片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

韓国電子政府の最新事情紹介セミナー(無料)です!

2010年07月30日 | 22世紀を目指して
ソウル市江南区。
朝の9時半というのに役所窓口に来る人はいない。それから暫く30分く
らいだろうか、窓口の様子を見ていた。自動交付機には数人利用者がい
たが、窓口には人は行かず、窓口業務は発生していなかった。50万都市
でこれである。

韓国は行政制度を日本から輸入したので、行政の仕組みはほとんど変わ
らないという。しかし、電子申請は自宅からあたりまえ、という韓国と
そうでない日本。

また、韓国の場合、自動化=0円ベースという考え方があるという。
「自動化すると利用コストが割り引かれていく」という日本のインセン
ティブ的な感覚とは、自動化に対する考え方も大きく異なる。

つまり韓国では、自宅で電子申請すれば人件費も紙代もかからないので
タダ。自動交付機は人件費がいらないから30円、窓口だとさらに人の手
を煩わすから60円といった具合だ。

韓国は今年、電子政府法が制定され10年目。
世界一便利と評される韓国電子政府の開発ストーリーと、まもなく始動
する電子文書管理サービスについて実例をあげながらご紹介します。

---------------------------<記>-------------------------------

■日時: 2010年8月31日(火)16:00~18:00

■場所: 株式会社アーク情報システム(市ヶ谷)
     AKビル2階「大会議室」
     住所:千代田区五番町6-1
地図(本社ビル隣です。JR市ヶ谷駅から日テレ方向に徒歩3分程度)



■講師: Union & EC,Inc (http://www.unionnec.co.kr/)
東京支社長 李東源 (Tou-Gen, Lee)氏

■ナビゲータ:
 片貝孝夫 片貝システム研究所代表
 岩佐 豊 ワイ・エス・マネジメント代表取締役社長

■共催: ビジネスプロセス革新協議会(BPIA)
     IT Media エグゼクティブ

■定員: 40名。

お申込み先はこちら


※後日受領メールをお送りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【配信元】
ビジネスプロセス革新協議会事務局(ハートウェア21内)
Business Process Innovation Association (BPIA)

「もしドラ」効果

2010年07月30日 | 私の正論
岩崎夏海さんの「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」が100万部を突破したという。
発売して10ヶ月もたたないうちに100万部だからほんとうにすごい。
ドラッカー学会もこの半年で一気に200名の会員が増えたそうだ。
これまで400人だったのが600人になったという。
この勢いは当分止まらないのではないかという。
しかも若い人が増えているという。

「もしドラ」では、同じ野球をやっていても、みんな目的が違っているということが書かれている。会社でも同じではないだろうか。なんのためにこの会社で働いているのか、その思いをぶつけ合って、それぞれにとっての会社生活をまっとうできるようにマネジメントできればみんなハッピーになれると「もしドラ」は教えている。
会社に限らない、組織はみんなそうだ。

みんなが相手のことを考えて行動するようになれば日本は変わる。
「もしドラ」効果がどんな形で現れてくるか、とても楽しみだ。

お宝画像があります。

カザルスホールファイナルコンサート

2010年07月29日 | チェロ奮戦記
明日への旋律

ヴァイオリン大谷康子
チェロ黄原亮司
ピアノ青柳晋
パイプオルガン新山恵理

ほんとうに今日でこのホールともお別れです。。。

いよいよ開演です。

。。。。。。。。。。

終演後お誘いした丸山さんからこんな感動メールが来ました。
了解を得て転載します。

片貝さま
       丸山です。

 29日のコンサートは,すばらしいものでしたね。

 これだけすばらしいコンサートは,そんなにないと思います。

 演奏も,選曲もうまくいったと思います。

 最初に,黄原先生たちが入ってきたとき,
  昨年のように,床がぎしぎし言わないのに気づきました。

 もしかしたら,黄原先生は,
  床のぎしぎしが去年は気になっていたのではないかと
  そんな気もしていました。

 今年は,最初から,黄原先生も乗っていました。

 あの床をちゃんと直したのだと思ったら,感動しました。
 もう閉鎖の決まっていた昨年のコンサートのあとに,
  床を直していますから,あのホールを愛しているのだと思いました。

 そのことに感動しました。

 それから,パイプオルガンの,あの音に感動しました。
 すばらしい響きです。

 オルガン演奏も,すばらしいものでした。
 何とそっけない弾き方をするのかと,出だしで感じましたが,
  そうではないのですね。
 次の瞬間に,響かせかたまで,ちゃんと計算しているのが,
  よくわかりました。

