片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

人生最初の転職

2010年10月31日 | Weblog
人生最初の転職を決断したのが、25歳の時。
電機メーカに勤めて7年が過ぎた。
大学も卒業し、もうすぐ子供が生まれるという段階になって、CACの中途入社試験を受けて合格した。
合格してから悩んだ。
ぬるま湯から出るのが怖かった。
とにかくここにいれば安泰だと思っていたから。
しかし、このまま30過ぎまでいたら、社畜のようになってしまうだろうことは想像できた。
親を振り切って東京に出てきた意味がなくなる。
やはり自分の夢に向かって生きよう。
そう思い直して、子供が生まれる前に、CACへ入社する旨連絡した。
そして7月に子供が生まれ、9月1日からCACへ出社した。
この日が人生ほんとうの第一歩だと思っている。

また、このときほど大きな決断は、自分の中では、その後ない。
それほど意を決した決断だった。



長女が生まれた日を思い出した一瞬

2010年10月31日 | Weblog
昨日40年前の友人たちと会っていて、突然思い出した。

39年前の7月11日、私は東京文化会館小ホールにいた。
東京都の合唱コンクールに出場していたのだ。
栗山文昭氏率いるオルフェオンという男声合唱団に入っていた。
歌ったのは月光とピエロの中のどれかだっと思う。
一緒に歌った高橋さんによると、事前に申請していた曲と違うのを歌ったので、入賞はできなかったが、特別賞をいただいたとか。

それはともあれ、そんな話をしていたとき突然思い出した。
そうだ、その日春日部の妻の実家に行ったら、義兄の子供が飛び出してきて、生まれたよと言う。
午後4時頃、妻が長女を出産したというのだ。
そんな長女も39歳、私は64歳になった。
40年の時の流れを一瞬に感じた日だった。

当時私は電機メーカで情報システム部門に属し、社内システムの開発に携わっていた。
5時に仕事を終えて、電車を乗り継ぎ飯田橋へ。
東京理科大学理学部二部物理学科の学生だった。
そして、コールブルンネンという男声合唱と混声合唱の両方をやっている、合唱団の一員でもあった。
9時15分、授業を終えて、週二回、神楽坂の昔の一号館の3階に集まって練習をした。
そんな中で結婚もし、5年かけて卒業した年に長女が生まれた。


この歌は懐かしい。

当時は何でも必死にやっていた。
今でもあまり変わらないかな、、、。




どんぐりのお菓子を食べました

2010年10月30日 | 不思議なこと
昔の同僚の小池さん。
久しぶりに池袋で一杯やった。
彼は何でも知っていて、何でもやってみて楽しんでしまう人。
昨日カバンからやおらタッパー容器を取り出して食べてみろという。
四角に切ったクッキーのようなものがある。
(写真撮ってくればよかった!!)
口に入れるとぼそぼそした食感。
それなりにおいしい。

何だと思います?と聞く。
会社の近くの公園の木の実だという。
いろいろ言って最後に「どんぐり」と言い当てた。
どんぐりの皮を剥いて、ミキサーで砕くと下にでんぷん、その上に砕いた実と分かれるという。
その実の部分と小麦粉をまぜてクッキーにしたのだという。
だいぶ工夫してここまでになったという。
奥さんはやらないでしょう、と言うと。
はい、やりません、だって。

まったく不思議な人だ。

おみやげに、やはり公園でひろったというぎんなんをいただいた。
何で水につけてあるかというと、中の実をふっくらとさせておくためだという。
何でも工夫して楽しむ人。

私にはこんな友人もいます。

慶應の武藤教授の講演聞いてみませんか

2010年10月30日 | Weblog
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           BPIA 公 開 講 演 会     2010年11月9日(火) / 全国町村会館(千代田区永田町)

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今年設立12周年を迎えるビジネスプロセス革新協議会(BPIA)はその活動を通
して、急変する経営環境に対応できる強い企業体質作りの方策を人、組織、
情報システムなど様々な側面から検討してきました。このほどその研究成果
の一端と、ゲスト講師およびパネルディスカッションなど豊富なプログラム
となっています。ぜひご参加賜りますようご案内申し上げます。

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▽開催要項
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【日 時】 2010年11月9日(火) 講演会14:00- 交流会17:15-
【会 場】 全国町村会館(千代田区永田町)
【参加費】 講演会 無料 

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▽公開講演会プログラム (敬称略)
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◆14:00~ 講演

「イノベーション発想の原点」
 武藤 佳恭 慶應義塾大学環境情報学部教授
◆14:40~ パネルディスカッション

「明日の日本のための発想転換」

 <パネリスト>
 北 泰幸 BPIA会員、竹中工務店常務執行役員
 仙石 通泰 BPIA副会長 三技協代表取締役社長
 倉重 英樹 BPIA会長、シグマクシス代表取締役会長
 (モデレータ)
 妹尾 大 東京工業大学大学院社会理工学研究科経営工学専攻准教授

◆16:20~ 研究会報告1 21世紀型情報システム研究会
 山田 博英 株式会社ソフタス 顧問

◆16:40~ 研究会報告2 面白工学研究会
 渕野 康一 東洋学園大学現代経営学部客員教授
       東レ経営研究所特別研究員

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▽プログラム詳細とお申込先---------------------------------------------------------------------

折り返し、確認メールをお送りいたします。
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地域住民(特に都市住民)の連携をいかに構築するか

