“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

「好きな四字熟語アンケート」及び近況

2021-03-31 20:28:47 | 日記
2月に円満字さんのTwitterからリンク先に飛んで、漢検協会による「好きな四字熟語アンケート」に回答していたのですが、
昨日 kanji cafe で結果発表①がアップされていたのを、先ほど知りました。
当然ですがやはり、トップにランクインしているのは巷でメジャーな四字熟語ばかり…、そしてやはり、四字熟語とは何かということは措くとして、「焼肉定食」は根強いですね…。
対してしろねこが挙げた四字熟語は、自分のほかに果たして挙げた人がいたのか、どうか。
3語まで挙げてよいということでしたので、以下の3語を回答しました。理由も質問にあったので付けたのですが、時間が経って正確な言い回しは忘れてしまったので、大体のところを付しておきます。
 ・豁然大悟(理由:理想的だから)
 ・氷姿雪魄(理由:清々しいから)←ブログタイトルですし。
 ・枕戈待旦(理由:かっこいいから)
最初の2つは気に入った四字熟語として、折に触れて明言しているのですが、3番目の「枕戈待旦」に言及したのはおそらく初めてです。3語までいいと言われると、別に2語で止めてもいいのに、「どうせなら」と3番目を探してしまうのが人情というもの。いろいろ考えた結果、「曲突徙薪」と迷って「枕戈待旦」にしました。最近年齢を感じることが増えてきたので、こういう隙のない緊張感を維持できるさまには余計に憧れます。
次回の結果発表②には円満字さんが登場なさるとのことで、とっても楽しみです!!

近況ですが、次年度の人事については一昨日判明し、しろねこは高1担当から別の学年へ飛ぶことになりました。これまで2年間見てきた学年のことは、中3の時は大変でしたが今ではすっかり心が通じ合うようになったこともあり、心配ではありますが、次の指導対象が分かると、既にそちらに気持ちがシフトしているので、自分もこういう人事異動に慣れたなあ、と我ながら諦めの速さに感心しています。今度の学年の国語の偏差値をとにかく秋までに安定させることが使命なので、自分を決して過信せずに、迅速かつ用心深く頑張っていきたいと思います。
それから、2月に漢検を地震で受けられなかった直後に、たまにしか交流はないものの割と親しかった知人が、突然死していたことを知って1週間ほど精神的にどうしてよいか分からない状態になっていました。勿論仕事もしていましたし、お焼香もしてきたのですが、その死が信じられない余り、家族に1週間ほど話すことができませんでした。このようなことは自分には初めてだったので、次にもし同じようなことがあったときにはもう少し取り乱さないで済むのだろうか、と未だに微かな心細さは続いています。
2月の漢検の返金を受け取り、送られてきた問題はまだ解かずにとってあります。それから、円満字さんの『難読漢字の奥義書』を通勤時に拝読中です。遅ればせながら、『學燈』春号の円満字さんのご寄稿も、今日拝読しました!
円満字さんの「私」についての感じ方を具体的に知ることができました。「私」を勤務中に持ち込んでいるような、いないようなくらいに職場に缶詰なしろねことしては、考えさせられるお話でした。

明後日が職員室の引っ越しなので、明日も残務処理を頑張ります。