“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

26-1自己採点との差2点分について・近況

2014-10-19 18:47:29 | 日記
大変ご無沙汰しております。
何とか無事に生きております。

烏兎怱怱、
26-2まであと1週間となりました。
受検なさる皆様におかれましては、台風も去った旻天の下、演習にも一層力が入っていらっしゃることと存じます。

それに比して、
8月の夏季休業中、
10月26日(26-2当日)の職場の文化祭に出展する作品デザインのヒントを得るためにInternetで、

キーワード「バラと鳥」

で画像検索したところ、

「豚バラと鳥塩」

という焼き鳥画像を目にして絶句し、
未だ薔薇の構図も鳥のデザインも決まり切らないまま、
遂に第三のデザインに踏み切ることにしたしろねこです。

相変わらず忙殺されています。
忙しさにももう感情移入せず働いております。



記事を更新できず一番心残りだったことですが、
26-1のweb結果通知サービスで、しろねこの自己採より2点多い「あと3点」だったことについて、大変遅くなりましたが、ご報告します。
以下の2問に於いて、正解とされていました。

■音読み■
14 醯醢 … けいかい ○
→ 上下逆に「かいけい」と読んでしまったつもりだったが、無事(?)だったらしい。
■文章題読み■
5 漫(ろ) … そぞ(ろ) ○
→ しろねこはどうしても古語の「すずろ(漫ろ)」のほうを答えてしまう癖があると以前書きましたが、標準解答には載せていなくても、可とされたようです。少し自信が持てました。



今回は26-2を受検しないことになった影響もあるのか、
自分でも考えていた以上にかなりの長期間精神的放浪をしてまいりました。
8月にはこのブログを更新しよう、いや9月には………と何度も記事を書きかけましたが、
上手くいきませんでした。
漢字学習は準備運動程度にはほぼ毎日していましたが、
それ以上に夏は特に文字以外の絵画展、写真展、映画、演劇をはじめとする芸術鑑賞を意識し、見(観)たいものがあればなるべく足を運ぶようにして過ごしました。

シリアスな語りがメインの劇を最近作ったある演出家さんが、
「言葉で絵を描け」
と俳優さんに言ったそうです。

言葉は表現するためのもの。
表現したいものがなかったら、
いくら言葉を知っていても表現するにいたらない。
でも、届けたいメッセージを、こんなにも言葉で表現できるし、相手に想像させられるし、残せるんだ、ということを考えました。

言葉に色彩と力を蓄えるように、また言葉を学んでいけたら、と思います。


現在11月上旬の日本語検定対策を生徒に実施中ですが、漢検と違い問題のページ数が半端ではないため、原本づくり・印刷量に負けず十分な対策をとれるのか、たいていの先生はたじろぎます。
しろねこも尻込みしそうになったので、ギリギリまで迷いましたが、どうせ後悔するならやって後悔する質なので、自分も最後に申し込み、対策準備のテンションを上げました。
効き目は抜群で、如何にそれまでスイッチが入っていなかったかよく分かりました(笑)
今回は同僚も国語科であるなしにかかわらず4人受検してくれるので、これを機会に、日本語を改めて学ぶ楽しさ・奥深さを知って貰おうと思います。
何事もカンフル剤のつもりで、26-3への助走にしていければと思います。
勿論対策は気を抜かずにとります。
多忙も撥条にして頑張っていきたいです。


26-2、皆様の合格を陰ながら応援いたしますm(_ _)m
どうぞ最後まで集中力が研ぎ澄まされ、各設問あやまたず正解を射抜かれますよう、お祈り申し上げます。