2010年10月29日 | 私の正論
昨日MSCOの会合がありました。
そこで「絆プロジェクト」構想を提言していくことを決定しました。

阪神淡路大震災を経験して、日本人は、忘れていた相互扶助の精神を思い出しました。しかし日本社会は物質的に豊かになっても、相変わらず精神的には貧しさを増しているような気がします。
自殺者は相変わらず毎年3万人以上、引きこもりのまま10年20年過ごしている人も推定数十万人、うつ症状を訴える人の増加などを見ると、日本社会は壊れかかっているとしか思えません。
震災に遭った西宮市は「被災者支援システムを」構築しました。我々はこれをベースに、国、自治体、地域住民、企業、ボランティアが有機的に連携できる「絆プロジェクト」をまとめました。
平時から住民同士の絆を深めることの重要性を訴えたものです。
10ページのPDFとなっています。

ここに入っていただき、
画面をスクロールした一番下に行き、その右端に「MSCOの提言」というのがあります。
それをクリックすると10ページの提言集があります。
ぜひそれを読んでください。
被災者支援システムを作られた西宮市の吉田さんのお言葉も最後に載せてあります。

近いうち誰でも書き込める掲示板も用意します。
いろんな方の思いを書き込んでいただきたいと存じます。


気に入らないこと

2010年10月29日 | 私の正論
民主党政権になって自民党時代より悪くなったという人がいる。
事業仕分の一方で予算のばらまきがあるというのだ。
地域活性化のためにいろんな施策を打つが、経験が浅いため、場当たり的で、結果として予算のばらまきのようになっているというのだ。
確かにそういう面を感じる。
気に入らない。

注目のシステム開発ツール

2010年10月28日 | おもしろソフト
私が今、主に注目しているシステム開発支援ツールは以下の4つだ。
私なりの理解で特徴を述べておく。

1.PEXA業務処理方法が、法律や規則で細かく規定されているような業務を、業務に詳しくない外部のSIerでも短期間で構築できる。もちろん内製化も可能。

2.GeneXus世界の多くの国で利用されており実績が豊富。プラットフォームフリーなので、ハードウェアやOSに依存せずソフトウェア資産を守れる。

3.Wagby国産のGeneXusといったところ。Javaのみ生成する。国産ならではの強みに期待。

4.ユニケージ開発手法UNIX、Linuxのシェルコマンドだけでシステムを作れる。RDB不要。データはすべてテキスト形式で扱う。超高速処理。計画業務に最適。

ここで宣伝。
Biz/Browserは、これらのクライアント側ツールとして実績がある(PEXA未確認)。



情報システム部門が社内で一番の人気部門になったことがある

2010年10月27日 | 私の正論
良品計画では、行きたい職場の人気ランキングのトップに情報システム部がなったことがあるという。
良品計画の情報システム部の活動はダイナミックだ。
現場からこんなことできないかと相談を持ちかけられて、3日から一週間くらいで要望に応えてしまう。そしてすぐ使ってもらって、微調整し、10日くらいで完成させてしまう。
そんな魔法のようなことをしてくれる情報システムにあこがれるのは当然かもしれない。
あそこに行って思う存分働いてみたい、いろんな部署から感謝の言葉をいただけるし、会社全体が見えるポジションだ、一度は行ってみたい、そう思うのは当然かもしれない。

その裏には、システム開発の新手法「ユニケージ開発」がある。

昨日の「目からウロコの新ビジネスモデル研究会」では、「ユニケージ開発」の考案者であるユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の當仲社長に「ユニケージ開発」について、背景からユーザ事例、技術について2時間たっぷりお話いただいた。
多分みなさん大満足。

私も、システムエンジニアは尊敬される職業になれるのだという思いを新たにした。

殺されるくらいのことをしないと日本は変わらない

2010年10月24日 | 私の正論
今日、龍馬が言ってましたね。
ほんとに龍馬が言ったかどうかわかりませんが、鳥肌が立ちました。
そのとおりだと思います。

龍馬は船中八策を書き上げました。
これによって命を狙われることになります。
でも、それは本望でしょうね。
むしろ、死ぬことによって生きる。

吉田松陰、高杉晋作もそうでした。


仕様変更は、出来上がる頃やってくる。

2010年10月23日 | Biz/Browser
おもしろい体験をしている。
私はRIO+というコンサルティンググループのメンバーなのだが、11月の中小企業総合展に出展することになった。
ブースは3m四方の小さいものだが、そこに全員の顔写真と略歴・得意分野を大きく張り出すことになった。
最初は、みな適当に考えていたのだが、いよいよ完成に近づいてくると、ちょっとこういして欲しいという要望が出てくる。
人ごとではない。私も、まっいいかと思っていたのだが、写真の髪の毛が立っているのが気になって、なんとか修正してもらえないだろうかと、完成したパネル原稿を見て懇願してしまった。
みんな申しわけなさそうに、しかし何とかして欲しいという気持ちがありありで、下手に出てお願いしている。

作ってくださっているのが仲間内なので、そこは気持ちよくやって下さっているのでありがたいのだが、つくづく思った。
システムの仕様変更も同じなんだろうなと。
完成してシステムテストに入る頃に、重要な仕様変更を入れたくなる。
これじゃ使えないとごねる。
もっと早く言ってくれないものかと思うが、きっとそうしたものなのだろう。
だとしたら、とにかく見た目で動くものを早く作って、ユーザに見せることだ。

実はBiz/Browserは、それができる。
画面を先に作ってしまうのだ。
そうすることで、ユーザの潜在ニーズを早めに引き出せる。