片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

下谷万年町物語

2009年10月31日 | 不思議なこと
昔の同僚の川上真奈美さんから手紙が来た。
唐十郎の「下谷万年町物語」というお芝居をするから観にきてくれという。
なにやらおかま百人の物語とか。

場所は浅草観音様の裏手の花やしき裏に設営したテント小屋。
200人くらい入るといっぱいになる小屋だ。
小屋中が舞台になっていて、昭和23年の雰囲気をかもしだしている。
実に手の込んだ作りだ。

そこで繰り広げられるどたばた劇は、理屈では理解できないが、大勢の出演者の熱気は否応もなく伝わってくる。
川上さんは、大学でキャリアデザインを教えている教授だが、その他大勢の出演者としてどたばた走り回っていた。
その他大勢でも、必死に役を演じている。

終わって楽屋裏に行った。
川上さんは、私が来るのは明日だと思っていたと驚いていた。
知らなくて良かったとも。

しかしほとんどの人が仕事をしながら演劇に打ち込んでいる。
生きるということは、こういうことなんだなと思った。

従業員の一割削減ではなく、給料の一割削減をして雇用を守ってほしい。

2009年10月31日 | こころ
友人達がたくさん失業している。

私には失業の経験がない。
どんな気持ちだろうかと思うと、いたたまれない。

友人達のために、自分なりの努力はしているが、まったく成功しない。
雇うほうも大変なのだ。

とにかく景気が良くなってほしい。

企業の経営者にお願いしたい。
もうこれ以上社員を解雇しないでほしい。
経営が苦しいなら、全員の給料を下げても雇用を守ってほしい。


迅速な対応たいへん助かります!

2009年10月30日 | Biz/Browser
Biz/Browserの技術サポートに寄せられたお客さまの声です。

このお客様からは、22日に一回。
そのときは6時間後に回答しました。
二回目は、本日、3時間以内に回答しています。

この二回とも、迅速な対応たいへん助かります!とお礼の言葉をいただいてます。

私が誇りにするアクシスソフトの技術サポートチーム。

暖かい便座がうれしい季節だがCO2に換算すると、、、、そこでコロンブスの卵的アイデアがあります。

2009年10月30日 | 私の正論
ウオシュレットなどの便器の便座、ヒーターを入れておくと気持ちがいいですね。
でもどのくらい環境負荷を与えているのでしょうか。
消費電力は20Kwh・月くらいらしいです。
さらにそれをCO2換算すると10Kg・月となります。

ひんやりした便座は嫌だし、環境負荷も減らしたい。

実はいい方法があります。

ヒーターの電源は切ります。
トイレに座るとき、まずズボンをはいたまま10秒くらい座ります。
冷たくありません。
便座が体温で温まります。
それから立ち上がってズボンを下ろし、座ります。

これで月10KgのCO2が減らせ、快適なトイレ生活ができます。

Windows7の導入にあたってどの程度テストをするか

2009年10月29日 | Biz/Browser
Vistaの採用を見送った企業はたくさんある。
そんな企業も、Windows7にはしなければならないと思ってる。
しかし頭の痛い問題がある。開発したアプリケーションのテストだ。
ちゃんと動くかどうかテストが必要だ。

Biz/Browserの場合は、ユーザの開発したアプリケーションのテストは、Windows7が出たからといって、特段テストする必要はない。
Windows98から7まで動作保証をしているからだ。
Biz/Browserは、ユーザが開発したプログラム(CRS)を食って動く。
だからBiz/BrowserがWindows7上で動きさえすれば、その上で動いているユーザアプリケーションは正常に動くことが保証される。

とは言っても、過去にOSが変わるたびに必死にテストを繰り返してきたエンジニア達には、ほんとうだろうか?という思いがある。

アクシスソフトがBiz/BrowserのWindows7対応のテストを終えてからユーザのWindows7の導入が始まると思うが、そのときBiz/Browserの真価が発揮される。
ユーザは、何のテストも必要なかったということが判明するはずだ。

「豊か」の総量は一定?

2009年10月29日 | 私の正論
昨日、お金の話をしていて、Aさんがこんなことを言った。
「人間としての豊かさと、その人が持っている金銭の豊かさは反比例する」。

人間は金持ちになればなるほど強欲になり、思いやりといった心の豊かさを失う。
金のない人は、お金がすべてじゃないと言って、思いやりの心が育まれる。

確かに確かに。

一生遊んで暮らせるお金があればいいと思うが、そうなったら堕落するだろうなと思う。
生まれつきお金持ちだと、この方程式は成り立たないのかも知れないが、経験がないのでわからない。

OSとBiz/Browserの将来についての考察

2009年10月27日 | Biz/Browser
パソコンは元々表計算やワープロで使われていた。
それがインターネットにつなぐ必要が出てきた。
WindowsやLINUXは、機能追加して対応してきた。
一方、電話機をパソコンのようにしたのがアンドロイドであり、パソコンをネットワークを前提に、つまりブラウザのようにしたのがクロームOS。
アンドロイドもクロームOSもオープンソースで無料。
アンドロイド開発者が語るグーグルのOS戦略がNBOnlineに載っていた。

ところで、Biz/Browserは現在、Windows環境を土台として、その上でユーザアプリケーションを動かしている。
アンドロイドやクロームOSがWindowsに取って代わる時代がきたとしたら、Biz/Browserはどうすればいいのだろうか。

