片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

今年の確定申告用の「e-TAX」はものすごく使いにくいらしい

2015年01月28日 | Biz/Browser
友人の木村修三さんが、FBでこのようにつぶやいている。

「今年のe-TAXはとんでもなく厄介だ。昨年の設定では全く使えない。Chromeも使えない。データの入力まではChromeでもできるが、送信ができない。CNationaltax01と言うアドインが入らないためだ。また、JavaもIEで動作する必要がある。IEのセキュリティの設定も幾つか変更が必要になる。ヘルプ窓口は親切だったが1時間以上も電話をつなぎ続けるのはしんどかった。送信だけで3時間くらいかかってやっと完了した。セキュリティを厳しくしたとのことだが、困ったものだ」

私はe-TAXにBiz/Browserが使えたら、何百万人の人が助かるのにと思うのだが。。。
アプローチできないのがなんとも歯がゆい。








「が」って何? さざんがく?

2015年01月26日 | Weblog
中国人の友人、奥さんと子供を日本に連れてきて、9月から日本の小学校に入れたのはいいが、宿題に頭を抱えてる。

お父さん。私に掛け算で「が」って何ですか?と聞く。
私「え?」

3 X 3 = 9

さざんがく

にしがはち

でも にごじゅう


「が」は X ではなくで = のことです。
3かける3が9ですという意味の「が」

2かける5の場合は「が」は付けません。
にごがじゅうとは言わない。

鉛筆10本の束の絵が3つあって、そこに「が」って書いてあったのだけれど、この「が」は?

これは10本のえんぴつの束「が」のがですね。

他に、授業参観日、連絡帳、通信簿。日本人にはごくあたりまえのことが、だれも説明してくれないので、穴のあくほど眺めて、ものすごく考えてしまうという。
ビジネスなら1から説明するからわかるけど、学校生活のことは暗黙の了解がほとんどなので、外国人には最初さっぱりわからないという。


今日はすごい発見をした気分。




グーグルグラスの個人向け市場への販売停止の決断は、企業倫理としての決断だと感服した

2015年01月26日 | 22世紀を目指して
グーグルのこの決断はすばらしいと思う。

経営陣は悩みに悩み抜いたことだろう。
しかし素晴らしい決断をしたと思う。

企業は、社会のために存在する。
グーグルは、そのことを一番良く知っている会社かも知れない。

ところでこれからは何がブームになるかというと、ジェスチャーだという人がいる。

ジェスチャーでインターネットとモノが繋がるIoT(Internet of Things)の時代が
来るという。



一目て見るICTの歴史

2015年01月25日 | Weblog
1946年ENIACが生まれてから69年。

これがコンピュータの歴史だ。

1946年は昭和21年。
日本の敗戦で第二次世界大戦が終わり、世界に平和が訪れた年だ。
私が生まれた年でもある。

私が初めて電子計算機の仕事に付いたのがENIACが誕生してから18年後の1964年。
この年表を見ていると、その時々の出来事が走馬灯のように思い出される。

一番面白かったのが1980年代のパソコンの時代だ。
ちょうと日本の戦国時代のように群雄割拠、だれもが好き勝手にコンピュータに取り組んでいた。
その時代のことを、忘れないうちに書いておこうと思ってこの本を書いた。

「パソコン驚異の10年史」

今は2015年。
これからICTの歴史はどうなって行くだろうか。

Network is computer.

これが私が1995年から言い続けている言葉だ。
今の言葉ならクラウドだろう。
巨大なサイバー空間にコンセントをつなぐだけで世界が手元に引き寄せられる。

世界は広い、さまざまな思想、生き方がある。
しかし、それを手元に引き寄せて、つぶさに見たりコミュニケーションをはかったりすることにより、理解することができるはずだ。

インターネットは世界を平和にするための道具だ。
それ以外の目的を私は知らない。

多くの人に、世界を平和にするためのアプリを開発して欲しい。
これが私の最大の望みだ。








次世代のCIOに求められるもの

2015年01月23日 | Weblog
システムイニシアティブ協会の月例会です。

参加して成長しましょう。

講師のことば

21世紀ではビジネスがグローバル化する勢いはさらに加速され、より複雑化してゆくように思えてなりません。ITに対しては、世界標準のインフラとソフトウェア、効率性の高いプロジェクト管理は常に最優先課題です。

次世代のCIOに求められるスキルは刻々と変化していて、「M&A」「PMO」「多国籍チーム・マネジメント」「英語コミュニケーション」「交渉力」「デザイン・センス(ランドスケープ、レポート)」等に既に移行しました。

