MARTIN GUITAR SHOW & CONCERT
-We Love Martin,We Love the Earth-
Rebirth TOUR 2006
"きらめきの街へ"
2006年10月21日(土) @ Star Nite (千葉)
~出演~
斎藤誠 V,G
浜崎貴司 V,G
スペシャルゲスト
関口和之(from SAS) Ukulele,B
========
今年のマーティンクラブコンサートは、、
夏場、、タイミング合わなかったなあ。
結局のところ、遠征しに行ったのだけど、、日帰り、高崎のみでオシマイ。
・・・残念だなあと思っていた矢先。
「秋のツアーがあります!」
えーー、まぢすかまぢすか^^
で、開催地の4ヵ所を眺めていたら。
いやっほう~(笑)!!
・・・遠征しなくてもいい場所があるー。
日帰り出来る場所があるー^^
これは画期的なことですよ。
関東エリアに住んでいる私にしても、ライブは基本的に近くても、都内です。
場合によっては、山手線の外に行くわけです。
だから、帰りの時間の心配はいつも必要だし、、というのが当然になっていたのだけど。
・・・これ、千葉なら、、大丈夫じゃん。
厳密には地元とは言いにくいですけど、
いつもの負担に比べれば、かなーーり助かります。
やったね!!!
チケットを申し込んで程なくして、スペシャルゲストの正体も明らかに^^;
・・・大丈夫かー。だって・・・ライブハウス・・・でそ^^;;;?
***
ライブ会場までは、比較的大きな駅があって、
そこから歩くというテもありましたが、少し時間がかかりそう。
私の方面から行くと、モノレールが使える!!
モノレールの駅からだと、かなり至近だということが、会場のサイトを見ていて判明。
迷わずそちらを選ぶことにする。
で、降りてみてビックリしましたよ。
駅を出たら、、物凄い騒々しさ。
一体なんだこら?
駅前に、何本か大きな木がありましたが、、
夜になると(かな?)やつらは集まってくるらしく。
野鳥ですよ、野鳥。・・・あれ、やっぱりスズメかなあ。
でも、凄まじい数が集まってるのは間違いなく。呆気にとられました。
その駅の前の道を渡って、次の大きな通りを曲がると、、、
すぐにわかりました。
もう既に、待ってらっしゃる方も何人か。
なんでかな?と思ったのだけど、今回は、全体が椅子席ではないというアナウンスがあったため。
立ち見の方が、予め順番を確保する必要があったらしいのです。なるほどね!
こちらは、席が決まってるから呑気なもので、、
誠さんがレギュラーを持っている、地元のbayfmからのお花に向って、
あーでもない、こーでもないツッコミを入れてみたり。
時間があったら、茶でも~と思ったけど、、そんな余裕はあまりなさげだったのは残念だけど^^;
いつも会うお友達も、軒並み駅からの距離だとか、、半ば迷子だとかで、、なかなかいらさらない・・・。
あれれー、、来るって聞いたと思うが・・・^^;;ちょっと心配になりましたけども^^;
ま、とにかくは入場してみます。
地下にあるスペースで、意外とスペースが広く取ってある感じで。
立ち見というか、指定席でない方用の椅子もいくつか準備されていたようです。
いつもより、スタッフの人数が目立つような気がするのは気のせいか。
これも、ゲスト効果なのかな、、とか考えたりして。
開演前でも、会場の灯りが落としてある感じ。
手元は、少々暗めではありましたが、
・・・やっぱり今日はヒトが多いねって思いました。
*****
最初は、いつもどおり、、
福岡さんのご挨拶があって、、、誠さんのご紹介から^^
「どーもー、こんばんはー^^」
と、ウクレレ片手に登場の誠さん。
遠目に見ても、なかなか趣のある色合いのウクレレ。
(・・・実際、すごくお高いものらしいですよ)
「第2のふるさと、千葉に帰ってまいりましたー」
・・・へえそうなんだ^^;
今日は、ゆっくりと・・・ユルイくらいのペースでいかれるそうでありまして^^
その昔、誠さんのイトコの方をナンパしたという^^;
浜崎貴司さんを呼び込み!!
最初はこのお2人にてのいきなりセッション!
