“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

きへんの漢字に突入

2013-03-24 20:27:05 | 日記
こんばんは。

昨夜は新入生予備登校日(2回目)でした。
しろねこたちは生徒指導部として、新入生の髪型や化粧をチェックしながら、
学生証の写真撮影用に仮制服を着せたり脱がせたり、という仕事を1日中やっておりました。
他人の服の脱ぎ着を、こんなに一気に手伝うことも、一生のうちにあるんですね(笑)
午前は男子の上着、午後は女子のリボンを担当してましたが、だんだんサイズを見抜いて合わせていくのが楽しくなっていくのだから、面白いものです。

さて昨日は、にちへんの漢字の後の、いくつかの細かい部首を引いた後、きへんに突入しました。
これは、てへんやりっしんべんの漢字以上に暫く続きます。

『要覧』166頁「曰」~167頁「栩」を引きました。
部首としては、
ひらび
つきへん
きへん(1)
です。

・「朶」=垂れ下がった。
→「朶雲(だうん)」「耳朶(じだ)」
・「朶」=木の枝。
→「粗朶(そだ)」…切り取った小枝。
→「万朶(ばんだ)」…たくさんの花の枝。

・「杠梁(こうりょう)」…橋。
・「徒杠(とこう)」…人が歩いて渡る細い橋。
→「杠」=一本橋。

・「枌」=木の名前、ニレの木。
→「枌楡(ふんゆ)」…ニレの木。
・「枌」=薄く切った板。
→「枌板(ふんばん)」…削ぎ板。

・「柯葉(かよう)」…枝と葉。
・「庭柯(ていか)」…庭の木の枝。
→「柯」=枝。

・「鉄枴(てっかい)」→「枴」=杖。

・「枸櫞(くえん)」…ミカン科の低木。
※クエン酸のクエン。
・「枸杞(くこ)」…ナス科の低木。

・「柞蚕(さくさん)」…蛾の一。ナラやクヌギに繭をつくる。
※漢検に「柞原(ははそはら)」で出題。


以上です。
きへんの道はまだまだこれから。