カンクロ郷愁記 京橋 まつい

★カンクロ郷愁記　京橋　まつい

まつい　：　立飲み　：　酎ハイ　：　おでん（牛すじ・じゃがいも）

こう考えた。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。「漱石？」どない思われてもかめへん。
どうせもう71やねん。ゆき先短いはず。京橋で降りる。まついの前で立ち止まる。並んだろかいな。

体力がない。途中で倒れるかも知れん。どうもあかん。考えがまとまらん。「ええやん並びぃや、評判やのに」
取りあえず京阪の高架下を歩く。戻る。空いてるがな。串揚げはよう頼まん。気がちっさい。おでんは早い。

カンクロ郷愁記 敦賀 あまの

★カンクロ郷愁記　敦賀　あまの

あまの　：　駅蕎麦　：　とろろそば

敦賀までゆく。大阪→敦賀、新快速で2時間丁度。左に比良の山並み右は琵琶湖を眺める。プチ旅行である。
敦賀で降りる。北陸新幹線の工事が山側で進んでる。2024年金沢→敦賀開通予定とある。ゆうてる間やんか。

あまのに入る。そばを食う。冷房の電車に乗ってたんで温いのんが旨いわ。駐輪場の喫煙室にゆく。
商店街の魚辻で鯖のへしこ、するめいかの沖漬けを買う。この時季塩うにがある。「美味しいん？」手がでん。

カンクロ閉門記 レモン

★カンクロ閉門記　レモン

家飲み編　：　缶酎ハイ　：　天ぷら（椎茸・ちくわ・じゃがいも）

キリン氷結を開ける。プシッ！。シチリア産レモンとある。シチリア島。イタリアにある。地中海最大の島。
最近50℃近い気温を記録したことでよう知ってる。どんな味のレモンなんか想像する。自信をもってゆえる。

そのままでは酸っぽうてたまらん。食えん。そんな味に違いない。とゆうことはアルコールで薄めて飲む。
これが一番おうてるはず。秋が間近い。柑橘系が出回る。好きなんはスダチ、ゆず。「待ち遠しいん？」うん。

カンクロ閉門記 年功序列

★カンクロ閉門記　年功序列

家飲み編　：　缶酎ハイ　：　焼き椎茸

散歩にゆく。池のそばの遊歩道側に鵜が一羽おるのをみたんは先月下旬であった。子供かいな。そう思うてた。
だんだん色が黒ずんできた。鵜らしゅうなってきた。こうもり傘みたいに羽をひろげて乾かしてる姿もみる。

池の反対側には10羽ほどの鵜が仲よう並んでる。あれ？あっち行ったらええのに。とある本を読んでた。
司馬遼太郎の街道をゆく、豊後・日田街道に出てる。鵜には年功序列が厳然としてあると。「まだ早いん？」

カンクロ閉門記 虫の声

★カンクロ閉門記　虫の声

家飲み編　：　缶酎ハイ　：　鉄火巻

夜中おしっこに行く。外で虫の声が聞こえる。なんか今年は早いような気がする。「去年の調べたら？」
そんなん記録してない。気温は分かる。ここ最近の最低気温は23℃前後である。去年の今ごろは27℃だった。

もうちょっと調べる。去年23℃になったんは9月10日ぐらいである。秋の虫は人間より季節の訪れに敏感と感ず。
「また暑さぶり返したらどうなんの？」うちわで扇ぎながら鳴いてんの違ゃうか。知らんけど。「おもんなぁ」