“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

難読漢字の早わかり下敷きが…!!

2013-03-09 17:37:00 | 日記
こんにちは。

今日は、後期試験対策ラッシュ、且つ明後日までの仕事が2つ未解決であるため、一晩『要覧』引きを抑え、まずは明日答案を返します。どう逆算しても時間が足りません。

そのかわりといっては何ですが、
昨日、書店で面白いものを発見しました。

「難読漢字の早わかり下敷き」です。
その名の通り、本物の下敷きです。
漢字パズル雑誌の付録としてついています。

もう少し早くご紹介できればよかったのですが、
見つけたのは昨日、しかし2月中旬の発売で、
ショッピングサイトでは既に売り切れの様子…

【雑誌情報】
漢字パズル雑誌『漢字一番』4月号
発売日2013年2月19日
特別定価(税込)480円
発行 学研パブリッシング
懸賞応募締切5月18日

昨日の夕方、5年前の卒業生と、
しろねこの勤務地(田舎)のデパートに夕食を食べに行ったところ、
そのデパート内の本屋に上記の雑誌が2冊あるのを見かけたのです。

普通、漢字パズル雑誌でわざわざ紐とじしてあるものはないのですが、
今回の『漢字一番』には紐とじがされていたので、思わず手にとってみると、
表紙の見出しに「難読漢字の早わかり下敷き」と書いてあるのです。

ちょっと紐の隙間から見てみると、
裏表とも違うバリエーションの難読漢字が列挙してあるのが見えます。
白地に黒の印刷なので、まったく装飾性はなく、
さらに「早わかり」といっても、それはパズルを解く人々にとってであって、
漢検1級受検者ならば動植物そのものは知らなくても大体読めるのですが、
その下敷きをいつでも手元で眺められること自体が
魅力的に思えてきてしまったのです。

で、どうしたかというと、
その『漢字一番』を購入し、
しろねこが下敷きを自分のものにして、
雑誌をその卒業生にもらってもらいました。
何故ならパズルを解いていると、
次の漢検の勉強が必ず間に合わなくなるからです。

でも下敷きは欲しかった(笑)

ビックリマンチョコのシールだけとって、
ウエハースを友達にあげるようなものでしょうか
(私の友人にはその逆の子がいましたが)。

彼女(卒業生)は日本文学部から今春大学院に進学するので、
『漢字一番』を解く漢字力くらいあるだろう、ということで。
運が良ければ、何か当たるかもしれません。
しろねこはかつてこの雑誌で、壱萬円を当てたことがあります。

という訳で、急遽お知らせでした。
日本全国のどこかではまだ売れ残っているはずですので、
興味のある方は一度お近くの書店を覗いてみてください。

そしてこの下敷き自身については、また後日書きます。

では、明日はまた『要覧』記事に戻ります。

ぎょうにんべんの字

2013-03-09 00:03:29 | 日記
こんばんは。

今日(もう昨日)は、『要覧』ぎょうにんべんの字、155頁「彷」~156頁「徼」を引きました。
彳:ぎょうにんべんは、道、または道を行くの意をもつ部首です。

・「很戻(こんれい)」…ひねくれている。
・「闘很(とうこん)」…頑固
※「很」=頑固、強情。

・「徇通(じゅんつう)」→「徇」=そろう、行き渡る。

・「移徙」=転居
※音:「いし」、訓:「わたまし」

・「雑徭(ぞうよう)」→「徭」=民の義務としての労役。

・「徼循(きょうじゅん)」…巡回→「徼」=巡る
・「徼乱(きょうらん)」…乱を求める→「徼」=求める
・「徼外(きょうがい)」→「徼」=砦
※「徼幸」くらいしか普段はお馴染みではない。

以上が、今日(もう昨日)の気に留めた熟語でした。

では、おやすみなさい。
明日も出勤です。