誠さん曰く、ナンパ・・というかそれに近い出来事だったんだそうですよ。
20年くらい前のこと、中野サンプラザのエルビス・コステロのコンサートへ行くために、イトコの方と待ち合わせをしていたところ、、、
・・・一緒についてきたのが浜崎さんだったという^^そんな仲。
あ、勿論そのときはまだプロではなくて学生だったそうですが。
これは、お馴染みのお話になってるみたいで、、、
先日、誠さんの番組Midnight Sessionにいらしたときにも、最初はその話になっていたような^^;;;
「むしろナンパされたんですってぱ!!」
と、これまた必死に言い訳モードに入ってらっさる浜崎さんなのでした。
「マーティンと関係ない話から始まったけどね、、、、、、」
(えー、因みに向って左が浜崎さん、右が誠さんです。大体こういうケースが多いですかね。)
「あ、ギター、楽屋に置いて来ちゃった^^;」
・・・誠さん、ウクレレしか持ってきてなかったのですね^^;
と、言ってギターを取りに^^;
「そうそう・・・楽屋にありましたよ。どうすんのかなあって」^^;
一方浜崎さんは「・・・チューニング出来てないんですけど、、」
「・・・楽屋でやっとくぺきこと、何もしてない、、」・・・誠さんの仕返し^^;?
・・・って、おいっ(笑)。
話を繋ぎがてら「千葉の名産は?」と誠さんが尋ねると、
会場から、、「らっかせーーー!!」
「・・・食べました^^」ほんとすか^^;?
たたみかけるよにして「すいかーーー!!」
誠さんも苦笑いで「なんですか、このトークショーみたいなノリは^^;」
千葉は、ご自宅から結構近いにも関わらず「前ノリ」^^
他の土地と同様に、全くのツアー感覚で乗り込んでいらしたのだそうです。
1曲目はビートルズナンバー!
因みに、浜崎さんはギターを借りてらした、それはなんとジョージ・マーティンモデル。
5フレットに「5」の刻印。そのココロは「5人目のビートルズ」なのだそうですが、、
言わずとしれた、ビートルズのプロデューサー。
浜崎さん、いきなり「生意気なオッサン」発言^^;;
「・・・あのヒトがみんなやったんだから^^;;」慌ててとりなす誠さん、、、
曲は「Nowhere man」でした^^
いいよねー。好き好き^^ドあたまからかなり嬉しいラインナップ!
で、最初は浜崎さんのセットから。
独特のオーラと「間」があって、見るものをぐぐっとひきつける感じがします。
たまたま、浜崎さんの側の席だったのだけど、
なんとも眼光鋭いというか、眼に強い力がある方だなって、遠めに見てても思いました。
確か、次に手にされたギターがO-18というやつ。
(これは誠さんも持ってらして、大事に使われているものですね。)
因みに、高円寺にて購入したもの。
結構・・・お買い得なお値段だったらしい、、
(ということを、ギターショウなどで見たり、スタッフの方に教えていただいて理解されたらしく^^;)
で、それで唄おうとしたら、、、またもや「チューニング出来てないんですよね」ってヲイ^^;
チューニングをしながら、つれづれに千葉の印象などを、お話して下さったのだが、、、
ライブをやるのも久しぶりらしく。
「街は立派ですけど、、、ヒトが少ないんですよね、、(ぼそ)」
・・・苦笑いな沈黙^^;;;;
2曲めもカバーで、宇多田ヒカルの「光」でした。
なんというか、唄に圧倒的な重みと存在感があって。
途中で瞬きしちゃいけないんじゃないか(笑)、、というくらいでしたね。
えーーーーと。
続いてはですね、、、、(沈黙)・・・・曲、変えます。
えっ?!
「秋だけど、春の唄です」
だそうです。
この季節に、説明するのはなんとも難しいと、、、
まあ、そりゃそうでしょうねえ、、^^;
唄い終わるなり、、、
「・・・しかし。
・・・今の唄。
・・・よかったですねえ。」
心の中で、思わずガッツボーズなくらいの
浜崎さんご自身としても、快心の出来らしかったです^^
「見えましたか?僕の握りこぶし。」
真顔で言われてしまいました。どうしましょうか^^;
というか、そんなオモロイこと、、、^^
最後の曲は、森山良子さんもお使いのモデルのギターを使用なのだそうで。
「森山さんといえば、、「涙そうそう」ですね」
と、問い掛けられるも、、ええと、多分そうだったかも(笑)。
若干ざわめくお客さんたち。
「そうそう、、って言うんですよ」
「あーーー」お客さん一同、一斉に納得(笑)。
「あーって言わないっ!」
ギャグだったのかあ・・・ツッコんでくるタイミングもドンぴしゃり!でしたね。
大変恐れ入りました^^;
今回のセットは、浜崎さんの中でも、、、
「ロマンチック街道を爆走中!」
というセットだそうであります(笑)。
確かに、リズムとかで持ってくものよりは、
唄やメロディをじっくりと聴かせていただける感じです。
その唄の雰囲気とともに、インパクトが大きいですね。
こりゃ、大変ありがたい^^って感じがしました^^
でもね、最後もやっぱり・・・
「チューニング出来てない」
って、、うぉーーい(笑)。
こう最後まで突き進んで下さると、逆に愉快になってくる^^
かなり衝撃の(笑撃としてもよいかも、いやほんとに^^;
ラジオのゲストのときの印象と、随分違う、、、
あのときはW杯の現地観戦の興奮サメヤラヌという感じのせいもあってか、、ものすごい勢いで喋ってらしたもんね!!