今回は、ビジネス・ITの外にある現実の世界(今回はスポーツの分野)での状況を加味して、総合的に検証し、今後の人材育成に役立てばと思い今回はお話させて頂く機会をいただきました。

塚本 裕昭氏(マイラン製薬株式会社 インフォメーション・テクノロジー部 部長)

古典的でこれ以上ないシンプルなシステム開発手法のセミナー

2015年01月23日 | Weblog
ユニケージ開発手法のセミナーがあります。
この手法は、1940年代の、まだデータベースの概念がなかった頃の開発手法によく似ています。
しかし、ハードウェアの進歩が凄まじく、この原理的ですっきりした手法の方が安く早く柔軟にシステムが作れることが実証されてます。
MITとハーバード大学が注目しているユニケージ開発手法のエッセンスがこのセミナーで得られると思います。

こちらです。

実はBiz/Browserをフロントに使って、サーバ側はユニケージ開発手法だけで超大規模システムを構築中です。



天はあらゆる人を同一に愛する。 西郷隆盛

2015年01月23日 | 感動したこと
「天はあらゆる人を同一に愛する。故に我々も、自分を愛するように人を愛さなければならない」

西郷のこの言葉は、「律法」と預言者の思想の集約であります。いったい西郷がそのような壮大な教えをどこから得たのか知りたいと思う読者がいるかもしれません。

「天」には真心を込めて接しなければならず、さもなければ、その道について知ることはできません。西郷は人間の知恵を嫌い、すべての知恵は、人の心と志の誠によって得られると見ました。心が清く志が高ければ、たとえ議場でも戦場でも、必要に応じて道は手近に得られるのです。常に策動をはかるものは、危機が迫るとき無策です。


「誠の世界は密室である。その中で強い人は、どこにあっても強い」

不誠実とその肥大児である利己心は、人生の失敗の大きな理由であります。西郷は語ります。

人の成功は自分に克つにあり、失敗は自分を愛するにある。八分どおり成功していながら、残り二分のところで失敗する人が多いのはなぜか。それは、成功がみえるとともに自己愛が生じ、つつしみが消え、楽を望み、仕事を厭うから失敗するのである

それゆえ私どもは、命懸けで人生のあらゆる危機に臨まなければなりません。西郷は責任のある地位につき、なにかの行動を申し出るときには「我が命を捧げる」ということを何度も語りました。完全な自己否定が西郷の勇気の秘密であったことは、次の注目すべき言葉から明らかです。

「命も要らず、名も要らず、地位も要らず、金も要らず、という人こそもっとも扱いにくい人である。だが、このような人こそ、人生の困難を共にすることができる人物である。またこのような人こそ、国家に偉大な貢献をすることのできる人物である」

「天」と、その法と、その機会とを信じた西郷は、また自己をも信じる人でありました。「天」を信じることは、常に自己自身を信じることをも意味するからです。


内村鑑三著 鈴木範久訳 岩波文庫 代表的日本人 より








Biz/Browserがなぜ1400社近くのユーザに支持されているか

2015年01月23日 | Biz/Browser
安くて良いものは多くの人に支持される。
高くて良いものは少数の人に愛される。

Biz/Browserはどちらかなと考えてみた。
確かに有料たが、導入したユーザのほとんどが何年も何年も使い続けてくださる。その理由は、Biz/Browserより安くて好いものが出てこないから、買い換える理由がない、というのが本音だろうと思い至った。

Biz/Browserの安さの秘密は、運用に入ってからにある。
初期コストはかかるが、運用コストがこれまでより格段に安くなったという報告をたくさんユーザからいただく。

アプリケーションの手直しは、サーバ側とクライアント側で独立してしているのでとても楽だ。
OSやブラウザのバージョンアップがあってもBiz/Browserがほとんど吸収してくれるので余計な手間やコストがかからない。
ユーザから操作についてほとんど不満が出ない。
ハンディ端末やタブレットやスマホにも対応してくれるので、ひとつの言語・アプリで原則どれでも動くので社員で悠々とメンテナンスができる。

これが安さの秘密だ。

安くて好い物は、口コミで売れる。ユーザが支持してくれるからだ。
メーカが気にしなければならないのは、ユーザの意見だけだ。
それさえ気にしていれば着実にシェアは伸びる。
ドラッカーが言うように、営業しなくても売れる製品を作るべきだ。
Biz/Browserはそれに近い。
ただ、世の中で相変わらず知名度が低いのは問題だ。
これはマーケティングの責任だ。
もっともっとBiz/Browserの効果をたくさんのIT部門や経営者の方に知っていただく必要がある。