解決策は2つある。
一つはBiz/BrowserをアンドロイドやクロームOS上で動かすこと。
もう一つは、CRS言語を世界に普及させること。

一つ目はだれでも理解できるが、二つ目は???だと思う。

Biz/Browserの心臓部はCRS言語にある。
事務処理という分野に限って、サーバと手元のコンピュータをいかに使い勝手良く動かすかに特化した、手元のコンピュータで動作する言語がCRS(Chain reflection Script)なのだ。
reflectionには反射するという意味がある。つまりサーバにリクエストを投げて、結果が反射して返ってくるという意味だ。
CRS言語は、サーバとクライアント端末とが会話するためのクライアント側言語という意味になる。
CRSは、日本の、業務用画面の使い勝手を徹底的に追求するユーザに育てられて出来上がってきた言語だ。事務処理の職人によって守り育てられた日本発の、インターネット時代の事務処理用クライアント言語と言っていい。

私は、CRS言語を世界の事務処理言語として世界に発信できないかと、2001年から思っていた。今でも思っている。
CRS言語仕様についてアクシスソフトは権利を主張しない。
そのため、Wagby、XupperⅡ、楽々FRameWorkⅡなどが、HTMLではなくCRS言語を自動生成し、Biz/Browserで即実行できるようになっている。
今のところCRS言語を動かすブラウザは、Biz/Browserしかないが、そのうちだれかがこの言語の優秀さに気付いて、アンドロイド用のCRSブラウザを作ったり、クロームOS上のCRSブラウザを作るかも知れない。

ユーザから見れば、CRS言語で動く環境は多ければ多いほどいい。
しかし、CRSの仕様については、アクシスソフトが勝手に決めるのではなく、COBOLのように産学共同の標準化団体を作って、そこで決めるのが、そろそろいいだろうと思っている。

そうなったときアクシスソフトはどこでビジネスをするのかと思うかも知れないが、大成功しているアドビがいる。心配はいらない。

日本の伝統工芸の世界は、まったく世界に類を見ない素晴らしさです。

2009年10月26日 | 感動したこと
アレキサンダー・ゲルマンさん。

世界標準を追うのではなく、ローカル文化で自立できると主張する。
世界規模で追い求めてきたグローバルな価値観は、必ず変化すると考え続けてきたそうだ。
これからは、それぞれの国や民族が持つ文化の共存が根幹になるという。
最もその力を備えているのが日本、と言う。

グルマンさんは、日本文化好きという趣味ではなく、21世紀の人間の幸福をにらんでいるのだ。
(朝日新聞より抜粋)

私も常々そう思っている。
いいものを作るのに決して妥協しない職人文化こそが、日本の製造業の強みだ。
その上に立って新しい日本の製造業を組み立てるべきではないかと思う。
グローバル化や大量生産は、もはや日本の仕事ではない。

第4回紅葉と音楽の夕べ

2009年10月25日 | チェロ奮戦記
5年前から始めて今回が4回目の紅葉と音楽の夕べ。
蓼科の小田山荘で10月24日の夜やりました。

昨年のギャラリーは、田口夫妻と小田さんだけで、これは風前のともしびかと思われましたが、今年はなんとギャラリーが8名!
田口ご夫妻、吉田さん、白須さん、佐久間さん、南さん、宮内さん!

5時半くらいから始めて、ワインを飲んでいただきなかが、しばし演奏を楽しんでいただきました。
チェロは音が良くなったとほめていただきましたが、一方でリズムが悪いという暖かい励ましのお言葉もいただきました。
来年はちゃんとアンサンブルになるように頑張ります。

急遽風田川さんが用意した、みんなで歌える歌数曲はとてもよろこばれました。
夜は宮内さんの合唱指導もあり、社会問題、国際情勢の話もありで、午前1時まで盛り上がりました。

みなさんごくろうさまでした。
これに懲りずにまた来年も来て下さい。


テクネコの加藤さんにNetCommonsの紹介をしていただいた

2009年10月24日 | おもしろソフト
テクネコの加藤さん。
NetCommons普及の第一人者だ。
NetCommonsは、デジカメとワープロが使えれば誰でもWebサイトを更新できるというWebサイト構築ツール。
国立情報学研究所が作ったオープンソースなのでタダで使えるし、定期的に機能アップもしてくれる。

今日は顧問先の勉強会の日。
加藤さんにお願いしてNetCommonsの紹介をしていただいた。
NetCommonsは実によくできています。もうCMSですね。
下手な説明をするよりこちらをどうぞ。

加藤さんは、UNIXの出始めの頃一世を風靡したinformixのコンサルとして、アスキーで活躍されていた方だ。
私は当時アスキーの社内システムの全体設計をしていて知り合った。

そして今から1年前、ITmediaのブロガーとして再会した。
加藤さんに、今なんでNetCommons?と質問した。
「僕が一番やりたいことは、中小企業のIT基盤の構築コンサルなんです。でも、なかなか営業も難しいですから、どこの会社でも必要な、HPの作成と更新が自分でできるオープンソースソフトを紹介することで、いろんな会社の方とお近づきになれたらと思ってやってます」と手の内を明かしてくれた。

講演後、顧問先の社長が、当社のHPもこれで作り変えると宣言していた。
これまでHPの更新を外部に委託していたが、これならコンテンツを更新するのはいいつでも自分でできるということで、目の色が変わっていた。

私はこれから、加藤さんの応援団になろうと思ってます。