片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

日本人の心を形にした生産管理ERPに出会った

2013年09月30日 | おもしろソフト
AMMICという生産管理・原価計算に強いERPをご存じだろうか。

先日社長の田北さんにお話を伺った。
志は大きい。

「世界中の製造業の、さらなる業務効率化のためのベストソリューションを提供し続け、社会を豊かにする」だ。

AMMICは、ユーザ自身で手直しできる部分がある。
つまり機能に関係ない操作性や個人の嗜好に属するような部分は、ユーザ自身で変えられるようになっているという。
詳しく製品説明を聞くことはできなかったが、パートナーの話によると、いろんな製造業向けERPを扱ってきたが、AMMICが一番いいという。

ご紹介まで。



北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのお母さんを囲む会があります

2013年09月30日 | 22世紀を目指して
1977年、新潟で横田めぐみさんが行方不明になってから間もなく36年だそうです。
お母様の横田早苗さんを囲んで励ます会が開催されます。

場所:お茶の水クリスチャン・センター
日時:10月17日(木)午後1:30-3:30

私のチェロの先生の黄原亮司さんが、励ましのチェロを演奏されます。

ご都合のつくかた、どうぞ行ってあげてください。

詳細はこちらです。

「日本でいちばん大切にしたい会社」に登場する会社のWebサイト一覧

2013年09月29日 | Weblog
週末に本一冊読もうと始めて、今回2冊目。
以前読んだ「日本でいちばん大切にしたい会社」をもう一度読んだ。
突然声を上げて泣きたくなるようなところがあるから人前では読みたくない本だ。

日本理化学工業株式会社


伊那食品工業株式会社


株式会社柳月


杉山フルーツ














トレーサビリディーとは何か姿勢を正された

2013年09月27日 | Weblog
食品工場で定年まで勤め上げた生産管理エンジニアの講演第一声が、トレーサビリディーって何だと思います?という問いかけだった。


いくらデータを取ったってだめなんです。食材の取り違えとか計量ミスとか違った包装材に詰めてしまったとか、故意にミスをするとか、そういったことを如何に未然に防ぐか、これのためにトレーサビリディーはあるのだと言う。
ただデータを集めて質問に的確に答えても会社が潰れたのでは意味がない。
会社が気にくわなければ故意もある。一番大事なことは、実際に仕事をしているパートさんの発言に耳を傾けることだな。

御意!


業務パッケージビジネスの勝ち残り術は、ユーザニーズをすべて取り込むこと

2013年09月26日 | Weblog
第69回 BPIA 目からウロコの新・ビジネスモデル研究会

業務パッケージビジネスの勝ち残り術
株式会社グッドフェローズ 代表取締役 磯部昌美

1990年12月13日にオープンした新幹線の駅直結のスキー場、ガーラ湯沢に最新鋭のチケットシステムが導入された。
これまでグローブを外して回数券を渡して鋏を入れてもらったのが、ゴムバンドで腕にはめたバーコードを読み取るだけで、予め預託しておいた金額から自動的に引き落とされる仕組みだ。レストランでの食事もみな同じ仕組みでできている。
そのシステムは汎用機のACOSとミニコン、N5200という端末で構成されていた。
開発費20億円ランニングコスト年4億円というシステムだ。

ところがそのシステムは3月末のシーズン終了とのともに廃棄された。
親会社はJR東日本だが、社長が更迭され後任社長の鶴の一声で決まった。
費用対効果を無視したシステムなど存在価値がないことを、開発の陣頭指揮をとっていた磯部さんは悟った。
売り上げ規模を想定して、それに見合ったシステムでないと、事業そのものが破たんしてしまうのだ。


そこでの貴重な体験を元に、その後磯部さんはグッドフェローズに移り、中堅規模スキー場という餌場にターゲットを絞ってチケット販売システムを提案していった。やったこともなスキーを30歳から始め、土日は毎週スキー、平日も営業でスキー場という日々が続いた。
そして、いくつかの案件を受注していくうちに磯田さんの中にスキー場運営のノウハウどんどん溜まっていった。

