“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

「はば(巾)」を部首とする文字

2013-03-06 00:52:40 | 日記
こんばんは。

いつの間にかまた、
仕事が増えてきました。
まずは今週末までの分、
無事捌けるか勝負です。
その上週末は卒業生が二人、
別々の日に会いに来てくれるようです。

こういう時こそ、あまり仕事やコミュニケーションにがつがつせず、
用心して暮らさなければ、と思います。


で、慌しく「はば」を部首とする漢字を引きました。


・「国帑(こくど)」…国家の財産
・「内帑金(ないどきん)」…君主が個人的に所有するお金

・「幎(べき)」=死者の顔を覆う、また、その布の意

・「幢幡(どうばん)」…仏堂を飾る旗
・「石幢(せきどう)」…経文を刻んだ石柱


…「はば」を部首とする字の印象は、
「布帛」などでお馴染みの、
価値の高い豊かなイメージだなあと思います。
字義どおり絹織物のイメージにも繋がっていきますし、
「竹帛」という、文字を書かれる媒体としての役割もイメージさせます。