“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

駑馬の歩みで兀兀

2013-01-31 22:57:36 | 日記
こんばんは。

仕事を片付けることを優先して勉強すると、多少就寝時間が延びて、昨夜はまた3時間睡眠で、帰りのバスの車内が暖かすぎたこともあり、いま滅茶苦茶眠いです 笑
でもバスだけは乗り過ごさないで降りました。眠ったが最後、終点まで行ってしまい15分ほど夜道を歩く羽目になります。

今日も仕事を終えてから通勤駅内で、1時間ほど四字熟語を拾ったり、読みの復習をしたりを少しずつしました。
ご飯を食べるのも注文に並ぶのも時間が勿体ないと思う一方で、焦らず状況として出来ることを出来るだけ思い付き、最低限チェックをする、と心に決めて、実際はそこそこゆっくり動いています。

職場の授業のほうでは、某旧帝大の過去問演習をしていて、今日はその漢文答案を採点していたら、本文に「駑」「駿」「蹶躓」「溝塹」などという文字が目に飛び込んできて、癒される思いでした。取り敢えず注無しでも大体解るので、仕事の捗りにも知識が貢献していて有難いことです。

では、また今から1時間は頑張ってみます。

臉は下の目蓋

2013-01-30 23:58:35 | 日記
こんばんは。

昨日勉強していたときのことですが、
今更ですが、24ー2諺で出た「鬼臉(きけん)」の「臉」をケータイ大辞林で引くと、「下の目蓋」と書いてありました。
因みに「瞼」を引いても、「上の目蓋」とは書いていません。

そこからすぐ思い出したのが、ひげのことです。
「髭」=くちひげ
「鬚」=あごひげ
「髯」=ほおひげ
と分かれているので、それと同じようなものなんだな、と。
で、この違いを覚えるのはしろねこには難儀で、いつも出題されないのをよいことに曖昧な記憶のままやり過ごしていたのですが、
最近ごく個人的なネタも含めた語呂合わせを何となく思い付き、それらによって区別がつくようになりました。

・くちひげ → 「この口が!」という罵りの文句がありますが、「この口」→「此」→「髭」

・あごひげ → しろねこの知人に「須○」 という名字の人物がいて、失礼ながら非常に尊大な面があり、他人を頤使する面があったので、「須○」→「頤使」→「鬚」

・ほおひげ → 孔門十哲に、「冉求(ぜんきゅう)」という人がいますが、彼の発言に納得した人が、「ほぉー」と感銘を受けたとすると、「冉求」→「ほぉー」→「髯」

……というアホなことを言っているうちに、
今日も過ぎ、また後1時間頑張ります。
今日は明日の授業のための課題添削を優先して、夜辞書を復習えたのは2時間くらいでしたが、なにも出来ないよりはずっとよかったです。

誤答の抽出、終了間近

2013-01-29 23:55:28 | 日記
こんばんは。
カウントダウンもあと数日で一区切りです。
今日は例外的に業務が夕方に終了、生徒は業務のため午前のみだったので、残った仕事を明日に回して思い切って帰りました。そして喫茶店に5時間半。先程帰宅しました。
取り敢えず、あと数十分書き込めば、24ー2、3のための過去問復習時の誤答を抽出し終えます。
しかし、当たっていたけど次も当たるか心配な問題が気になるまま整理されずに残され、24ー1や23ー3前の練習の誤答も確認したい……とはいえ、明日からはまた辞書などからの抽出に戻りたいと思っています。
木、金が忙しいので、行く末が心配です。

今夜はあと1時間頑張ります。

突っ走れるだけ突っ走りましょう

2013-01-28 22:17:52 | 日記
こんばんは。
担当生徒を含め、学年全体の国公立・私立出願先が、今日で略確定しました!会議長かった…!!後は只管演習指導・添削・解説のみ。生徒と突っ走ります。


で、個人の勉強のほうは、昨日は各分野一応解くのを終えて、半分くらいのジャンルの誤答抽出作業に入りました。今夜少しでも残りを何とか進めたいです。
そして水曜くらいから、やりかけの別の作業もしたい…。あれもこれもしたい。あと何日だと思ってるんだ……わ~~!!

初期には読めてた筈なのに、何故かずっと読めなくなっていた「轡銜」を、最近やっと「ひかん」と読めるように記憶を修正しました。「あまりにも読めなくて悲観する」とこじつけました。最早滅茶苦茶です 笑
「銜枚(かんばい)」は読めるのにね。「轡」とセットになると、何故か混乱してしまうのです。
そんなこんなでこちらでも半分寝ながら突っ走ります。

「惺」という字の存在

2013-01-27 15:08:39 | 日記
こんにちは。
一昨日が授業の添削で3時間睡眠、夜までPCと睨めっこして略データ入力完了、ということで、昨夜は帰宅後即爆睡でした。

昨日は寒波が来ました。
寒かった。
寒くて電車やバス待ちの間にケータイが打てませんでした。
最近温かくなったと思っていたのに、
やっとアスファルトがのぞき始めたと思ったのに、
またあっという間に地面も植え込みも屋根も真っ白しろ……。
いえ、しろねこの地域より寒いとこもいくらでもありますけれども。
しろねこの自宅がある地域より、しろねこの勤務地のほうが10℃差前後で寒いことがあります。
同じ県内なのに。
昨夜は、新幹線ホームで10分遅れの電車を待っていると、通過電車のアナウンスに、
「雪が舞うから後ろに下がって待て」
という趣旨の台詞がくっついていました。
走り去った直後は線路が白く煙るだけなのですが、それから数秒差で、こちら側にぶわっと雪煙が……待合室が混んでて億劫なので屋根の半分しかないホームのベンチにいたら、座りながら傘をさす羽目になりました。

今日はこれからまた外出先でノートの整理をします。
検定日まで丸一日の休みは今日だけなので、頑張らないと…。

ところで先日、喫茶店で隣のテーブルの人が、知人の名前の漢字について話しているのが聞こえて来ました。
その知人の名前は、「惺」という字を含むらしく、「惺」を「セ」と読ませているらしいです。

「惺」 (セイ)は、
・さとる
・心が静かに澄んだ様子
を意味する人名漢字です。
漢検要覧でも、「セイ」「さと(る)」「しず(か)」で1級配当漢字に載っています。

その話し手の人をはじめ、周囲の人は皆その漢字を初めて見たらしく、
「そんな字あるんだ~」と聞き手の人も返事をしていました。確かにしろねこも、知人でも生徒でも未だその字を名前にしている人を、実は見たことがありません。
けれども、その2人の話の落ちは、「珍しいけど読めなきゃ意味ないよね」というものでした。その考え方が、しろねこには少し残念でした。最近は常用漢字の組み合わせでも、そんな読み方するのか!という名前が沢山あります。「惺」も非常用漢字ではありますが、人名漢字なのだから、人の名前の一部として読んで貰える権利がちゃんとあるのに。

6000字の1級対象漢字は、勉強していてもたまにしかお見かけしないものもありますが、彼らとの出会いを楽しみに学習を続けていきたいなあ、と思うしろねこでした。