片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

我ながら上達したかも知れないと思った瞬間

2008年01月20日 | チェロ奮戦記
鴻巣フィルハーモニー管弦楽団に入れていただいて9ヶ月、できないながらも必死で曲と取り組んできた。オケの曲は難しくて本当に大変だが、個人レッスンを続けながら、なんとか続けている。
オケとレッスンの課題曲で、チェロを弾く時間がいつも埋まってしまうのだが、久しぶりにチェロの小品集を取り出して弾いてみた。バッハのカンタータ147番「主よ人の望みの喜びよ」。とても簡単な曲なのだが、それだけに下手さ加減が目立ち、これまでは弾いていて嫌になっていた。それが、自分ながら「おっ、結構いい」と思えた。三連譜の緩やかな流れを、春のそよ風が子供たちのほほをなでて回るように弾かねばならない、と思っていたのだが、多少そんな気分で弾けるようになった。基礎は基礎としてしっかり学びながら、むちゃくちゃいろんな曲にチャレンジするのは、もしかしたら上達の近道かと思った。
できないと思うくらいのことに挑戦しないと、小さな山すら越えられない。これは仕事でも同じだなあと、思わず納得。