片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

一日は24時間しかない

2007年12月31日 | 私の正論
今年は還暦を過ぎて、新しい人生の第一歩を踏み出した年でした。幸いなことに多くの方々に支えられて、かなり自由に、活動や発言ができる場を与えられております。日本のIT産業のために、自分の趣味のために、自分にできる範囲で、おずおずと?活動を開始しました。そのとたん、一日は24時間しかないと、痛切に感じております。何を削るか。まずTVを見なくなりました。新聞もざっと目を通すだけです。そのせいか、だれでも知っているような世事を知らないことがよくあります。自分の内面は充実してきた気がします。回りに言わせると、さらに自己中になったということで、そこは反省点ではありますが、没頭しているときは、ほかのことは考えられないので、どうにもならず、ただ困るのみです。
今年は、生き方の方向性を決めた年。来年はそれを少し展開する年と考えています。Biz/Browserの普及については、一層力を込めてダイナミックに活動したいと思っています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

自分を消し去りたい気持ち

2007年12月31日 | こころ
白洲正子自伝に、母親のことが書いてある。持病を持っていて、ただ生きるのだけでも大変だったようだが、たまに健康状態がいいときは、子供などほったらかしで趣味に没頭しており、父もそれを許していたという。その母親が詠んだ詩。

音もなくあとかたもなく奥山の
けもののごとく死なん日思ふ

10年ほど前、辛い病で亡くなった方のご主人にお会いしたとき、亡くなった奥様は、自分の写っている写真をすべて処分してしまって、家には一枚も残っていなかったとのこと。自分の死を予期してすっかり身の回りを片づけてしまったのだ。家族を、思い出で悲しませたくなかったからだろうか。それとも自分の存在を完全に抹消したかったのだろうか。

単純な私には、残念ながらまったく理解できない心模様です。自分の足跡を残したいのが普通ではないかと思うのですが、如何。

ユーザ事例に見るリッチクライアントBiz/Browserとは(3/3)

2007年12月29日 | Biz/Browser
Biz/Browserを利用することでコストタウンと能率向上のが得られます。

<ターミナルサービスに比べてサーバの数が10分の1以下になった>
第一生命の事例

<全国に分散されていた40台のホストコンピュータを10台以下に集約した>
太平洋セメントの事例

<営業拠点数が爆発的に増えても大丈夫>
ヤマト運輸の事例

<大量データ入力を効率よく>
大成建設の事例

「オープンソースでなきゃ駄目」の湯沢さんと話した

2007年12月28日 | 私の正論
「オープンソースでなきゃ駄目」の著者、湯沢さんと話した。
湯沢さんは、オープンソース以外は絶対に認めない方。私は「オープンソースだけではダメ!」派。接点を探りたいと思った。湯沢さんは居酒屋レストランのニュートーキョーの情報システムを構築されてきた方。過去にメーカーのソフトに振り回されて、煮え湯を飲まされて来た方。そんな過去の体験からオープンソース以外にはありえないと確信されている方だ。そしてニュートーキョーで構築した業務用アプリケーション「セルベッサ」をオープンソースとして提供して来られた方だ。そのあたりのことはITproに載っている
お話をじっくり聞いているうちに接点が見つかった。Biz/Browserとオープンソースの接点だ。そのアイデアを湯沢さんに話した。湯沢さんの顔色が一変に変わった。紅潮している。「それはいい!」だった。「すごいことですよ!」ともおっしゃる。湯沢さんはBiz/Browserのことはご存知だった。しかし将来どうなるかわからないオープンソースになっていないソフトを使うことはしないというポリシーの元、採用はしなかったという。しかし私の提案は素晴らしいという。来年が楽しみになってきた。

お正月の9連休にBiz/Designerの勉強をしませんか

2007年12月28日 | Biz/Browser
リッチクライアントは時代の要請です。
リッチクライアントの雄、Biz/Browserで動かすアプリケーション開発ツールであるBiz/Designerの勉強をしてみませんか。
ダウンロードサイトをご案内します。
ここからBiz/Designerをダウンロードしてください。
一ヶ月使えます。

使い方についてはここのTIPS集を参考にしてください。

アクシスソフトの忘年会

2007年12月26日 | 私の正論
楽しい忘年会でした。全員参加の楽しいゲーム。笑い転げてしまいました。そんな席でちょっとまじめな話も。「アクシスソフトの売りってなんだろうね?」。「それは、うちに頼んでくれれば、うちの製品を買ってくだされば、必ず企業業績が上がりますじゃないのか?」。「言われたことをやるのではない、顧客の業績につながる製品開発やシステムを構築するという自負を持とうではないか」と。




中川さんと忘年会

2007年12月26日 | こころ
まだ三時半ですが二人で忘年会を始めました。
私と中川さんとは、25歳のときからのつきあいだから、もう36年になる。住友信託の金銭信託のシステムでプロジェクトチームを組んだのが最初だ。同じ大学の同級生で、彼は数学、私は物理ということで仲が良かった。中川さんは60歳まで現役のエンジニアとして働いた。最後の週は二晩徹夜もしたという。そして、何もしなくてもいいから残ってくれという要請を振り切って退職した。中川さんは人気があった。歯に衣着せぬ物言い。嫌なものは嫌と、てこでも動かない。権威などまるで無視。その代わり引き受けた仕事は、どんなに困難な仕事でもきちんと仕上げる。
その中川さんから、今日初めて聞いた話。「片貝さん、当時SIって言葉が流行ったよね、それってどういう意味か知ってる」。「えっ?」。「座って、いるだけ、の頭文字だよ」。システムインテグレータという言葉が流行ったとき、その元請会社の社員は、ただ座っているだけ、仕事は我々外注がやっているのだという。温和な中川さんのプロ根性を知った。やはりすごい人だったのだ。シーエーシーの大久保社長とゴルフを同じ組で回ったとき、パーティーのあとで、君の会社は大丈夫だと大久保さんから言われたという。何をもってそう言われたのか、今でもわからないという。大久保さんといい、中川さんといい、素晴らしい。




ビジネスメール

2007年12月26日 | Biz/Browser
CRS言語を使って電子メールソフトも作ることができる。今や電子メールがなくては仕事にならないが、多くの会社ではOutLookなど市販のものを使っている。企業におけるコミュニケーションソフトはもっともっと工夫されていい。会社ごとにさまざまに工夫されるべきだ。やりとりされた内容は一元管理され関係者は検索閲覧できることも必要かもしれない。Biz/Browserを使えば自由自在だ。お試しあれ

手書きの年賀状

2007年12月24日 | 私の正論
150枚の年賀状の宛名を手書きした。5時間がかかった。一人当たり2分の計算だ。書いていて思った。前年の年賀状を見ながら、その人のことを考えながら宛名を書く。たった2分ではあるが、一年に一回思い出しながら書く。大事なことだなあと思った。
私が年賀状の宛名をパソコンから打つようにしたのは、25年くらい前からだ。私の理屈は、宛名書きは機械にやらせて、空いた時間を文面を書くことに費やすべきだという主張だ。しかし、全員に個別に書く内容などない。こちらの近況を知らせるなら、共通したプリント文面で足りてしまう。結果として、8割がたの人には、機械で自動的に打ち出した共通年賀状を、そのままポストに投函することになる。
小学校からの友達、中学の先生、親戚、新入社員で入ったときの先輩、仕事で知り合った多くの方々、今では会うこともない。そんな方々への年賀状は、特別書くこともない。だからこそ、気持ちを込めて宛名を書くことは大事だと、今思う。こんどはスローライフですかと、人に茶化されそうだが。