パッケージ開発にあたっての要件はこちら。




しかしスキーの人気は急激に落ち、止む無く似たようなビジネスモデルへの横展開を考えた。

だいたい発券システムを必要としている顧客は、新規に事業を始めるところが多い。
磯部さんは、ほとんど事業コンサルタントのようになっていった。
システム要件も、実にさまざまでバラエティーに富んでいる。
磯部さんは、そんな機能はいらないのではないかと思っても、そうは言わないで何でも取り入れていった。
そうすることで、何年か経つと、顧客の要求していることのほとんどすべての機能を持つようになっていった。顧客はその中から必要な機能を選んで使えばいいという感じになってきた。
顧客がRFPをまとめきれないことがあると、顧客に成り代わってRFPを作ってあげることもある。当然そうなれば、自社が受注する確率が格段に高くなる。

グッドフェローズには営業のコツがある。予算はいくらか、キーマンはいるか、ニーズはどの程度か、タイミングはどうか?この4つが確認できない限り営業は仕掛けない。

グッドフェローズには運用設計書/運用概説書があり、これを顧客に提供してカスタマイズする。手探りで、志だけでビジネスを始めようとする顧客にとっては喉から手が出るほど欲しいものだ。運用方法をすっかり決めてから追加開発などをする。ビジネスを一緒に作り上げていく気持ちがないとできないという。

パッケージの名前は券作くん。

長年パッケージビジネスに携わってきた私も思わず、おみごと!と思った。
世の中にはすごい人がいるものだと。

ところで磯部さんは推理作家でもあった。文学賞も受賞されている。

是非読んでみたい。









基幹業務Web化セミナー Biz/Browserの世界

2013年09月25日 | Biz/Browser

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・
■ BizOnline Vol.130                   [2013/09/25]
・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■□
□             ◆無料セミナー◆

         Windows XP 問題をチャンスに変える!
        変化に強いビジネス価値創造型のIT基盤とは        

          2013年10月25日(金)15:00~17:00          

 ………………………………………………………………………………………
       ▼▽詳細・お申し込み<無料>はこちらから▽▼
 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

2014年4月8日(日本時間では同年4月9日)、Windows XP のサポート期間が
Office 2003,Internet Explorer 6 とともに終了します。
サポート期間終了後は、セキュリティ更新プログラムはリリースされず、
マルウェア感染や不正アクセスの踏み台になるなど、PCに様々なトラブル
が発生するリスクが飛躍的に高まります。

システム破損やデータの改ざん、個人情報を含む情報の流出など、重大な
リスクにつながることも想定されるWindows XP 問題(2014年問題)。
継続使用に大きなリスクが潜む中、基本的な対処方法は新しいOSへの移行
となりますが、OS、ブラウザ、Office製品等のPC環境の変化は今後も続く
課題であり、Windows XP 問題は今後も繰り返す問題といえるでしょう。

また、企業をとりまくIT環境もめまぐるしく変化しています。
スマートデバイスの進化と普及、デバイスの多様化、クラウドサービスの
充実、事業貢献や経営戦略実現のためのIT投資も求められる中、次世代の
IT基盤はどうあるべきか。多くの企業にとって重要なテーマとなるでしょう。

本セミナーでは、変化に強い、長く使い続けられるシステム基盤について
成功事例に基づき解説します。
また、基幹システムやIT基盤の刷新をチャンスととらえ、経営戦略の実現、
事業貢献、業務改革、運用コストの低減といったビジネス価値を実現した
先進企業の成功事例とIT基盤の構築ノウハウをご紹介します。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
 
──< CONTENTS >──────────────────────────

【1】◆無料セミナー◆
   Windows XP 問題をチャンスに変える!
   変化に強いビジネス価値創造型のIT基盤とは 10/25(金)開催!

【2】変化に強い企業をつくる!
   "高速"開発でビジネスを加速する情報システム戦略 10/10(木)開催!

【3】Biz/Browser教育サービス 10月度スケジュール公開
───────────────────────────────────
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【1】◆無料セミナー◆
  Windows XP 問題をチャンスに変える!
  変化に強いビジネス価値創造型のIT基盤とは【10/25(金)】開催!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次世代IT基盤に求められるもの

◇柔軟な拡張性
 ITでサービスをつくる時代に!
 ・メンテナビリティの高い疎結合なIT基盤
 ・継続的デリバリーが可能なアーキテクチャ
 ・既存IT資産の活用と迅速で柔軟な対応

◇ビジネス価値の創造
 攻めのIT投資と事業貢献!
 ・経営戦略の実現、事業貢献、そのための業務改革
 ・サービスの強化、顧客満足度の向上
 ・スマートデバイスの活用、マルチデバイス対応

◇コスト削減
 運用コストを下げて、攻めのIT投資に!
 ・業務の効率化、事業コストの削減
 ・長く使い続けられるシステム基盤
 ・開発生産性向上、ランニングコストの低減
 ・クラウドの活用

◇リスクの低減
 ・BCP、コンプライアンス、セキュリティ、内部統制

本セミナーでは上記について、成功事例に基づき解説します。
是非ご参加ください!


