ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

2004AAA  『THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK』

2004年11月30日 | 2004年ライブ・イベント
Act Against AIDS 2004
THE GOLDEN AGE OF BRITISH ROCK ~愛と青春の英国ロック~   
 
2004年11月30日(火)~12月2日(木)
@パシフィコ横浜
(管理人は12/1-2で参加)

~出演~

桑田佳祐 Vocal&Guitar
斎藤誠 Guitar
中シゲヲ Guitar
角田俊介 Bass
小田原豊 Drums
片山敦夫 Keyboards
深町栄 Keyboards
三沢またろう Percussion
包国充 Sax&Flute
平松八千代 Chorus

*guest*
原由子 Vocal&Keyboards

AAA最終日。
何のライブでもそうだろうとは思うのだけど、やはり千秋楽というのは足を運ぶお客さんにも一種独特の「気合い」みたいなものがあるのかな。
なんか、一段とそのわくわくわくわくという雰囲気が会場を包みますね。
開演前のBGM(たとえば、ストーンズであるとか、スペンサーデイビスグループであるとか、ディープパープルであるとか・・・)のQUEENあたりで、とても待ちきれないお客さんが立ち上がって手拍子。
他の日にちに比べて顕著ですね♪こういうときは、乗っかってしまった方がより「ライブ」そのものを楽しめると思っております、ハイ^^

客電が落ちると、かの007のテーマにのってクリス・ペプラー氏のオープニングMCが会場に流れ、、
否が応でも、本年のテーマ「ブリティッシュロック」への期待が高まります。
ビートルズの時と同様、時代背景や音楽の大雑把なその時の状況についての説明は例によって^^;桑田さん演じる超キョーレツなキャラクターたちによって語られます。
今回もまた、キョーレツすぎるけどねえ(^_^;
モデルと思われる方たちには、許可を得たのか^^;

最初からいっきなりカッコよかった。
ヤードバーズ!!
ひゅーひゅー♪ひゅーひゅー♪(←誰かとめてー!!)
とはいえ、どうしてもあれだけステージが大きいと、ある1点をめがけて^^;どうしても定点観測気味になる私(爆)すみませんね(^_^;)
誠さんは、前日の黒ずくめのカッコよかったのですが、おっと、、カーキのコートに帽子も変えられたのですねん♪
遠目ではわかんなかったのだけど、バッジもつけておられたりして、、なかなかそのあたり考えておられます^^

(このあたりは、後でわうわう録画で確認してみるのが楽しみなのだな)

最初の3曲のパート、ブリティッシュロックの初期中の初期なのだろうけど、そのシンプルで力強い感じを改めて確認。
今でこそ誠さんに辿り着いた(笑)私でありますが、それまでに何人か「追っかけた^^」アーティストさんのフェイバリットで入っていたキンクスのナンバー(その方は、アマチュア時代によく唄われてたんだそうな。今はAORの色が濃いかも。)とかね。
今改めてこうやってライブで聴くと、、めちゃくちゃかっこいいじゃん♪と思っちゃうのだ。
またこうして1本、、繋がりましたよ^^

最初のMCでは「あの侍」^^;が聴けてしまい・・・もしや結構各方面で広がりを見せてんのか(笑)。
前日に見たときより、次の日に見た時の方がネタとして形になってた^^。
考えてたのかねえ、、と思うとなんか可笑しかったです。
でも、

ハラキリー間違ってますからーーー、、ざんねーん!!

こうきてこうくる、、型にはまる感じがなんかいいんじゃないかしらねー。
ある種の伝統芸能ではと、、勝手に思うのであった(笑)。
「ざんねーーーん!!」というあの絶叫は「本家・侍」のそれを凌いだのではないかと(笑)。

今回のテーマについてのお話。
その時に「今回はブリティッシュロックで・・・」と、桑田さんがお話された横で、誠さんが拳を握り小さくガッツポーズ!!それを見ちゃったのが、ある意味このライブ最大のツボだったやもしれません(*^-^*)
今回は、時系列に沿って60~70年代あたりを中心に選曲されたようでございます。

ところで本編、、前日にもましてエキサイトしてしまい、、
セットリストを見ていただけるとわかるかと思うのですが、、、
まあ、、、出て来る出て来る、マンフレッド・マンに、ゾンビーズ♪
このあたりからドンドン行くというわけね、、これは凄いわ。
曲名だけだと、ん?てのもありなのですが、聴けばわかるっていうものが多いですね、60年代のものは。
勿論、名曲はいつの時代でもカバーされうるわけで、そういうことのほかにもTV-CMで聴くことも最近は多いからかな。
「Because」なんてね、○マハ音楽教室にエレクトーン習いに通ってた時に練習しましたよー、、、
すごく左手のフレーズに特徴があったのは、こういうことだったのね?と判明したのは、それから10数年は経過してたのではないかと(^_^)美しい曲だと思ってます。
原曲を知らないなりに、お気に入りだった筈で、当時受けた演奏グレード試験(習っていた方はお心当たりありますでしょ?)の曲目リストに入れてた記憶があります。
コドモの感覚って案外侮れないかな。

そんなことだから、既にThe Whoあたりで崩壊開始となっておりました(笑)。
もうここでびよんびよん跳ねてたもんね。
でも、大丈夫。足元はスニーカーだったから(準備万端♪)
このあたりは、ドラムスの小田原さんのツボだったらしく、、、
そそ、このライブではギターチェンジが物凄く多かった誠さんですが、、

(アコースティックでも6弦と12弦を使われていたはずで、エレキも木目のいつものギターの他にウタちゃん含め4本は使っていたような、、前日に双眼鏡片手に二階席から一生懸命バードウォッチング(違)した成果でございます。)

飛び道具的?にユニオンジャック仕様^^のギターをお使いになりましたー。
みんなでピート・タウンゼントばりに、ぐるぐる手を回す^^仕草がキュートでございました。
「サマータイムブルース」は、エディ・コクランバージョンをよく聴いていたのです。(←変わってる^^;?)
でも、今回改めてライブで聴いて「すんげーかっこいいじゃん♪」て思い直して。深町さんのトコも効いてたよね^^
あ、先日札幌BBCでも「マイ・ジェネレーション」をハウスバンドがやってくれたりなんかして、、
なんかここんとこ流れ的にいい具合です^^

そして、今回はもしかして初めてキチンと聴いたのではないかな。
プログレッシブロック。
・・・というのも、全くどこから手をつけていいものやら、途方に暮れていたのですが、、
本当に素晴らしいものを見せて下さいました。
あの世界を、ステージで表現され、本当に圧倒されてしまいコトバもなし、、、、、
息する間も、瞬きすることも惜しい、、見逃したらイカンぞ、、それくらいの鬼気迫る時間が流れていました。
息を詰めて、、てのはこのことかな。
あれはかなり大変なのかもしれませんが、演ってる方も相当に楽しかったんではないかと、やりがいかなりあったのではないかと、、確信してますよ。
訳詞のテロップも横目で読みながら、、、その奥深さに驚いてしまったり。(書かれた年代とかを後で改めて知って、なお衝撃)
ピンクフロイドの「TIME」なんて、今聴いてもかなりドキッとする内容ですもんね、、、何か見透かされているような気がするくらい。

キングクリムゾン・・・これもすごいね、、
このあたりでしたっけ、誠さんが曲の途中でギターを持ち変えられたのは。
確かに、その音が「効いて」いたものだから、なるほど考えられたのだなあと、、改めて感じ入っておりました。
2曲目のは、去年のAXで根本要さんとロック漫談(爆)した時に、競って弾いていた曲のひとつだったね。

「なんで、こんなのをアコースティックでやってんだよーー」

とか言いながらも、スゴク嬉しそうだったもん♪よく覚えてるよー。

桑田さんが「さらわれちゃった」後のステージでの誠さんのバンド仕切り、、、
くぅぅぅ、サイコーにしびれてしまいました、、かっこいい、、、

そして、再びZEPPのあの曲の雄叫びで大熱狂してしまいました、、、あれは気持ちいいわ、見てる方も♪
積年の恨み、、無事に晴らされたでしょうか、桑田さんは^^

そして、打って変わってのシンガーソングライターのパート。
「アローン・アゲイン」。
やはり習っていたエレクトーンの練習曲集にこのナンバーがあった。

今思うと、これ、本当にコドモ向けのセレクトだったのか、甚だ疑問なんだけどね、、^^

(少し前に楽器屋の楽譜コーナーを見たら、最近のバラエティに富んだ選曲にびっくりー)

当時も、、今まで練習して来た曲とは一味も二味も違う感じはしていた。
譜面で音符を追いながら、とても不思議な気持ちで練習していたのを、今でもよく覚えてるし。
原曲なんて当然知る由もなく、、というか聴いたのは、だあーーいぶ時間経過を経てからのこと。
それを、今回テロップに出ていた歌詞と訳詞も同時に何とか追いながら聴いていて、、、
何だか目頭が熱くなってきて・・・涙が出てきてしまった、、、
そうだったのか、そういことだったのかと、、こんなに色々なことを唄っていたのかと、、
前日も同じところで泣けたし、、、なんでなんだろう、、
とにかく、、、音とコトバが紡ぎ出すものがこんなに気持ちに入り込んでくるとは、、自分でも驚くらいだったなあ、、

この曲、途中で「あれ、転調?」と思ったらば原さんがご登場。
もしかして、、原さんの方がよりしっくりくる唄かもしれないなあって、少し思いました。
途中の間奏では、お2人が楽しげにダンスをしたり、、
相撲をしたり(・・・笑・前日まではあっち向いてホイ!をやってたけどね(^_^;))
何か、、余計涙出てきちゃった。
そしてまた、間奏のギターの音色が本当に泣けた、、

そのあとのエルトン・ジョンも、最近CMとかでよく流れてたりして曲自体はおなじみ、、
元々メロディが美しい曲だなあ、好きだなあとは思っていたのだけど、そのまた詞がほろ苦くも温かい感じがあって、、
ああ、やっぱり深みがあるんだなあって、、、
どこまで涙腺ぶっちぎる気かよ~~って!!気持ちの中では悲鳴あげてたくらいだもん。

グラムロックパートは、絶対に「桑田さん、大好きですよね?」と改めて申し上げたいくらい^^
ええ、あのRARHは間違いなくグラムでございますとも!!
「Metal Guru」は、やりたかった!!ってラジオでもおっしゃってたし。
T.Rexの「Get it on」では、誠さんとつんちゃんが向かい合って弾き始め、、、かっこえー。
・・・そういえば、先日のちょろっと札幌(マーティン)でもやっておられたっけなあ。
そして、ボウイの「ジーン・ジニー」は2002年のドームツアーの曲入れBGMの中に入っておりましたよねー♪

でも、本格的に崩壊をしちゃったのは、誠さんがセットのたっかーーいとこに昇ってって^^ギターを弾きまくったストーンズ♪
もう、待ってましたの「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」
前日は、なんと帽子なしのスキンヘッドのままサングラス姿^^♪

ふふ、、

「オレは悪いぞ~路線」

かしらん^^

しかも、2階でしたから、高さが同じーとか勝手に思い。
はっきりとあそこで壊れました、、大コーフンです、てか、あれで大人しくしていられるほどに私はオトナではありません(笑)。
仕方ないぢゃん、かっこいいものはかっこいいんだし←開き直り^^;
2日目は、帽子も被っておられましたけど、、(あ、Tシャツ可愛かった^^♪)

これ、2003年の札幌のアコースティックライブ(with 230さん)でもやってらしたなあ。
ゆったりしたライブであったけども、、そこはギター持って立ち上がってしまって^^すごくエキサイトしたなあ。
あれは、ストーンズの来日公演直後だったかしらん。
とにかく、、かっこいいったらないんだよねえ。

と、上の方に気を取られていたらば、、、
いつの間にか、パンクスに変身している桑田さん^^;
びっくりしたなあ、もう。

誠さんのギターに合わせて唄われた(アカペラに近い)ヤッチーの「Amazing Grace」。
改めて、彼女の声の深さふくよかさを感じましたね^^。

あと、今年に関してはお約束でしょうか。
「We will rock you」

そして今回ハイライトは、やはり本編最後のディープパープルでしょう。
かねてから、完コピしているという話は桑田さんご自身がラジオでされていたのを聴いたのよね。
バンド一丸となって、、しかも皆さん、、そこそこのキャリアある方々がですよ、、
ほんと、楽しげにねー。

・・・どえらいものになってました。

もう、なんなのよこれっ!!てくらいのもの^^
学生時代は、多分皆さんこぞってコピーしたものでしょうからね。
桑田さんの最初の雄叫び一発も、かなり効いてたしね。気合い一発!!

キーボードは3人、深町さんと片山さんそして途中から原さんが参加。

ギターは誠さんと中くん!!
もうもう、このお2人の楽しげな様子ってば。
永遠のギター少年ここにありーって感じかな。

(そういえば、中くん一番最初に見たのは桑田さんの番組の記念ライブでした。
遠目には髪が長くて帽子被ってて「あれ、チャー様?」て、一瞬見まごうくらいでありました。
いいなあ、サーフコースターズも見に行きたいとか、、訳分かんないこと言ってます^^)

ハイライト中のハイライトがスクリーンで大映しに、、、
もう大変だったら、、あーた!!
きゃーーーーーーーーー(大崩壊)。

その見せ場と思われるところに、、

「ただいまオリジナルバージョン、完コピ中!」

ていう「テロップ」がそのたびに出て点滅するもんだから、、
もう可笑しくて可笑しくて、、
凄いわー、、きゃーーっ!!て気持ちもすごくあるんだけど、、
だけど、可笑しいって、、、(笑)こんなこと普通ありえないよね、、

で、その周囲でホースらしきもの?を抱えて桑田さん、何か撒いておられます^^
お願いだから、お2人を煙にまくなあーー、見えなくなるぞーーとか訳わかんないこと思ってました^^;;;

もうとにかくノリまくるっちゅうの、跳ねるっちゅうの。誰も止められないっちゅうの(爆)。

もう、完全にマットに沈みました、、、ずぶずぶずぶ、、、(笑)。

そして桑田さんは、最後にダイブ一発!!
でも、、胴上げされてませんでしたかね^^;;?

誠さん、前日とは衣装や帽子も少し変わってたり。
もう音楽以外でも騒ぐところ大^^;ただのミーハーと化しているオイラ(笑)。

去年は殆どシンラインで通しておられたのとはかなり対照的。
マメにギターを変えられてるところもつぶさに確認、、、
そこはロック、、、誠さんなりに「ここでは、どうしてもこういう音が欲しいんだよ!!」というこだわりの現れでもあるのでしょうね。
こういうところ、、チャリティであろうと、ご自分のライブであろうと、ぴしっと一環したその姿勢が貫かれていることに、音楽に対する誠実さ真摯な姿勢、、、凄さを強く強く感じます。
だから、勿論ミーハーなのは間違いないけれども、同時にものすごく尊敬の気持ちも持ってしまう。
確かに、、そのギターチェンジがかなり効いている曲があって、、固まってましたよ、ほんとに。圧巻でした。

改めてね、ほんとにほんとにほんとに、よかったですよ、誠さんのファンで!!て思ってました。

アンコールでは、、、3曲ほど。
うち、1曲めでは、、ふと気づくとベースで何かを撒いている方がいたり、、
(何を撒いてらしたのでしょう(笑)。)
ポリスの曲では、、ずっと唄ってたかも。ポリスというか、Stingの声は好きなんですよねー。

最後は「青い影」。
この曲も昔の練習曲でありました^^
どうも他の方も、そうだったという声を聴きまして、、、わりと定番なのでしょうかね。
でも、イントロから何から少し変わってませんかね、、当時も思ったけど。
だからその分インパクトありましたねえ、、、
(誠さんのあるライブで、、この曲の断片がとんでもないとこに出てきて笑い転げてしまったこともありました・・・^^)

ダンサーの皆さん、殆ど去年と同じ方だったような気も。
でも、あれだけステージが大きかったのでよく見られなかったような、、、
バンドの皆さんがこぞってダンサーさんの頑張りぶりを絶賛されてらっしゃるので、後でちゃんとわうわうのオンエアを見直してみようと思っております。ハイ。

*********************

今回、ブリティッシュロックということで、どのあたりからだろうと思っていたのですが。
こーーんなに幅広いとは、、、
しかも、ロック史に燦然と輝くナンバーばかりではありませんか!!!!
多分、このほかにビートルズとかCREAM(クラプトン)なども加わるのでしょうけれども(他の年にやりましたね^^)。
それを考えると途方もないことですよ、、、
2時間そこそこにそれをギュウと凝縮して聴けるんですから、、見る方としてはとてもありがたいし、嬉しいし。
またもやたくさん発見してしまったし、、、
(はっきりいって、この一連のライブで自分の中の音楽の引き出しが増えましたよ、かなり。)

ただ、10年を過ぎてもなお、このライブが続いてるということは、問題が解決の方向に行っていないことも意味しているわけで。複雑な現実も同居しているわけですよね。
この時期がくると、普段HIV問題と疎遠になっていても、改めて厳しい現実を突きつけられることになります。

「では、実際にどうすればいいのか?」

というのは、音楽そのものが果たす役割ではないだろうと思います。
でも、何かを考えるキッカケだとか、迷っている時の力には充分なり得ると思ってるんですね。
こんなの楽観的過ぎますか・・・
でも、とりあえず歩みは遅いけど、着実に一歩ずつ歩きながらでも、考えてくしかないんじゃいかなあって。

あとは、関心を持ち続けることなのかな。

「問題が忘れられてしまうこと、無視されること」

それが一番コワイことじゃないかって、個人的には思ってます。

とはいえ、桑田さんそしてメンバーの皆さん、ステージに関わった全ての皆様。
今年も3日間無事に終了。本当に、お疲れ様でした。
素晴らしいロックショーでした!!
           

* set list *

M-1 For Your Love -The Yardbirds(1965)
M-2 Boom Boom -The Animals(1964)
M-3 You Really Got Me -The Kinks(1964)
  MC
M-4 Do Wah Diddy Diddy -Manfred Mann(1964)
M-5 Because -The Dave Clark Five(1964)
M-6 Bus Stop -The Hollies(1966)
M-7 Early In The Morning (しあわせの朝) -Cliff Richard(1969)
M-8 She's Not There -The Zombies(1964)
M-9 Wild Thing -The Troggs(1966)
M-10 Ruby Tuesday -The Rolling Stones(1967)
  MC
M-11 The Kids Are Alright -The Who(1966)
M-12 Summertime Blues -The Who(1970)

M-13 Wish You Were Here(あなたがここにいてほしい) -Pink Floyd(1975)
M-14 Time -Pink Floyd(1973)
M-15 クリムゾンキングの宮殿 -King Crimson(1969)
M-16 21st Century Schizoid Man Including Mirrors -King Crimson(1969)
M-17 Immigrant Song -Led Zeppelin(1970)
M-18 Alone Again -Gilbert O'Sullivan(1972)
M-19 Goodbye Yellow Brick Road -Elton John(1973)

M-20 Get It On -T.Rex(1971)
M-21 Metal Guru -T.Rex(1972)
M-22 The Jean Genie -David Bowie(1973)
M-23 Suffragette City -David Bowie(1972)

M-24 Jumpin' Jack Flash -The Rolling Stones(1968)
M-25 God Save The Queen -Sex Pistols(1977)

M-26 Amazing Grace

M-27 We Will Rock You -Queen(1977)
M-28 Highway Star -Deep Purple(1972)
 
EN-1 Fox On The Run -Sweet(1976)
EN-2 Every Breath You Take -The Police(1983)
  MC
EN-3 A Whiter Shade Of Pale -Procol Harum(1967)

Martin Club Concert =札幌= (その2)

2004年10月30日 | 2004年ライブ・イベント
その1からの続き、、、

***********

アンコール。

拍手の中、またもやセッティングがえ。

そして、お二人のサイトウさん、、登場するなり、

誠「サイトーですっ」
和「サイトーです!」

ええっと、、漫才ですか^^?のご挨拶。ここまで来ると、会場ウケウケ(笑)。
んでもって誠さんはどうも、このタイミングにて、「サイトーーーっ」て掛け声が欲しかったらしいです(なるほどな^^)。

そして、半ばワルノリの誠さん「つのださーん」と、会場も巻き込んで呼び込み^^;

和義くんに「見ていると、、、落語家ですね」と言われ、、
「そう言われて、すごく嬉しいのって・・・」と返す誠さん^^、、友達ともども「そっか、嬉しいんだ」と感心する私達(笑)。

アンコールのセッションで和義くんが指定したのは、昔、耳コピしてギターを弾いた曲。
これがなかなかよかったらしく、、お友達に聴かせたら「すごーーい!!」と言われ、「・・・そうでしょ?」と返事した和義くん。わはは。

そんな話をしながらも、振り返っては後ろにいるつんちゃんの動静を気にする誠さん。
つんちゃんのTシャツを指して、「the bondっていうバンドをやってて、、、」と説明もしたりなんかしちゃって。
(笑・前の方で同様のTシャツが並んだこともあって、、疑問が出されたのではないかと(笑)そんな憶測もあったりなかったり(爆))
で、そのバンドには片山さんがいて、、と言う話になり、、エーー、色々と発展、、、でも、

「ネットに書いちゃダメだよーー、、、内緒だよー、和義くんが言ったっていっといてね」(会場・笑)

