“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

また近日、円満字さんの新刊が発売されます!

2022-07-12 06:01:04 | 日記
6月に続き、円満字さんの新刊が発行されます。楽しみ!!

明後日 7月14日(木)発売
『漢字が日本語になるまで 院読み・訓読みはなぜ生まれたのか?』(筑摩書房)

しろねこは例のごとく予約注文していますが、当日は取りに行けないかも・・・
(と言いながら前回6月はやはり1本早い電車で帰って閉店5分前に滑り込んだ笑)

6月の漢検は有無を言わせない多忙ゆえ、また長期記憶だけで勝負し、やはり50%の正答率でしたが、
諺での出題「ハクギョクロウ(「白玉楼」)中の人と化す」については、
これを解答できたのは完全に、かつて円満字さんの記事を追いかけまくっていたお陰です。
草森紳一氏亡き後、氏の蔵書整理、『李賀:垂翅の客』出版に尽力した円満字さんの記録を
2015~2016年頃、閲覧し続けた私は、円満字さんの本に対する活動に本当に感動したのでした。
草森氏にまつわる「白玉楼中の人」というHPは、検索でもかかりにくいHPであり、
さらにそのページ内でも注意しないと円満字さんの言葉は見つけづらいのですが、
まだご存じない方で、ご興味のある方は探してみてください。