片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

駐日サウジアラビア大使のことば「人類の価値観の共有を」

2008年07月31日 | こころ
今朝の新聞から。
サウジアラビアのアブドラ国王が呼びかけて、マドリードで、宗教者の国際対話会議が開かれた。人類の抱える諸問題が精神性の欠如によってもたらされているならば、異なる宗教や文明間で対話する以外、解決策はないからである。
宗教は、何を信じるかだから、それぞれまったく異なるが、実は共通の価値観はたくさんあるはずだ。この共通の価値観に着目すれば、宗教は我々を分断するものではなく、結びつきを強化するものになるはずだ。
私も、菩提寺が曹洞宗ということで、HPを見てみた。まず愛語が出てきた。21世紀は宗教と倫理の世紀だと思う。
日本は聖徳太子が仏教と神教の共存を果たしたように、「和」をもって尊しとする国だ。異文化を融合してきた実績がある。21世紀は、日本人が世界のために貢献する時代だと私は思っている。

新・ビジネスモデル研究会に、かものはしプロジェクトの村田さんと青木さんに来ていただきました。

2008年07月30日 | 22世紀を目指して
岩佐豊さんと私が幹事をしているBPIAの分科会。カンボジアの小学校の就学率は29・5%今でも、私の孫の年齢の子供達が売春宿に売られている。母親に仕事を与え、月3000の収入になれば子供を売らなくて済む。母親に仕事を子供に笑顔を。若き社会企業家にみんなでエールを送った。

リッチクライアントを選択する

2008年07月29日 | Biz/Browser

昨日リッチクライアントのメーカー同士の集まりに言ってきた。それぞれ20分くらいずつ説明し、質疑をしたりするのだが、なかなか面白かった。RIAと言ったりリッチクライアントと言ったりするが、どうもリッチクライアントという言葉がマスコミ受けするようだ。おきまりの3文字はわかりにくいのだろう。
リッチクライアントの対極にあるのは何でしょうか?
答えはHTMクライアントです。
リッチクライアントとは、Ajaxでもいいのですが、なんらかの形でパソコン側にプログラムを常駐させて動かすことで、HTMLだけではできない操作性とレスポンスを得ようというものです。では、どのリッチクライアントを選べばよいか。一番よいのは、最も複雑と思える画面プログラムを作って比較することです。比較項目は
1.狙い通りの操作性を実現できるか。
2.レスポンスタイムはどうか。
3.開発ステップ数、工数。
4.仕様変更のステップ数、工数。
5.既存ユーザインタビュー。
ほかにも要素はたくさんありますが、有効なシステムを作り維持していくという観点からは、これだけチェックすればほぼ間違いないと思います。お試しあれ。


決してあきらめない

2008年07月28日 | 私の正論
石田三成が斬首の時ですら、望みを捨てず、自分の身体を大切にするため、差し出された柿を食べなかった話は、つとに有名ですが、私も若いときは、石田三成のことを、自分のことしか考えない器量の狭い武将だくらいにしか考えていませんでした。今は違います、「志を持っている人は、どんな場面でも諦めることはしない」と理解しています。

肩の荷を降ろす

2008年07月28日 | 子供時代の思い出
父の四十九日の法要。
納骨直後の激しい夕立と、帰りの関越道から見えた凄絶な夕焼け。父が私たちに最後の別れを告げているようでした。たまたま川越に住む大学時代の友人の山岸さんが同じ夕焼けを見ていて、写真を撮り送ってくれていましたので、快諾を得てそれを使わせていただきます。
父は今頃、昔池で亡くした息子と、10数年前にお先に再会している母と、ようやく一緒になれました。子は親より先に死んではいけません。体験からそう思います。これで私の長男としての仕事はおしまい。人生の大きな荷物を降ろした気分です。
これは合成写真ですが。。。




居酒屋あそこ

2008年07月27日 | Weblog
どんな店なのか知らないが、毎日通る道すがらにある居酒屋。ネーミングのセンスのなさに、いささか呆れていた。しかし今ひらめいた。そうか、店の名前を忘れても思わず口をついて出て来るようにだ、と。「ほらあそこだよ、なんて言ったっけ、ああ「あそこ」だ、という具合に」。そう思ったとたんに親近感が湧いてきた、いつか覗いてみることとするか。
そういえば「駄目」という字も面白い。最近ほんとに細かい字が読みにくい、遠視近視といったはなしではなく、目の性能が劣化したという感じなのだ。まさに「駄目」。
歳をとってから発見すること、気付くことが多い、日々是好日。

勘定系をアウトソーシングし情報系は自社開発する

2008年07月25日 | 私の正論
私にとって目からうろことはこのことだった。年商1000億円企業に急成長したドラッグストアが断行したことは、ホストコンピュータでやっていた販売管理や会計のシステムをオープン系に移行した上メーカー系SIerにアウトソーシングしてしまった。そして手の空いた情報システム部の社員は全力で情報系の構築に取り掛かった。情報系は、日々変化する経営環境に迅速に対応するため、その時々必要な情報を瞬時に抽出し経営判断していかねばならないからだ。この思い切った方針転換は大成功し、会社の急成長を支えているという。
陣頭指揮した財務部長兼経理部長の佐藤取締役は、以前パソコン系出版社の経理部にいたとき、自らSQLコマンドを駆使して経営情報を抽出し、経営者に提出した経験がある。経理の人間でありながら、データベースの何たるかを、より深く理解できたのだ。いやむしろ経理の人間だからこそ、データ基地であるデータベースを、より深く理解できたのだと思う。
是非一度伺って、現場のユーザのみなさんの声を聞いてみたいと思っている。