・・・・さっさと身をかわす誠さん(笑)。

で、曲に戻り和義くんのカウントで。

と、これが「ダンシングオールナイト」だったのよ。アンプラグド版なのだけどね。
雰囲気はそのまんまでね、でもねとってもロックなんだなあ、、、ロックな皆様だからかもしれないけどね。
交互にリードボーカルを取ったり、コーラスをとったり、、変幻自在。
そして、誠さんの間奏はかなり味があって、、、あれ、私は大好きだなあ。

そして切れることなく、ビートルズの「I wanna be your man」へと、ナダレコミ。
まさしく「疾走」と言うコトバがぴったりの曲でした。
そそ、同じフレーズの連呼が多いから勢いもあるんだね。
それぞれのソロ回し、和義くん→誠さん→つんちゃんてのがね、かっこいいんだよ。エキサイティングなんだなあ。
願わくば、、もう1曲聴きたいーーと思う感じでしょうかね。

敢えて際立たせたのかな。
和義くんのざっくりした味のあるギターと、誠さんの繊細さが見え隠れするギターの音色と。
同時に聴けて、これもまたとても楽しい。

このセッションの2曲っていうのが、今年の3月まで放送されていた「カフェララル」に和義くんがゲストに来た回でもお2人でセッションされたんだよね。覚えてらっしゃる方も多いかなー。
和義くんの話し方のトーンが、「うつっちゃって」暫く直んないっていうくらいだったのだとか^^
それを再びライブで聴けちゃったというわけです(^_^)v

演奏が終った後、誠さんの促しもあったようでして、、お三人揃ってステージぎりぎりのところまで出てきて下さり、、、
しかも、中央だけでなく上手・下手それぞれに来て下さりご挨拶されていました。
あまりにも目の前なので、、ホントに心臓に悪かったです、バクバクして(ヲイ^^;)。

*************

客席のハケルのも、ロビーがハケルのも今までの会場の中で、著しく早かったですね。
今回お話することは、かないませんでしたが、、少しだけロビーに溜まってたら(笑)出演の皆さん慌しく会場を後にされていきました。
ツアー全行程無事終了、、本当に本当にお疲れ様でした~♪

*************

最初、俄か勉強などせずにマーティンクラブのライブに参加したのは、個人的には正解だったと思います。
知っていれば、そりゃあ、なおよかったのでしょうが^^;

何箇所がライブに参加しているうちに、誠さんをはじめ出演者の皆さんに、
ギターそのものの知識よりも、もっともっと大事なことをたくさん見せていただいて、教えていただいたような気がするのです。
コトバでなく、、その楽しい時間の中に。
自分ひとりでは、きっと見つけられなかったような素敵な音楽を、この機会に幾つも知ることが出来たし。
気にはなっていたけど、なかなかライブに行くことが出来ずにいた方の音楽も聴けたし。
ホントに実りあるっていうのは、こんな事を言うんじゃないかなあ・・・なんて改めて思います。

また、来てもらったからには楽しんでもらおう、、そして自分も楽しんでしまおう!!
という、誠さんの頑張り、奮闘ぶりみたいなものも、時として痛いくらいの緊張もビリビリと感じながら、、、間近で拝見でき。
こんなに機会があってよいのだろうか、とも思ってしまったけれど少しお話もさせていただいたし。
とても幸せな時間をたくさん過ごせたと感謝してるんです。

いつも同じことを言い続けていると思うけど^^;また自分の好きな音楽の引き出しに宝物が増えました。
もっともっと、この点では欲張りたいと思うのです♪

(2004/11/29記)

           

* set list *

誠さんのセットです。

1 今僕を泣かせて
2 My Love
3 The Boston Rag
4 SWLABR(Cream)
5 Dirty Thirty Man
6 あなたに逢いたい
7 Waltz In Blue

Martin Club Concert =札幌= (その1)

2004年10月30日 | 2004年ライブ・イベント
この番号で、最前列ってのはどうよ(汗)


Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT

"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Autumn Tour
 
2004年10月30日(土)@札幌 KRAPS HALLの巻^^

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
角田俊介(B)

*guest*
斉藤 和義(VO,G)   

6月、、(大きい会場では4月)からスタートしたこのツアーもいよいよ札幌でファイナル。
全てを見たわけではないのですが(とはいえ、かなりの数、、見てるよな(^_^;))
どこの会場を見ても、楽しい、音楽っていいなって時間を過ごせたのではないかなあと、、

そして・・・いよいよ札幌までやってまいりました。
私自身は、さすがに3度目の札幌・・・いずれもライブ絡みってのが笑えるかも、、、
勝手知るほどではないが、そこそこ勘が身についてきて、、
(碁盤の目とはよく言ったものだけど、でもあまりにも街のスケールが大きいから、自分の立ってる場所がトキドキわかんなくなるよね)
ナントカ、、行きたいとこへは突撃出来るようになりました^^好きな街の1つですねー。美味しいものもあるし^^

今回の会場のKRAPS HALL(クラップスホール)は、駐車場と同居というべきなのかな、、
なんせ、ちょっと不思議な場所かもっていうところ。
すすきのド真中からは、ちょこっと離れているかな。目の前の道には、市電が走る通りがあるのですね^^

ここがオモテの入口なの?というところを延々と通路入っていて、、ちょっと奥まったところにロビーらしきものが^^
新しいとこ、、物珍しさにきょろきょろしてしまう^^

ワタシも間違いなく遠征組だけど、
更に何名か遠征部隊^^;;がいらっしゃると聞いて、様子を伺うも、わりと出足まったり、、
というか楽しい場所多いもんね、、ゆっくり三々五々集まってくる感じ。

実は、その前日、こちらのFMの番組の生放送に誠さんがご出演されていたのを、
根性出して、ケータイラジオでキャッチしてみたのですが(百均モノよっ。これが意外と侮れないんだからー)
その時に、立ち見、、少しなら当日出るとお話をされていたけれど、あまり枚数がなく、、発売開始時間も指定されていた様子。
ちょっと窮屈かもしれないけれど、、と誠さん恐縮されておられたのでした。
やはり、今日のゲストの影響力大なのかなあ、、^^とか、お友達とも話しておりました、、

そして、ワタシのみならずお友達の間での最大の謎が「席」。
なななななに、このアルファベット?というくらい凄いものがついておりました(写真参照^^)
んじゃ、後ろかね?あんなに早く取ってても?ま、それはそれで別にいいけどさ、、とみんなで首をひねっていたのです。
それで、、じゃあ少しくらいアピールしてもいいよねーとかいって^^
今回はthe bondのでいこうよん♪と、バンドのオフィシャルTシャツ(グレー地の)を持参していき、、
偶然にも隣り同士になった(ばらばらに予約してんのにね(笑))友達とばっちしお揃いにしてみますた。どーだ!!みたいなね^^

ところが、程なくしてある事実判明。
いち早く席を確認に行った方より、、なんと、、そこは最前列であることを知る、、、
うぞ、、どういう番号の振り方してんのじゃ・・?突如としてビビリモード・・・・(笑)。
しかも、よりによって^^どなたの前かなと思えばーー^^
ワタシより友達が緊張しておりました、、、気持ちはすごくわかるよ、、うん。

駐車場と同居だけど、、中はフツウのライブハウスなのでした。
そうだな、、120-30は入ったんじゃないかな。いつもより多い、大きい感じでしたし、、

*************

始まりは、いつもどおり黒澤のスタッフの方から挨拶があり、、、
「今日は盛り上がっていきますよー」と、いつにも増しての勢い^^
ただ、今回のライブでツアー終了ということもあって、
今回のツアー全部に関わった誠さんもステージに登場されてご挨拶もありました、、、^^
その時に、黒澤の福岡氏、、とってもラフーなTシャツ姿、、
これまた、誠さんと「お揃い^^;」でしたので、

「ネタ合わせしたみたいぢゃん!!」

ツッコまれておりましたが、、ええと、確かにそんな感じの配色ー。グレーのTシャツにジーンズ♪
色々と言い訳しながら(^_^;)「目線」でもって、誠さんに助けを求められていた模様、、、(笑)

そいでもって、今日のもう1人のゲスト。
同じサイトーでもナニが違うか、、つぶさに説明されておられました、、、わはは。
ホント、今回はWサイトーですもんね、、字は違うのよ、字はね・・・・(以下略)。
毎度、待ってましたネタなので「誠ファン」のみにわかるのでありましょう、、
一部でウケていた模様です^^

*************

最初は和義くんのセットでした。

よりによって、、私たちサイドのセットを使われ、、、
思いっきり至近距離にてじっくりと拝見してしまったのでした、、、
ひょっこり出てきて、、、ギターを弾いてと言う感じ、、、

やっぱり、、、人気ある方だよね、、、
出てきたときに、声援(とりわけ女子。)の塊にゴン!!て後ろから押されるくらいの勢いがありましたもん、、、いやーーー、、すごいわ。
軒並み立ち見狙いなのは、やっぱり彼女たちだったのかな。
マーティンのライブで、立ち見って、、秋田のときに若干見たような、、でも他の会場では記憶にない、、さすが。

多少テレビで見たりとか、誠さんのラジオにも2回くらいいらしたりとか、
唄をラジオで聴いたりとか、、、CDショップで見かけたりとか(同じサ行でサイトウですから^^)
その程度の知識しかなくて大変申し訳なかったのだけど、他の場所同様、、変な予備知識があって先入観があってもね、、と、予習はナシにしました。

何とも、、、のほほん、、とした感じの佇まいとお話ぶりが、、、独特のペースと雰囲気を作っている感じ、、、
とはいえ唄ってる内容は、、ちょっと際どい(否、気持ちがいいくらい真っ直ぐだった^^)ものもあるけれど、どちらかというとざっくり男っぽいギターに、、
かなりヘビィなところも唄ってるという、、
それでいて、唄には痛みもそれから何とも切ない感じも同居している、不思議なバランス感覚を感じましたね、、

札幌は、「さぞ寒かろー」とダウンコートをわざわざ出したのに、、「東京より暑い!」←わはは。全くもって同感なり。

でもさ、でもさー、、、自分の生まれ年と同じマーティンのギターはいいんだけどさ、、思いっきり、、普段は「ギブソン派」、、とか言い切ってしまうのって、、、勇気あるなあ、、、、(^_^;)
デビューが決まった時に、「んぢゃ、買おうか」と言う感じで分割払い^^にして買ったのだそうです、マーティン。
自分と同い年ということだけで、1966年製のものに決められたのだとか。
どちらかというと、レコーディングでの使用が多いみたいですね。

ブルースハープを使われ、、それを曲によって使い分けているんですよね。
やはり、音色だけでなくキーの関係なんでしょうか、、と、シロートは勝手に推理してみたりする。

そうそう、武道館で弾き語りライブをやるんですと?
今から既に緊張らしいですが、、和義くん頑張れっ^^

その様子を、誠さんやつんちゃんが端の方(私たちと反対側)でご覧になっていたりもされたようです。
というか、遠目に見えていました。

*********

誠さんのセット、、

今回は反対側より観察^^
するまでもなく、とてもテンションが上がっているというか、上げている誠さんなのだった。

まずは、お1人で登場、、、(BGMは、おなじみのMissing Serenade bananaver.)

和義くんのファンの皆さんに負けじと(・・そんな負けず嫌いってどうなんでしょうか^^)
「サイトー!!」コールが複数連なる、、←オイラもその1人^^
スタンバイしがてら、、「・・・サイトーって^^;」・・すみません、タイミング間違いました(^_^;)

「はじまりますよっ」

の合図がライブの始まり。

1曲目は、「今 僕を泣かせて」
和義くんのファンの皆さんには、どう響いたのでしょう。少し興味あります^^

まずは、KRAPS HALLにまつわるお話をば^^
2002年のツアーの初日がまさにこの場所で。
買ったばかりのギターアンプを意気揚揚と持ち込み、、、(フルメン、ギターはエレキもありでしたね。)
でも、、なぜか持ち込んだギターアンプの調子悪し、、、、
・・・縁起でもない、、このツアーは大丈夫かあ、、??不安がよぎったとのことですが、、、
それでも、急遽こちらのホール所有のアンプを借りて対応することに、、
そんな経緯で、半ばやさぐれかかっていた誠さんでしたが、、^^;
これが予想以上にいい音が出て。
ツアーの旅立ちとしては非常にいい門出になったという、、
ホールの音響のよさもお気に召した由、、、

昼間のギターショウで、、
非常に高価なギターも展示されており、、、あるギターには「Don't touch」の表示がこれでもかっ!!てな具合だったそうで、、
「何もそこまでしなくたって、わかるっちゅうの!!」みたいな。

各会場で、誠さんが使用されているギターについてのお話をされています。
スマートウッドプログラムにのっとって作られたギターのお話。
普通、あまりギターの材として使うことのないと言われている「桜」(チェリー)のですが、
毎回誠さんがステージ上が「匂いが違う、いい匂いがする」というので、
黒澤のスタッフさんが「ほんとですかっ!?」て聞きに来られたのだそうですが、、(・・知らないんだからって、、(^_^;))
で、「ホントダー!!!」って。

今日もまた、たくさんのギターに囲まれて^^大変ご満悦な誠さんでありますが、、
「えっと、、これ!」と、ピックアップしたギターはカッタウェイのやつ^^
「弾きやすいっ」と、「Stairway to heaven」を意気揚揚といつものように^^ご披露下さるのですけども、、、

「・・・て、そんなトコ使ってナイジャン」(笑)

ええ、全然カッタウェイの有用性に関係ないとこで弾いてらっさいまして、、、
(^_^;)
いつからそれがギャグになったんだろー^^会場大ウケで誠さんも大喜び^^(浜松での反応に納得されていなかったらしい、、そ、そうですかね(^_^;))

「さっ、では、話が滑り出したところで」←前フリだったらしい^^

と、つんちゃんを呼び込みます。
今回はT-REXの「Get it on」だったかしらん^^今回のお出迎えソングなりー^^♪

(確か、曰く言いがたい配色のシャツをお召しだった気がしたのだけど、、
なんとthe bondのTシャツで出ていらしたため、、、友達とのけぞりました、、
つうか、一瞬「あ。」という表情をされたような気がしてなりません^^;;)

つんちゃんのセッティングを待つ間、四方山話(笑)で誠さんが間を繋ぎ、、スタンバイOKかな、、となった時に、、

「えー、ここから・・・って、まだ1曲しかやってないじゃん!!!」(笑)。

で、慌てて次の曲紹介を、、、
ずっと演奏を続けちゃうから、予め全部説明しちゃう。
20周年の企画アルバム「Waltz In Blue」より、、「My Love」「The Boston Rag」です。
そして、そのアルバムには収録されていないけれども、

「CREAMの曲などをやってみようかと、、」

とのオコトバに、会場期待で大いに沸きあがります^^どの曲かな、どれかなー♪

CREAM3人だけど、2人でっ、、て「あまり変わらないのか~^^;」でも、乞うご期待なのだ。

でねでね、そのCREAMはなんと「SWLABR」だったのだ、、ひょーーー(歓喜♪)
大好きな曲の1つなのであります。
予告なしに聴かされると、暴れかねないくらい^^なぜか好き。

んっとに晩生でしたので、CREAMをちゃんと聴いたのは誠さんも参加したAAAのクラプトン特集の時。
異様に気に入っちゃったのだ、一発で!!
その後も、誠さんのアコギ1本てこともあったし、
03夏のチキンジョージの超爆音ライブの時も、CREAMナンバーをずらっと列ねた中にあったし、、
そして、04春のJIROKICHIのスリーピースでも!!
そしてそして、今日という日にもですよ。
誠さんご自身もそこまでセレクトしてらっしゃるのだから、かなりフェイバリットなのだとお察ししますが、
私もすごく好きなんですよねー、、何でって尋かないで(笑)とにかくかっこいいんですもん。
四の五の言う余地ナシ。血が騒ぐたぐいの楽曲です、、
まあね、、遺伝的に言ってDNAにブリティッシュは入ってないとは思うんだけど(^_^;)
まあ、よく大人しく座ってられたもんだってなもんです^^
会場だって、ガッツリ盛り上がりましたよー、、みんなやっぱ好きなんだね~このあたりは^^

曲の後にも、、「Sunshine of your love」を少し弾いてみたりして、、
そしたらつんちゃんもちゃんとベースで寄り添ったりなんかして^^
もう、みんな好きねえって(笑)。かっこいいったら。

「盛り上がっちゃったよーー」と、誠さんすごく嬉しそうなのです、、それを見ているとかなり嬉しい^^
「・・・でも、まだ自分の曲1曲しかやってない。これじゃ、プロモーションにならないじゃん(苦笑・会場も大爆笑)。
もぉ、オトナなんだからさぁ。」
なんてぶちぶちおっさっていながら、ね^^
でも、、「CREAMいいよねーー」と会場に大いに同意を求める。
そのついでに、今年の桑田さんのAAAでもブリティッシュロックを取り上げることを告知、、
お2人とも参加されるので、テレビ放映などよかったら見てね、、と付け加えつつも、、

「・・・なんでヒトのことばっかり言ってしまうんだろう・・・(苦笑)」

でも、そこが誠さんのいいトコなのかも、、
オレがオレが!!と言いにくいところは、ファンがこれからもより一層!!!頑張らせていただきますってば!!


******

やっと「バラードベスト」に話が繋がり、、、
(扉の外で売られているから、山を出来るだけ低くして帰って下さい、、とここでもアピール♪)
「Dirty Thity Man」。

先日、デビュー22年目に入り、、、
で、去年は20周年ということで、色々とイベントみたいなことをやり。
で、、19年目と21年目・・・と何が違うか、、、いいや、何も変わらなかった。
例えば、、周りの人やメンバーが(ちらっとつんちゃんを見たりしつつ(笑))優しくしてくれるのかなあーーとか。
そんなことはありませんでした^^;何も変わらなかった。

で、今回の「パラードベスト」はリリースの時系列で収録をされているわけですが、
最後の「Waltz In Blue」が終わると、またはじめの「ララル」に戻るようにセットしておく、、、
でもそうして聴いても、違和感がない、、ずっと繋がってる。
結局、、同じことばっかりやってたのかなあと、、、、

だからこそ、、、

「これからも同じことをやる、そうすることに決めました。」

少しはにかんだ感じでおっしゃっておられましたが、、その静かなる強い決意に改めて拍手。

******

ここで話のトーンが突然かわります(笑)。

「ここで、皆さんの一番苦手なことをやりましょう!!・・・hand in handです。」(うっわーー、久しぶりに聞きました、そのコトバ。)

みんなで一緒に唄いましょう!!てことです。

と、ここでおなじみ^^黒澤のスタッフの方がホワイトボードを引いて登場。
しかし、なぜかスタッフのTシャツがめくれて「お腹が出ていた」もんだから、
誠さんすかさず、、
「なんだよー!!」と指摘、見逃してくれません^^
更に、、「気になる髪型だなー」と言い募り(笑)「どーもすいません、、」
と、ここで帽子をとって謝っちゃう(笑)。
わはは、、初めて見た方はどうなんでしょう、、リアクションおっきかったなあ^^

「今・・・何も見えなかったよね?」←えっとーー、、なんかうっすら脳裏に残像・・・掠めました(笑)

そう、そのホワイトボードには浜松でも拝見した「例のもの」が貼ってあるのです^^
そして、お客さんに自分たちはいまいち自信がないらしい「初見」を要求し^^;
さっそく唄ってみせるのであります。

「シンプルメロディー」のはずが、、「(楽譜書くとき)間違っちゃった」(笑)と、先に言い訳しちゃう。ええええ、紙、、貼ってありました、肉眼で見えましたとも(^_^;)

そして、、楽譜の中に気になる赤い矢印。

「この赤い印はR&Bなんです」(きたきたきたきた^^)

というと、、「なんでそんなめんどくさそーなんだよう、協力してくれよう」と
つんちゃんに詰め寄る誠さん^^;

・・・・と、このR&Bの何たるかの持論を今回も展開された後(笑)、、
「スラー」こそ、肝である、、というお話でしたね^^
それを踏まえて、、お客さんも練習ーーー^^誠さん、、いい先生だな^^

そして、いざ本番、、、
曲が始まるとすぐに会場の天井の小さな無数の灯りがつくではありませんか!!
無数の星たちのような、クリスマスの電飾のような、、
誠さんも、会場スタッフの皆さんの粋なはからいにとても嬉しそうに唄われていましたね、てかーホントに楽しかったです♪
その雰囲気に、会場のお客さんもみんな楽しそうに唄っていました。
おそらくは、人数だけを見れば和義くん目当てのお客さんが多かったんじゃないかと思うんです。正直なところね。
でもね、みんなが一緒になってた^^すごくいい雰囲気でした。

唄い終わると思わず

「メリークリスマス!!ありがとう、嬉しいなあ(*^-^*)」

とおっしゃって、、

「・・・えっとー、じゃあ次に来る時も「この紙」持って来ますから」(笑)。

****

今年も残り僅かに。
なのに、ここへきてまた思いがけず災害などが起こってしまったり、、、
いつも隣に居る筈の人、、もしくはペットなど、、居てくれて当たり前の存在がいなくなる、、
そういう時って、、きっと、誰しも寂しいとか、パニックに陥ることは間違いないですよね。
そんな時に、誠さん、「音楽」が自分のそばにあってよかったと思うんだそうです。
音楽とか、楽器とか、音楽で繋がった仲間であるとか。
何かあった時に音楽が好きだと「助けて!」と、自分がそこにつかまれるということ。
これがとてもありがたいものだと。それによって、今より下に下がっちゃうことは無くなるんだと。
子供の頃、何となくそんな気はしていたけれど、今こうやってプロとしてやっている今は間違いなくそうだと。
それは、たとえ楽器が出来なくても「音楽が好き」と言う気持ちがあれば、同じ。

