片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

省電力10Wの電球型蛍光灯に代えました

2008年05月31日 | 私の正論
東芝が白熱電球の生産を止めるという。それに敬意を表して我家も東芝の電球型蛍光灯に代えた。同じ明るさで五分の一の電気代で済む。値段は5倍くらいするが寿命は10倍とのこと。間違いなく経済的で、環境負荷は少ない。家庭の消費電力の16%が照明だという。電球が切れたら電球型蛍光灯に代えましょう。努力しなくても消費電力が下がります。ついでに乾電池も止めて充電式電池に代えましょう。何百回も繰り返して使えますから、ゴミとして捨てなくて済みます。
省エネは努力の要らないところから。

パッケージ・ベース開発への挑戦(日経コンピュータを読んで)

2008年05月30日 | 私の正論
夕べ帰宅したら日経コンピュータが届いていた。今朝早速読んだ。パッケージとスクラッチが7:3という根拠については不明だったが、パッケージ・ベース開発には共感できた。
ERPパッケージを作る側の立場に立ってみればわかるが、市場があるから一生懸命作る、市場がない分野には手をかけない、これは当然だ。したがって会計や人事といったどの企業でも存在する一般的・実務的な機能については充実している。医薬製造などの分野もそうだろう。また一方、データベースとしては非常によく設計されているのは当然で、充実している。そこで、ERPパッケージを基幹データベースとして位置づけ、会計や人事はERPパッケージの機能をそのまま使い、販売や物流、生産などのうち、そこで勝負を仕掛けている戦略的な部分については、SAPでいえばNetWeaverなどを利用してSOAでスクラッチ開発をする。これによって、パッケージを中途半端にカスタマイズすることなく、全体最適と個別最適を実現できる。
一方、端末がパソコンだけではなく、携帯電話やスマートフォン、PDA、各種センサーからの自動取り込みなどと多様化するなかで、それらの端末から利用する部分はSOAで端末ソフトを開発して対応する。これがベストと思う。やはりリッチクライアント技術が必要になる。

6月1日号の日経コンピュータは面白そう

2008年05月29日 | 私の正論
パッケージかスクラッチ開発か?その割合が7:3が黄金律だというのだが。
この割合は業種によって異なると思うが、是非読んでみたいと久しぶりに思った。昔日本はパッケージが根付かない国だった。終身雇用制で、社内業務が高度に効率化されているためパッケージの入り込む余地がなかった。情報システム部門もツワモノぞろいだった。しかし時代は変わった。そして、パッケージとスクラッチが手を結ぶ時代になった。SOAの技術が仲人だ。あらゆるものを繋ぐ。スクラッチはリッチクライアントをフロントに使うことで、理想的なクライアントSOAが実現できる。気付いて欲しい。

老いさらばえて

2008年05月29日 | こころ
老いるとは、自分のことが自分でできなくなることか。それはとても悔しい状態。巨人が負けると悔しがっていたのに今は無感動。口癖だった、死んだ息子のことも言わなくなった。でも、自分の体が動かないことの情けなさは、涙を流しながら、ほとばしるように訴える。
雨の中を、重い鞄に傘をさして、濡れた階段を昇降し、満員電車に乗れる今は、幸せ。

リッチなユーザインターフェイスが求められている実感

2008年05月29日 | 私の正論
昔、日本ユースウェア協会なるものを作った。ユースウェアとは造語だが、日本語では「利用技術」と訳す。ハードウェア、ソフトウェア、ユースウェア、この三位一体によってパソコンをだれでも使うことができるという提案だ。ユースウェアとは有料のサービスを指す。その前には、OA・1というソフトを作った。オフィスオートメーションの最初のソフトという意味だ。今で言えばEXCEL。パソコン教室もやっていた。日本で最初のヘルプデスクビジネスもやった。ある人いわく、「片貝はパソコンを、ユーザに視点からしか見ない人だね。」
Biz/Browserの仕事を一生懸命しているのも、実は反応の遅い画面や、伝票入力しにくい画面などを使わされているユーザを見るとガマンできないからだ。昨日うれしいことがあった。MVCモデルの開発環境で有名なソフトを作っている会社から、リッチなインターフェイスのフロントツールを探しているということで、2時間ほど話ができたことだ。6年位前からこの会社とは時々話をしていた。超大企業だが、社長もよく知っているので、当初お願いにいってお付き合いが始まった。そしてやっと昨日歯車が合った。望外の喜びである。

受託開発中心のソフト会社にとっての基幹業務システムとは

2008年05月28日 | 私の正論
受託開発系のソフトウェア開発会社にとっては、開発支援システムが基幹システムだ。昨晩のBPIAの勉強会では、顧客、オフショア先(中国)、日本の協力会社、そして自分たちで情報共有しながらプロジェクトを推進するための、いわゆる「開発ポータル」を自前で作り、利用しているというアクシスソフトの事例を学んだ。
どちらかというと、実はあまり使いたくなかったという中山氏(左)が、「これなしでは仕事が全く進められないところまで利用している」というから本物なのだろう。ソフト会社は、自らの開発環境を自らの考えで構築してみるといい。その設計過程は、実は、顧客のためにシステムを設計するのと同じことなので、顧客の立場、考えがよく理解できると思うからだ。右は事業部長の長正さん。

ウイルコムの電話付小型パソコンD4に期待する

2008年05月28日 | Biz/Browser
ウイルコムからD4が出た。PHSの電話機能がついた小型パソコンだ。Vistaが搭載されている。紛失してもセンター側から使えないようにできるのでセキュリティー面でも安心だ。
ハードを作ったのはシャープ。ザウルスの後継機と見ていいだろう。Windows Mobileが出て、携帯とパソコンの間に入って、新しい市場ができるかと思ったが、パソコンのままで小型化してきた。Biz/Browserにとっては、VistaにもWindows Mobileにも対応しているので、どちらが伸びてもいいのだが、、、。

朝3時に起きるのは苦痛でしょうといわれるが、そんなことはない。

2008年05月27日 | 私の正論
朝ズバのみのもんた氏。今朝、「毎朝3時に起きるのは辛いでしょうといわれるがそんなことはありません」と、きっぱり言っていた。理由はいつか機会があれば言います、といっていたが、私にはわかる。ものすごい数の人々に大事なメッセージを伝える仕事をしているのだから、毎日心が昂ぶっているはずだ。だから3時が2時になっても気にならないと思う。これが仕事をしているということだ。

すべてはここからスタートしました。懐かしい記事です。

2008年05月26日 | Biz/Browser
2002年6月のニュースリリースです。このあと富士火災も加わりました。Biz/Browserがこの次世代代理店システムのフロントで使われることが決定した瞬間です。Biz/Browserの歴史は、ここから力強い歩みを始めます。このシステムも、もう5年以上使われているのですね。使われているのは、当時のバージョンのままですが、当然Vista対応もしています。あと何年使われるのでしょう。マイクロソフトが新OSを出そうが、新I.Eを出そうが、既存システムに手を入れることなく対応できるようにするのが、リッチクライアントメーカの一番大事な仕事です。大変でしょうが、誇りを持って自慢していいことだと思います。