立呑カンクロ亭 其の7

★大阪うそ話　立呑カンクロ亭の一日
馴染の兵蔵爺が来る　私はその客をトラの和尚と呼んでいる　虎転山寅爺寺の住職であった
クビになった　理由は差し控える　これでも客商売である　私は口が堅い　カンクロ亭主人談
不許葷酒入山門　早い話がニンニクと酒くさいのんは入ったらあかんとゆうことである
トラの和尚は山門の内側でそれをしとった　ビールと王将の餃子　それを檀家にチクられたらしい
「気い落とさんときや、豊蔵はん」　と慰める　「わし、兵蔵や・・・」
名前は間違わんにこしたことはない　客商売である　がこうゆうことは多分にあるもんである

立呑カンクロ亭 其の6

★大阪うそ話　立呑カンクロ亭の一日
ヘビ仙人が杖にもたれるようにして入ってきた　見方によっては杖に絡みついとるようにも見える
何となくアナゴのごぼう巻を連想させてしまう姿である　愛嬌はない
目はうつろ　ぼけーとしとる　この店の常連は年寄りばっかりでつい健康の心配をしてしまう
「どないしてましたん？」　「・・・冬眠しとった、寝過ごした、きのう目がさめた、腹へった」
健康を心配して損することも多い　「何んしときます？」　「そうめん！食いたい」
そうめんは常備用に置いてある　麺つゆがなかったんでおでん出汁をかける　「旨っ！」　「・・・」

兵庫 広瀬酒店

★広瀬酒店（立飲み）
この日は午後から半休を取る。「もうやっとれん、ぐれたる！昼からくたくたになるまで飲んだる！」
とゆうのが理由ではない。「私事都合」とゆうんを正式理由にして届けといた。「お疲れさまで～す」
微妙な言いまわしで会社を追出される。昼から開いとる店を探す。新長田の次は兵庫の駅に行く。
ここで夕暮になる。くたくたである。広瀬酒店。見栄をはったわりに他愛のない不良老人がおった。
2014.5.15　日本酒270円　おでん（ちくわ・玉子）200円

新長田 永井酒店

★永井酒店（立飲み）
新長田の駅で降りたつ。鉄人28号のモニュメントがあると聞いてたんでそっちの方へ歩いて行く。
こうゆうのは写真で見るんと実物では感じ方が違うもんである。真下から見上げると迫力がある。
「こいつか！人造人間モンスターをボコボコにいじめたやつは」人によって感じ方は違うこともある。
さて永井酒店。米屋と酒屋の兼業。アテがところ狭しと並んでる。おむすびが特に旨そうに見えた。
2014.5.15　ブラックニッカ水割ボトル260円　いか煮付250円

のみあるき

★のみあるき
2014.5.12～2014.5.16
	阪急東	伊吹屋	立飲み	瓶ビール	さば塩焼
	阪急東	兵蔵	立飲み	焼酎　日本酒	まぐろ落ち　ふぐ卵巣味噌漬
	京橋	きむらや	立飲み	焼酎	焼売
	京橋	餃子の王将	中華	酎ハイ	焼そば
	北浜	銭小商店	立飲み	瓶ビール	クラッカー　チーズ
	淀屋橋	梅衛門	手打うどん	瓶ビール（中）	鶏唐揚セット
初	新長田	谷本酒店	立飲み	淡麗（缶）	はも皮
初	新長田	永井酒店	立飲み	ブラックニッカ	いか煮付
初	新長田	本間酒店	立飲み	酎ハイ（缶）	焼そば
初	兵庫	広瀬酒店	立飲み	日本酒	おでん（ちくわ・玉子）
	京橋	丸徳	居酒屋	日本酒	きゅうり胡麻油
	京橋	京屋本店	居酒屋	焼酎	湯豆腐　おこぜ唐揚