「ここへ来てる皆さんもそうでしょう。だからこそ「自分の耳で」音楽を選んで行ってくださいね。
・・・いい音楽生活を生きていきましょう!!」

ちょっと、最後のコトバを吐き出すのにはにかまれたような感じがしたのが、とても印象に残っているのです。

で、「最後に・・」と言いかけたところで起こった「えーーっ」という会場のざわめき声に、、

「えっと、じゃあ、sunshine of your loveを、、」と、ちょこっとそのサワリを^^;てなサービス精神を発揮しちゃったりなんかもして。
もう、お客さんの様子に敏感に反応しちゃうんですね(笑)。

勿論、ツアー最終も「Waltz In Blue」にて締め括りです。

Martin Club Concert =浜松= (その1)

2004年10月17日 | 2004年ライブ・イベント
Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT

"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Autumn Tour
 
2004年10月17日(日)@浜松 メイワン・エアロホールの巻^^

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
角田俊介(B)

*guest*
石田 長生(VO,G)


6月~8月初旬まで続いたこのツアー。
てっきりこれでオシマイかと思いきや、、、
続きというか、これでもかー!!の駄目押し「秋のツアー」があったのでした^^

長野、浜松、札幌なのですが、
一足先に長野を見た友人曰く、、、これはかなり期待大なものだと情報を得、、

意気揚揚と日帰りで(笑)浜松に向かうことになったのでした。

まあ、浜松と言えば「鰻」ってのもありなんですが。
有名楽器メーカーの所在地ってこともありますし、、
駅近くには、楽器博物館なるものまで存在する、、
それはそれは、音楽好きにはとても探訪のしがいのありそうな街、、
半日ばっかり、、駅の近くを歩いただけでもそれは充分に感じられるところでした。

**********

これだけ、マーティンのツアーに出かけていながら、
実は、今回初めて「ギターショウ」を覗いたのです。
ギターの展示会のみならず、お願いすれば試奏もできるし、、
アクセサリーや、書籍などのグッズもおいてあるみたいなのです。
まあ、とにかく、、ギター好きには、
特にずっとマーティンに憧れていたという方には、とても堪らないものらしいですぞ^^
・・・残念ながら、私は弦は聴くのみなんだけど。

ふらふらふら~っと見ていたところ、、、リハーサルを終えたらしい本日の出演者^^までが覗きに来ていたと言う^^
こっちにしたら、半端でなくビッツラ(!!)ものなのでありました。

**********

開場が近くなってきたので、会場へ。
これは、ギターショウをやっていたのがホールのロビーってやつでして。

本日の会場は、所謂駅ビルの最上階、、行ってみれば多目的ホールってやつなのかも。
随分と天井は高めだったような気がする。


でも、ライブ前はホール、、
・・・・少しギターの展示がありました。
そのあたりで何となくマッタリ、、とかしていると、
「ま、まだここにいていいんですか!!」という、本日の出演者のお一人が(←多分名指ししなくてもわかると思う^^)
ボブ(・サップ)のTシャツで登場されてみたり(^_^;)←どうやらステージ衣装だったらしい、、、
そんな開演前風景、、、
ロビーの窓からは、景色が見渡せ、、お昼に無事攻略に行ってきた鰻茶漬けの「八百徳」さんの本店も見えたり。

マーティンは全席指定なのと、会場によって座席設定が違ったりなので、ちょっとした闇鍋状態なんじゃないかと思う。
本日は、向かって左にベースの角田さん、右が誠さんだろうと思われるセット、、でありました。
大体なんでわかるかっていうと、ギターが立てかけてあるとか、、そういうこともあるんだけど、
とってもラブリーなタオルが、、まるで「ほれほれっ!」とお客様に見せびらかすかのようにいつも置かれているからね^^

私は、、右でした。
しかも、二列目、、、・・・かの方の真正面、、、どういうことでしょうか。
(←リクエストした覚えは毛頭ないが^^;;)
またもや微妙に緊張^^;;;(ホール自体の大きさは、、客席数からして100前後ってとこじゃないでしょうか。)

いつものように、黒澤楽器の福岡さんが登場されてご挨拶があり、
誠さんを呼び込みなさいます。
で、呼び込まれると、ここんところ毎回、、誠さんは福岡さんに必ず「蹴り」を入れようとなさるアクションをされます、、、^^;
どうしたんでしょうか^^(BGMは、Missing Serenade banana ver.)

呼び込まれた誠さん、本日は長袖シャツを羽織っておられますが、、
襟など、赤の太い糸がポイントになって効いててイイ感じですよ!!
というか、いつもおしゃれでいらっしゃいますよね、カジュアルでいらしても。(←見習わねば!)

いきなり唄うかと思いきや、、
まずはご挨拶からでした!!
どうしようかと迷われたそうなんだけれども、初めてライブを行なう場所ということで、やはり、、

「こんばんはー!!」^^

律儀にご挨拶しちゃうようなところがなんかロックっぽいような、そうでないような感じでいいです^^

今日のゲストでいらっしゃる石田さんとは、実はデビューして間もない頃20年位前にお会いされたことがあるのだとか。
でも、「ちゃんと覚えててくれた」そうです^^
先日、有山(じゅんじ)さんとお会いした時は、三度くらい会ってる筈なのに、その都度「初めまして」って、、、
(言われてた、言われてたっ!!)ひとしきりこぼしてらっしゃるのが何だか可笑しい、、よほどショックだったのかなあ、、、^^

1曲目は、「今 僕を泣かせて」。
もう、いきなりトップから入るラインナップにされたのですね、今ツアーは。

ここでまた少しお話。
浜松はライブでは初めてだけれども、実は子供の頃は、静岡市にお住いになっていたこともあるという。
一番いい思い出があるところなのだとか。
温暖で^^そして、どこへ行くにも自転車でと言われていたそうで、、、
ホントに自転車が多く、、「北京かと思った」とか(^_^;)
(なんでやねん^^;静岡市民らしい方が、このとき「ショック!」とおっしゃられていたという証言を得ています^^
てことは、現在でも全く「ハズレ」てるというわけでもないのかもね。)

ここで今ツアーのパートナー、頼れるベーシスト角田さん(つんちゃん)を呼び込み。
誠さんがいろいろ、超有名ロックナンバーのフレーズを並べてみるも、
つんちゃん全く、、「相手にしてくれない」・・・と、誠さん少し悲しむ(←ほんとかよっ)。
噛み合うような、噛み合わないようなステージ上のやりとり・・・いつもながら笑えてしまうのだけど^^

今回は、アコースティックベースと言う、、普段聞き慣れない楽器をお使いになります。
聞き慣れないだけでなく、見るのも初めて。
一見、「でかめ」!のアコースティックギターのようなルックスをしています。
ほおー。
あ、そうそう、今回も誠さんのギターの音はマイクどり、、ですが、ベースはラインどりのようです。
そちらのセッティングを待つ間、、誠さんが少し話して繋ぐと・・・そういう段取りですね^^
ちらちらと、様子をうかがいながらお話され、、

おもむろに、

「できたかなっ?」

「できた。」

そんなやりとりもあり(←そんなん、結構好き^^)。

お2人揃っての1曲目は「My Love」。
お2人はもう20年以上一緒にやってらっしゃるわけで、その繋がりが音楽であるわけで。
ビートルズでも8年だったのにねー、みたいなお話も出たりします。

そのあと、実は今日予定していたナンバーではなかったのだけど、、とおっしゃって曲紹介。
それは、ABBの「Melissa」でありました。
前日、ラジオ出演があり角田さんともどもご出演。
そこで生演奏されたようなのですが、これが結構いい感じだったので「調子に乗って」(笑)
なんともイイ感触だったとのことで、急遽本日のリストに加わったとのことです^^

誠さんが唄われる傍らで、
少し身体を傾けるようにして、誠さんの様子を伺うようにしてベースを弾かれるつんちゃん、、
というか、もう半分誠さんの方を常に向いているかも。
また、間奏などでベースがリードを取るようなときは、嬉しそうにつんちゃんの方を見て演奏する誠さん、、
1回のライブで、何度かこんなシーンは見られるんだな。
ご本人たちはどう思われているかはわかんないんだけど、見ている方はとても嬉しい気持ちになります。
それが、相当の至近距離で拝見出来るんですから、そらーあんたねーっ(荒い鼻息)!!!て感じです。

どちらの曲も、前半のマーティンのツアーで誠さんお一人の演奏では聴いていましたが、、
ベースの音が1枚加わるだけで、音の世界みたいなのがこうも大きく広がるとは、、、
ここにこの音が欲しいなあ、、というところで、ちゃんと入って来るんだよねえ。嬉しいな。
間奏をベースのリードでっての、かなり魅惑的(!!!)な感じです。

****

終わるなり、、
「僕も角田もなかなかですけど」^^
やっぱこれでしょう!!と、マーティンの楽器たちを、ここぞとばかりに誉めまくる(笑)。
挙句、、、2人して、、

「ほしーなー」
「ほしー、ふくおかくーん」

と、オンマイクで黒澤楽器スタッフ様にアピールするお2人(笑)。
でも、「ほしー」は1回しか言っちゃいけないらしい(笑)。
2回言ったつんちゃんは、誠さんに叱られていました^^;

そして、浜松と言えば何はなくても鰻話^^

今を遡ること、数年ほど前。
サザンがこの近辺でライブ、、、ちっちゃい、、、、、、、7万人(汗)のライブをやったことがあり、、
(やったやった、、ていうか、来てましたワタシも。初・浜松上陸。弁天島近くの「渚園」でしたねー)
その時に、誠さん鰻茶漬けを求めて、「八百徳」さんに行ってみたところ、、長蛇の列。
どこへ行っても(市内に幾つか店舗があります)そんな状態、、、一体何が!!と思い、後でサザンの先輩の皆さんに確認してみたところ、、
原さんが何かのインタビューで、ここのが美味しい、食べたい、、みたいなことを言ったのが載ったらしい、、ということで、そういうことになったらしいのでした。
翌日、やっとありつけたらしいですが、、、

そして、また今回も。
昨日もさっそくみんなで繰り出して、ここぞとばかりに食べ方を説明しよう、、、
(名古屋に櫃まぶしというのがありますが、それに似た食べ方をします。最後は茶漬けね^^)
としたら、お店の方にざっくりと訂正され、面目丸つぶれの巻と相成りましたとさ^^;;しょぼーん。

******

さて、次は、、誠さんご自身も楽しみにされているという、、、

東のスティーリー・ダン、西のフランク・ザッパ、、、いずれ劣らぬ曲者ということなんでしょうか、、
誠さん曰く「ロック界の異端児!!」
でも、それをくっつけてメドレーにしてしまおうという、、、、凄い企画^^
他では、まず見られないでしょう、でもそれをやっちゃうのだ。このお2人は。

しかし、、いきなり、、出だしのところで誠さん空振り^^;
「おーい、勘弁してくれよ」と、顔がはっきり訴えておられます、つんちゃん(^_^;)

「えー、いまのことは忘れて下さい」^^;;;;・・・それは無理だと思うが、、何事もなかったかのように、、演奏再開(笑)。

何とも、、リズムを取るにもコツがいるなあ、、というザッパの曲に続いては
(何かどこか、、ライブの気になる箇所には持ってこられますね、、ザッパ。)

去年、「1人スティーリー・ダン」ってのはあったけれど、今回はそれに次ぐ快挙とも言えるんじゃないでしょうか。
「2人スティーリー・ダン」!!!による、「The Boston Rag」
もう、ライブ自体のハイライトじゃないかと、、睨んでますよ!
オリジナルの音からすれば、楽器数はものすごく少ないわけで。
でも、断然、、「こういうのも、アリ!」と、思ったですねー。
つんちゃんは、コーラス(高音部)も担当。

特に、間奏のところが圧巻。
最初は誠さんがギターでリズムをザクザク刻み、つんちゃんのベースがリードを取る。
そして、途中でそれがスイッチし、今度はベースがリズム、ギターがリード。
これが流れるようにスイッチしたもんなあ、、かぁぁぁっこいいすよ。
まあ、文章で書いても字面では伝わりにくいが、、、、でも、すごいんです。スリリングでホントにかっちょよかったの。
「どうだ!」
と、言いはしなかったけれども^^もう圧倒されまくりますよ、、
こういう音を、間近で聴けることの幸せをまた改めて思います。

*****

幕間。

コンサートに先立って行なわれていたギターショウ。
新しいギターが入ったとかで、、、
「本当は、あんまりウロウロしない方がいいのかなあと思ったんだけど」(苦笑)
ついつい見に行っちゃったという・・・(ええ、そうでしたね、ビッツラしちゃいましたとも^^;;!!)
でも、、、
何本ものギターに囲まれる幸せ(本当に嬉しそう^^)!!
やはり、素材が素材なギターという楽器だけに「アロマ的な効果」もあるんじゃないかなと。
お2人して、楽器を持ち上げて匂いくんくんかいでました(^_^;)
お好きみたいですよ、、

誠さん「ヘンタイでしょうか?」
(エート、お客さんに聞かないでっ!! でも、フツウな絵ヅラとは言い難いです←遠まわしに言ってみる(^_^;))
でもね、今回お披露目されていた桜(チェリー)素材のギター、ホントに甘い匂いがするんだそうです、いつも使ってるものに比べて。

*****

このたびリリースになった、「バラードベスト」のお話。
ご自分がこういうものを出すとは、思わなかったそうです。
そして、デビュー当時の自分の声の「蒼さ」には驚くばかり、、、
でも、当時の自分がもし今の自分の声を聴いたなら、、、
「あ゛ー、こんな声になっちゃったか、て言うかもしれないですね」と。
20年の曲の曲間(二秒くらい)には、誠さんにしか、およそ計り知れないものが色々と詰まってるのだなあと、、想像してみます。
勿論わかんないことのほうが多いに決まってるけれど。
イイコトも、勿論シンドイことも、、ね。凝縮されている。

そして、ジャケットもビートルズの「レット・イットなんとか」に似せたそうです^^(すんごいバレバレですよーん^^)
でも、全部四つともぢぶん。昔は髪が長かったことをここで念押し^^

バラードベストから、2曲。
そして、まずは30歳の時に書いたという「Dirty Thirty Man」(1988年)です。
いつもより、唄い出しの感じが柔らかいような気がして「お」と、思っていました。
でも、その時々に込める自分の想いって少しずつ変わってくるものだから、むしろ当然なのかも。
この曲を聴いていると、自分も車に乗って、、(実際には運転しませんが。)窓には凄いスピードで流れていく風景(夜。)
そういう絵がいつも思い浮かびます、というか、浮かぶようになっていて。
間奏後のところで、もっと目の前の視界が大きく開けて来るんですよね、、(これって、ワタシだけなんだろうか)
そこが爽快なんですよね、、
ギターとベースだけの音でも、やはりそうでした。
これは、周りの細々としたところはいくら変わったとしても、
もうこれは、唄そのものの持つ力の強さというか、そのクオリティのせいだろうなって思うのですけど。
そのせいで、聴けば聴くほど好きになる曲なんですよね、、うん。

そしてもう1曲。
そうか、ここでこうきましたか^^
誠さんのあったかいとこ、お茶目なところ炸裂しまくりです!!

「あなたに逢いたい」。
数年のブランク等があった後にリリースできたアルバム「ディナー」に入っているこの曲を、、、しかも、「みんなと唄いたい」。
てなことで、黒澤のスタッフさんがお手伝い。えっと・・・黒板運び(笑)。
しかも、髪型が同じような(型っていうか、型って!!)スタッフさんが2人^^!!

「こうするしかないじゃんか!!」

と、帽子を取ってみせる誠さん、、、てか、この美味しいタイミングの到来を虎視眈々と狙っていたに違いありません^^

そして、その黒板には模造紙が貼られていて、
模造紙には見事な!誠さん手書き(しかも楽屋で書かれたそうな)による五線譜が書かれているのであります)。
しかも、シロートにもわかりやすいようにハ長調にして下さっている
(♯とか♭が多いのは苦手です、オレ。本当のキーはA。)という、非常に優しいお心遣い!!
しかも、この曲の「肝」はここです!とばかりに、赤い矢印まで付いています^^

しかも、その肝の意味とは、、、

「ここが、R&Bなんです!!」

と力をこめて語られ。

R&Bの何たるかの、誠さんによる講義があり、、^^(ここは、字面で伝わりにくいのが残念だな)
まずは、講師による「ラララの模範歌唱」(笑)があり、、お客さんも何が何でも練習させられる。わはは。
でも、さすが浜松・音楽の街、、、覚えがよいとお褒めにあずかる^^
でもね、「唄の中に二箇所しかないからね、次いつ来れるかわかんないんだから!!唄ってね!!」、と重ねて注意されるのでした^^

そんなワイワイと楽しい雰囲気のままこの曲は歌われ、、、
うん、この曲はそれがふさわしいね^^
しかも、ラララ♪コーラスを気に入られた誠さん、
お客さん、、、二箇所しかないよ、、と言われたところ、もうワンチャンスいただいて歌うということに^^
これもありだったかー^^

****

誠さんのセットの最後は、20周年のアルバムにも入っているけれど、
実はこの曲があったから、今回のバラードベストが出来たようなものという「Waltz In Blue」。
今まで自分を支えてきてくれた人たち、これから支えてくれそうな人たち^^、
自分を育んでくれた音楽(主に洋楽)・・・そして、自分を取り巻く自然、、、

こういったもの一つ一つ全てに感謝の気持ちを込めた曲であること、改めてお話になりました。

****

こうしてみると、短いセットだけれども、
楽器の構成が変わった分、ものすごく考えられているし、
今回は、特にお客さんを積極的に巻き込みにいこうって、、、
きっと、これは前半のツアーでの感触を見て、もっともっと踏み込めるなって思われたのかもしれないなあ、、、
と、勝手に思っておりました。
勿論初めてご覧になるお客様に、出来るだけ素晴らしいものをと思っておられるはずですね。
そうやって、常にそのトキドキでいいものを目指そう!!っていう、、
生意気ながら本当に何度かライブを見に行っている者としては、とてもとても嬉しいんですよ。
これは素晴らしい方に逢えた、、ってココロから思えます。

さてさて、、、
セットチェンジの後は、ゲストの石田長生(おさむ)さんのご登場です。←ラジオみたいだな、ヲイ^^;;;

****

石田さんのセット

「こんばんは、チャーです。石ヤンではありません。あくまでもチャーです」
(←開口一番これって(^_^;))
つかみはOK!てヤツですね(笑)。(※チャーさんは、BAHOでの相方さんです^^言わずもがなか!)

いつもはエレアコを使用されているそうで、アコースティックというのは、かなり久しぶりなのだそうです。
(高校とかの文化祭みたいで、楽しいとおっさってました^^)

2曲歌い終えてなお、、、「ようこそお越し下さいました。チャーです」
(・・・だからですね(^_^;))

ギターのイベントに呼ばれること自体が稀なのだそうで、、、だとすると拝見できたワタシたちは大変な幸運に預かったのですね^^
で、ご本人的にも「ギタリスト」として見られてるのかどうかなあ、、だそうでして。
自分としては「ソウルシンガー」だと思ってらっしゃるとのことです。
ええ、そりゃもうこんな冒頭でも素晴らしいソウルシンガーだと思いましたよ^^。

かと思えば、ソロギターを披露下さったり、、
しかもそれがタンゴなんだよね、、
(そういえば、HPを拾い読みさせていただいていたら、ラテン音楽への造詣も深いって書かれていたような気がする。)
それをサラッと弾いてしまって「これで、(僕が)ボリビア人というのがわかりましたね」だって。
かっちょいーーー(*^^*)

更にそうかと思えば^^
「珍しいものが見られます、、ホントは宴会芸ですが」(わはは)。
と前置き、、、しかもそれが、、

「Smoke on the water」(Deep Purple)、、、ええっ?!

まずは、ワイキキビーチより、、、ハワイアンスタイルで。
続いてリオの海岸より、、これは“マシュケナダ”だ!!
そして沖縄の、、、ハイサイおじさん、、

そして大ヒットはこれでした。
・・・ギターは使わずに、、「リバーブを思いっきりきかせて」とPAさんへリクエスト。
何が始まるのかと思いきや、、両国国技館より、、、(えっと・・・呼び出し、、ですか(笑))
・・・最後は、、(まだあるのかっ)ニューミュージック編、、、、

・・・いやあ、贅沢な宴会芸(違)堪能させていただきますた、、いやあ笑った笑った!!オナカイッパイです。
そして、これって予定していたセットには入っていなかったのだそうです、、
(達人の皆様には、よくあることですね←あまり驚かなくなっているが、その演奏の凄さにたまげることは変わらない。)

で。

「「笑い飯」のファンなだけです。・・・通常業務に戻ります、、」(素敵^^)。

この後も、唄とギター(殆どインストに近い)をたっぷりと、、
しかも全く飽きさせないんですよね、、というか、次に何が起こるかワクワクなのです。

トドメときたら、「座ってるのに飽きたから」とおっしゃって、、
立ち上がり、なんと椅子を使って「小林旭スタイル」(なんだその表現は!)にて、、、
そうか、このテがあったかー!!