こちらの方が、むしろいつものペースの浜崎さんな感じなのかな、、)
そして、そのあとはいよいよ誠さんが登場です。
(ベージュのテンガロンに、Tシャツの上に赤系のチェックのシャツをはおり、、ジーンズといったスタイル^^)
浜崎さん独特の強い「気」「オーラ」について言及。
最後の曲紹介でも、
「くちづけ・・・(長い沈黙)・・・・・・という曲です!」
息止まりますってば^^;
日頃より「間」がコワイとおっしゃる誠さん、、
「待ってらんない、待ってらんないっ!!」^^;;
昨日ホテルで、パソコンのメールを開けてみたら、
いつもよりファンのみんなからのメールが多い。
それというのも・・・・、
「今日という日が、デビューの日でした・・・大きくなりました^^」
それにちなんで、、、
「僕はデビューの曲だと思っています」
(札幌でもこのようなお話をされましたが、当然ながらデビューシングルはあります^^
誠さんファンの皆様ならば、とっくにご存知ですね^^)
「ララル」
先ほどのステージの雰囲気と、こうも変わるものか、、、
と、いつものことながらまた改めて感じていた次第です。
ギターの奏でる表情は、本当に演奏される方の数だけ変わるものですね。
柔らかく、温かい唄に、改めてホッとすると同時に
「やっぱり、誠さんの声が好きだ!」
と、思っちゃうんですよね。
デビュー記念日、本当におめでとうございます。
まだまだ・・・・行っちゃいますよね^^
今日の誠さんは、O-21モデルも使用。
「持っているだけで、幸せな気持ちになります」
現行のものと「フレット」(バーフレットっておっしゃったかな)が違うらしい。
つまりは、長い歴史を刻んでいるギターだってことですよ^^
それを使って、、
「NEED YOUR LOVE」。
ぐぐっと唄に引き込まれてしまい、一瞬自分がどこにいるかわからなくなるような・・・。
そんな唄でした。
1曲目については、なかなかデビュー記念日に唄うことはないので、嬉しいとお話されていました^^
今年はまた、昨年に引き続きアメリカのナザレスにある、マーティンの工場へ行ったという誠さん。
でも、他に見所っていうものはなくて、、本当にそこにはマーティンしかない、、、
けれど、ギターが大好きな方にはもう、楽しくて楽しくて仕方ない場所だと思うってことでした。
それと、この後のマーティンのライブの予定と、、、、
「皆さん、パソコンて知ってますか^^」
な、何をおっしゃるのかと思いきや。
「ギターラボ」の連載のことをお知らせするためでした^^
ご自身で、文章の編集をされたりしたそうですが(!!!!!)
自分でやってて笑っちゃって、、、抱腹絶倒で面白いとのことです(笑)。
誠さんのカスタムマーティンのギターの話かな、、、
だから、ナザレスの話になったんだろうかと思いますが、、
「風を抱いて走れ」。
途中の間奏では、足を踏み鳴らしてリズムを取っている音が、私のいるところまでダイレクトに聴こえた。
それほどに力がこもった演奏でした。
「それでは、皆さんお待ちかねです!!
うちの大学の先輩を紹介します。
・・・関口さん、、、いらっしゃいますか?」
そうっと呼びかける誠さん^^
「・・・関口和之先輩ですっ!!」
いよいよ、スペシャルゲストのご登場です^^
なんとなく、、様子を伺うようにそぉっとご登場。
「・・・マイク聴こえてますか?」・・・・えっ(笑)。
「・・・そのためにマイクあるんですからっ」^^;
お声はかけてみたものの、まさか出ていただけるとは!!とおっさる誠さん。
最初にお2人が会ったのは、かの有名な大学のあのサークルでのこと。
最初、誠さんは関口さんのことが怖かったのだそうです、、、いや、何のことはない、あまりお話にならないからだったのだそうですが^^;
一方、関口さんから見た誠さんはというと、「何でもいうことを聞いてくれる後輩」^^だったのだそうです。
まあ、よくタバコ買いに自動販売機に走ってたそうであります^^;
今年の夏、浜名湖のイベントのためにリハーサルもたけなわって時に、
誠さんの番組にゲストでいらしてくださったのですね。
誠さん、関口さんの醸し出す独特の「間」についてお客様に一生懸命説明をし、
一方、関口さんには「どうぞご自分のペースで」と。
間を取り持つかのような誠さんが、なんだかとても健気です^^;;
でも、、、「さっさとやりましょう^^」進行はあくまでもきちんと執り行う・・・と^^
セッションの1曲目は「ON AND ON」(スティーブン・ビショップ)。
誠さんのギターが曲の底辺を優しく・・・それでいて優しく支える感じ。
その上をウクレレの流れるような音が躍るかのようです。
誠さんは、少し唄って下さいました。
1曲終るなり、、、関口さん・・・「緊張するよね!」
「・・・緊張してるように、見えないですっ!!
