“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

対策着手しました

2012-05-17 22:34:19 | 日記
こんばんは。
皆様お元気ですか。
ご無沙汰しております。
しろねこの地域は
なんだかんだで
未だに肌寒い毎日が続いています。

GWも明け、また多忙な日常ですが、
GW中も含め、最近特に他人事とは思えない深刻なニュースが多すぎるような気がして、
特に眼の覚めきっていない朝などは、
全てのことに何かしら憂鬱な影が差しているような不安を、
思わず感じてしまいます。
歳とったからかなあ…汗

とはいえ、
相変わらずしろねこ自身は仕事にどっぷりです。
担当クラスの教科指導を充実させようと、
内容的にあれもこれもと張り切って設定しまい、
コツコツ教材準備と課題採点をこなしていたら、
漢検の準備がすっかりお留守に…涙

昨年度最悪だった健康面は、ギリギリ維持できています。
ただ夜7時まで授業の日も数日あって、
すごくお腹がすく日と、忙しさが軌道に乗ってお腹がすかない日との差が激しいです。

というわけで、
検定1ヶ月前だというのに全くといってよいほど着手していなかった漢検対策に、
漸く本日夜から取り掛かりました。
過去問復習うだけの月並みな対策ですけど、
結局これを軽んじて端折ると、
やはり決まって結果が芳しくないので、
仕事に負けず、最低限の準備を毎日欠かさずこなすつもりです。

記事もっと更新したいですが…
まずは仕事と仕事上がり後の数十分を大切にしていきたいと思います。
ではまた書きます。

桜吹雪

2012-05-01 07:04:25 | 日記
おはようございます。
今年もGWに突入ですが、
しろねこは受験生の補講のため、昨日は出勤でした。
3日~6日は休めるので有難いです。
寧ろGWこそ全日多忙な皆様、本当にお疲れさまです。

しろねこの地域は先日の土曜が桜日和でした。
職場の何人かが近くの神社へ恒例のお花見に行っていて、
残って仕事をしていたしろねこも呼び出されたので、
思い切って切り上げて、
帰りの電車迄の数時間混ざりに行きました。
既に暗くなってきていたので、
桜自体は薄闇を透かしてみるという程度でしたが、
しろねこは普段あまり飲みに付き合えないので、
楽しかったです。
前回お話した教頭先生のお子様方が皆大きくなっていて、
一番下の男の子とは、小学校で習っている理科で、ピーマンやオクラの種を播こうとしている話や、
彼が熱で学校を休んだ話をして、
その話し方が大変きちんとしていて、新鮮でした。

昨年は震災で落ち着いてお花見が出来なかったので、
皆のお花見の回想が一昨年にとんでいるのも感慨深かったです。

今朝は通勤バスの中から、
自宅近所の神社の参道が桜吹雪になっているのが見えて、
その散り際の美しさに、
突然春の終わりの衝撃を感じました。


さて、
模試の漢文から拾った語が少し溜まったので挙げてみます。

■『夢渓筆談』
・「邑民(ゆうみん)」=(その土地の)村人。
・「榜掠(ぼうりょう)」=むちで打つ拷問。

■『三國志』
・「仰高之風(ぎょうこうのふう)」=出世願望。

■『後山叢段』
・「宣徽使(せんきし)」=宮廷事務を統轄する宣徽院の長官。

■『貞観政要』
・「抗直(こうちょく)」=自分の主張を曲げず押し通す。
・「屈撓(くつどう)」=恐れ怯む。

■『清代軼聞』
・「誠篤(せいとく)」=誠実。

■『賓退録』
・「笄冠(けいかん)」=成人となる儀礼。それまでの子どもの髪形を改め、女子は笄を挿し、男子は冠を被る。
・「伯[女+弟](はくてい)」=いちばん上の姉。
・「筆牘(ひつとく)」=手習い。牘は古代に多く使われた、字を書くための細長い木の札。


このほか、
印象的な訓読みとしては、
「踵る(いたる)」「丐う(こう)」
などがありました。


ではまた。
新緑の勢いに圧倒されないように、
しろねこも生きていかなければと
ぼんやり考えながら、
今日も授業です。