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
             ◆無料セミナー◆
         Windows XP 問題をチャンスに変える!
       変化に強いビジネス価値創造型のIT基盤とは      
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 開催概要
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
日時:2013年10月25日(金)15:00~17:00 (受付開始 14:30)
会場:小田急第一生命ビル 9階大会議室
   東京都新宿区西新宿2丁目7番1号 小田急第一生命ビル9階
   <アクセス>
   都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」 A7出口より徒歩2分
   地下鉄丸ノ内線「西新宿駅」より徒歩5分
   JR「新宿駅」西口より徒歩10分
   http://www.opst.co.jp/profile/map.html
参加費:無料
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ アジェンダ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
15:00~16:00
第一部
Windows XP 問題をチャンスに変える!
変化に強いビジネス価値創造型のIT基盤とは

・Windows XP 問題は繰り返す?ビジネスとシステムのライフサイクル
・情報システム部門の共通課題
・次世代IT基盤に求められるもの
・拡張性・メンテナビリティ・システムライフサイクルの向上
・長く使い続けられるシステム基盤の実現
・スマートデバイスの活用と事業貢献
・クラウドの活用
・Office2003問題・EUCへの対応
・開発生産性の向上
・攻めの基幹刷新-業務改革によるビジネス価値の創造-

16:00~16:10
 <休憩>

16:10~16:40
第二部
経営戦略の実現、変化に強いIT基盤の構築
-攻めの基幹刷新- 事例紹介
・OS・デバイスの変化をプラットフォームで吸収
 長く使い続けられるシステム基盤
・短工期で業務改革を伴う基幹刷新
・スマートデバイス活用による経営戦略の実現
・スマートデバイス活用で「サービスをつくる」

16:40~
質疑応答
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
★詳細・お申込みはこちらから・・・

 ◆無料セミナー◆
 |Windows XP 問題をチャンスに変える!
 |変化に強いビジネス価値創造型のIT基盤とは

 ┼────────────────────────────────
 └

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【2】変化に強い企業をつくる!
   "高速"開発でビジネスを加速する情報システム戦略 10/10(木)開催!
┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃★┃見┃ど┃こ┃ろ┃★┃
┗━┻━┻━┻━┻━┻━┛

 ◎Windows XPからWindows 7への移行期間を大幅に圧縮!
  4,500画面のテストが見積の1/4(8ヶ月→2ヶ月)の期間で完了!

 ◎1,200社が選んだ業務プラットフォームの導入事例、特長をご紹介!
  IT環境やビジネスモデルの変化に対応し、長く使われる秘密は?

 ◎システム開発の課題と解決策を実際の開発事例をもとに解説!
  プロジェクトを成功に導くポイントは?顧客満足度をどう高めるか?

 ▼このような方にお勧めです▼
  ・開発生産性の向上のためにツールの活用を検討されている方
  ・OSや端末などクライアント環境の変化に伴う改修にお困りの方
  ・業務システムの運用を長期的に最適化したい方
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Windows XPのサポート切れが半年後に迫り、新たな業務端末としてスマートデ
バイスの活用が模索されるなど、企業のITシステムを取り巻く環境はめまぐる
しい変遷を遂げています。変化し続ける環境で勝ち抜いていくためには、ビジ
ネスモデルやIT環境の変化に迅速に対応していく必要があります。

最近ではDevOpsというムーブメントが広がりを見せ、変化に伴うリスクをツー
ルとカルチャーで低減するための取り組みが始まっています。

・ビジネス部門とIT部門が一体となってシステムを“高速”に
 作り上げていくにはどうしたらよいのか?
・OSや端末などIT環境の変化に柔軟に対応できる“システム基盤”とは
 どのようなものなのか?