お客さんをぐるんぐるんに巻き込んでの大団円となりました。
ギターは唄は言うまでもなく、そのうえお話も楽しくて、オチがうまく効いているし、、
これは一度ちゃんとフルライブを見なくちゃいけませんぞ。
(・・・ああ、マーティンクラブのコンサートでは何人そんな方を見つけてしまったのでしょうか(^_^;))

その2へ続く、、、

Martin Club Concert =浜松= (その2)

2004年10月17日 | 2004年ライブ・イベント
その1から続き、、、

************************

アンコール。

拍手の中、セットがえ。
そう、今回は3人になったからね。

前列左が石田さん、右が誠さん、
後列のその間につんちゃんという布陣です。

ひとしきり、誠さんのほうから阪神(タイガース)のお話が振られたりして。
岡田監督の話で盛り上がる^^。

実は、誠さんと石田さんは「20年ぶり」なのだそうだ。
当時、誠さんが大阪でやっていたラジオ番組のゲストとして石田さんが出て下さったことがあったんだとか。
・・・・それって、なんか凄くないかー(驚嘆)!!20年前ですよ、今じゃなくて!!
で、悲しいかな、それは覚えているけれど、、、、その時にセッションもしたらしいのだが、、
「何やったっけ」^^;;

でも、覚えて下さってるだけよくて、それすら叶わなかったのが有山(じゅんじ)さん!!
そう、新潟マーティンの共演された、、、、あの衝撃は忘れませぬ!!
それを聞いた石田さんも「また、凄いの呼びましたね、、」感心しておられ、、、
なんと、お2人は同い年というか、、高校の頃からご存知だったんですって。
それで、、とっておきのエピソード、、超ド級のそれを披露下さりました。
また椅子から転げるかと思いました。
が、諸事情により^^、凄かったので、、詳細は割愛させていただきます(笑)。

新潟で、、もろもろ見ていたので、、ワタシ始め、、同様の皆様はもう大変うけまくりでございました^^

で、セッション曲なのですが、、
急遽やることに決めたもので、出演者一同ステージ上で打ち合わせ^^
お客さんには、誠さん「他の話しててっ」、、ええーーっ(笑)。
コードは、キーは、、歌詞は、、等々、、、
更にギターだけでなく、ベースも加わったのでそちらの方への確認とかも。
覚えてない、、わかんないということで、、
石田さん「じゃあ、口でいうから」、、ええーーーーっ(笑)。

どどどらー
どどどらー
どどどら そ ふぁふぁふぁれふぁれ・・・

(笑)・・・ヨメタ、、と喜んでいたら、

「今の年輩の人聴いたら、何の曲かわかるね」(←悪かったな(-_-;))

ええ、間違いなく「Proud Mary」(by CCR)でございました、、
石田さん曰く「自慢のメアリーさん」・・・おお、そうだよそうだよなあ、うまいなあ!!

しかし演奏始まって「もうええっちゅうに、わかるっちゅうに」というところにきても、
ニコニコしながら石田さん♪どどどらー♪と、間奏でベースラインを楽しそうに唄っておられるので、、
つんちゃん思わず苦笑い^^
ステージ上は、俄かに小事故があったのだろうと思うのですけど、
それを全部飲み込んじゃうくらいの、エキサイティングで楽しいセッションでした。
やっぱ、、その時急に

やろうっ!!

これなんだろうね。誰しも簡単に真似できることじゃないけども^^
そこに居合わせた人たちだけの特権、、、みたいなものなのかな。

そして、そのまま「Sittin' on the dock of the bay」へ。
誠さんの唄からだったのだけど、、
何だか、、唄がすごく自然に耳にはいってきて、気持ちにしみるしみる、、、じわっと染み入る感じ。
前々から、誠さんの唄うこの曲はいい感じだとは思っていたけれど、こんなにいいとは、、、改めて認識しました^^
とか、思っていると、、誠さんの「口」による、波音が押し寄せてきて、、、^^
そんなお茶目なSE。

最後は、、、

「打楽器がいないから、また視聴者参加でお願いします」

の号令がかかったので、視聴者の一人として謹んで参加^^
ええ、手拍子でございますよ。
オリジナルは、ドクタージョンでよかったでしょうか、、
「Iko Iko(アイコアイコ)」。
超有名曲に、日本語詞が載っている~。
ときたら、リズムはアメリカは南の方のいかしたリズム、、「セカンドライン」てやつです。
(分かりにくい方は、「Careless Memories」に収録されている方の「Missing Serenade」の間奏の手拍子、、を確認いただければと存じます。)

途中、誠さん→石田さん→つんちゃんの順でソロを取ります。
三者三様で、、そらもうあーた、、かっこいいったらないですから、ホントに。
ゴキゲンなのだ。
Happy Endingとは、まさにこんな雰囲気なんだろうなあって思ったな。
もう、その場にいるだけで、自然と笑顔になれちゃうねー。
いいもん見ちゃったなあ、、、見せていただいたなあ、、、嬉しくなっちゃうね。

+++++++++++++++++++++++++

ライブ終了後。
実にまったりといい雰囲気のホールのロビー。
恒例のサイン会となりました^^

このとき既に発売になっていた「バラードベスト」を、ワタシは持参しまして、、
誠さんにサインしていただいたのです。
To 誰々 、というところを気にして下さり、、、すみませんっ(汗)。
これなら、先に
「●●でお願いしますっ!!」
て、言っちゃったほうがいいのか、、と、後で反省もしたのでした。
それはそうと、何てお声かけようってドキドキしてしまうのですが、それを知ってか知らずか、、先にお話を切り出して下さり、、
なんか助け舟を出していただいてしまった感じ、、、^^;;
ホントに、、脈絡のないお話に丁寧に付き合って下さり、、今回も大恐縮してしまいました、、、あう。
でも、とっても嬉しかったです。
(いつか楽器博物館行って下さいね・・・すごく楽しいです^^感想まで述べてきてしまった(^_^;))

そして、今回はもう一人、、
角田さんにもサインいただいたというか、みんなして強要したんじゃないかとか^^;
そんなこと、絶対にないですから。嫌がらせじゃないですからね^^
ホントにこの日のいい記念と思ったんですから。。ね^^
ありがとうございました!!

帰りの新幹線の最終までに随分時間があったので、のんびりしちゃいました。

いい旅でした、、
相変わらず旅は、上手いかどうかはわかんないです。
でも、そのトキドキにモノスゴクいい瞬間を捉えられることが、、少しずつ出来てきたような気がします。
それは何だか嬉しいな。

さて。
残るマーティンのライブはあと札幌を残すのみ、、
どんなふうに終わるのかな・・・・・・・つ・づ・く(笑)

2004/11/16記

           

* set list *

誠さんのセットです。

1 今僕を泣かせて
2 My Love
3 Melissa
4 Zoot Allures(Frank Zappa) ~ The Boston Rag
5 Dirty Thirty Man
6 あなたに逢いたい
7 Waltz In Blue

Martin Club Concert =新潟= (その2)

2004年08月07日 | 2004年ライブ・イベント
その1から続く、、、

*************

アンコール、、、お2人が登場♪

しきりに初めて、初めてというので、、誠さんガッツリここで指摘^^

「初めてじゃないんですって!!」

かなり前に出たイベント(92年のアコースティックナイト)でご一緒して、
しかも楽屋も一緒で、、「(そのとき)喋ったよね?」とのたまう有山さん、、、
そこまで記憶があるのに、度重なる「初めて」発言、、なんでやねん^^;

金沢ライブで、誠さんが文字通りうひゃうひゃいいながらお話していた
(多分、、1人のライブだったのに長かったのはこのせい(笑))
バックステージでの内田勘太郎さんとの楽しいやりとり、、、をまた再現、、、
したら、、有山さん、
「そんなこと、いったっけー」
とかおっさるし、、
「・・・まだまだ勉強やねん」って言うあれです。

「いやいや、最近は、若いヒトのが勉強になるし」というので、、
例の「天国への階段」で、誠さんがちょっと悲しんでみたりしたところ、
「すごい勉強になったーー。そういうの!!それ、テレビを見ながら弾きたくなるギター、ナンバーワンやねーー!!」というと、
有山さんも♪たんたん たんたん~(これのが一層笑えてしまフ、、、)
「あのーー、若くないんですってば!!もう、有山さんの言ってることの半分もわかんないんですけど^^;」困惑する誠さん(笑)。

そして、有山さんはご自身で「自分が生きていることには、あまり意味がないけど、、、」とあっさりノタマイマスガ
唯一、、これはというのが「髪の毛自慢」なんだそうで。・・・どう見てもタブーのところも全く意に介さないところ、、凄いです^^;
因みに、あれは天パー、自毛だそうです。(美容院でも誉められるらしい*^^*)
あれに埋もれて寝てみるのが夢だそうです、、、
ちょっと寂しげな誠さん、、「いいですよ、、、髪の毛、ある時は大事にして下さいよ」
相手が大御所だけに、誠さん、ツッコミどころに大いに悩まれた様子です(わはは)。

「おとついのことも覚えていないっておっしゃるわりには、今日は何曜日とか言う割には、、サッカーのことはきっちりわかってるんですね?」
大いに不思議な点、問い掛ける誠さん、、、
その昨今の中国人サポーターでの暴走振りに、物申す、、でなく「モノを投げ返したかった」らしい^^;
するとおもむろに
「そうだ、じゃ、今度は北京でやろう!!」という有山さんに、
「で、また「初めまして!」って言うんでしょっ」と返してみる誠さんなのであった、、
かみ合ってるような、あってないような、、、微妙なやりとりがなんとも、、、、わはは。

で、、今度会った時に忘れないようにしてもらうためにも、脳裏にしっかり焼き付けてもらうためにも、、「セッション」しましょう!!ということで。
「それじゃあ」とか、言ってる先から、もうするするっと曲が始まっていた、、、こういうのってかっこええーー!!

最初は全く何の曲なのか、知らされず、わからず、、、
時として、お2人はギターで会話をしているようにも聴こえ、、
ナンか洋楽のブルースなのだろうか、、、わからんなーーと思っていたらば。
なんと。これは有山流の音楽の運び方だったのですね、、
唄い始められたのは、、「上を向いて歩こう」だった。
そのときは、ものすごく意外な感じがした。
で、曲が判明したときの、その時の衝撃の大きさっていったらなかったですよ。

曲の進行とかも、どうもざっくりと大枠を打ち合わせただけだったらしく、、
(誠さんは譜面台に、どうもコードなどざっくりとしたメモ書きのような紙を1枚置いてらしただけ)
お互い様子を伺いながら、、、、と言う感じ。
誠さんが必死になって弾いている(ほんっとにそんな感じなのですよー)様子を、実に楽しげ~に、ニコニコ見ている有山さん、、
そんなコンビネーションがなんとも微笑ましい感じがするのですね。
ホントに唄とか、ギターがお好きなんだなあって、、よくわかる。
ボーカルも、誠さんと有山さんが交互でとってみたり、、
なかなか変幻自在という印象かなあ、、、

改めて今回、誠さんの唄声って、、、すごく優しいなあってことに感じ入ったり、、、ほんとになんて優しいんだろうって。
誠さんが促してくださったので、客席みんなで一緒に唄っちゃいました^^
(「みんなで唄う曲じゃないなあ」とか例によって有山節^^;)

そして、もう1曲というのが、、
「見上げてごらん 夜の星を」
坂本九さんの曲の原形はどこへやら、、、もはや別の曲になっていたかも。
曲の展開も自由自在という感じかな、、、
終った、、かと思ったら、、「始まっちゃった」(笑)とギターを弾きながらびっくりする誠さん、、
有山さん独特のペースって凄いです。周り、、客席も・・・しぜーんにみんな巻き込んでしまいます、、、

いや、、ホントーーーーー!!!!に楽しいライブでした。
誠さん、ここまで連れてきてくれてありがとう、ていう感じです。(いや、勝手に来てるんですがー^^;)

◆そして恒例の。

閉じ込めサイン会が、、、
もはや、「誠さんのサインを貰わないと帰さない」とまで言われてるソレです。(ほんとかよっ。)
私は、昨日いただいたばかりのスペシャルCDを持参していました。
それを持って、、まずは地元のファンの方どうぞお先に、、、ということで少し離れて待っていました。
そしたら、「昨日もいらしてくださってありがとうございました!」と、物販の方に言われて「はっ?」
なんでかなーと思ったら、そのCDのせいだった^^;
事務所のスタッフの方だったのですね、、そちらも連チャンお疲れ様です、、、

最後まで、一緒に遠征した友達と待ち、、いよいよと言う時を見計らって3人で一斉にお声をかけることにする、、すると誠さんから、
「昨日の今日で、すみません」
といわれてしまい^^;
いやいや、こっちも好きでやってるので、、、、^^;返す言葉もなしーー、、
そして、サインをしていただきましたよ、CDに。
で、、どさくさに紛れて私の気になってることもお尋ねしてみる、、あらまー、、というくらい真っ直ぐなお答えが返ってきたのでした。
(何についてお尋ねしたか、知りたい方は個人的にお問い合わせ下さいー。)
みんなにサインを書いて下さった後、、立ち上がり、、これから「飲みにいくぞー」と、元気よく出ていかれるとこをみんなでお見送り♪
2日間、本当にお疲れ様でした。

帰り際、、、営業時間の関係からお店のエスカレータを使うことはできず、、
荷物用、、業務用、、かな?のエレベータ待ち。
マネージャーの佐々木さんが通りかかって、お見送りいただいてしまいました(汗)。
そうそう佐々木さんも、お疲れ様でした。

それにしても、有山さんも誠さんもセッションはホントに楽しそうでした。
ギターが弾けて、唄が唄える、、、
それだけあれば、それぞれフィールドやテイストが違えども、、いや、違うからこそ、というものきっとあるでしょう。
こんなに楽しい時間が生まれるんだろうなって、、改めて感じた時間でした。
それを目の当りに出来たのも、嬉しいことでした。
マーティンの一連のツアーは、こういう発見の連続です。
頑張って東京(恵比寿)、秋田、福井、新潟と回ってしまった私ですが^^;
どこでも、新しい発見がありました。
あまり先入観とか、中途半端な予備知識がない方が楽しいかもしれません、、、
興味が少しでもあるのなら、、その気があるのなら、、とにかく足を運んでみてください、、というのが私の実感です。

さてと。
そんなこと言ってたら、秋のツアーもあるんですねーーー。
さあーてと、、プランニングはどうしましょうか(笑)。←行く気ですねあーた。

まだまだワタシの懲りない旅は続く、、、のか(笑)。
           

* set list *

誠さんのセットです。

1The Presence of the Lord
2あなたに逢いたい
3今 僕を泣かせて
4素敵な最後
5You Are So Beautiful
6My Love
7Waltz In Blue

Martin Club Concert =新潟= (その1)

2004年08月07日 | 2004年ライブ・イベント
Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT

"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Tour
 
2004年8月7日(土)@新潟・新潟CLUB JUNK BOXの巻^^

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
有山 じゅんじVO,G)
 

◆たわごとな前書き。

前日、、、横浜は赤レンガ倉庫でライブを見ていたのに、、、
本当は、新潟ライブは当初の私の計画にはありませんでした(笑)。
でも、何で新潟に向かってるんでしょうか、私ったら(笑)。

翌日、途中までの準備を完成させるべく必死こいて起きて、、、
朝ゴハン抜いて出かけたのでありました。

今回の会場は、新潟の駅からはバスで三つくらいのるのかな、、バス停。
そのくらいのとこ、、繁華街に相当するのでありましょう。
三越も近かったし^^
そのWITHというビルの中にある、CLUB JUNK BOXというライブハウスが会場であります。

新潟市内は、折りしもお祭りが始まってたりして、、
御神輿なんかが、どどーん、どどーんと繰り出していて、、
お囃子もパレードしてたりなんかして、
それを見学するヒトも、わんさかと出ていて、、、、
なんだか街そのものがとっても賑やかなのであります♪
そうか、折りしももうすぐお盆、、世の中は夏休み真っ盛り、、、要するにそういうことですもんねー。
新潟へ向かう新幹線は、指定が満席になってたもんなー。

◆で。

ライブハウスは、そういうビルの5階にありまして。
エスカレーターをフツウに上がってくと、、、入口。
同じフロアには、マッサージとかエステとか、、、そんなものが同居しているのでありました。

開場は、若干押しましたが、、、

中へ入ってみると、これはもうほんとにおなじみのライブハウスの雰囲気そのもので。
なんだか、とっても落ち着いちゃうんだなあ、、私^^

でね、、何週間か前に急遽新潟行きを決めたもんだから、、
席もそんなに期待してなかったの、、というか、大体どれくらいの大きさかは見当つくし、、
なので、見られればいい、という開き直りもあったし、、
で、、チケが来たときも、、番号が結構大きかったから、、あ、端なんだなって。
会場によっては、勿論席の設営が違うのだけど、、
わりと横に長めに列を作ってるんですよ、、
でね、ステージを見る限り、向かって左が有山さん、右が誠さんということはすぐわかった。
だって、、、「例のタオル」(笑)が、、、、
で、、ちょうどその椅子の前くらいだったんだもん、、、
うぞ、、想定してなかったなりーー。
「げげげげっ!!」(驚)。
すぐに観念したけどね、、ここまで遠征してるんだもん^^;

ステージは、やはりシンプルです。
椅子と、譜面台と、ギターを立てかけるやつ(←なんてゆーんですか)とか、、ホントそれだけって感じです。
でね、おかしかったのが、、、
ステージ両脇のスピーカーのハリガミ。

「スピーカーに登るな」

おいおい^^;登っちゃうようなライブ、、頻発なんですか、、
てか、、あれ、、どうやってよじ登るのよ、、、
全くアドレナリン放出しまくりの人間の行動って想像しにくいったら^^;

◆始まります。

黒澤楽器の福岡さんのご挨拶で(あ、なんとなんと“アコースティック”Tを着てらしたのだ。)始まり、、、
誠さんをまずはご紹介。

「誠さん、どーぞーっ!!」

・・・福井でも目撃したけど、、軽く暴れていました(笑)。
ケリケリが入っていました。・・・やっぱ、そういうネタなのか(←そこで納得するなよ^^;)。

今日は、、グレーぽいカウボーイハットっぽい帽子(実は個人的に、あのタイプの帽子を被られてるの好きです。渋公のときとか、最近だとサザンのサポートで被ってたタイプ~(らぶ)。)。
少し会場冷房が効いているかな、、て感じだったこともあり誠さんは長袖のシャツも羽織っておられます。(私も冷える方なので、外はあちちなのにも関わらず七分袖のカーディガンは必ず持参ーー。)

さっそく弾き始めた曲は、、、

あらっ。

変えてらっしゃったのですね!!!

なんとなんと、、「Presence of the Lord」ではありませぬか。
昨日の今日なのに、、、ホント、のびのびと気持よさそうに唄っておられ、、、何だかとっても嬉しくなっちゃいました。

でも、もっと驚かされたのが次のナンバーでして。
ご自分の単独のライブだと、大体アンコールに唄われることが多いんじゃないかな、、、
そして、後で誠さんの日記などなどで知ったのですが、、これをギター1本でやられるのは実は初めてだったという、、、
ものすごく貴重なものをワタクシは目撃することになったのですね!!
しかも、殆どが初めて誠さんを見る方が多かったんじゃないかな、、
(ちなみに、この日はものすごく男子率高し。そしてお隣にいたかたはどうも有山さんはよくご存知のようだった)
で、この曲を持ってらっしゃるとは、、なんと凄いチャレンジなんだろうって、、
それを知ってから改めて思いましたよーー。
うっわーーー、だってそれは
「あなたに逢いたい」なのだ。

そしてココで誠さんのお話ーー。

「はじめましてーーー。サイトーマコトです!!」

で、、、のっけからいきなり、、

「前に来たのは、8年くらい前だったかなあ。
で、これを機にですね、、始まったばかりですけど、、また呼んで下さい!!」(早っ)
わはは。感触がかなりよかったのかなあ、、、

で、、ここで新しい展開です。
「いつも1人でこのツアーは回っていますが、、今日は新潟の皆さんのために、特別に5人の仲間を連れてきています。」
全員乗るかなあ、、とか、うるさいよね、、、とかなんとか(笑)。
と、ここに流れてくるBGMが「Missing Serenade banana ver.」なのであります、、
はい、前日赤レンガで配布されたそれ、、、に含まれておりました、、
これにのせて(笑)メンバーに登場していただきます、、、

とかいって、、ギターの紹介なんですよねえ、、
持ってくる係^^は、福岡さんと、マネージャーの佐々木さん^^
2人とももったいぶって、、ハイタッチまでしてるしーー、、、
この曲短いんだから、、、と誠さんに急かされる場面もあったりなんかして(笑)。
「もう、付き合ってくださいよー、面白くないことはよかってんですから」(笑)。

ごくごく簡単に、ギターの名前と特徴を説明してくださいます。
そういえば、今までは3本くらいだったよなあ、、
使用ギターの本数が増えてるっ!!

