉が太陽を受けにくくなるから。この枝は元から切ったほうがいい、となりに素性のいい若芽が伸びている、こちらを伸ばしましょう。といった具合。
確かに自分が木になったつもりで考えれば、どうしらたいいか分かる気がする。仕事もそうだ。常に相手の立場で考える。これができたらどんなに素晴らしいだろうと思う。そういえばWeb進化論で梅田望夫さんが書いていたが、ブログを始めて、自分が成長したという。こんな文章を書きながら、私も自分を見つめなおしている気がする。
畑の収穫もそろそろ終わり。週末は彼岸だが、秋蒔きの種は彼岸までに蒔かないとうまく生育しないという。今の畑を片付けて、秋蒔きの準備をしよう。

9月17日の「大組織に生きる意味」について、感動的なメールをいただいた

2006年09月22日 | Biz/Browser
その方は、その業界で日本を代表する企業の社員で、将来を嘱望されている若手管理職の方。業界は、非常に競争の厳しいところだ。今の仕事は下請の中小企業の社長と膝詰めで話すことが多く、大企業の、優秀なスタッフで組織的にがっちり分業された中に住んでいる自分には考えられないようなことも多いという。今回の異動で、外と接して初めて分かったが、社長が何から何まで自分で決め、社員に指示しなければならないような下請の会社に支えられて自分たちが存在できていることは確かだ。今の仕事に就くまでは、そういう現実が分からなかったという。いかに自分が甘かった自覚されたのだと思う。
そして、下請の目から自社を見ると、むしろ自社の社員こそしっかりしなければダメだと思えてきたという。下請の会社のために自分たちができることはたくさんあるし、それによって自社が強くなると分かったという。
とても厳しい業界だが、この組織に留まり、内部から変革し、下請会社のため、社員のため、そして社会のために奉仕する覚悟ですといった内容だった。
大組織にいると、自分が仕事をしているのか胸に着けたバッチが仕事をしているのか分からなくなる。バッチがなくて自分は仕事ができるのだろうか?と、なるべく若いうちに一度は考えて欲しい。
「胸に会社のバッチを着け、心に’自分’というバッチを着けて行動する」
それができたら素晴らしい。
私のつたない記事が、何かのお役に立ったとしたら大変ありがたいことです。感謝します。

ユーザにはユーザ事例が一番参考になります

2006年09月21日 | Biz/Browser
東京海上日動がBiz/Browserの採用を決めるとき、実は密かに確認した先があります。それは東京ガスの情報システム子会社ティージーアイネットです。ティージーアイネットは、バージョン1とか2とかの段階から使っていただきました。この頃はアクシスソフトがティージーアイネットからWebの開発の仕事を受けるにあたって、自社開発のBiz/BrowserやBiz/PrintServerを利用して共同でSIをやっていました。まだバグもたくさんあったりDesignerもデバッグができなかったりしましたが、出来上がったシステムは何の問題もなくサクサクと稼働していました。その状況を確認しに行かれたのです。
ヤマト運輸は、東京海上が採用しなかったら、採用を見送ったということです。また、ある会社は、ヤマト運輸に伺って確認しました。その会社も、NTTコムウェアに採用結果を教えました。
こうやってユーザからユーザへ信頼の輪が繋がっていきます。もちろん問題もありました。しかし、アクシスソフトの開発部隊も含めた技術サポート部隊が必死に支え、結果として成功したというケースもあります。結果として、みなさんよい評価をしてくださり、今に繋がっています。
誠実に仕事をすることが一番大事だということが、身にしみてわかります。

日経コンピュータの太平洋セメント事例

2006年09月20日 | Biz/Browser
<日経コンピュータ2006年9月18日号の記事から>
太平洋セメントでは、2003年にFlexやXcuteなどと比較検討したうえ、Biz/Browserの採用をきめた。そして開発標準(ICTスタンダード)を定め、今後の新規開発はBiz/Browserを利用した3階層システムで開発することとした。これまでに、外注管理、購買管理、品質管理、設備管理、生産実績管理、グループ標準会計の各システムに適用してきた。既存システムは、全国の8支店10工場に分散されたサーバで、言語もまちまちに開発されていたが、それをすべて撤廃して、本社に集約した。操作性やレスポンスも従来のC/Sシステムと変らず。あるシステムなど、VBで起動に450秒かかっていたものが5秒になったものもあるという。
サーバコスト、管理の人件費、ライセンス料、保守料などがゼロになり、大幅なコストダウンが図れると共に、クライアントソフトの保守も、サーバで一元管理できるので大幅に下がったという。ホストコンピュータやJavaアプレットを使ったシステムなども順次Biz/Browserに切り替えていくという