ええと、そのウクレレはマーティンですか?」
半ば知りつつも敢えて尋ねる誠さん^^;
「え、あ、いや、最初から言ってくれれば・・・」^^;;
って、、、、、^^;;;;
でも、最初に誠さんが持ってらしたマーティンのウクレレについて、
改めて詳しく関口さんが説明して下さいました。
・・・どエライ値段のシロモノらしいですね^^;
・・・聴くんじゃなかった、、というくらいの^^;;
あと、今年の夏PV撮影で行ったハワイで立ち寄ったウクレレショップで見かけた、
ウクレレのお話を誠さんが尋ねてみたり。
次の曲に関しては、、、
お2人は、1977年以来のお付き合い。
サザンがプロとしてデビューした後、グッとした曲。
誠さんご自身にも、覚えがあるような、、そんな景色がいっぱい盛り込まれているような、、、そんなナンバー。
誠さんからのリクエストだそうです。
「Ya Ya」
お客様も、これは納得でしょう^^
「・・・やんなきゃ、だめ^^;?」
と、この期に及んで言う関口さんにずっこける誠さん^^;
これは、何度かラジオなどでやって下さってたナンバーですし。お2人の息はぴったりです。
そのあと、、せーの!!でカウントを入れていたので、、、
「なんだろう?」
と思ったのですが。
何と、ここでもビートルズなのでした!!
「Can't Buy Me Love」
へぇぇぇぇぇ!!びっくりでした。
ウクレレが入ると、ロック、ロックンロールといえども、その音色ゆえか、どこかのんびり和やかに聴こえるから楽しいね^^
さて、、、関口さんがお帰りになった後で誠さん、、、
「妙な汗かいちゃった」^^;
未だ、緊張はあるようですね、、^^;;;;
「未だに、大学のときの先輩後輩モードが入ってしまい「何か自分に頼んでくれないかな、、、」と、ついつい思っちゃうのだそうです。
次はPeaceな曲。
皆さんもよく知ってる曲。
よかったら、唄って下さい、、、唄えなくても心の中で唄って下さい!
「What's Going On」
・・・ええ、唄わせていただきますとも。
唄わせていただきましたとも^^
だんだんと、唄う人の声が増えていき、大きくなっていき、、
(Sister,,,,Brother,,,What's Going On!!・・・のとこです)
手拍子の数も増えていき。
おそらくは、場内整理のお手伝いをしたんじゃないかと思われる、、男の子達・・・(見た目、ヒップホップ系^^)が、盛り上がってて、
それっぽいコールアンドレスポンスになったのは、、何だか見ててとっても嬉しかったなあ^^
で、勢い余ってギターマイクが倒れちゃったみたいなんだよね、、
そしたら、客席側で見ていた福岡さんがさっと駆け寄ってギターマイクを立て直して、支えたのでした。
それを見た誠さん、、、
「ナイス!!(そのまま)持ってなさい!! 黒澤楽器の福岡くんですっ!!」
とっさの事態でも、そのあたりの気遣いも抜かりない、誠さん。さすがです。
曲終わりにも、、
「どうもありがとう!よくぞ支えた^^!!」
と、お声をかけてらっしゃいましたが、
・・・一瞬ギター、傷ついちゃったかな^^;なんて、
そっちの心配しちゃったという^^;;
マーティンツアーを支えているのは、ギター1本だけ。
ツアー地で街に出て、出会った人にとにかくギターを肩にかけてもらって、、、、
持ってもらっちゃう。
(会場で流れていたMX-TVにもそんなシーンがあります)
最初はひるむけれど、やがて「笑顔がこぼれる」。そんなことの連続なのだそうです。
で。
この後、誠さんと浜崎さんは「いやっちゅうほど」サインをする用意があるとのことで、、、
(今日はもしかしたらないかもな、、とチラと思った)
「えー、関口さんに関しては混乱になるので早く帰ってもらいます^^;」
本編の最後を飾るのは「Waltz In Blue」。
と、このツアーのテーマともいうべき「きらめきの街へ」。
その2へ続く、、、
-We Love Martin,We Love the Earth-
Rebirth TOUR 2006
"きらめきの街へ"
2006年10月21日(土) @ Star Nite (千葉)
~出演~
斎藤誠 V,G
浜崎貴司 V,G
スペシャルゲスト
関口和之(from SAS) Ukulele,B
========
今年のマーティンクラブコンサートは、、
夏場、、タイミング合わなかったなあ。
結局のところ、遠征しに行ったのだけど、、日帰り、高崎のみでオシマイ。
・・・残念だなあと思っていた矢先。
「秋のツアーがあります!」
えーー、まぢすかまぢすか^^
で、開催地の4ヵ所を眺めていたら。
いやっほう~(笑)!!
