“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

てへんの漢字(2)

2013-03-18 01:34:01 | 日記
こんばんは。

一昨日の夜~昨日にかけて、
てへんの残りの漢字を引きました。
『要覧』162頁「掖」~164頁「攬」を引きました。
これで、てへんの字は完了です。

・「掎角(きかく)」…前後呼応して攻めること。→「掎」=後ろから足を引く意。

・「搶奪(そうだつ)」→「搶」=とる。
・「搶攘(そうじょう)」=乱れる様子。→「搶」=突く。

「たん」繋がりで何となく
・「摶飯(たんぱん)」…握り飯。
・「攤書(たんしょ)」…書物を開く。

「撓」には訓読みが沢山ありますが
・「撓め革(ためがわ)」→「撓」=(革を)にかわを溶いた水に浸してたたいて固める。*武具の製作技術。
・「腰撓め(こしだめ)」→「撓」=鉄砲を水平にかまえる意。

「擱筆」(「擱」=おく)はお馴染みですが
・「擱坐(かくざ)」→「擱」=動かなくなる。

・「擠陥(せいかん)」=人を陥れる。
・「擠抑(せいよく)」=人を抑えつける。

「擺脱」はお馴染みですが
・「擺撥(はいはつ)」…はねのける。
・「擺落(はいらく)」…払い落とす。

こんなところです。

生徒が卒業し、1日の中の会話数が減っています。
時々自分の顔の表情が消えていく感じがします。
これが本当のオフというものなんでしょう。
休日にも生徒の生活を切実に心配しなくてよい。
クラス運営の策略に気を張っていなくてもよい。
このブログを始めた4年前が、前の3年生を担任したときで、
その時よりは、喪失感は少ないので、心が空っぽというのはないんですけどね。

今日は少し職場に行きましたが、
神経が入っていないのか、
買った認め印をアイスクリームと一緒に職場の冷蔵庫に入れてしまい、気が付いて出したらハンコが冷え冷えで、
無人の職員室でひとり微笑を浮かべてしまいました。

明日は二次募集試験、会議と続いて教科の飲み会です。
夜に記事がUPできないかもしれません。