そして今回もまた、音はラインからでなくマイクで拾います。

使うギターを手にするのも本当に楽しそうでらして。
「どれにしよーかなー」なんて。
そして、さらさらさらとフレーズを弾いてみたりして、、、「これ、なーんだ?」(クイズ^^?)
・・・「ロリー・ギャラガー。昔好きだったんですよー」とのこと♪

昨日、、、というか今朝方まで飲んでらしたということで、、^^;
誠さんのトークのテンポも、テンションもいつにもまして、、上がる上がる!!!
しかも、まだ最初のとこなのに(笑)。
「寄席みたいにしちゃいますよっ、今日は!!!」
例によって、よそ見してお話しているお客さんも見逃さない(笑)。
「あ、今いい話してるから、、ね^^」とか。
その指摘ぶりもなんだか、、キュートだったりします^^

「今 僕を泣かせて」では、「えっとー、まだ桑田さんが来ていないみたいなので、、、特別に僕1人のバージョンで!!」
と、例のMC。
まーまーのウケか(笑)。あちこちでやってみて、、ウケルとことウケナイとことあるって^^;気をつけなきゃって。

僕が1番贅沢かもしれないって。
「1曲ごとにギターを変えて、、、もっと贅沢なのは、チューニングが狂ったらそれはもう使わない(笑)」

そして更に、、、こんなお話も。
ドナルド“ダック”ダン、、というベーシストは、、、
弦を変えない、、めんどくさいからとかで。
それで弾いて、いざダメとなったら「ベースを買う」。
ホントかどうかわかんないけれど、、、気に入ってらさるらしい、、
鏡の横に「ドナルド・ダック・ダンは、弦を替えないでベースを買う」とか書いて貼っては悦に入ってるとか、いないとか(笑)。
で、反対側には、、「日本一のギタリストになる!!」・・・あ、この辺はネタのようです(笑)。

「素敵な最後」、、曲の紹介にあたり、、
「こんなことがあったらヤバイなーーー、でも、楽しいだろうなあーーー」
・・・・だんだん発言が大胆になってる気がするのは気のせいですか^^;
また間奏のソロが一味変わっていました。その日のノリ一発って感じなんでしょうか。

そういえばと、、常々気になってることについてのお話、、、
アコースティックギターって、昔のイメージだとサラサラお行儀よく弾くものだったような。
誰だろう、、こういう弾き方を始めたのは??
といって、ニール・ヤングの曲(Heart of goldあたりか?)をさくっと、、、、弾いて下さいます。
今回のツアーのたびに、色々な方に尋ねてらっさるそうなのですが、、
中川イサトさんによると、、、CSN&Yとか、バッファロー・スプリングフィールドあたりではないかとのことで。
それ以前は、、、、といって、

♪ばーらがさいたー(by マイク真木)♪

「・・・・極端ですかねって(笑)」。

それでもって、、「こっち、笑いが少ないっ」と、客席に斬り込む^^
このあたりは、誠さんのアイドル林家三平師匠のギャグをふんだんに織り交ぜつつ、、、、、
そして、音楽活動をされていたときの、師匠のお嬢さん、、泰葉さんとのお話もちらっと。

次の曲で使用するギターについても、、少しお話。
D-18,D-28くらいがいいと。
45くらいになると、恐れ多くてとのこと、、、
なんか、ポジションマーク以外にも、キラキラしたものがいっぱいついてて(笑)。
なんか、すごいことになってる^^;;

「うーーーー??」

思いっきりネックに顔を近づけてオドロいてみる誠さん、、、たのみますよ、素人じゃないんですからーー(苦笑)
本人は、、「岡八郎じゃないんだから」って、、、^^;
今日はところどころ暴走する誠さん、、どうしたって止まりません(爆)。

「実は、去年デビュー20周年を迎えまして、、、」で拍手のタイミングを促す誠さん^^
「わざと狙った」ことを自ら告白してしまったり、、
「楽しいアルバムになっていますので、少しでも(CDの山を)標高を低くして帰って下さい!」といった後、、スタッフの方に確認するようにして、、本日も「例のサイン会」開催とのこと、、、
「サイン貰わないと帰さない」・・・遂には、「買ってなくてもサインしちゃうぞ」(汗・ええ、すごーく身に覚えが・・・。)

「You Are So Beautiful」を渋く渋く歌い上げた後で、、、
(いや、、いつどこで聴いてもこれはいいなあ、、また固まってしまいました、私^^;)
チューニングを直す誠さん、、、「あまり狂ってはいないんですけどね、、山羊座のA型なもんですから、、」と言い訳。
(微妙なところがちょこっと気になる、、そんな感じなんでしょうね^^)
そうすると、、コツコツコツという靴音が、、、(私にもはっきり聞こえた、つうか、、立たれる方が見えたのですけど)
勿論・・・「あ、帰っちゃうんですか?」顔を上げる誠さん、、、
「・・・今のがやだったのかなあ、、、(寂)また、有山さんのときによろしくお願いしますね」

(でも、ここでお隣にいらした男性がお連れの男性に「いやあ、よかったですよー」というのが聞こえ、ワタクシは心の中でガッツポーズでしたp(^_^)qありがとうございます、オニイサマがた!!)

そして、最近になってよく唄うようになったと言う誠さんにとっての最大のアイドル、ポールの「My Love」を。
で、、、恒例ともなりましたポール(マッカートニー)話^^
「ね、(ビートルズの)4人の中では1番ちゃらんぽらんな感じでしょ、山羊座のA型じゃないよね、、、、そういうヒトは残るんだよなあ(寂)」

「どこかでも話したと思うんですが、、」(はい、ずばり秋田ですね^^←聴いてた奴です。)
秋田のとこにも私書いてると思うんですが、ミュージックライフでの人気投票のお話になり、、、
ポールが、スコット・ウォーカー(当時、なぜか日本では人気があったというウォーカー・ブラザース)が競っていたという。
ポールが抜かれそうで焦った斎藤少年は、組織票(てのを知ってるとこがすごいけどさ)のハガキ書いてみたりとか、、、

また、最近では、東京ドームでポールのライブを見ていたとき、、隣にいたバンドのメンバーに
「オマエ、ずっと何かもごもご言ってたぞ、、ありがとうって言ってたぞ」と指摘され、、でも嬉しそうでらしたりして。
来日したら、、またいっちゃうんだろーなー、、、自分でも「しょうがないなあ」なんて感じでお話になりながらも、実はとっても嬉しそうにお話になります。
「・・・・・えー、とっても短くまとまったところで、、」(会場・笑)

やっぱり、
「あなたがいてくれたから、今、僕はこうして唄っています」
という気持ちは、誠さんにとっては相当大きなもののようですね、、
各ツアーで伺うお話、、、それぞれにものすごく「愛」を感じます。

最後に、、、、
アルバム「Waltz In Blue」の宣伝をし、、、^^
ここまで言ったことないんじゃないくらい、この日は猛プッシュかけてたよね♪

「・・・・一応最後の曲だけど、、後で有山さんが呼んでくれるといいなー」と期待しつつ^^
「オールナイトでセッションやっちゃうぞ!!」とかいいながら、
「・・・・雑居ビルの場合、そういうことは有り得ないです」オイオイ^^;いきなり現実に引き戻す誠さんであった。

誠さんセットのラストナンバーは、やはり「Waltz In Blue」、、、、

*****************

有山さんのセット。
(えー細かく書きたいのですが、どこまでも収拾がつかなくなるので、、ところどころかいつまんだ話しか書いてません、すみません^^;
ただ、誠さんも早く客席へ回って見たい!!それはそれは凄いという予告付きなのでした。)

ちょっとばかし、セットチェンジの時間があり、、、
みんな、席を外してるような方も多かったのに、、、
本当に、ふらっとご登場され、、、、
外していた方もみんな、わらわらと慌てて戻ってくる、、、そんな客席の風景(笑)。

有山さんは、全くのマイペースでごくごく手にされたギターを弾き始め、、、
全くここあたりの流れが自然で、、本当に力みがないのが、、凄い、、、
喋ってたんじゃなかったけ、、というと、もう唄が始まってたりして、、、全てがリンクしてるんですよね、、
(ちょっと矢野顕子さんを思い出したことを付け加えておきます。雰囲気、、、というか流れって意味で。)

かと思うと、ある曲を弾き始めたものの、、、
どうもチューニングがいただけない。
あっさりやめちゃう・・・・えっ!?!??。びっつらするお客さん、、、

「狂わへんギター、作ったらええのにな」(えーーーっ!!)
「またどっかで聴いて、、いろんなとこで唄ってるから」

えーーっ!!さらに唖然そして爆笑、、、そうなんですか、それでいいんですかー^^;

「今日初めて斎藤さんとお会いしましたが、、、」(ぶんぶんっ、はじめてぢゃないす、、と首を振ってた私^^;)
話をしていても、音楽が好きで今までこうして生きてきた自分が幸せだなって、、、、、というのをつくづく感じられたそうです。
それだけで生きていけるかなって、、、いいお話だあ。

あとね、、健康オタク話最高です。
「唄うのが身体にいい」とかで。「お金払ってカラオケで与作を唄う」・・・お金を貰うんじゃなく?・・・凄いわ。
それとね、富士山の水を飲んでいるって話も・・・オチが相当おかしかったです、、

ところで。
「今日は唄ってる場合じゃない。サッカーの応援せな、、、言うてな、5分くらい前になったら」・・・客に念押しをしている有山さん。
(因みに、ライブ後ゴハンを食べにいったお店では「大スクリーン」で中継流してました、あちこちで気になってたんですなー。)

何曲か演奏された中で、私が1番笑い転げてた曲は多分これではなかろうかと、、
「夏、あつくるしーなこの曲」とかいいながら、、
「オレの借金全部でナンボや」って(笑)。ものすごくエキサイティングで愉快極まりなし。
思わず、詞聞きながら計算してみようかと思ったけど、、、、、途中でわかんなくなった、ムズカシーわあ(笑)。
で、、最後に言うことには「自分の借金、自分で数えろや」(笑)
・・・こういうのは冬場だけにせなて、、唄いきってもなお、、(泣笑)。

新潟のお客さんを前にしておきながら、
「今度、いつ来るかわかりません」(おいおい、、)「いや、ほんとだからって」(おいおい^^;)と、あっさりと言い切ってしまう、、
なんか、、その人間の器、ワタクシには計り知れないものがありました、、

有山さんのセットは、「梅田からナンバまで」でしめくくり。
ご自分の中の究極のテーマらしいです。
多分知っていても知らなくても、、これはオッケーな曲!!
痛快ってのは、このことだなーって思った。

最後には、、「斎藤さんにも大きな拍手を!!」(涙)。


その2へ続く、、、

“アコースティック”ファイナル in 横浜赤レンガ倉庫(その1)

2004年08月06日 | 2004年ライブ・イベント
“アコースティック”ファイナル in 横浜赤レンガ倉庫 
2004年8月6日(金)@横浜赤レンガ倉庫
~出演~

斎藤 誠(VO,G)

**

柳沢 二三男(G)
角田 俊介(B)
河村“カースケ”智康(D)

***

ゲス・・・ト^^;??  片山敦夫(Key)   

◆長い前置き、、^^;

今回は毎度毎度、足をどうする悩む赤レンガ倉庫。
非常~にナイスな提案があり、、、
横浜駅そばから出ている「シーバス」を利用することにしたのであります。
今まで、過去何年も、何回も行っている横浜駅。
なのに、1度もそちらは行った事がなかったという、、、

少しばかり遊んで回り、、、横浜駅まで戻り、、
所要時間が計算出来なかったので、、多分、、、このくらいの感じでいいかな、、
てな具合で決めたのに乗るためには、、、とりあえず、、走った方がいいことに気づく(^^ゞ
ふー、、走る走る、、、
その時、あせもにガンガンに悩まされていた私には、、また汗だくになるのは非常にブルーだったけど、、頑張りますた。
やっとこ辿り着いた乗船待合所で、せっせと薬すりこんでたけどねーーーとほ
ほ。あ、そこで遠方よりお越しのMさまに遭遇、、別にこれに乗りまーすとはお知らせしてなかったのですけどね、、よかったよかった。

窓際に張り付いたまま、、、
うわーーーとか、、写真撮んなきゃーーーーとか、、賑々しかったかもしんないです(笑)。
でも、いつも陸側からしか見ない風景を、ひっくり返して見られることってそうそうないからとっても楽しかったです。
でも、すこーしばかり船酔いしました、、あんだけの時間で。
早々、三半規管に問題があるようです、、幼少からのことだけど(^^ゞ



◆で。

会場になる赤レンガ倉庫。
建物が2つあって、、、海側から入ってくると向かって左側の建物が今回の会場にあたります。

そこを入っていって、、、
階段が・・・意外とコワイ、、、
ガラスばりなのですけどもね、、下の骨組みみたいなのが丸見えなんです、、スカスカなんです、、
ちゃんと足はついてるつもりでも、ちと怖くないですか。
それ、私だけのこと?へん?

今回入場にあたり、、
誠さんからお土産があるのです、、、
あるのですっつーか、ありますよ、、という予告つきのご招待^^というわけ。
で、、なんだろーというまでもなく、、CDだよ、、という種明かしもあり、、、

でもでも、一体ナニになったんだろうーと、、not for saleの中身が、やはり激しく気になるわけです。
入場したと同時に、それは手渡され、、、
わわ、立派なCDでありました^^2曲入り♪すぐに大事にしまうことにする♪

で、、入ってすぐのところには折りしも誠さんはマーティンクラブのライブツアーの真っ最中。
で、たぶんギターショウなどを覗きにいけば見られるであろうギターのうちの何本、、、
というか、誠さんご自身がライブでお使いになっているギターを展示してるではないですか。
さすがに普段、そこまで間近で見られないのでこれは良い機会♪
じっっっっと凝視してみる(コワイよ。)。

バーカウンターもあるので、会場に入ってしまう前に、、のんぢゃおー。(アルコールだめだけど。)
外はレンガで、、触って確かめたわけじゃないけど。
中は木・・・の床とかだった気がする、、、はっきりメモってなかったので、、

ライブとなると会う方に声をかけたり、ぼーとしていれば逆にかけられたり。
これは席についてからも同じ事だねー^^いつものライブ前の風景。

席は、、、
少し引き気味くらいでちょうどいいのかなあと思ったけど、、、
えっとえっと、、この番号って、、、あり?もしや?
・・・ええ、ええ、見事なくらいにど真ん中でありました、、そうだなあ、、誠さんの座る椅子があるでしょ、、、そこからまーーっすぐ線を引いてみたらそこにいる、、くらいの感じでしょうか、、(なんだそれ)それくらい、ど真ん中だと言いたかっただけー(^^ゞ

周りは、、「うぞっ」
やはり先行でチケットを押さえたため、申し合わせ一切していないのに、、
あれっっっ(爆)・・・ああーっ(爆)そんなとこに。
んな感じです、、、指定だからなおのことそれがわかるんだね^^

キャパってあれ、何百人くらいなんですか。
2~300はいらっしゃいましたよね、、あのー表計算ソフト「エクセル」で言うところの(へんなたとえー)行を数えてなかったので、、、
でも、最低でも10数列はあったはずだから、、、(^^ゞ

並び方は、、えっとこの面子で見たのが神戸のチキンジョージだったけど、、、

変わらないです。ふーみん、誠さん、つんちゃん、後方にカースケさん。
そして、もうミエミエなんだけど、、カバーをかけてあるらしいキーボード(笑)。

ステージの背景に、、えへへへーなんて感じで昔のPVも流れちゃいます。
「みんな~見て見て!!」って感じじゃなくて、こっそりというか、ドサクサに紛れて流しちゃった感じ(わかりにくいな(-_-;))です。
それは「君への想い」だったりするのですけどね、、、

◆そして。

さりげなく、、誠さんが登場、、
あまりにもさりげなくて、あららら、あれっ。
オロオロすることも多い最近のライブ観戦での私です、、なんだろな。

紺地のシャツに白のパンツ、、であってますか^^;?
(紺のお帽子、、気になるのかしきりに直すような仕草をされていました*^^*)

まずは一人で。
サイトでも予告のあったギターにて、、
お友達の大事な思い出のあるギターらしいです。
このライブで唯一のギターの音のマイク録り、、、
しながら、「夕陽の交差点」を唄う、、

2曲目からは、メンバーがみんな登場。
ちょっとばかり、ミナト・ヨコハマを感じさせるSEも、映像もバックにちょっと流れたりなんかしてね。
なのに、、アノ曲なんだなあ、、、^^個人的にはちとギャップだったかな♪
(アレが聴こえると、、即座に「チャコ」?と反応することもあるのであった)
でも、大好きな曲です、、

ここで、誠さんのお話に^^

「こんばんはー、ようこそ^^ 見えますー?フラットだから大丈夫?」

さっそく心配して下さいます、、、(ちなみに隣席の方からは「ビミョー」の声が^^;)

「横浜にやってまいりました。…いや、、帰ってまいりました!!!」

本日、ツアーファイナルということで、改めてご挨拶が^^
誠さん曰く、客席から聞こえてくる拍手がまるで「シャワー」のように降って来る感じで気持がいいんですって。

そして、「10月には「バラード・ベスト」が出る予定、、、いや、出るんですっ(きっぱり!)」
「で、えっと今日はその中から・・・1、2、、、(その場で数えてらってるので会場ウケル^^)、、8曲やります!!!」(ぱちぱちーー)

ちなみに。
この界隈は、、、わりと「縁のある」場所なのだとか。
赤レンガ倉庫では、ずばりPVを撮ったこともあるし。
山下公園に、大晦日になると、、、誰ともなく集まってくる青学「ベターデイズ」の面々、、、
ナニをするわけでもなく、、零時の汽笛を聞いて、、また三々五々散っていくのみ、、

そのサークルでの「1番の名曲になると思う」とお話されて、「別れ話は最後に」。
お1人のときは、パーカッションなどなど、、、口まで使って兼任されておられましたが。
今日はもう、ばっちりです。
いつもの頼りになる皆さんが「どーーーん!」と控えておられるからに違いないです。
私個人の計測ですが(笑)おそらく、、ライブ・CD併せて・・おそらくオリジナルバージョンより聴いていると思います。
大変失礼なことを言うかもしれませんが。先に謝ってしまいます、ごめんなさい。
でも、オリジナルで聴くより、誠さんバージョンの方が今の私にはすんなりフィットするのも事実なんです。

この少し後「Waltz In Blue」な曲たちが続きます。
ここのところ、マーティンのギター1本のバージョンで聴くことが多かったため、、
また改めてバンドアンサンブルで聴くととっても新鮮な感じがします。

そして、
誠さんが最初導入部でギターソロを弾き始めます。
しかーし、納得がいかなかったらしく^^;

「あんまりよくなかったね、、もっかい」(笑)。

といってやり直す、、、
曲は「ノー・ノー・ボーイ」だったのだけど、、、「やっちゃったので」^^;

「もっかい!!!」

ソロのとこ、粘る粘る。
メンバーもいやな顔せず(・・・正確には、未確認です(笑)でも、少しはまあしょーがねえなあ、、と思いつつなのかもしれませんがー)メンバーもそれにお付き合いしています^^;
こういうの、時々いいなあって思うんですよ。フツウならば、、それどころじゃないでしょ?

しまいには、
「むずかしーんだもん」(ボソ)と言いながら、ギターを弾いておられ、、、^^;
いや、でもここまで粘られるのは初めて拝見したかも、、、

また、柳沢さんのもったいぶった小芝居(笑)に磨きがかかったのと(←そうなのか)
カースケさんの歌い上げっぷりも、ますます板につくという次第なのであります。
この曲に関して言うならば、再三再四誠さんご自身もおっさられてますが、、
見所は、、はっきり言って「カースケさん」なんです、、
他に注目してもいいけれど、そうすると大事なものを絶対に見落とすと思ってるのであった(笑)。
曲終わりに改めて、カースケさん紹介&ご挨拶。
「・・・もういいよ」と誠さんに言われるまでカースケさん、頑張ってアピール!!!わはは。

そして、ここのところ大々的に展開中の(それでよかったのかな、、)

「80's うれしはずかし サイトーオリジナル song特集~~」(・・・と、誠さんは言った^^;)

(このとき、ケータイが鳴りました。えっと、、この少し後でも鳴ってます。
・・・・ダメですよん、、オフかマナーモード。これは基本ですよん、、)

「リアル ミー」の出だしのとこで、さんざっぱら誠さんから230さんへ、、、
「歯切れよさが大事なんだから、いーい?」、、念押しをされる、、
そうすると、、

「んじゃ、、こんな感じスか?・・・それとも、、こう??」

みたいに、いちいち微妙にニュアンスを変えてギターを弾いてみる230さん、、、
「モード変わってきてるじゃん」と、誠さんに言われても(笑)。
どうも、これは某ツアー地でもこんなやりとりがあったという証言を得ています、、、ある種の音楽コント^^;;?
ま、要するに、、ネタでしたか(泣笑)。

おかげで、、曲終わりに230さんの名前をコールされると、、会場より大拍手が、、、、、
「ソロもなんもないのに、、最初のあれだけなのに・・・」
と誠さんに言われていたのであった。

で、その流れから
「じゃあ、このイントロで始まる曲はなーんだ」。
・・・クイズにもになってしまひ(^^ゞ
「そんな曲あったっけ」・・・弾いておいて不安になるのはやめてください(笑)。
その答えは、「うっしっし」なのであった、、
(分からない方、ゴメンナサイ、、えっと、、2003年のクリスマスのBJWのとこに確か詳細を書いたはず、、)

途中、230さんとの微妙なギターのやりとりがあり^^いや、これがほんとに楽しみなんだな。(含・Layla)
あとねあとね、カースケさんの「Tiiii~n」ていうちっこい鐘^^
ここのとこのタイミングをはかるのが、毎度毎度可笑しいんです。
普段、めっちゃカッコいい演奏をする方たちだから、そのギャップってのもあるよね^^
少し気ぃ抜き気味だと、、、スタンバイを目線で催促してみたりとかね^^;その「間」が最高です、、それだけで十分オカシイ。

「行き場がない」の前には、恒例の、、この日初めての

「アーユーレディ!!」

「アーユーレディ、ヨコハマ!!」

ここんとこ、出だしの歌詞をすこうし変えるのも恒例に。
そのリズムと相まって、ちょっとやるせないっていうか、苛苛したものをどこにぶつけたらいいのか、、
まさしく「行き場がない」という感じなのだな、、
でも、サウンドはめっちゃかっこいい。相変わらずかっこいい。

で、、、曲間の微妙な「間」が出来た時に、、、

まこっちゃーーーん!!