・・・遠征しなくてもいい場所があるー。
日帰り出来る場所があるー^^
これは画期的なことですよ。
関東エリアに住んでいる私にしても、ライブは基本的に近くても、都内です。
場合によっては、山手線の外に行くわけです。
だから、帰りの時間の心配はいつも必要だし、、というのが当然になっていたのだけど。
・・・これ、千葉なら、、大丈夫じゃん。
厳密には地元とは言いにくいですけど、
いつもの負担に比べれば、かなーーり助かります。
やったね!!!
チケットを申し込んで程なくして、スペシャルゲストの正体も明らかに^^;
・・・大丈夫かー。だって・・・ライブハウス・・・でそ^^;;;?
***
ライブ会場までは、比較的大きな駅があって、
そこから歩くというテもありましたが、少し時間がかかりそう。
私の方面から行くと、モノレールが使える!!
モノレールの駅からだと、かなり至近だということが、会場のサイトを見ていて判明。
迷わずそちらを選ぶことにする。
で、降りてみてビックリしましたよ。
駅を出たら、、物凄い騒々しさ。
一体なんだこら?
駅前に、何本か大きな木がありましたが、、
夜になると(かな?)やつらは集まってくるらしく。
野鳥ですよ、野鳥。・・・あれ、やっぱりスズメかなあ。
でも、凄まじい数が集まってるのは間違いなく。呆気にとられました。
その駅の前の道を渡って、次の大きな通りを曲がると、、、
すぐにわかりました。
もう既に、待ってらっしゃる方も何人か。
なんでかな?と思ったのだけど、今回は、全体が椅子席ではないというアナウンスがあったため。
立ち見の方が、予め順番を確保する必要があったらしいのです。なるほどね!
こちらは、席が決まってるから呑気なもので、、
誠さんがレギュラーを持っている、地元のbayfmからのお花に向って、
あーでもない、こーでもないツッコミを入れてみたり。
時間があったら、茶でも~と思ったけど、、そんな余裕はあまりなさげだったのは残念だけど^^;
いつも会うお友達も、軒並み駅からの距離だとか、、半ば迷子だとかで、、なかなかいらさらない・・・。
あれれー、、来るって聞いたと思うが・・・^^;;ちょっと心配になりましたけども^^;
ま、とにかくは入場してみます。
地下にあるスペースで、意外とスペースが広く取ってある感じで。
立ち見というか、指定席でない方用の椅子もいくつか準備されていたようです。
いつもより、スタッフの人数が目立つような気がするのは気のせいか。
これも、ゲスト効果なのかな、、とか考えたりして。
開演前でも、会場の灯りが落としてある感じ。
手元は、少々暗めではありましたが、
・・・やっぱり今日はヒトが多いねって思いました。
*****
最初は、いつもどおり、、
福岡さんのご挨拶があって、、、誠さんのご紹介から^^
「どーもー、こんばんはー^^」
と、ウクレレ片手に登場の誠さん。
遠目に見ても、なかなか趣のある色合いのウクレレ。
(・・・実際、すごくお高いものらしいですよ)
「第2のふるさと、千葉に帰ってまいりましたー」
・・・へえそうなんだ^^;
今日は、ゆっくりと・・・ユルイくらいのペースでいかれるそうでありまして^^
その昔、誠さんのイトコの方をナンパしたという^^;
浜崎貴司さんを呼び込み!!
最初はこのお2人にてのいきなりセッション!
