“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

精神的放浪から戻ってまいりました。

2010-04-30 10:15:31 | 日記
約2ヶ月ぶりの更新です。しろねこにとっては短いようで長い2ヵ月でした。

漢検にかかわる環境として大きく変わったのは、先日ケータイを買い替え、これまで接続不可能だった数件の漢検1級漢字のサイトが文字バケせず見られるようになりました!一件当たりの日記の投稿字数も増えました。

因みに昨日ケータイで登録した1級練習問題集では、読み問題を80問解いてちょうど80.0%の正答率でした。

年度も改まり、異動配置も漸く落ち着き、徐々に腰を据えて漢検モードに入れそうです。
本当は何にも躊躇せず頓着せず、只管漢字や語句の世界に邁進できれば理想的でしたが、この数十日間はそれとはおよそ程遠い暮らしでした。どのくらい脳内がリセットされたか楽しみなくらいです(笑)

3月前半は、年度末の慌ただしい中にも多少時間にゆとりができて、これまで一度は手を出したいと思いながらも、漢検と並行しては解く自信のなかった「漢字ナンクロ」に挑戦していました。求められる勘も知識も検定の類と全く違うので新鮮でしたが、ホワイトナンクロは難しく、全部は解けませんでした。

3月後半は、今まで一日の大半一緒にいた教え子達が巣立ってしまったせいか急に身の置き所がなくなり、毎日自慢できるくらいの腑抜けっぷりでした(笑) 感情はうまく働かないし、何をするにもうわの空で、暗記・集中に適した精神状態とはとてもいえず、「やっぱりしろねこも生身の人間だったか…」と苦笑してしまいました。喪失感の克服って難しいですね。克服してしまえば、その喪失の対象もプラス思考で捉え直して次のステップに踏み切れるのですが…。

いずれは検定規模の暗記生活を脱して、より芸術文化に関わる意味で言葉と接しないと、今のままでは真の意味で言葉との関わりは持てていないことになるのでしょうね。そのステージに行ければ、今回みたいな喪失感とももっと上手く付き合えるのかも。でもまだその暗記もままならず、修業は続くばかりです。

とにかく、ブランク期間のリハビリします。