片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

システム開発プロジェクトのパンデミック対策はお済みですか?

2009年09月30日 | おもしろソフト
アクシスソフトでは、受託システム開発プロジェクトで、顧客、協力会社(中国や北海道)、自社プロジェクトメンバー間で、情報共有をしながらプロジェクトを進めています。
この方式はすでに5年ほど前から確立しており、すべての受託開発プロジェクトに適用されています。
私は、ぜひこのソフトを販売すべきだと思っていたのですが、どうやらパンデミック等非常時の事業継続をサポートする、企業間の「お仕事ポータル」としてサービス提供を開始するようです。


 ■「お仕事ポータル」サイト 

アクシスソフトでは、パッケージビジネスに対する基本的な考え方があります。
それは、自分がユーザになりうるものだけをパッケージにするというものです。
過去にやってきたものに、グループウェア(SuperVIP)があります、Biz/Browserがあります。
これらは自らがユーザだったり、開発ツールとして使ったりできるものです。つまり善し悪しを自分できちんと評価できるものです。
今回のお仕事ポータルも自分達になくてはならないものとして手塩にかけてきたものです。
間違いのないサービスです。
ぜひご検討いただければと思います。

「かわいい広場」を使っている会社は売上が落ちません

2009年09月30日 | おもしろソフト
携帯電話にお店の情報を流して来店を促すサービスがある。
名づけて「かわいい広場」。
現在70社が利用している。
ユーザはお店を1店舗から数十店舗持っているアパレルの製造小売業。
レストランなどもある。
このサービスを利用している会社で売上を落としている会社はほとんどないという。
むしろ、銀行借入などできない昨今、新店舗を出してるところもあるから、相当売上を伸ばしているところもあるのではないかと、岡留社長(写真)は言う。

こんなエピソードがある。
先月「かわいい広場」側のミスで、ある会社分のDMメールを3回も続けて流してしまったことがある。するとその月の売上が11%落ちてしまったという。
ミスをしたことは大変申しわけなく、先方の社長から大変な苦情をいただき平謝りだったそうだが、結果として「かわいい広場」の効果が観測できてしまったとのこと。

このサービスを利用している企業は決して他言しないし、利用していることを他に話してくれるなと釘を刺されているという。
同業他社がみな使うようになってしまえば、元の木阿弥だからだ。

各社の確保しているメールアドレスは2万から100万とのことだ。
このアドレスに月2回ほど好きなDMメールを作って送るだけで売上が確実に伸びるのだ。


従業員40人売上高2年で5倍

2009年09月28日 | 感動したこと
イービストレードは、小さいながら総合商社。
日系企業が進出していないシベリアに支店を出すなど、思い切った投資をしている。
その背景には幹部5人で即断即決の経営体制があるからだ。
内部統制が厳しくなった大企業にはできない芸当が、中小企業ならできる。
大手商社は高利益体質になってしまい、新規開拓の機能が失われつつあるという。
イービストレードは、大手商社が忘れかけた、商社本来の機能を持っているのではないかという。

朝日新聞9月28日朝刊13版より。

不景気な話ばかりの昨今、ほっとする話題でした。
しかもアクシスソフトのお取り引先でもあるミツイワの子会社ということで二度びっくりです。

政治が楽しくなってきた

2009年09月27日 | 私の正論
民主党政権は、有限の地球の上で、人類ができるだけ長く健やかに生きるためにはどうしたらいいかという基準で考えているようだ。

これまでの自民党政治はなんだったのかと、改めて思ってしまう。
まだ緒についたばかりだが、世論の後押しも今度はある。
思い切ってやって欲しい。

産業界にとってはかなり厳しいことにもなると思われる。
ほとんどの産業が縮小せざるを得ないだろう。

企業が業種転換をして生き延びることがあるが、今回は日本自体の業種転換だ。
自治体もコスト削減を真剣に考える必要がある。
これまでの常識は非常識になる。

かものはしプロジェクトの村田さんに講演をお願いしました。

2009年09月27日 | こころ
古い友人の佐々木さんが社長をしているギャラクシィ
ほとんどの社員が、顧客に深く入り込んで常駐して日々仕事をしている。
毎月一回帰社日があってそれが給料日。
夕方から1時間、講師を呼んで、最新技術の勉強会を開催している。
今回は技術ではなく、生き方を考えてもらおうということでかものはしプロジェクトの村田代表に来ていただき講演していただいた。

児童買春という重いテーマに、しんとして声もなく聞き入っていたが、終わったあとは質問も相次ぎ、その後の懇親会では若手が村田さんを囲んで話し込んでいた。

村田さんのように世界の貧困に立ち向かっている若者もいるということを知って、自分の生き方をもう一段高いところに持っていって欲しいのと、できれば、かものはしプロジェクトの支援者になって欲しいと思います。


被災者支援システム全国サポートセンター

2009年09月27日 | こころ
西宮市が震災の時10日間で作り上げた被災者支援システムが、機能拡充され、今全国の自治体に無償で配布されている。
このシステムには、義捐金を公平に支給するための仕組みなどもあり、例えば今年の春にあった定額給付金の支給といったことにも使えるので、災害時以外でも効果を発揮する。
全国の自治体で導入が進んでいるが、その支援をしているのが、西宮市の情報センターにある、この写真のところ。
瀬戸内海を埋め立てて作った人工の島にある。

今は被災者支援システムのサポートセンターだが、いずれここが「自治体SaaSサポートセンター」となることを、私は夢見ている。

農業を目指す

2009年09月27日 | 私の正論
土曜日の朝日新聞に我が意を得たりの記事が出ていた。
農業を目指す若者が増えているという記事だ。
信州ファームの荻原氏が紹介されていた。
農業の醍醐味は「味を求めて、手間をかけて土を作る。自然との駆け引き、収穫の喜び、お客さまの笑顔。金では測れない達成感。失敗と格闘するゾクゾクする手応え」だという。
荻原さんは雑誌「agrizm」の編集長でもある。

システム開発と農業は似ているという。
10年後を考えて、IT業界に見切りをつけて、農業を目指す人がもっと出ていいと思う。



自治体基幹システムは日本に一つあればよい

2009年09月25日 | Biz/Browser
これは原則論だがここに立脚して考える必要がある。
原口総務大臣のブレーンとして自治体基幹業務システムに詳しい自治体職員を数人集めるのだ。
彼等に今後の自治体システムの青写真を書かせるのだ。
それをバイブルとし各自治体は次期システムを検討する。
大臣が権限を握って市民が納得する施策を一気に打ち出す。
今こそその時期だと思う。
昨日西宮市を訪れて、強く思った。
行動に移さねば。

信念を貫くということ

2009年09月24日 | 私の正論
NHKの白洲次郎を見て感じたこと。
それは、自分の価値判断に基づいて行動するということ。
そして自分にできることを全力でするということ。
自分にできないことは他の人がやってくれればいい。

白洲次郎は「自分は肥しになることくらいしかできない」と言っていたが、まったく同感だった。
人の上に立ったり、何かを具体的に進めたりすることは私は不得手だ。
自分の信念に基づいて、何年でも言い続け、与えられた役割を地道に果たすのみ。