誠さん曰く、ナンパ・・というかそれに近い出来事だったんだそうですよ。
20年くらい前のこと、中野サンプラザのエルビス・コステロのコンサートへ行くために、イトコの方と待ち合わせをしていたところ、、、
・・・一緒についてきたのが浜崎さんだったという^^そんな仲。
あ、勿論そのときはまだプロではなくて学生だったそうですが。
これは、お馴染みのお話になってるみたいで、、、
先日、誠さんの番組Midnight Sessionにいらしたときにも、最初はその話になっていたような^^;;;
「むしろナンパされたんですってぱ!!」
と、これまた必死に言い訳モードに入ってらっさる浜崎さんなのでした。
「マーティンと関係ない話から始まったけどね、、、、、、」
(えー、因みに向って左が浜崎さん、右が誠さんです。大体こういうケースが多いですかね。)
「あ、ギター、楽屋に置いて来ちゃった^^;」
・・・誠さん、ウクレレしか持ってきてなかったのですね^^;
と、言ってギターを取りに^^;
「そうそう・・・楽屋にありましたよ。どうすんのかなあって」^^;
一方浜崎さんは「・・・チューニング出来てないんですけど、、」
「・・・楽屋でやっとくぺきこと、何もしてない、、」・・・誠さんの仕返し^^;?
・・・って、おいっ(笑)。
話を繋ぎがてら「千葉の名産は?」と誠さんが尋ねると、
会場から、、「らっかせーーー!!」
「・・・食べました^^」ほんとすか^^;?
たたみかけるよにして「すいかーーー!!」
誠さんも苦笑いで「なんですか、このトークショーみたいなノリは^^;」
千葉は、ご自宅から結構近いにも関わらず「前ノリ」^^
他の土地と同様に、全くのツアー感覚で乗り込んでいらしたのだそうです。
1曲目はビートルズナンバー!
因みに、浜崎さんはギターを借りてらした、それはなんとジョージ・マーティンモデル。
5フレットに「5」の刻印。そのココロは「5人目のビートルズ」なのだそうですが、、
言わずとしれた、ビートルズのプロデューサー。
浜崎さん、いきなり「生意気なオッサン」発言^^;;
「・・・あのヒトがみんなやったんだから^^;;」慌ててとりなす誠さん、、、
曲は「Nowhere man」でした^^
いいよねー。好き好き^^ドあたまからかなり嬉しいラインナップ!
で、最初は浜崎さんのセットから。
独特のオーラと「間」があって、見るものをぐぐっとひきつける感じがします。
たまたま、浜崎さんの側の席だったのだけど、
なんとも眼光鋭いというか、眼に強い力がある方だなって、遠めに見てても思いました。
確か、次に手にされたギターがO-18というやつ。
(これは誠さんも持ってらして、大事に使われているものですね。)
因みに、高円寺にて購入したもの。
結構・・・お買い得なお値段だったらしい、、
(ということを、ギターショウなどで見たり、スタッフの方に教えていただいて理解されたらしく^^;)
で、それで唄おうとしたら、、、またもや「チューニング出来てないんですよね」ってヲイ^^;
チューニングをしながら、つれづれに千葉の印象などを、お話して下さったのだが、、、
ライブをやるのも久しぶりらしく。
「街は立派ですけど、、、ヒトが少ないんですよね、、(ぼそ)」
・・・苦笑いな沈黙^^;;;;
2曲めもカバーで、宇多田ヒカルの「光」でした。
なんというか、唄に圧倒的な重みと存在感があって。
途中で瞬きしちゃいけないんじゃないか(笑)、、というくらいでしたね。
えーーーーと。
続いてはですね、、、、(沈黙)・・・・曲、変えます。
えっ?!
「秋だけど、春の唄です」
だそうです。
この季節に、説明するのはなんとも難しいと、、、
まあ、そりゃそうでしょうねえ、、^^;
唄い終わるなり、、、
「・・・しかし。
・・・今の唄。
・・・よかったですねえ。」
心の中で、思わずガッツボーズなくらいの
浜崎さんご自身としても、快心の出来らしかったです^^
「見えましたか?僕の握りこぶし。」
真顔で言われてしまいました。どうしましょうか^^;
というか、そんなオモロイこと、、、^^
最後の曲は、森山良子さんもお使いのモデルのギターを使用なのだそうで。
「森山さんといえば、、「涙そうそう」ですね」
と、問い掛けられるも、、ええと、多分そうだったかも(笑)。
若干ざわめくお客さんたち。
「そうそう、、って言うんですよ」
「あーーー」お客さん一同、一斉に納得(笑)。
「あーって言わないっ!」
ギャグだったのかあ・・・ツッコんでくるタイミングもドンぴしゃり!でしたね。
大変恐れ入りました^^;
今回のセットは、浜崎さんの中でも、、、
「ロマンチック街道を爆走中!」
というセットだそうであります(笑)。
確かに、リズムとかで持ってくものよりは、
唄やメロディをじっくりと聴かせていただける感じです。
その唄の雰囲気とともに、インパクトが大きいですね。
こりゃ、大変ありがたい^^って感じがしました^^
でもね、最後もやっぱり・・・
「チューニング出来てない」
って、、うぉーーい(笑)。
こう最後まで突き進んで下さると、逆に愉快になってくる^^
かなり衝撃の(笑撃としてもよいかも、いやほんとに^^;
ラジオのゲストのときの印象と、随分違う、、、
あのときはW杯の現地観戦の興奮サメヤラヌという感じのせいもあってか、、ものすごい勢いで喋ってらしたもんね!!
