“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

しなやか・たおやか・しとやか

2013-03-01 01:06:25 | 日記
こんばんは。

今日は、おんなへんの続きで、要覧150頁・中段「娥」~下段「媽」を引きました。

・「娑」=女が衣を翻して舞う意の文字。熟語例なし。
要覧には、音読みしか載っていない。

・「娵」=たおやめ、よめの訓、美人の意の文字。名詞相当。
・「娶」=めとるの訓。動詞相当。

・「婀娜(あだ)」
→「婀」=たおやか
→「娜」=[要覧では]しなやか[でも、三省堂ケータイ漢字字典では、「たおやか」の意のみ]

・「婉」=しとやか
(→「婉然」「清婉」「優婉」)
「婉曲」では「婉」=遠回しの意。
しかし、要覧の訓「しと(やか)、うつく(しい)、したが(う)、すなお」のうち、どの訓の意なのか?

※おんなへんの字を全て引き終えたら、
「あでやか」「かよわい」「みやびやか」などとも比較して纏めたい。

・「媾曳」…(難読)「あいびき」


今日は、朝から通しで卒業式の練習をし、しろねこは皆の礼指導に徹しました。
人として一礼するには、頭を下げたあとに再び顔を上げて、一旦相手の方をちゃんと見てから進むのだよ……相手に対して含羞んだりどーでもよかったりして、俯いたまま次の動作に移ってはいけません。

練習のあとは、
同窓会入会式、卒業生を撮った写真を集めたDVD上映、
と、体育館に4時間缶詰めで、流石に授業などとは違う疲れが出ました。

しかし、夜が明けたら卒業式とは、全く実感が湧かず、それでいながら、確実にそれはやってくるということだけは、理解をしすぎるほどしていて、妙な感じです。