落葉松亭日記

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「アレ」と呼ばれる首相

2011年07月11日 | 政治・外交
梅雨は明けましたが、政界はなんとも泥濘すっきりしまへん。
たしか退陣表明したように聞きましたが、言葉のあやだったようです。
野党は勿論、前首相からはペテン師と呼ばれ、与党幹部からも引っ込めとやいやい云われているそうですが、本人はいっこうに辞める気もなく思いつき政治を続けてはります。

普通の神経ならやめるところでしょうが、居座る理由がなにかあるんでっしゃろ。
つまり何処かの指令により日本の弱体化を狙っているのだとしたら、実にいい仕事っぷりですわな。
きっと歴史に残りまっしゃろ。

これほどこっぴどく批判される首相、かつてあったんでっしゃろか。
産経新聞売れっ子記者阿比留瑠比氏のブログでは、「名前を呼ぶのも汚らわしい、『アレ』と呼びます」とありました。
少しは痛快ではおますが、一応日本は選挙によって議員が選ばれておりますんで、選挙民の劣化がこれでもかこれでもかと指摘されているようでもあり、泥舟のような内閣を見るにつけ、やるせなさも増すばかりですわな。
恥知らずの代名詞が他者を恥知らずと非難するとは
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2350635/

 口にするのも汚らわしい、見ただけで食欲が減退しやる気がなくなり、前向きに生きようという気力すら失われる例の「アレ」の件ですが、「アレ」は本日の衆院本会議で、自民、公明両党にも東電福島第1原発事故の責任があると強調した上で、こんなことを口走りました。

 「すべての失政の責任を押し付けて責任を免れようとすることこそ、恥の文化に反する行動だ」

 …ああ。「アレ」はまた考えなしに思いついた言葉をそのまま口に出し、すべてをぶち壊す行為に出ました。ここまで野党を強烈に批判すれば、いよいよ国会は進まない。世紀の恥知らずにここまで挑発されたら、もう歩み寄ることなんて考えられません。「アレ」は間違いなく、被災者のことなんか1ミリも頭の中にはないのでしょう。あるのは被害妄想と自己愛と原生動物にも似た生存本能だけなのだと思います。・・・・