“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

謹賀新年( やや遅くなりましたが…)

2017-01-10 01:00:52 | 日記
飛ぶように年末が過ぎ、2017年になりました。
昨年拙ブログを訪れてくださった皆様、まことに有難うございました。本年も何とぞ宜しくお願い申し上げます。
皆様にとりましてよい一年でありますよう、お祈り申し上げます。


年明けに持ち越してしまった、しろねこの28-2自己採点結果より実際の結果では2点少なかった件ですが、仕事納めの後確認したところ、文章題書き取り8「疇昔」が×になっていました。自分では長期記憶に定着しているはずの問題で、なんの疑問もなく正解していたつもりでしたが、きっと何かがいけなかったんですね……更に精進あるのみです。


ところで、兼ねてから漢検生涯学習ネットワーク会員対象のメールでもお報せのあった、一昨日1/8のお昼フジテレビ系列で放映していた『検定王〜1級ホルダーNo.1決定戦〜』、しろねこはワンセグで録画しながら観ました!

まず一番に思ったことは、直後の“ととけん”まで観届けた1級取得者の皆様はおそらく、話題に上る魚一つひとつをその都度脳内で漢字変換する愉しみを味わわれたのではないか、ということです! 因みに、しろねこは答えが「翻車魚」の問題だけは、内容も理解できました。卵の数が「3億個」ということで、中学生のとき習った内容を思い出して、ピンときたのです。

そして、決勝戦に難読漢字や熟字訓が出されたのは、しろねこの好きな分野なのでたいへん楽しくもあり、一方で、“こういうので決めるんだ!!” とも思いました。でも、相手が読めないと思うものを出しあうって、もう一人のライバルである自分とも直に対峙している感じで素敵ですね!! 90問終えたときの小田部さんと小林さんの握手、そして王座が決定した瞬間の、小田部さんのにこにことした笑顔……「すずめのてっぽう」とか「つるどくだみ」とか、“なんだよそれ〜”と周囲からツッコミがあるようなものも含め、わくわくして観てしまいました♪ お二人が読み終えた半紙が散乱してるのをカメラが上から番している構図も、視覚的に実感が伝わってきて、私はおもしろい設定だなと思いました。

しろねこの多忙な現状は変わらないので、些か非現実的な展望ではありますが、自分も一つでも新しく覚えるように頑張ろう、という気持ちになりました。


また翌日1/9、いつもはそんなにワンセグは観ないのですが、たまたま地元のニュースをチェックしていた延長で、珍しく『ネプリーグ』を観ていたら、やはり最終問題のジャンルが漢字だったので、思わず一緒になって解きました。
「カツを入れる」や「フツツカ者」、「ワザとらしい」のカタカナ部分を迷わず漢字で書けたのには、ささやかな手応えを感じましたが、林先生が解説していた「太束」→「不束」という歴史は頭に入っていませんでした。

この手のクイズ番組、いつもチェックしていらっしゃる方もおいでになるかと思いますが、ごく稀にしか観ない側からすると、なかなか新鮮なのでありました。