 あの音響の中にいることの幸せは,何と表現すべきでしょう。
 パイプオルガンがすばらしかったのかもしれません。
 しかし,あの演奏は,ただならぬものでした。

 CDでは,味わえない音でした。
 寺垣先生のところで,パイプオルガンを聴いてみたくなりました。

 胸がいっぱいで,言葉になりませんでした。
 とにかくすばらしくて,本当によかったです。最高でした。

 チケットを入手いただいたことに,改めて感謝します。

 カザルスホールがなくならないことを,心から願っています。
 あのホールでまた演奏がききたいです。

 この日のことは,ずっと記憶していると思います。

 ありがとうございました。。。。。ここまで。


講演の入り口でカザルスホールを守る会がチラシを配ってました。
年間1万円くらいの維持会員を募って支援したらいいのではと思いました。
とりあえず署名活動ですね。








起業家・企業家が肝に銘ずるべき基本原則

2010年07月28日 | 感動したこと
BPIAの目からウロコの新ビジネスモデル研究会で越純一郎氏に講演していただいた。

越さんは言う、
「トヨタもホンダもソニーも、始めは資金も技術もなかった。あったのは志と経営力だ。」

企業にとって最も大切なものは企業理念だ。
越さんか本田宗一郎の「三つの喜び」をうたいあげる。

経営者が心得ておかねばならない普遍的フレームワークとして3つ挙げる。
1.短期の変化(市場)、長期の変化(時代)、変わらないもの(本質)
2.歴史が教える真実・原則
3.人間の本性、本質的な属性・特徴

2時間の講演に参加者一同全身耳にして一言も聞き漏らすまいとしていた。
私も鳥肌が立った。

終わってから有志10名くらいで越さんを囲んで懇親会。
これまで31回やって、最も価値のある講演だったのではないかとの声が上がった。




やる気はお金では買えない

2010年07月27日 | 私の正論
ダニエル・ピンクのインタビュー記事が、今日の日経ビジネスオンラインに出てます。

「寸暇を惜しんで仕事をする」とはどんな状態か?
それは、自分のためではなく、自分作ったものを使ってくれている人を想像できるから、もう少しもう少しと仕事をしてしまうのではないだろうか。

友人の栗田さんが、明日本番というシステムテストの真っ最中に、画面操作性で不自然な部分に気付き、ユーザの責任者に申告してプログラム修正し再テストをした。その話を聞いたとき、私は「ああこの人は本物だ」と思った。

芸術家は、自らの目指すところに一歩でも近づこうと寸暇を惜しんで努力する。
ITエンジニアは、構築したシステムを使うユーザの嬉々とした顔の実現のために、寸暇を惜しんで努力する。

自分のために頑張るのが芸術家、人のためだったら頑張れるのがビジネスマン。
人のために頑張って、おおいなる達成感を得ましょう。ご同輩。



アヴェ・ヴェルム・コルプス

2010年07月26日 | チェロ奮戦記
孫の鈴木メソードピアノ教室の発表会。
生沼先生が「おじいさまにも出ていただきなさいよ」ということで出演。
孫はオクターブが届かないので、左手を母親に頼んで、親子3代。
これはちょっとないかも。
曲目はモーツアルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。

録音するとき、外付けマイクのスイッチを入れ忘れて無音です(汗)。
ということで公開に踏み切りました。

先週以来悪かった体調をなんとか整えて、なんとか間に合いました。

あっ
音はこちらでお楽しみください。

名取孝浩さんが我が家にやってきたのです

2010年07月24日 | 感動したこと
我が家にはなぜかチェンバロが置いてあります。
置いてあるというのは、我が家のものではないということですが。
チェンバロの製作者は久保田彰さん。
弾くのは自由ということで、たまたま保管してあげているだけですが。あっ私は全く弾けません。誤解なきよう願います。

そのチェンバロを、明日25日の孫娘が習っているピアノの発表会で使うため、急遽持ち込むことになったとか。
ということで調律師の名取孝浩さんという方が、チェンバロを取りに来るからと娘から言われて待っていたら、夕方いらっしゃった。
まだ時差ぼけが取れなくて、とぼやいている。そういえば娘が、ドイツに行って帰ってきばかりだと言っていた。
すかさず「何しに行ってたのですか?」と素人質問。
「仕事です、調律の仕事です。」
「ドイツ人からご指名ですか?」
「そうなんです。」
「調律の仕事も大変なんでしょう?」と素人質問。
「そうですよ、景気が悪くなると真っ先に減る仕事です。だいたい経済的に余裕がなければピアノも持てないし、苦しくなれば調理の間隔も空きます。でもそんなの当たり前です。仕事が減ったなどとぼやくのはおかしいのです。大変だけれども工夫してやっていくという努力を怠ってはいけません。」
「素晴らしいです、、、。」
「ピアノの博物館も持ってますから今度来て下さい。ステラタウンの近くですから。」

あとで調べたら名取さんはこんな人だった。
凄すぎますね。
そう言えば、チェンバロを運ぶのに持ってきたカバーは、「モーツアルトのを持ってきました」と言ってた。ピアノ博物館のモーツアルトが愛用したというピアノ(レプリカ)の運搬用カバーだ!。サイズはぴったりだった。

名取さんは若い頃ドイツに住んで調律を学びマイスターの資格を持っているのだそうです。
ドイツの出張調律も、家々を回って行くのですが、そこで泊めてもらって次の家へ行くというふうに、とてもドイツ人から慕われている方のようです。
ミュンヘン直行便ができたので助かっていると言ってました。

名取典子さんは兄弟だそうです。


さいたま市北区もたいしたものです!!

しかし何も知らずに、調律師がトラックでチェンバロを運びに来ただけだと思っていたので、話を聞いてビックリ仰天でした。
娘から多少聞いていたからよかったものの、、、しかし根掘り葉掘り聞いて得しました。

体調悪かったのに元気になりました。