漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

50代の漢検一級リピーター。
勉強しながら気づいたこと感じたことを中心に、気儘に書いていきます。

年齢の異称

2017-04-22 09:05:44 | 雑記
 このところ余り更新ができず、ご来訪いただいている皆さんには申し訳なく思っています。プライベートでかなりバタバタしていたためでもあったのですが、ようやく落ち着いて来ましたので、またぼちぼち記事も書いていきたいと思っています。

 さて、そのバタバタの中で、人の年齢というものに思いを馳せることが多くありました。見方によれば単に生まれてからの年数の数字というだけでもありますが、古来、節目節目の年齢に特別な呼称を付して呼ぶのは明らかに大陸渡来の文化でしょう。これに相当するような英単語などは、私が知らないだけかもしれませんが思い浮かびません。極めて東洋的な所作とでも言うべきでしょうか。

 あげだすときりがないですが、いくつかご紹介します。


【笄年】 【志学】
 どちらも15歳のこと。【笄年】 はかんざしを挿す年齢ということですから女性だけに使うのでしょう。【志学】 は逆にもともとは男性だけだったのかな? 言わずと知れた論語からの熟語ですが、孔子の時代、「学問をする」と言えば、男性だけが念頭にあったことでしょうから。


【破瓜】
 「瓜」を分解すると「八」が二つ。合わせて16ということで、女性の16歳を指すのですが、これを男性に使うとなぜか足し算が掛け算に変わって64歳のこと。どちらも今の時代、あまり使われているのを聞いたことはありませんが、面白いですね。


【弱冠】
 歳が若いこと一般に使われますが、本来は20歳のことです。


【壮室】 【而立】
 こちらは30歳。【而立】 は 【志学】 と同じく論語から。【不惑(40歳)】、【知命(50歳】、【耳順(60歳)】、【從心(70歳)】 と続き、すべて論語の中の一つの説話での言葉です。この説話、中学2年のときに学校で習いましたが、遠い遠い昔ですねぇ・・(笑)


【桑年】
 48歳。理由は 「桑」 の俗字である

の字体(「十」が四つに「八」が一つ)からですが、この手のものもたくさんあります。【喜寿(77歳)】、【傘寿(80歳)】、【漆寿(81歳)】、【卒寿(90歳)】などなど。


【杖家】
 50歳。家の中で杖を使うことが許される年齢とのこと。「許される」ったってねぇ・・・と思いますが、この先も 【杖郷(じょうきょう/60歳)】、【杖國(じょうこく/70歳)】、【杖朝(じょうちょう/80歳)】 と続きます。【杖朝】 は、宮中でも杖をついて良いということだそうです。いずれも 「禮記」 から。


【盤寿】(ばんじゅ/81歳)  【星寿】(せいじゅ/90歳)
 前者は将棋盤、後者は碁盤からの呼び名。



 まだまだたくさんありますが、ホントにきりがないのでこの辺で。



 は、島根県立大学e漢字  の漢字フォントを使用しました。
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地元の桜

2017-04-13 16:46:14 | 雑記
 少し遅いかなと思いながら足を向けてみましたが、まだまだ十分楽しめました。 ^^




 自宅近くの橋のたもとから。



 郷土芸能とでもいうのでしょうか。地元の夏祭りの名物「ばか面おどり」の像。こんなところにこんな像があることに、きょう初めて気が付きました。



 きょうは少し風があって、体をつつむように舞う桜吹雪が見事でしたが、スマホのカメラではやっぱり映らないですね。 ^^;




 地元で一番の桜の名所です。



 鳩も桜を愛でているのかな?