という、可愛い声援が。まー、なんてぴったりな時に、、

誠さんも「なんともいいタイミングで、、、、、ポケモンだぞぅ!」(違!)
声のしたとおぼしきトコに向かってアピール^^なんて優しい^^

そして。
赤レンガ倉庫と言えば、、やはりこれになるのですね。
「さっきも、'気のせい'のような映像が流れていましたね」(笑)
そうそう、「君への想い」ですね、、誠さんもメンバーさんも・・・^^
あれは楽屋でも見られたそうで。
「おかしーなー、、あれ。今となっちゃあ、、」
などなど、、みんなと言いあっていたらしい^^
ええ、アタマに「なんか黒いものがある」頃の、、お若い姿はじめ、、、客席もどよめいていたことをご報告しておきます^^

88年、アルバム「WOMEN」の頃。
横浜駅に、誠さんの大きなポスターが貼られたりしたこともあったそうです。
「・・・誰も盗みませんでした(寂)」

また、FM横浜で「グレイスランドへようこそ」という番組をやっていた時、大桟橋にて、、11月末なのに、、外でライブ、、、
さむーーー(震)。
指先だけ出ている手袋に、防寒具といういでたちでライブをしたこともあったり、、

また更に遡れば、、、かの渋公のあとに行われた神奈川県民ホール(小ホール)でのライブ、、、

そして、PVは、まさしくこの辺りで撮られたものだそうで。
今の賑わいとは大違い。
「廃墟」みたいに荒れていて、、、撮影自体も大変だったそうで、カメラのアングルをちょっと動かしてしまうと、、
「映ってはやばいもの」^^;;;;が入っちゃうというような有様。
まあ線路に座って唄ったり、、瓦礫でギター弾いたりとか、、、
ちょっと現実ぽくない、、、80年代の香りがぷんぷんするという、、、

まあ、そんなお話もあったところで「今度のバラードベストにも入る」、、、と言いかけて、、
「あ、このアルバムにはナニが入るかって話ですけど、、、、え、早く先に行けって?、、まあいいじゃない」(笑)。
このあたりがなんとも、、いつもの感じっぽい^^
結局ステージで言うのもナンですから、、チラシを終演後に、、それをお土産に持って帰ってね、、と。
そういうことになりました。
「君への想い」。

改めて、、誠さん始め、、皆さんの音に出会えたことに、、、
曲を聴きながら、感謝していました。
しみじみ、、、よかったなあと、、これ、、まだ出会えてなかったら、、どうなってたんだろ、、、ちょっと心配^^;
その巡り合わせを改めて、、噛みしめておりました。

********

「He is a DEMO TAPE SONGWRITER」 では、、
ここんとこライブでのアレンジ、、、めちゃくちゃかっこいいです。
途中、、ものすごくスピード感のあるR&Rにも切り替わっちゃうの、、、
ギターの疾走感が最高です。
んでもってね、、それが頂点に達したと思うや、、、また帰ってくるの(笑・おかえりーみたいな^^そんなにユルくていいのか)
カースケさんのベードラ、ドンドンドン!に合わせて、つんちゃんもアタマをコンコンコン!みたいな仕草が、、何とも、、、想像してなかったです^^;でもかわいいです。

で、いつもはそこまで、、
でも、今日はスペシャルバージョンなのだ。
途中、、またカースケさんのリズムがかわり、、、
グランドファンクレイルロード → AOR →クイーン(やっぱ、、今年前半の旬なものでしょうか、、勿論フレディー・誠・マーキュリー(でも、、笑))ここでご開帳があるとは思いもよりませんでした、、、
でもってちゃんと「およびでない?」オチがつくのであった。
・・・・でもやっちゃってから、反省してらしたです(わはは)。

その後は、、そのまま「オレはディレクター」だったようなのですが、、、
最初のとこを、カースケさんが途中まで叩きかけて、、、タイミングをちょっと待ちます。
この日、つんちゃんはベースを2本使ってらして、、ここでチェンジだったらしいです、、そのタイミング待ち、、、てとこかな。

無事、楽器を持ち替えたところで、、再び!!!
これこれこれこれこれ、これなのよーーって感じかなあ。
だってかっこいいんだもん(・・・それしかコトバを知らないらしい^^;)
アルバム「MAH MAH MAH」では、ものすごい真逆の曲、、、両方とも好きだけど、これも大好き。
一緒に出来れば唄いたいくらい(←やれるもんならやってみろっての。)!!それくらい好き。

そして、そのまま「TIME」へ繋がります。
これこれこれこれ、これがまたかっこいいんだよ。
あまりのカッコよさに、座ったままで聴いているのが苦痛になるくらいなのであります。。。
椅子に座りながら、ノッて弾んでました、はい、はた迷惑な奴です(笑)。
渋公のような会場で、フラットでなかったなら、絶対に立って踊ってたろうと思います。

その熱狂を軽くクールダウンさせるような、、「音楽友達」。
曲間で、くだんのキーボードにかけられていたカバーが外されてるのを見て、、「ああ、いよいよね」と思い、、
その通りに、、片山さんが颯爽と登場され、、そのままピアノを弾き始める。

なんつうんだろ、わかってるんですよ、アタマでは。
でもね、やっぱり何度聴いても「うわあ」って思っちゃうんです。
みんなのアンサンブルに、がっちりとピアノの音がはまる瞬間。
わかっていても、耳に響いて、体感した時、、やっぱりトリハダがたつんだよなあ、、、
そうそう、これなんだよってね、、あれはなんなんだろう。
やっぱりいーよなー、、このコトバに尽きるんだよね。

(ごくごく最近、あるところで
「音楽友達」での片山のソロは、聴くたび涙が出そうになる、、
みたいなことを誠さんがおっしゃってたのを読んだのですけど、、
今もやっぱりそうなのかな、、てか、、今回はそれが改めてよくわかった瞬間を目撃しました。)

で、曲が終るなりおもむろに片山さんに歩み寄る誠さん、、、なにやら、、、、
そして、次は230さん、、カースケさん、、つんちゃん、、と順々に耳打ち。

キーのお話もしていたようなので、、これは??と思った勘が当たりました。
予定外の、、、かな?
それはなんと「アメリカよいよい」だったのでありました。
カースケさんの方を見ながら、つんちゃんがベース弾いてたりとか、、、
動きが違うとこもあったし、、、お互い「確認」するタイミングやら諸々あったのだろうなと。
でもね、出た音はいつもと遜色がなかったのがやっぱりさすがでした。
というか、それが出来ることが確実にわかってたから、誠さんはきっと頼みに行かれたのでしょうけど^^。
素人はただただ、ボーゼンとして聴いてしまうのみですが。
片山さんが出てきたんだし、、、
「ライブではまま、あります。急に唄いたくなっちゃった」
と、誠さん。それがことの真相だったそうな、、
ステージ上はともかくとして、、他の音響とか照明さんとか、、大丈夫だったんだろうか^^

いちおう、、「ゲスト」とは書いたものの、、、「そんな遠い間柄じゃないし」(わ、なんかいいなあ。この言い回し。)と、改めて片山さんを紹介。
桑田さん曰く「愛と友情のオトコ」とのことですが、、、
誠さんやつんちゃんは、、首を傾げていたらしい(笑)。
「えーー、それはないよなあって」・・・もう言いたい放題です(笑)。
それに何か反論していいたそうでもあったが、、まあ、マイクを通して言うほどでも、、、てことで語られず。

では、、、「便宜上、最後の曲になります」
・・・この便宜上って注釈が(笑)何とも開き直ってておかしいんですけどもね、、
ブーイングが上がったところで、、

「オールナイトで!!」

(喜ぶ会場・「いえーーーい!!」)

「・・・そんなことはないっ!!(きっぱり) あ、これもセットなんで^^;」

リハのときに、座席のあちこちに座ってみたと言う誠さん。
「もっと寒くなるかと思ったけど、、大丈夫だね^^」

ええっと、便宜上最後のナンバーは、、
ああ、やっぱり、やっぱりそうなるよね、、
こんなにふさわしいものはないよね、、
「横浜」。

その2へ続く。


“アコースティック”ファイナル in 横浜赤レンガ倉庫(その2)

2004年08月06日 | 2004年ライブ・イベント
その1から続き、、


++++++++++++++++

◆アンコール

マーティンとマコトマンがコラボしたタオルがあるんですよ。
私も結局終演後買って来たけど^^

「ちゃんと本社に許可とったのかなあ」
と、一応心配してみる誠さん。

隣でベースを抱えるつんちゃんは、、
「・・・・pooooon・・・・」(無言)

わかったから早くやってくれよー。そんな感じー^^;。
まあ、いつものことなんだろうけど、そのやりとりが何だか可笑しい。

そう、ステージには誠さんのつんちゃんの2人だけ、、、

これは、このライブでもハイライトのひとつに数えてよかったと思う。
他のツアー地で見た友達から話は聴いておりました。これ、やったよと。

「Dirty Thirty Man」

これ、すごくいいんだ。
バンドのアレンジ等々、幾つかパターンを見たけど。
また、その時々の状況にも依るけど、、この曲に関して言えば、、これ、かなり好き。
なんだろう、、重くも温かいベースの響きが、誠さんの唄とギターの音色の間に違和感なくぴったりはまるんだよね、、

Simpleを極めたとこに、その「真価を思い知らされること」ってやっぱりある。
これは、全くその通り、、
かえって余計な飾りが多いほど、、その凄さが見えにくくなるものもあるのかなって。

正直・・泣ける。
聴けなかった方には、、聴けなくて惜しかったね、、と伝えたいくらいです。

そして、その後はまた4人組に戻ります。

本日のお土産「スペシャルCD」のお話に・・・。
「・・・・まさか、聴いたヒト、まだいないよね?」・・・それもいいけど、ちと勿体ないから聴かないと思う。
その曲について、、、
ご自分のサイトは、タイトルが「さいとーまこーとー」^^アメリカ人には滅茶苦茶ウケたんだそうな。
文法的には、正しいかわかんないそうですが。
まあ、それに近いかなということで、、収録された曲は、、恋・歌・倉庫と書いて、「れんがそうこ」、、と読んで欲しいと、、
そうしたら、、一瞬間があって、、「あーーーー」と、お客さんが皆納得してんだなあ。あはは。あ、すみません、ワタシもです^^;
でも、その後の(仮)というのが大事で、、その意味するとこは「本気じゃないぞ」なのだそうな、、、
本邦初公開にして、最後、、、(うえー、ちょっと残念だなあ、、)という、、、4人編成で、
「恋歌倉庫(仮)」を。
そうです、、CDに収められているのは、誠さんのギター1本、、、まさしくこの日のための曲なのでした。
ちなみに、、曲は1分40秒そこそこだったかと、、、
でもそれだけ短いからこその、温かい気持と優しい愛がギリギリまで詰まっているというふうに、、私には感じられました。ありがとうございます。

そして、曲のエンディングから途切れることなく、「TO MY OLD FRIENDS」へ。
ヤバイ、、、これ、、いつ聴いても、、鷲掴まれるんですよ、、なんかね、、、やっぱり切ない気持を呼び起こしちゃうんです、、、
またここのところに来て、唄ってくださるようになったんですね、、、ありがたひ。

******

2度目のアンコールは、、、片山さんも登場と。

あれれれれれれっ。

誠さんが前に来ないでドラムセットの前に、、、

カースケさんが、前に、、、

誠さんのギターを手にしようとして、やる気まんまんです(笑)。
ちゃんと後方から、必要なボタンとかを指示してあげている誠さん^^
ほんの束の間ではありますが、、、カースケさんの「ロックでブルースなギター」聴かせていただいたよ、、
勿論リズムを刻むのは誠さん^^こりゃすごいわ(笑)!!!!
あちこちで噂を聴いておりますが、、、今度はベードラ踏みながらゼヒに^^

最後に「1番新しい曲と、1番古い曲をやります」
・・・・これ、反則です、、ほんとに。
仙台でもあったような、、、これで気持ちが動かないほど鈍感な私でもありません、、、
「Waltz In Blue」は、演奏されるたびに、、どんどん深い響きを帯びるような気がしてなりません。
いつも言われる「感謝の気持ち」だけでなく、「もっと大きな愛にくれまれる」そんな感じがしています。

で、ほんとならこのまま曲を続けるとこらしいのですが、、、、
MCはさみます。

ギターメーカー、Martinというところと仲良くなり、、
(これは、「Walz In Blue」が間違いなくご縁ですね。)
現在、ツアー中で。
それこそ、大御所みたいな方たちと毎回セッションもあり、、、もしかして、今までと歌い方も変わってきているかも、、とのこと。
そして、明日は新潟で有山じゅんじさんが共演者。
10数年ぶりに会われるそうですが、、、「セッションどうしましょうか」と連絡してみたところ、「そういうのは決めないでいこう」とおっしゃられたのだそうで、、、行ってからのお楽しみ。
「上には上がいるなあ、、」としみじみ思う誠さんでらっさいました。

そして、

今までライブでは、4人、5人という人数でみんなの前に出ことが恥ずかしくて出来なかったけれど、
大人数で、大音量でなきゃな、、と思う時期もあったのだそうです。
最近ようやくそれも大丈夫に。
みんなで大音量で、どっかーんみたいなライブも勿論ありですが、、
その間にこんな感じの「小さい音で」(っていっても、かなりなロックでした)もいいかなと。

(次は、「クロコダイルでオールスタンディングにしましょう!自分たちも客席に降りてっちゃうやつ^^」ですってー。
冗談?いやいや、待っておりますってば。)

そして、最後は「ララル」。
やっぱりここへ戻ってくる、、、という感じなんでしょうか。
でも、戻ってくる、、と思うと同時に「ココからまた始まる」と思えるのも確かなのです。
大好きですね、この曲。ずっと歌ってくださってありがとうっていつも思える。

ライブの最後は、、、メンバーさんがみんな前に出てきて、、誠さんを真中にしてご挨拶、、、
そんなにアリーナみたいに広いわけじゃないんだけどさ、、
ちゃんと、上手、、下手、、、とか微妙に動いてね、、、ご挨拶してくださいますよ。
そいでね、袖にひっこんでしまわれるときは、みんなして後ずさりしてくんだもん(爆)。
あれ、みんなで相談してて「やろーやろー」って言い合ってるのかな、、と思ったらやっぱり笑っちゃった。
「全くあなた方って人たちは、、、、」(最大級の尊敬の先にある賛辞、、、最近見つけたコトバ^^)

************************

笑顔がいっぱいでした。
誠さんも本当に嬉しそうに歌ってらしたのが、、、私の位置からでもよくわかりました。
おそらく、今が1番楽しい、、もっと楽しくなる!!そう確信されてるんだろうなって。

有形、無形なスペシャルなお土産をたくさんありがとうございました!!

それを心から喜んでいる気持ちや笑顔がちゃんと伝わったかなあ、、と。

そうそう、、また近いうちに必ずやりましょうね^^
楽しいお知らせを、首を長くして待ってますからねーーー♪


* set list *


1夕陽の交差点(誠さん弾き語り)
2I sing my SONG FOR YOU
3別れ話は最後に
4My Love
5ノー・ノー・ボーイ
6リアルミー
7いつの間にやら
8PRETTY BABY,KISS ME BABY
9行き場がない
10君への想い
11He is a DEMO TAPE SONGWRITER
12オレはディレクター
13TIME
14音楽友達(以降、片山さん参加)
15アメリカよいよい
16横浜

EN
1DIRTY THIRTY MAN(w/角田さん)
2恋歌倉庫(仮)
3TO MY OLD FRIENDS
4Waltz In Blue
5ララル

Martin Club Concert =福井= (その1)

2004年07月24日 | 2004年ライブ・イベント
Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT

"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Tour

 
2004年7月24日(土)@福井・響のホールの巻^^

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
鈴木 康博(VO,G)
三沢またろう(Per)

イッテマイリマシタ!!夏の北陸まで^^;

当日の昼間に福井駅に着いたのだけど、、、まああづいあづい、、、
日焼け止めを塗り直しても塗り直しても、、、陽射しがいだい、、、
街中でですよう、、これはエライコトだ。

夕方になっても、まだ少し陽射しが痛いのだけど、、会場に繰り出すことにする。
会場は、響のホール。
福井駅からわりとすぐ、、というか、大通りに面していて、目の前の通りがバスの発着所がずらーーーっと並んでいる、、そんな感じ。
まだ、新しいホールということでした。
間口はそんなに広い感じではないですが、、、奥行きがあるというか、、、反対側の通りにそのまま抜けられそうな感じ。
1階はお食事もできるカフェのようなお店が入っていて、ホールは階段を上がっていくことになります。

いささか、開場が押したらしく、時間通りには入れなかったのだけれど、徐々に人が集まり始めていたので、ロビー開場といいますか、、、会場の前まで誘導していただく。
この時点で既に

「終演後は、出演者のサイン&握手会がある」

ということを知らされ、、、はるばる自宅から持参したものが無駄にならないことに安堵する(←そうなのか。)。

やがて程なくして開場。
まあ、開場に急いでこなくてもいいのよね、、席は決まってるのだし、、、
でも、毎度きちんと来てしまふ自分、、、、^^;
ライブハウスで、席が決まってない時の習慣がびっちし身についてしまったらしい。

ま、開演まで30分しかないこともあり、、これくらいがちょうどいいんだろうな。

まさしく、、「ホール」。
座席の作り方は、傾斜があるから見やすい。
ホールの大きさも、、結構大きいものを想像していたのだけど、、
席数のわりには、ステージと一体感があるなあって思いました。

ステージの上には、奥にはこれまたパーカッションがセットされ(フルセットではないですけどね)
手前の諸々の様子を見るに、、、向かって左が鈴木康博さん、右が誠さんだ。
今日は、ギターが3本みたいだー。
ちなみに、今日も私は向かって左、、、秋田と同じ、、、と思いきや。
席のつくりが前の方は数が少なめ、、、で、真中に寄ってる感じだから、、わりと見晴らしがいい^^
会場の中は、、冷房もかなりガンガン効いていた、、、
カーディガン着てきてよかったあああ、、、

そして。開演、、、

黒澤の福岡さん(秋田で覚えた^^)のご挨拶があり、、、
まずは、誠さんを呼び込み、、、

「斎藤誠さんです!!」

もっかい。

「さいとーまことさんですー!!」

なぜに二回なのぢゃ(笑)。
そして、誠さんご登場、、、
エイッと福岡さんに、蹴りを入れる仕草をする誠さんであった(どうしたんですか^^;;)。

誠さんは、、ロングスリーブのTシャツだった、、、やっぱり、、、涼しいものね、、、^^
ベージュの帽子に、迷彩っぽいプリントのパンツに、赤っぽい色のがっちりはきこみ深めのスニーカー・・・というよりはブーツだったみたい。
そして「勉強してきました!!!」と、るるぶ(福井編)を高々と掲げてご挨拶なのでした。

1曲目は「Melissa」・・・・いつにもまして後半のフェイクが「熱く」感じられたのは、、、私だけかなあ、、

そして、そのまま「ゆるして」。
いつも聴いているイントロと、、「あれ?」というところがあって、、「ん?」。

私は、ギターの専門家ではないので何とも言えないんだけれども、、調弦に関して何かあったのかなあ、、と少し気になりました。
それもそのはずで、、、
前回の福山でもそうだと聞いていたのだけど、ギターの音をラインではなく、、
直接マイクで拾うことにしていたのです。
これ、演奏者にしても、とてもとても難しいデリケートなものなんだそうですね、、

そういう難しさが濃い緊張の色として、、出たのかしら、、という気もチラッとしたのでした。
明らかに「あ。」ていうとこもありましたが、、^^;ナントカ乗り切られたのでした、、、^^

ここで「はじめましてー」とご挨拶。
福井には、8年前にプロモーションでいらして以来のことで、ライブでは初めてでいらっしゃるのだそうです。
ちょうど1週間前、集中豪雨に見舞われた福井。
こちらの被害に遭われた方へのお見舞いの言葉も寄せられました。

で、、、
「どうか、私の呆れるほどの音楽バカぶりを見て、、、、「ああはなりたくないっ!!」と思っていただければ・・・(笑・そそそうなんですかっ。)
つまり、ハッピーになって、、この歳になって相変わらず愛の唄を唄っている私を見て、、、帰っていただければ(笑)」(会場・拍手~)

また、使われているギターについてのお話をしながら、、、
何気にサラサラと「天国への階段」とか「禁じられた遊び」^^;;とか(笑)
こちらは、ガットギターでのご紹介ですね。
いわば、、公開試奏というものでしょうかー^^。

それと、スマートウッドプログラムで作られたギターのお話も。
材質が桜(チェリー)という、フツウギターでは使わない素材であるため、普通のステージとは明らかに違う「匂い」がするんだそうです。
甘い匂いっておっしゃったかな。(通常、ギターに使われる素材は四種類くらいというお話でした)
そうか、、、木だから、そういうものも感じられる楽器なのですね。
あとは、「樺(かば)」とかも、このスマートウッドプログラムのものだそうです。

「パワフルな音色、しかも軽量!!」(・・・・どっかでも聞いた気がするぞ、このフレーズ(笑))

そして、話は変わり、、、サザンのお話を少し。
前日、「ミュージックステーション」の生出演がありましたが、、、
あとでビデオで録画したものを確認したら、、
「1番はしゃいでたのは、僕でしたね」(笑)。
で、その桑田さんを招いてレコーディングをした曲「今 僕を泣かせて」。

福井は、初めての場所ではあるけれど、
ギター1本で来て唄える環境があるのをとても幸せに感じておられ、、
またこの21年目にして改めてそのことをしみじみ思う、、、とのこと。
なので、毎年1人ずつ(メンバーを)増やしていって(笑)・・・7年後には7人で(笑)。
7年計画で福井制覇^^という野望が、実はある模様、、、、(応援しとりますっ!!また伺いますゼイ)

そして、今日のステージば「偉大なる先輩」とご一緒で、、誠さんタジタジというのが正直なところであったらしく、、、
でも、その間を取り持ってくれる「ナイスな輩」、、、^^
日本で1番忙しいくせに、1番楽しい打楽器奏者(うんー、、いい紹介だー^^)
として、三沢またろうさんを呼び込み!!