こちらの方が、むしろいつものペースの浜崎さんな感じなのかな、、)
そして、そのあとはいよいよ誠さんが登場です。
(ベージュのテンガロンに、Tシャツの上に赤系のチェックのシャツをはおり、、ジーンズといったスタイル^^)
浜崎さん独特の強い「気」「オーラ」について言及。
最後の曲紹介でも、
「くちづけ・・・(長い沈黙)・・・・・・という曲です!」
息止まりますってば^^;
日頃より「間」がコワイとおっしゃる誠さん、、
「待ってらんない、待ってらんないっ!!」^^;;
昨日ホテルで、パソコンのメールを開けてみたら、
いつもよりファンのみんなからのメールが多い。
それというのも・・・・、
「今日という日が、デビューの日でした・・・大きくなりました^^」
それにちなんで、、、
「僕はデビューの曲だと思っています」
(札幌でもこのようなお話をされましたが、当然ながらデビューシングルはあります^^
誠さんファンの皆様ならば、とっくにご存知ですね^^)
「ララル」
先ほどのステージの雰囲気と、こうも変わるものか、、、
と、いつものことながらまた改めて感じていた次第です。
ギターの奏でる表情は、本当に演奏される方の数だけ変わるものですね。
柔らかく、温かい唄に、改めてホッとすると同時に
「やっぱり、誠さんの声が好きだ!」
と、思っちゃうんですよね。
デビュー記念日、本当におめでとうございます。
まだまだ・・・・行っちゃいますよね^^
今日の誠さんは、O-21モデルも使用。
「持っているだけで、幸せな気持ちになります」
現行のものと「フレット」(バーフレットっておっしゃったかな)が違うらしい。
つまりは、長い歴史を刻んでいるギターだってことですよ^^
それを使って、、
「NEED YOUR LOVE」。
ぐぐっと唄に引き込まれてしまい、一瞬自分がどこにいるかわからなくなるような・・・。
そんな唄でした。
1曲目については、なかなかデビュー記念日に唄うことはないので、嬉しいとお話されていました^^
今年はまた、昨年に引き続きアメリカのナザレスにある、マーティンの工場へ行ったという誠さん。
でも、他に見所っていうものはなくて、、本当にそこにはマーティンしかない、、、
けれど、ギターが大好きな方にはもう、楽しくて楽しくて仕方ない場所だと思うってことでした。
それと、この後のマーティンのライブの予定と、、、、
「皆さん、パソコンて知ってますか^^」
な、何をおっしゃるのかと思いきや。
「ギターラボ」の連載のことをお知らせするためでした^^
ご自身で、文章の編集をされたりしたそうですが(!!!!!)
自分でやってて笑っちゃって、、、抱腹絶倒で面白いとのことです(笑)。
誠さんのカスタムマーティンのギターの話かな、、、
だから、ナザレスの話になったんだろうかと思いますが、、
「風を抱いて走れ」。
途中の間奏では、足を踏み鳴らしてリズムを取っている音が、私のいるところまでダイレクトに聴こえた。
それほどに力がこもった演奏でした。
「それでは、皆さんお待ちかねです!!
うちの大学の先輩を紹介します。
・・・関口さん、、、いらっしゃいますか?」
そうっと呼びかける誠さん^^
「・・・関口和之先輩ですっ!!」
いよいよ、スペシャルゲストのご登場です^^
なんとなく、、様子を伺うようにそぉっとご登場。
「・・・マイク聴こえてますか?」・・・・えっ(笑)。
「・・・そのためにマイクあるんですからっ」^^;
お声はかけてみたものの、まさか出ていただけるとは!!とおっさる誠さん。
最初にお2人が会ったのは、かの有名な大学のあのサークルでのこと。
最初、誠さんは関口さんのことが怖かったのだそうです、、、いや、何のことはない、あまりお話にならないからだったのだそうですが^^;
一方、関口さんから見た誠さんはというと、「何でもいうことを聞いてくれる後輩」^^だったのだそうです。
まあ、よくタバコ買いに自動販売機に走ってたそうであります^^;
今年の夏、浜名湖のイベントのためにリハーサルもたけなわって時に、
誠さんの番組にゲストでいらしてくださったのですね。
誠さん、関口さんの醸し出す独特の「間」についてお客様に一生懸命説明をし、
一方、関口さんには「どうぞご自分のペースで」と。
間を取り持つかのような誠さんが、なんだかとても健気です^^;;
でも、、、「さっさとやりましょう^^」進行はあくまでもきちんと執り行う・・・と^^
セッションの1曲目は「ON AND ON」(スティーブン・ビショップ)。
誠さんのギターが曲の底辺を優しく・・・それでいて優しく支える感じ。
その上をウクレレの流れるような音が躍るかのようです。
誠さんは、少し唄って下さいました。
1曲終るなり、、、関口さん・・・「緊張するよね!」
「・・・緊張してるように、見えないですっ!!