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たまには・・・

2017-04-09 06:24:14 | 演習問題
 今日も天気が今一つですが、来週だと散ってしまいそうなので、きょうは自宅近くの桜並木を愛でに行く予定です。

 などと書いているうちに、最近まったく「漢検ブログ」になってないなぁと思い立ったので、いつもながら少しですが、書き取り演習です。どうぞ。



1. 胸の く思い。
2. キツガイ の書を置く。
3. 法隆寺の大 ガラン
4. 災難に ホウチャク する。
5. オーストラリア北東岸の大 ホショウ


1.  【空】   (「漢検 漢字辞典」初版 P.372/第二版 P.374)
 「いざ聞かれると・・・」という感じで、できないとかなり悔しそうですね。(笑)
2.  【乞骸】  (291/518)
 辞表を出すことです。
3.  【伽藍】   (139/141)
 寺社巡りが大好きなのに、なぜかこの熟語は定着しません・・・
4.  【逢着】   (1393/1407)
5.  【堡礁】   (1393/1407)
 【礁】 の石へんがすぐ出て来なくなります。


6. ラマ 教。
7. ガンジガラ め。
8. バッカン 帽をかぶる。
9. ゴウトウ な気性。
10. ホノボノ としたふれあい。


6. 【喇嘛】   (1533/1549)
 チベット仏教のことですね。
7. 【雁字搦】   (253/256)
 初めて漢字を知ったときは、結構意外感がありました。
8. 【麦稈】   (1231/1244)
 「むぎわらぼうし」なら書けそうですが、「バッカン」と聞かれると想起できるか怪しいです。
9. 【豪宕】   (-/522)
 第二版で新たに見出しになった語。どちらかと言うと読み問題ですかね。
10. 【仄仄】   (948/956)
 個人的に定着しない語です。


11. ケンデン を耕す。
12. カチドキ をあげる。
13. 自家 ドウチャク
14. 考え アグ む。
15. ゲツベツ 雲泥、天地の相違。


11. 【硯田】   (425/429)
 執筆を業とすること。筆で書く作家さん、もし今いらっしゃったら相当な希少価値ですね。
12. 【勝鬨・凱】   (746・189/753・191)
 「凱旋門」とセットで覚えましたが、今は何となく 【勝鬨】 の方を解答したい気分。
13. 【撞着】   (1143/1152)
14. 【倦】   (418/422)
 準1級のときから、どうも定着しません。
15. 【月鼈】   (412/416)
 泉鏡花「高野聖」からの引用。直接「ゲツベツ」という熟語を知らなくても、「雲泥」からの類推もききそうですから、結構良い問題?



 29-1 まであと2カ月。さすがにそろそろどうするか決めなきゃなぁ・・・

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桜花爛漫

2017-04-08 06:27:06 | 雑記



 職場近くの昨日の桜。立ち止まって写メに収めている人がたくさんいました。^^

 きょうは自宅から徒歩圏の桜の名所へ・・・と思っていたのですがあいにくの雨。自宅学習の一日かな?
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28-3 を再解答

2017-03-26 10:19:02 | 雑記



 いつもより少しタイミングが遅くなりましたが、個人的な恒例行事で、先日の本試験問題(28-3)全体を改めて解答用紙に解答しました。28-1 などに比べるとやはり素直な(と言うか、過去問がらみの)問題が多いですね。過去問と一級四字熟語で140点程度が確保できるようです。

 年度の第一回が他の回より難しいことが多いというのは「漢検七不思議」の筆頭格で、そんなことをする意味や理由はまったく不明ですが、実感としてもデータ上でもその傾向は明らか。漢検協会のHPにデータの出ている平成19年度以降の10年間のうち、7つの年度で合格率は第一回が一番低いですから、意図してそうしているとしか思えません。

 ということで、次回 29-1 はまた難易度が上がる可能性が高いと思われますが、いつも書かせていただいている通り、私たちがやるべきことは各回の難易度変化などに惑わされることなく、160点を取るために必要なことを着実にやっていくことだけですね。29-1 の受検はまだ決めかねていますが、言葉・日本語の学びのひとつとして、一級合格の力の維持には努めていきたいと思っています。

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