呼び込むと同時に、即興的に誠さんがギターを弾き始めたのですが、、、
のっかってくるくる、さすがのパーカッション(笑)。
途中、、、ディープ・パープルなんかも平気な顔して織り込む誠さんなのでした
が、、、
何食わーーぬ顔でそれについてくるまたろうさん^^素晴らしいぞっ。
ちゃんとオチもつく。
全く打ち合わせがなかったのだそうですけども、、、「百戦錬磨だねえ、、キミは!!」そう言いながら、誠さんもとっても嬉しそう。

おととし、桑田さんのソロツアーを一緒に回られた仲でいらっしゃいます。
誠さん曰く、メンバーだけでなく、スタッフや周りの人間にも愛されていると、、。

一度、足元が暗くて転んで怪我してしまった時は、翌日通路に「導線」が出来て
おり、、、
^^
「歓迎!またろうご一行様・・・」と、、、(またろうさんのサイトで写真を見た^^)
誠さん、感心しておられました^^

(そそ、夏らしく。袖を切り落としたシャツをまたろうさんは着てらしたのですが、、、、何気に誠さん羨ましげ^^
誰も心配しなかったのに「ワキ」にコンプレックスがあるのを、つい告白されてしまふ^^;)

最近CDとかは、廃盤になるペースが早く、、、
10年前のものが、もう手に入らない状態だったりする。
ので、、
「今日は、最近の2枚のアルバムを持ってきましたーーーー。ロビーにうずたかく積まれております^^」
だって。ああ、そういうことなのね(笑)。

それを受けて、、

またろうさん「そっか、じゃあ今年じゅうに買っておかないと、、」

誠さん「そうそう」

またろうさん「・・・すぐ廃盤になっちゃうから急がないと。」

誠さん「・・・そうじゃなくて^^;;」・・・オイオイ(汗)「話の腰折られちゃいました^^
要するに、ナニが言いたいかというと・・「皆さん買ってね^^」」

誠さんもおっしゃってたんだけど、またろうさんが出てきたらガラッと雰囲気が変わってしまい、、、
・・・ご自身も噺家っぽいMCになってきた(^^ゞ
まるで寄席みたいになってきたの、、、、末広亭・・・^^;;

てなことで、、またろうさんにも加わっていただいての「素敵な最後」コーラスにも参加して下さいます。

もちろん、間奏の見せ場では軽やかにパーカッションを披露下さいますし、、
また、それを受けての誠さんのギターソロ。
やっぱり、、いつもと一味違ってるんだよなあ、、なんだか嬉しくなっちゃうなあ、、、いいなあ。
やっぱり凄いもんだなあと思ったのは、その2人のコンビネーションっていうのかなあ、、
バランスというのかなあ、、絶妙なんですよ。
どっちがが退きすぎて、、てのもないし、出すぎてってのもない。
楽しさもそのままに、曲の雰囲気もそのままに、、、
違和感ってないんだよね、、
多分そのときそのときのノリとか、、、もあるんでしょうけど、
少なくとも綿密な打ち合わせまではしていないはずで、、
誠さん、またろうさんに百戦錬磨とおっしゃったけど、、
いやいや、誠さんだってそうですから・・・^^いいですよう、、、

で。
終るなり、、、

「誰がオレをこんなふうにしたんだろうなあ、、」

なんて。
でも楽しそう^^
またろうさんにも、既にしてここで「(さっきまでと)人格変わってる!!!」
^^
と言われております。
「最初にこの道に引きずり込んだ張本人は、「マッカートニー」という人だと思うんですよ」
そうか・・・ポールのせいなのか(笑)。

「ちきしょーーっ!!あいつぅぅ!!(←地団駄踏まれてしまいました^^;;)

・・・いや、僕も分別はあるんですよ(^^ゞ」

ご自分でも「やっといつものペースになってきた」(笑・きびしー緊張が解けた模様です。)
ビートルズを最初にテレビで見た話、、、お兄ちゃんに「オマエ、これは見とけよっ!!」と言われて、必死で見たという。
でも、幼いなりによくご覧になっていたというか、、その分インパクトがよほどあったのですねえ、、よく覚えてらっしゃいます。
テレビで見てたらば、、ポールのマイクの安定が悪く、、、すぐヨコに動いちゃう、、、
・・・日本に来たばっかりに(^^ゞ
子供心にもそれが気になって気になって、、「なんとかしろよっ」て思っていたのだそうな。

なぜポールだったのか、、
それは、、、
ジョンは怖そうだったし、、、、
ジョージはハンサムすぎて、、子供の言うこと聞いてくれないやって(笑)誰も聞いてくれなかったけど(笑)。
というのがあったのだけど、
ポールは子供に1番優しそうだった^^それがまず1番最初だったそう。

そのテレビでのライブを見て程なくして、、、
斎藤少年は^^500円札を握り締めて、レコード「ペーパーバックライター」
(来日記念盤)を大阪のレコード店まで買いに行ったと。(当時、宝塚にお住い^^)
何度もお話になっていますが、、はっきりとレジカウンターより自分の背が低かったということは覚えておられるそうです。
手を一生懸命に伸ばしてお金を払ったという。
当時、370円だったので、130円お釣りを貰ったことも、、はっきりとご記憶されてる!!!

「いちお、それくらいの時からファンだったと、、、それが自慢^^」

そんなこともあって、当時ビートルズのことを日本で1番よく知っている小学生だぞ!!という自負はあったのだそうですよ。
(「誰も相手にしてくれなかったけど(ーー;)」)
スポーツよりは、断然音楽がお好きだったとか。

ビートルズ解散の後に、ポール・マッカートニー&ザ・ウィングスとしてリリースした「Red Rose Speedway」の中に収録されている「My Love」。
昔は甘ったるくて嫌いだったのだそうですけども、、、この歳になって改めて聴いてみると

「いいんですよ!!!」

と、そこで「またちゃんは、そういう曲ある?」

「ないです(きっぱり)」(早っ^^;;;;)

・・・実は、ここを落とすために、エンエンと話をして、、わざわざネタ合わせしたんだとか、、
・・・まったく、この人たちってば、、、(泣笑)。

ということで、またろうさんのパーカスをフューチャーして、、「My Love」を、、、
またろうさんなりの色もちゃんとそこにはありつつ、、誠さんの持ってる雰囲気を壊さない、、、こういうところにこういう方たちの凄さを改めて感じる。
さっきも書いたけど、、強い自己主張だけが音楽じゃない。し、その人らしさを表現するものでも決してない、と私は思うから。

「Ain' t no sunshine」

を間に挟みつつ、、、

「さっき話したように、(洋楽好きで)特殊に育ってきてしまったので、、付き合いも悪くって、、
ほら、焼けてないです(ほらっ、、てシャツの腕をまくって下さる(^^ゞ。。。白いです。)
本当は、少しは焼けた方がいいらしいですね、、、、というそういうレベルでの認識しかないです(やや自嘲的にお話になる)」

「あの、、海とかも、、肘とかに砂がたまるのが嫌で、、(よほど、お気に召さないらしい。何度となく聞いたお話だ^^;)」

福井・・不勉強なんでって、、言いつつ持参したるるぶを見ながら(笑)、、、

東尋坊、、、読み方を間違えてました、、という芦原温泉(「あわら」が正しいです^^)
「柴田公園・・は歩いて行けるんですか?」(翌日、管理人は現場検証に行きました^^)
・・・観光地について、お客さんに相談したり(笑)。
越前海岸、、、、て、

「あのー、よく火曜サスペンスで(ご覧になってんですかっ)
後ろから押されるとこですよね、、」(笑・でも、押しちゃいけませんてば(^^ゞ)

まあ、、そんな(どんな?)四方山話もしながら、、
マコトマンとマーティンとのコラボタオルもプロモーション^^(ここで「おおっ」と客席、沸き立つ^^)
実は、誠さんが「作って!!」てお願いしたものらしい(笑)。

また、この秋、今までリリースになったアルバムからセレクトしたバラードベストが出ること、、、
3社のメーカーをまたがる、、、それを乗り越えてというのは、かなり困難を伴うものなのだそうですが、、でも、そこを頑張ってくれるスタッフがいること、、とても幸せだとおっしゃってました。

(この日、演奏された中のある曲は収録になります。さてなーんだ^^?易しいかな。)

そう聞くと、ますます楽しみになります。

最後に、、(そろそろ喋るのいいかげんにしろと、言われそうなので(^^ゞなんておっしゃりながら)
洋楽や、ポール・マッカートニー(笑)や、ファンのみんなへの感謝の気持ちを「アタマが痛い」位に詰め込んだ、、、

「Waltz In Blue」。

そういった経緯を思いながら聴くと、、尚更沁みる曲です。
というか、そう言えば、、最初に聴いたときとこの曲の印象が少しずつ変わってきている気がする、、、
最近、そのことに気づきました。
それは、誠さんの想いを少しずつ少しずつ、、気持ちと記憶にとどめながら聴くことになっているからかもしれないなあ。

そして、、忘れずに(笑)「るるぶ」を持ってお帰りになりました^^だいじだいじーー^^

*****************************

鈴木康博さんのセット。

セットチェンジの時間も若干あったのですが、、
ほんとにさりげなーく登場され、、、驚いておりました^^;;
「あ。」みたいな。

まずは1曲、ラグタイム調のものだったり。
高い澄んだヤスさんの声とそのリズムのコントラストが面白いなと、、

手持ちのマーティンのギターは1本だけだそうです。(D-41)
30年ほど前に買ったものだそうですが、その頃より今の方がよくなってきているそうです。
その一例が「サステイン」(むかーーーーし、エレクトン^^やった時に聞きました。その用語^^)。
音を弾いたあとの「響き」というか、余韻みたいなもの、、ですが、、、それがどんどんよくなってるそうです、、「ほら」って^^

ご自分のことを、元・オフコースだと知っているひとー?とかお客さんに聞いておられ、、みんな「そりゃあ、知ってますってば!!」という感じの反応でした。
その時のライブを見てるひとー?となると、人数は少なくなります。
でも。
なんと、、誠さんご覧になったことがあるのだそうですよ。
それは、デビューして間もない70年くらいのこと。小田和正さんと2人でやっていた頃。
静岡で聞いたんだ、、といわれたんだそうです。

・・・・凄いぞ、誠さん!!!

ちなみに、それは中学生の頃だったそうです。

ヤスさん、勿論お名前も唄も少しは知っていましたけど、、ライブを拝見するのは初めてでした。
なんだろう。
唄にもお話にも、独特のゆったりとしたリズムがおありのような気がします。
それでいて、のんびりしているようでいて、、時折30年余のキャリアからなのか、骨太な感じも垣間見られることもあるのです。
意外とロックなんですね!!というところもありつつ、ユーモアとか温かさをやんわりと醸し出されておりました。

途中からは、ここでもまたろうさんが登場。
というか、、、音楽仲間というよりは、「飲み友達」らしいです。お宅がご近所同士らしい^^
その飲みの時のお話が講じて、ライブになったとか^^すばらしー。
そして、「どうしても弾きたい」というので、、またろうさん、、なんとギターを手にフロントへ(うお。)。
最初はパーカスでのセッションだったのに、だんだん、、「弾いてもいい?」
と、ヤスさんの人のよさに「付け入り」(笑)。
そして着実にレパートリーも増えていき(笑)。
といって弾き始めたらば、、、(ちなみに曲は「ミスター・タンブリンマン」またろうさん、12弦ギターですよん。)
・・・「歌詞カード間違えた」(ヲイヲィヲィっ、わざとではないですよね^^;;?)
おかしすぎ。
唄い終えても、「フロント・・こんなふうに見えるんだあーー」喜んでしまって、定位置に戻っていかれません^^;
「もう1曲っ!!!」(笑)

そんなこんながあって、しまいにはお客さんをも巻き込み、、楽しいステージでした。

その2へ続く、、、

Martin Club Concert =福井= (その2)

2004年07月24日 | 2004年ライブ・イベント
その1からの続き、、

******************

アンコール♪

3人でご登場。
しかも・・・前で(笑・ナニを意味するかおわかりでしょう^^前の展開で。)

しかも、、真ん中がまたろうさんだったりする^^
向かって左からヤスさん、またろうさん、誠さん、、、

またろうさんてば、「ずっと前にいようかな・・・」

・・・だだだだ誰がパーカッションやるんですかっ!!!
ほ、ほかの人にぃ?
てか、「オレがやるからっ」、、てば、誠さんっ!!

またろうさんは、最初はギターをやりたかったんだそうだ。
でも、、なれない人って出てくるのが常で・・・・。
バンドで空いていたのはパーカッションだけだったとか。
とはいえ、ギターとか鍵盤楽器も一通り勉強されているらしいので、そちらも演奏は可能らしい。
ヤスさんも、最初はバンドでベースだったんだそうな。
理由は「背が高いから」(←恐れ多くも、、「なんだそら^^;;」とツッコミたかった私だった。)
だから、最初から一環してギターをやってきた誠さんは、「エリートコース」なんだそうな(ほんと^^?)。

この日、セッションに選んだ曲は3人とも違うチューニング。
ギターをやってらっしゃる方には、すぐにそれの意味するところもわかったのでしょうけど、、
鍵盤しか知らない人間には、、教えていただかないとわかんない(笑)。わはは。

それをして、

「(3人とも)あまのじゃくですねえ」

と、のほほーんとおっしゃるまたろうさん、、

「・・・違うってば。アンサンブル!!」

ヤスさんと、誠さんから同時に訂正が入るのでありました(笑)。

トドメは誠さんで

「“あ”しか合ってないじゃん!!」(爆)。

・・・あまりの細かい拾いぶりに、またろうさんの方がびっくり^^

曲は、スティーブン・スティルスの「Love the One You're With」!!いえーい。
「ロックぽいんだよねー」と、誠さんもおっさる一枚目のアルバムより、、演奏者たちも盛り上がっておられます^^
そうそう、この曲はいろんな人のセッションで、いろんなスタイルで聴いてるけどさーー、かっちょいいんだよう。

なのに、、

「アルフィーみたいだね」

と、喜んじゃうまたろうさんてば素敵(笑)・・・でも、、「師匠、うまいっ」と内心思った私であった。
切り出すタイミングを狙ってたんじゃないのう、、てくらいのもんです。

で、そんなこんなでなかなか話が先に進まない(笑)。
誠さんも気にされて、、「ほらほらー、鈴木さん「オマエらいい加減にしろっ」
て顔してるよ」って。
そう言われたヤスさんでしたが、
「いや、いつも一人でやってるから、喋ってくれるとすごく楽しい」^^
と、ニコニコされているんだよね・・・優しい方だーー、、

そして、ギター3本にてセッション!!
これがさー、、んっとにかっこいいんだなああ、、、
ボーカルをヤスさん→誠さん→またろうさんの順番で取り、、、間奏のとこのハープはヤスさんが吹く、、、
以前、アロフェスのライブで聴いたり、セッションでも聴いていた誠さんのボーカルでありましたが、、
今日はまた、一段とロックでしたねえ、、かぁぁっこいい(ボキャ貧のでこれしかひたすらいえない^^;)

曲が終って、名残惜しそうになおかつ、しぶしぶと(笑)やっと定位置に帰るまたろうさん^^
そのあとも話は続く、、、

先ほどのセットでもお話が出たように、たぶん70年くらいだと思うということで、静岡の「松坂屋」にて誠さんはオフコースを見ているんだそうな。
後年、オフコースのファンになったお友達に、、

「オレは、70年にオフコース見たんだぞ!!」

って自慢してたんだとか^^
そのコトバに、ヤスさんすごく喜んでおられました^^

(そういえば、その年代のカウントの話になり、、、お幾つですか?
に「46です」と誠さん。「オレ、56です」・・・「あ、えっと1周・・・あ、コトバの選び方まちがえちゃいました(苦笑)」そんなやりとりも(^^ゞ)

最後には、「やっぱり楽器はいいね!!」というところに話が行き着く皆さんなのでありました。
「ギターはいいね」って。
普段、お部屋にもあるんですか?の問いに誠さんは嬉しそうに、

「落ち込むとネコと話すか(会場・笑)、それは、ウクレレやエレキのこともあるんですけども、眺めて・・・うっとりしますねえ」

と。

で、またろうさんもお部屋にあるのは、打楽器ではなく、、ギターなんだそうな^^

会場にも、マーティン持っておられる方は?
の問いに、客電がついて、、、
持っている方に拍手がおこる^^
でも、いつまでたっても客電そのままなのを心配して、誠さんが

「そろそろ消して下さい、恥ずかしくなっちゃうから・・・
皆さんの顔が見えちゃってるんですよ、、つまんなそーな顔してるとか(笑)」

って、、、(^^ゞ・・・凄く気になっちゃったんだそうです、、、さすがのお気遣いだ!!!

最後はヤスさんの「DREAM DREAM DREAM」で締めくくり。
どっかで聴いたようなギターだ、、と思ったら「ぶらり途中下車の旅」^^のエンディングテーマでしたーあ。
実は番組のファンだったりするオレ(笑)。
誠さんのギターだなあ、、いいなあ、、というリードの感じがすごくよかったーー♪

最後は、3人とも前に出てこられてご挨拶~^^
ガンガンいく感じではないけれど、なんとも温かさがじんわりと伝わる、、、
優しい時間が流れるライブでしたよ^^

**************

終演後ば、このツアーすっかり恒例になった(いつの間にやら^^)CD即売&サイン&握手会と相成りました。
毎度の事ながら、、どうしても最初・・遠巻きにしてしまうぢぶん、、、
ここまで遠征してきている以上、充分にして図々しいんですけどね^^;;往生際悪いです。

一生懸命勇気を振り絞ってご挨拶したものの、、、
あまりの落ち着きのなさに、そばで見ていた方にもあとで言われるほどに呆れられていたのでありました、、とほほ。
本当に、こんなヤツですみません、、と心よりお詫びしたい私なのだった。

オロオロしまくってたので、いつもは頑張って「握手して下さい!!」というのに、それすらアタマから飛んでいたらしく、、
見かねたのか(めいびー)、誠さんの方からすっと手を差し伸べて下さったのでした、、、
それはとてもあたたかくて、、、
後から思い出すにつけ、、ナンかそれがとってもとっても大事な気がしてきた、、、

本当に、ありがとうございますm(__)m

************

補足

本文でも書きましたが、、豪雨の被害に見舞われ、、遠征に行ったときもまだその爪跡が、垣間見られるような状態だったのですね。
とりあえず、元気で見に行けるのが1番と思い、、、のこのこと出かけてまいりました。
一日も早く、、被災者の皆さんが、元の生活に戻れますように、、、心よりお祈りいたします。
           

* set list *

1Melissa
2ゆるして
3今 僕を泣かせて
4素敵な最後
5My Love
6Ain't no sunshine
7Waltz In Blue

“アコースティック”in仙台HEAVEN (その1)

2004年06月13日 | 2004年ライブ・イベント
“アコースティック”in 仙台HEAVEN


   
 
2004年6月13日(日)@仙台HEAVEN
~出演~

斎藤 誠(VO,G)

2004年仙台ライブ。

私が仙台に誠さんのライブを見に来たのは、初めてではなく。

今に通じる(笑)ライブ遠征をしたのは、2001年12月の仙台が初めてのことでした^^
(しかも日帰りだった^^;)

今回の会場「HEAVEN」は定禅寺通りにほど近い場所ですが、
そのときの会場「Back Page」も定禅寺通りに面した、、当時は「ダイハツビル」って名前でしたけ。その上の方のフロアでしたよね!!
クリスマスの雰囲気でいっぱいの「光のページェント」の時でした。
定禅寺通りは、まさしく「光の海」・・・・街中がちょっと現実のものとも思えない雰囲気、、、、もっと時間があればずうっとあそこを、ゆらゆら歩いていたいなあと思ったくらい。
とても印象に残ってる場所ですね、、、

うん、ちょっとそんなことを思っておりました。

今回は、、初夏というにはまだ早く、、梅雨だけれどもその合間に覗いたものすごい好天だったのでした!!!
前日の秋田もとてもとても素晴らしいお天気で、、湿度なんてまるでなくて、、
でも陽射しは少し強いぞ、、そんな感じ。

で、仙台は少し南に下りてきたせいか、その陽射しは一段と強く感じられたような。
でも、その定禅寺通りのケヤキの並木は半端でなく、、葉が生い茂っていて、、、
多分、あれくらいたくさん葉があるから、もう折り重なってるんだろうな。
陽射しが差し込んでこないの、、、ちょっとうっすら暗いかなっていうくらい、、、
「緑のトンネル」。
ここまですごいのは、私もあまり見たことがないなあ。
だから、気持ちいい^^

**********

会場の「HEAVEN」は、その大通りを少し横に入ったところ。

実はマヌケな私は、自分で下調べをしておきながら、それをプリントしたのを忘れるという「とほほ」をやらかし。
地元のお友達に仙台に到着してすぐに拾ってもらい^^;
ホテルへ行きがてら、道案内をしてもらうという・・・。
余程、旅前には余裕がなくて・・・マジでボケてたらしいなあ、、、ホテルに着いてからもボケて忘れ物して降りてきかけたりとか、、
でも、そのおかげで、、私よりお友達に「ある幸運」が舞い込んだみたいで^^
少しはお役に立てたのか知らん(笑)いいことした^^?