本セミナーでは、実際の開発事例を中心に“高速開発”かつ“安定した基盤”
を実現するツールを使った開発手法をご紹介いたします。

ご多用中とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
★詳細・お申し込みはこちらから・・・

 ◆「"高速"開発でビジネスを加速する情報システム戦略」セミナー
 ┼────────────────────────────────
 └
 
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■【3】Biz/Browser教育サービス 10月度スケジュール公開!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

Biz/Browser教育サービスの10月のスケジュールをご案内します!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ◎ Biz/Browser Essentials for Beginner <無料>
 ~Webシステムとは何か、またその中で、Biz/Browserが果たす役割とは~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  日時:2013年10月4日(金)13:00~15:00
  会場:株式会社オープンストリーム セミナールーム

  ◆このような方にお勧めです!
   ・Webシステムの開発経験がない方
   ・Biz/Browserの役割、特徴を知らない方
   ・営業を担当されている方

       ▼▽詳細・お申し込み<無料>はこちらから▽▼
 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ◎ Biz/Browser Essentials for Programmer <有料>
 ~Biz/Designerの基本機能のご説明、簡易業務アプリケーションの作成~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  日時:2013年10月8日(火)・9日(水) 10:00~17:00
  会場:株式会社オープンストリーム セミナールーム

  ◆このような方にお勧めです!
   ・Biz/Browserのアプリケーションを初めて開発する方
   ・Biz/Browserを利用したシステム構築のプロジェクトに
    アサインされるプログラマー

       ▼▽詳細・お申し込み<有料>はこちらから▽▼
 


NHK八重の桜を見て思う薩摩藩と会津藩の教育制度

2013年09月23日 | Weblog
昨夜の八重の桜を見ながら切なくなった。
西郷隆盛は、行き場を失った士族を引き連れて死んだが、その追討の中心人物は元会津藩士の山川大蔵。
鶴ヶ城攻めでは西郷が官軍、山川は賊軍だったが、西南戦争では西郷は賊軍、山川は官軍。ドラマでは二人が田原坂で出会う場面があった。

薩摩藩と会津藩、この二藩の教育制度に興味が湧い。

会津藩は、ならぬものはならぬの什の掟

薩摩藩は、それがボーイスカウトの原型になったのではないかとも言われる郷中教育

いつの時代でも一番大事なのは教育。



助け合って生きるハイエナ

2013年09月22日 | こころ
今日のNHKのダーウインが来たで、ハイエナの生態を見た。
なんとハイエナは致命的な怪我をしても仲間内の序列は変わらないという。弱いものを守って集団で知恵を絞って生き抜くのだという。
生まれた子供は、どの母親の乳も飲む、子を産んだ母に代わって他のハイエナが巣穴を掘ってあげる。
ハイエの子供の1年後に生きている率は60%で、他の動物より圧倒的に高いという。
つまり強い者だけが生き残ろうとして、しのぎを削るより、弱いものを助け
て生きたほうが繁栄できるということではないだろうか。

人間もハイエナにならって、弱いものを助けるのが不文律といった生き方ができないものだろうか。

佐村河内守の「交響曲第一番」を、夕べ夜中に一気に読んだ。

2013年09月22日 | 感動したこと
終わりのほうの一節から

私は自分に降りかかってきた数々の運命に打ちのめされてきました。偏頭痛、弟の死、耳鳴り、全聾、頭鳴症、腱鞘炎、、、。闇が深まっていくたびに、呪われているというイメージにとらわれ、自分の感じる「神」という存在を憎んできました。しかし一方で、神が与えたその闇なくして、平凡な幸福(小さな光)の大切さと、祈ることの大切さを見出すことができなかったのも事実です。しおは私のために祈り、私はそれによって、小さな光の大切さを知ったのです。全聾になって知った闇の中で、しおに出会って、私の音楽は変わりました。

佐村河内さんは、弟の亨さんを20歳のとき暴走してきた乗用に衝突されて亡くしています。その亨さんの存在を、施設にいた目の見えない全盲のしおさんから「ここにいるよ」と教えてもらいました。しおさんは、佐村河内さんが施設にボランティアに行ったとき出会った子で、佐村河内さんがピアノを教えていた子です。全盲と全聾の二人がどうやってコミュニケーションするかを説明しているくだりもあります。

苦しさから逃れるたくて、作曲が一段落するたび、自殺未遂を二回繰り返した佐村河内さんです。そのたびに枕元に現れたしおさんに救われます。二度目の時は、音楽を志した自分がここで自殺したら、あの世で、自分の夢を断って支援してくれた弟に合わす顔がないと思うに至ります。

佐村河内さんは、両親が広島の爆心地の出身で被爆二世でもあります。

「交響曲第一番 ヒロシマ」は、佐村河内さんご自身のように、深い悲しみや悩みを持った人にささげられた交響曲です。