ええと、そのウクレレはマーティンですか?」
半ば知りつつも敢えて尋ねる誠さん^^;
「え、あ、いや、最初から言ってくれれば・・・」^^;;
って、、、、、^^;;;;
でも、最初に誠さんが持ってらしたマーティンのウクレレについて、
改めて詳しく関口さんが説明して下さいました。
・・・どエライ値段のシロモノらしいですね^^;
・・・聴くんじゃなかった、、というくらいの^^;;
あと、今年の夏PV撮影で行ったハワイで立ち寄ったウクレレショップで見かけた、
ウクレレのお話を誠さんが尋ねてみたり。
次の曲に関しては、、、
お2人は、1977年以来のお付き合い。
サザンがプロとしてデビューした後、グッとした曲。
誠さんご自身にも、覚えがあるような、、そんな景色がいっぱい盛り込まれているような、、、そんなナンバー。
誠さんからのリクエストだそうです。
「Ya Ya」
お客様も、これは納得でしょう^^
「・・・やんなきゃ、だめ^^;?」
と、この期に及んで言う関口さんにずっこける誠さん^^;
これは、何度かラジオなどでやって下さってたナンバーですし。お2人の息はぴったりです。
そのあと、、せーの!!でカウントを入れていたので、、、
「なんだろう?」
と思ったのですが。
何と、ここでもビートルズなのでした!!
「Can't Buy Me Love」
へぇぇぇぇぇ!!びっくりでした。
ウクレレが入ると、ロック、ロックンロールといえども、その音色ゆえか、どこかのんびり和やかに聴こえるから楽しいね^^
さて、、、関口さんがお帰りになった後で誠さん、、、
「妙な汗かいちゃった」^^;
未だ、緊張はあるようですね、、^^;;;;
「未だに、大学のときの先輩後輩モードが入ってしまい「何か自分に頼んでくれないかな、、、」と、ついつい思っちゃうのだそうです。
次はPeaceな曲。
皆さんもよく知ってる曲。
よかったら、唄って下さい、、、唄えなくても心の中で唄って下さい!
「What's Going On」
・・・ええ、唄わせていただきますとも。
唄わせていただきましたとも^^
だんだんと、唄う人の声が増えていき、大きくなっていき、、
(Sister,,,,Brother,,,What's Going On!!・・・のとこです)
手拍子の数も増えていき。
おそらくは、場内整理のお手伝いをしたんじゃないかと思われる、、男の子達・・・(見た目、ヒップホップ系^^)が、盛り上がってて、
それっぽいコールアンドレスポンスになったのは、、何だか見ててとっても嬉しかったなあ^^
で、勢い余ってギターマイクが倒れちゃったみたいなんだよね、、
そしたら、客席側で見ていた福岡さんがさっと駆け寄ってギターマイクを立て直して、支えたのでした。
それを見た誠さん、、、
「ナイス!!(そのまま)持ってなさい!! 黒澤楽器の福岡くんですっ!!」
とっさの事態でも、そのあたりの気遣いも抜かりない、誠さん。さすがです。
曲終わりにも、、
「どうもありがとう!よくぞ支えた^^!!」
と、お声をかけてらっしゃいましたが、
・・・一瞬ギター、傷ついちゃったかな^^;なんて、
そっちの心配しちゃったという^^;;
マーティンツアーを支えているのは、ギター1本だけ。
ツアー地で街に出て、出会った人にとにかくギターを肩にかけてもらって、、、、
持ってもらっちゃう。
(会場で流れていたMX-TVにもそんなシーンがあります)
最初はひるむけれど、やがて「笑顔がこぼれる」。そんなことの連続なのだそうです。
で。
この後、誠さんと浜崎さんは「いやっちゅうほど」サインをする用意があるとのことで、、、
(今日はもしかしたらないかもな、、とチラと思った)
「えー、関口さんに関しては混乱になるので早く帰ってもらいます^^;」
本編の最後を飾るのは「Waltz In Blue」。
と、このツアーのテーマともいうべき「きらめきの街へ」。
その2へ続く、、、