Biz/Browserの営業に課せられた役割は、ユーザの声を開発部門に伝え、ユーザの満足度を上げることだ。
オープンストリームの営業部隊はそれを徹底的にやっている気がする。
それができる背景は、製品に絶対的な自信があるからだ。

Biz/Browserってなにというかたのために、三菱重工の生産現場での利用について紹介しておく。








Japan as NO.1 から 心豊かに生きる時代へ ~阪神淡路大震災から20年~

2015年01月18日 | 22世紀を目指して
私が社会に出た50年ほど前のことを思い出している。
社会が熱病に浮かされたかのようだった。
戦後の復興から高度成長へと快進撃を続ける日本に、誰もが酔っていた。
学生運動も激しかったが、そんなことは、ダイナミックな経済活動の中ではほとんど無視された。
騒いでいるのはマスコミだけという雰囲気だった。

私は、勤めていた電機メーカーの労働組合の機関紙に寄稿したことがある。
「今は正論を吐ける時代ではない。羊の群れのように羊飼いに従って盲目的にみんな突っ走るのみだが、これでいいのか」と。

日本は、世界からはエコノミックアニマルと恐れられた。
安くて良い日本製品を売り浴びせて、その国の産業をガタガタにしても、勲章くらいにしか思わなかった。

そんな時代が長く長く続いた。

しかし1990年代に入って日本経済は空回りを始めた。
それでも気分は「歯を食いしばって頑張る」だった。


しかし阪神淡路大震災で、そんな気分に冷水をぶっかけられた。
いい加減に目を覚ませという警鐘のようだった。
そして東日本大震災と福島原発事故、これで日本人のベクトルの方向が変わった。

GDPを追い求めない国になろう。
慎ましく暮らそう。
本物を提供する国になろう。
物質的な豊かさより、家族の絆や近隣の人達との絆を大事にしよう。
ふるさとを大事にしよう。
世界の平和のために働こう。

日本は、そんな国になろうとしているかのようだ
正論、あるべき論を語っても、人が聞いてくれる時代にようやくなってきた。


しかし、過去が間違っていたのではない。
過去があったからこそ、そういう社会を目指そうと考えられるようになったのだ。

1868年の明治維新から147年。
ようやく日本人が自立しようとしている。

これからの日本がとても楽しみだ。
ワクワクする。

元東京海上日動の田中さんとNCDの苅辺さんと懇親会

2015年01月14日 | Biz/Browser
久しぶりに田中さんとお会いした。
田中さんは東京海上時代にBiz/Browserを採用してくださったかた。
もう15年前になる。
ひょんなことから3人で懇親会をすることになった。
苅辺さんはBiz/Browserを高く評価してくださっている。

田中さんが、そんな苅辺さんに、とっておきの話をしてあげようということになった。
こんな話した。

2001年の2月、代理店システムにBiz/Browserの採用が決まったので、田中さんと私と多摩センターでお祝いに飲もうということになった。
いろんな話を楽しくしているうちに田中さんが、片貝という人をもうひとり知っていると言い出した。片貝さんという方が書いた本にとても感銘を受けたのだという。その本の名前は日経文庫の「パソコン活用の手引」だという。
その本の最初に、計算の苦手な銀行員の話が出てくるが、その人が表計算ソフトを覚えて、水を得た魚のように生き生きと仕事ができるようになったという話が載っていた。その人と自分がすっかりダブってしまったのだという。しかも、表計算ソフトは単なる集計に使うことよりもシミュレーションをするのに使うべきだと書いてあって、それが自分が常々思っていることとドンピシャだたのですよ、という。

私が、その本を書いた片貝というのは私です、と言ったので、田中さんはびっくり仰天。
家に帰って書棚をみたら、著者に「片貝孝夫」と書いてあったという話。

田中さんと私の間のエピソード。
それ以来15年お付き合いをしている。

単なる自慢話ですが、東京海上が15年前に採用したBiz/Browserの価値は、今でも変わっていません。むしろマルチプラットフォームになったために高まっています。




カラダで覚えるビジネス英会話。1月27日受講料500円

2015年01月10日 | Weblog
BPIA第84回目からウロコの新・ビジネスモデル研究会です。

今回は体で覚える体育会系の英会話です。
ビジネスがグローバル化している今、否応でも英語を話さねばならない運命になってしまった方もいらっしゃると思います。
いかがでしょうか。

ご紹介とお申し込みはこちらへ。