話戻りまして、、、

開場が少し早め、、で、整理番号というものは特に決まっていない(仙台のライブでは、そういうライブって覚えがない、、、とのことでした)。
つまりは先着順という、、、
ので、近くでお茶をしながら通りの様子も伺い(笑・通り反対側の宮城県民会館。そこの前も人が賑わっていたのですが・・・誰だろう?と言い合っていましたが、どうやら「NSP」さんだったことが後日判明。)
いざ、出陣。

もう既に、少し人は並び始めていました。

また、どうやら楽屋がないらしい、、ということは聞いていたのですが、、
それも本当で、誠さん、、、ギターを背負ったまま、、、上がってこられ、、、^^
近くのお店に退避された模様^^(「HEAVEN」は、地下にあります。)

********

わくわくしながら、入場を待ち、、、、、
イザ!!! 中へ♪

お店には、噂にきいてたけれど、南條ソウルバンドのライブのポスターや南條さんのCDも置いてあったりして。
おおーーー^^
なんて一層期待が盛り上がる。

会場には、誠さんの予告通り、、、客入れBGMが、そういえば今までで一番大きなボリュームで流れていたかもしれない(笑)。
さっそく気を使っていただいてしまったのだな~と、、、さすがだな~と。

そうそう、入場の時にいただいたアンケートと一緒に、客入れBGMリストというのを配っていただいていたのです。
それと曲を突き合わせながら、今これーー^^とかってチェックするのもとっても楽しい。
てか、、、他のアーティストさんのライブではあまりないかもしんないけどね(笑)。

ステージには、昨日も使っていたと思う。ギター(チェリーのやつと思われます)がとりあえず1本だけ置いてあり。
多分、、もう1本のギターは持っていかれてるんだろうなあ^^なんて思ったり、、、多分ギリギリまで「手」に馴染ませてらっしゃるんだろな。

**********

開演です^^

誠さんは、背中にギターを背負ったまま、実に身軽に入口から現れました^^

なんだかその様子、、「永遠のギター少年」て感じ・・・^^
会社の近所にどうも音楽スタジオがあるらしくて、、そういう青年^^を私も普段、、フツーにもよく見かける。
そういう若いオニイチャマがたと何ら変わらない、、音楽大好き、ギター大好き、、その佇まいが全くナチュラルで素敵なんだなあ、、、、、また一段と惚れたかも(笑)。

ギターをおろすと、ステージ上の諸々の恒例の^^セッティングを始められます。
イメージとしては、誠さんのお部屋にお邪魔して演奏を聴く、、、そんな感じ。
アロマランプに火をともし、、
ルームライトの点灯式♪その点灯の時に、客席に向かって「みてみてっ」と、みんなにちっさくアピールされるものだから(可愛)、、、プチ点灯式^^?
お客さんも思わず拍手♪

ちょうどそのタイミングでBGM(NRBQだったはず。)もエンド!!素晴らしい!!

そして、最初の曲は「僕の大事な部屋」だった、、なんてすごい演出なんだろうか、、、

そのまま「恋は知らぬ間に」へ続き、、、
ああ、もうこの躍動感ときたら・・・これもライブで聴くのは少し久しぶりだったかも^^

なんだか誠さんの表情がすごくよくて。
だって、ほんとに嬉しそうなのがこちらから見ていて、とってもよくわかるの。
それを見ている方も嬉しくなっちゃった^^

椅子から立ち上がって客席をひと通り眺めては、、、

「わーー!!全部見える~~♪ 久し振りです! 斎藤誠です!!!」

と言いながらご挨拶、、、でも本当はまだここでお喋りする段取りではなかったらしいけど、、
自ら段取りを粉砕されちゃってるらしい(笑)。

「えー、さて次は、、、」
と、唐突にここで口調を変えて転換し、、、強引に(笑)曲のモードへ戻そうとされる。
それは「黄色いダイアモンド」だったのだけど、、、そうか、、あれはあの街のこと(「悪名高き・・・Roppongi」^^;Rは舌を巻く、、、、)を歌ったものだったのか(←今まで判然としなかったらしい^^;)!!!
前の2曲とは打って変わって、ちょっとヘビィなロックになってましたねえ。かっこええ!!

・・・そして、ここで初めて本当はご挨拶だったらしいです。
去年の20周年で仙台を訪れることができなかったのが、大変残念でいらした模様、、そのため今日は

「20年分!!オールナイトで!!」(←ほんとだなっ!!)

唄われる!!!と、まずは高らかに宣言なさいました^^

最初は、去年20周年の記念アルバム「Waltz In Blue」から、、
なぜか、「Waltz」の綴りを「Walts」だと思い込んでいたというお話なぞされていましたね。

まずは、このアルバムの中から「Melissa」。
前日の秋田で聴いていた「Melissa」よりも、多分、気のせいではないと思うけれども、、唄と演奏の温度が高い!!!と感じておりました。
で、、そうそう。
やはり前日は「Martin」のイベントだったということもあって、全てギターはMartinを使用していたと記憶してます。
この日は一本はそのスマートウッドプログラムの木材からのギターだったろうと、、
そして、もう一本はいつもの誠さんのものだった気が。(例のストラップ付きのだった、、、筈^^;少し自信なし、、)
なぜか、その音色が聴けないとチョッピリさみしいような気がしたりするのは、私だけかしらん、、、

ホントはまだ喋るとこじゃないんだけど、、、とおっしゃりながら、、、
「You Are So Beautiful」「My Love」と続いた後でMC。
特に前者に関しては、色々な方がカバーされていると、、、、
その中でも特に、ビーチボーイズ(とは言いながら、ホンモノのサーファーは1人だけだったという^^;)のデニスが唄ったもの。
これが、誠さんの一番印象に残っているカバーなのだそうです。

そして、次はサザンオールスターズ。
で、少しその周辺のエピソードから。
この「別れ話は最後に」は、アマチュア時代のサザンが唄っていたもので、、、
何度かお話されていますが、あの曲でデビューするものだと、、、後輩の皆さんは思っていたものだから・・・・。
・・・あの曲だったものだから、当時いささかあの展開に冗談でなく「身の危険を感じる」^^;こともあったらしく、、、
でも、、、わからないものだなあと、、、あれで先輩たちは出て行って、、、今や!!!

ただ、この曲に関してはアマチュアでも「こんな素晴らしい曲を自分たちでも創りだせるんだ!!!」ということを認識できた、最初のきっかけになった曲なのだそうです。
だから、この曲をカバーアルバムに入れられたのだと。

そういう長年の想いがあってのこのカバー。
桑田さんから電話がかかってきて、、、お褒めのコトバがあったという話、、、(但し、微妙な「間」があったとかなかったとか^^)
おいおい、だんだん尾ひれがついてきてるぞ!!と思うのはワタシだけかね(笑)。
ま、いろいろ細かいところは気になるにせよ、、
「額面通り受け取ります」
と言う誠さん、、、えらい!!(ワタシもそういうふうにこれから色々思うぞ^^)

「1人なので・・・」
パーカスは、口で、、一応ボイパということなのでしょうか^^
お忙しいです^^

デビュー以来、仙台のFM局で番組を持っていたり、、何かと縁があった筈だけれど、、、
仙台で「1人」でやるライブ、実はあるようでなかった。
なんと、今回が初めてでいらしたという!!

インストアライブは、ご経験あるとのことでしたが。
中でも一番印象的なのは、何度か各所のライブのMCなどでもお話されていましたが、、
勾当台公園(本日の会場から程近く。)でのライブ。
堅い石そのままのステージで捻挫しそうになりながらも(笑)唄った場所であるとか。
デビューしたてであったし、全くのこわいもの知らずの当時の誠さん^^
楽屋も幕で仕切ってあっただけ、、、自らマイクを持って登場のMCをやってみたりとか(笑)。
アンコールでも、

「それでは聴いて下さい!!! もいちど・・・・そ、い、ねーーー!!!」(微妙に間があったらしい^^)

もっとすごいのは、それを当時見ていた方が「ウンウン」て、頷きながらお隣で見ていたことかなあ、、すげーーー^^!!!

ご本人曰く、、「カッコ悪かったですよー」(苦笑)。

そういうことが随分あって(モノスゴク端折りまして^^;)20周年になり、、、
仙台では「ヤバイ思い出」がいっぱいあるものの、、、それは誠さんのホームページをご覧下さいとのことで、、、詳細省略^^;

さてさて、、、本日はこのライブの模様を録音しているのだ^^
そしてここからは、「(この会場に)3500人いるような拍手と声援をゼヒ!」という・・・・要求があり(笑)。
笑う時も、思いっきり「がははは」と笑うようにって。
(そーそーそーそー。マイクがステージの端から客席に向けて突き出してたもんね^^)
なもんで、ひときわ、ボリュームを上げて、、、ひゅーひゅーーー、、、、、、ちゃっちゃっちゃっ(←いいとも^^;?)
どうもステージにいる人も、見てる人たちも、、、わりと乗っかりやすいタチらしい(笑・自分含む)
そしてその模様は、6/21のTBCラジオでオンエア(「あ、1時間だ(喜)!」)されることを告知、、、

そして更に、、、明日には、誠さんお帰りになる前に、Date-FMさんの公開生放送が仙台駅ビルのS-PAL(えすぱる)のサテライトスタジオであることも告知!!! 会場ざわざわ、、、そりゃそうですわね。

な、なぬーーーー!!!

「ギター持ってこいって言われてるので、、(昼の・・・12時半に声が出るかなあ、、)冷やかしに来て下さいね」
とのことでした^^
帰りの新幹線を決めないでいた私、、、少し電車に乗ってお出かけしてから・・・そろそろいいかなあて夕方頃に帰るかなあ、、と思っていたのですが、、、
急遽撤回だっての!!!こうなりゃ、トコトンお供しようじゃありませんか!! その場で決意しました(笑)・・・はい、3レンチャン決定^^;;;

********

「僕の懲りもしないラブソング集をお送りしますが、、、皆さんっ、、どーですかっ!!!」

まずは「ゆるして」。
一時期、、、聴きたいなあ、、、好きなんだけどなあ、、、ライブで聴きたいなあ、、、と思っていて、なかなか聴けないでいた。
実はそうなんです。
ここのところ、、誠さんの今の気分にフィットされてるのだろうか、、、かなり頻繁に唄って下さるので嬉しくてたまらない。

それから「曖昧な恋人」、、、、お1人でしっとりと唄われるこれもかなり好き。
後日ラジオのオンエアを、後日混線しまくりながら聴いていたのですが^^;、、
その電波ごしに、印象に残ったのが、、誠さんの少しだけ甘い、、そしてとっても切ないスキャット・・・ていうのかな、、そのところ、、、すごく好きなのですよね、、、ほんとに切ない気分になる、、、

・・・・ほんとに「連打」って感じ。「もう1曲更に・・・。やめろといわれても、、、(←いや、絶対に言いませんてばっ。)恋の唄」なんておっしゃって。
「信じられない恋におちた」。

「本当に汗かかないなあ。そういうライブもいいですね」。

よく「ラブソングは多いですね・・・。オマエは恋は唄だけだな。(by 角田さんあたりの発言、、、、だったらしい。)」と言われてるらしいのだけども、、、
「オマエは、唄も唄わないし」・・・時にはこんな逆襲にも出るみたい、、、
まあ、あのお2人の長い間柄を思えば、そんなやりとりも思わず「フフフッ」て具合に、想像できてしまうーーー。

「ゆるして」の収録されている「MAH MAH MAH」は店頭で手に入らず、、、、

「今、いくらなんですか? ネットオークション?」

・・・・おいおい^^;なんて答えにくいことを^^;;;;お客さんにお尋ねになるんですかっ。
やはり、ときどき気になってヤフーオークションとか覗きに行かれるのだとか^^;、、、そうだろうなあ、、
・・・低めだとガックシして、、、自分で上げて・・・・は、いません(笑)。

ご自分のサイトに関しても、、、片山さんあたりから「オマエ、1日何回自分で踏んでんだ?」疑惑をかけられてるらしい^^;
そして、、その片山さん主宰のサイトの主たち、、、「the bond」。
こちらのライブも前日に電話がかかってくると。
「オマエ、明日来ンんだろ?」・・・・来ることが既に前提(笑)というか、断定・・・ですか?

でも、、少しけなし気味でお話になるけれども、やはりでもそれはココロから信頼があって、、音楽のみならず強い絆で繋がっているからこそだと思うし。
でなきゃ、言えませんって^^。
だって、、、ここにいない人たちのことを思って、わざわざお話になるくらいだもん、、、
私も、本日不在の皆さんたちのことを却って強く思ってみたりして、、、そろそろお会いしたいなあとか(笑)。

さて、そんなお話があったあとで、、、

「僕の長いラブソング史の中で・・・history of love songの中で・・・もっともキュートといわれる!!!」(←毎度のことながら、誠さんがそう言っている^^)
「初恋天国」・・・ここでも盛り上げがあったりして(笑)。
で、誠さんも唄いながら少し笑っちゃってたり^^・・・ご自分であおったくせに^^;でもすごく楽しかった♪
で、少し。。。
この曲ではカポ(タスト)を使用、、、なのだけども、、よくメールが来るのだそうで、、、
「・・・・●カポだから、何の曲かすぐわかりました」とか^^;
そこまで見てくれてるのは、悪い気はしないのだけれども、、、「だからなんなんだっつーの?」ですって^^;;
「・・・・音が少し外れてました」・・・「だから(以下略)?」

・・・・詳しくは言いませんが、、、メールの内容には気をつけたいものですね(苦笑)。
でも、その誠さんの暴れ具合が・・・結構・・・好きだったりするオレ^^

そのお茶目具合から打って変わっての「RAIN」・・・・全くもって同じラブソングでも、この落差といったらもう・・・どうしてくれよう、、、、(泣笑)。

***********

さてさて、本日も「アルバムを2枚取り揃えています」(笑)。(Careless Memories, Waltz In Blue)
アルバムを買うと、、、、「ナニがいいですか?・・・ぎゅううう!!」って

(誠さんたら、抱擁の仕草をされる、、、きゅいいい、やって下さいっっ!!!ただし、誠さんの腕が折れても知らないけど^^;)

苦手なんだよなあ、、そういうの、、、じゃあ・・・サインする、、、サイン貰わないと帰さないってのはどう(*^o^*)/?!閉じ込めちゃうってのは。
(・・・・えっと、最近何度かそんな目に遭ってたような気がします、私(笑))
・・・だめかなあ、ナニがいいのかなあって、、、
そそそそそんなご心配されなくてもよろしいですよう、、、^^;

よく、サインをためらう方がいらさるとかで、、、

「なんで?ただ書くだけじゃんね。僕はサイン好きなんだけどなあ。」

あ、そうだったんですか。

「あとね、握手会。・・・それって僕だけかなあ、好きなのは。」

へえええ。

でも、一度は「サイン、、困るんだよなあ、、、」って言ってみたいんだとか(そんな野望って、可愛すぎるなあ、、、^^;)。

********

「今 僕を泣かせて」「素敵な最後」「太陽が隠れた日」に続いて、すごいことが待っていた。

「・・・やったことがない曲を」

えっ??

「全部伝わるね、ちょっとしたこんなこともみんな伝わるんでしょ?」と、
軽くギターの音を鳴らしてみせながら、、、、その様子そのものを楽しんでらっしゃるかのよう。

「・・・・できるかな?うーん、ギター1本でやったことがないんだけど・・・やってみようかな」

・・・・ええっ?!

誠さん、少し心配そうでらしたのだけど、、、

・・・完全に1人、あれを1人で。

「夢を聞かせて」

・・・・。

確かなことはわからないんだけど、、、、この曲、今、誠さんご自身がみんなに伝えたいことのひとつでもあるような気がして、、、、
ただただ、ボーゼンとなるしかなかった。
なんて大きな唄だったんだろう、、、
そして、プレイそのものも、本当にすごかったのですから。
文字通り最後は渾身の力を振り絞って、弦を「かきならす」というか「かきならしまくり」というくらいでした。
思いをこめてっていうのは、こういうことなのかも・・・・。
お客さんの拍手もなかなか鳴り止まない、、、、ただただ驚いてコトバもなく、、、拍手してた。

誠さんご自身も、何とか先へ進めてみようとはされるのだけれど、、半ば放心というか、、、大きく息をされてるかのよう。
ご自分でもどうしたらいいかわからないかのようで、、、

「ちょっと待ってね・・・・」

カポを付け直そうとするのだけど、それをやめて、、、
アロマを少し足してみたりして、、、違うことをやってみたり、、、

「1人はいいけど、、、、疲れるね」(苦笑)。

と、少し息を整え、、、ご自分の昂ぶった気持ちも少しでもクールダウンさせるかのよう、、、、
こんなこともあるのだなあ、、、、と、、、、まだまだ呆然としながらその様子を見ていただけ、、

改めて気を取り直してチューニングを直し、、、

(また、小声で、、「あと●秒、、、、」なんてやっておられました^^ でもね、、間に合わなくて、、、途中で秒数増えてた(大笑)。)

**********

「Waltz In Blue」について、ジャケットの写真へのこだわり、、、、自然を思う気持ちを、淡々と語られました。
たくさんある候補の写真か選ばれたもので、、ものすごく気に入ってらして。
やさしい自然なんだけど、あの家には人が住んでいるような感じがあって、、でもその自然を汚していない感じで。
例えばね、、といって、ギター1本を作るためにどのくらいの木が必要になるか、、、、このくらいだよ、、と手持ちのギターで示して下さったり、、、
そう思うと、ギター1本でかなり贅沢をしているものなんだなあとつくづく思ってらっしゃって。
とはいえ、お家に帰れば何本もギターがあって・・・・複雑に思いにもかられる。
これからは、もっと自然と仲良くしたいし、、、そんなことをここ3年くらいで強く感じるようになったということです。
また、最近は星を、空を見上げることも多くて、、、、
昔は自分の唄には「関係ないや」と思ったけれども、、、、今はとても大事、、、とても「関係ありますね」、、、、

それこそ、昔、勾当台公園の頃のライブを見た方、、、また今日初めて見た方、、
それが今日ここに一緒にいて、いろいろなことを感じてもらえるのが、そういう場所にいられることが、誠さんにとってはとても幸せなことなのだと。
時には暴れることもあるけど^^;あまりそんなことをやるトシでもないし、、
ゆっくり自分のことを考えたいですし、、、とも。

去年、20周年ということだったけれども、、、、
それで終ってしまったわけではなく、、、、
まだまだ、この先感謝は数年続いていく、、、、まだまだ今年はいろいろあることを力強く予告して下さいました!!!

みんなにいい音楽とそうでない音楽・・・・選んでもらえるように。
だって、音楽は自分を潤してくれるものであるし、、みんなにもそうであって欲しいなあというお気持ちでらっしゃるみたい。
そして、その音楽の中に誠さんの音楽があればなおのこと^^

とても嬉しい^^

「Waltz In Blue」
・・・・この曲を歌った時に、、、誠さんご自身にもいろんな気持ちが、この一瞬に押し寄せてきたのか、、、
見ている私にも「あ。」と、思ってしまう瞬間がありました。
無事、唄いきられましたが、、、
・・・私、ナニを見たのかな、、、、
そして唄い終わるや、あっという間に誠さん、ステージを去られましたもの、、、そしてまたも呆然、、、

その2へ続く、、、

“アコースティック”in仙台HEAVEN (その2)

2004年06月13日 | 2004年ライブ・イベント
誠さんお手製、、客入れBGMのリスト!!


その1からの続き。


そしてアンコール。

紺色地のTシャツに着替えられて戻ってこられました^^

アルバム2枚と、このTシャツと、、、、「あとねまだあった、、ピンバッヂもある!!」
と、嬉しそうに誠さん確認してきたことをご報告下さいました^^

このピンバッヂはね、、と赤のシンラインを模して作られたことをこれまた嬉しそうに^^
しかも、帽子につけるとね、カワイイ!!と、アピール。
「僕は帽子につけられないんですよっ」と、ここで気がついて、、、、
「1ステージ1回だけね」・・・・といってお茶目にここでご開帳をして下さいまして^^うふふー。

そして、何とここで告知が!!!
本編のMCでも、まだ言っちゃいけないんだろな、、というので言わなかったらしいですが、、、
ここで、佐々木マネージャーより「言っちゃいましょう!!」と、GO!サインが出たので、、、、ただし、、、

「でもね、反感買うんじゃないかっていうくらい、仙台じゃない場所なんですけども、、、」(会場・笑)

と、ここでライブの告知ー!!!これが、横浜赤レンガ倉庫のライブのことでした。
横浜でラジオ番組を持っていたこともあり、、、横浜のライブは念願だったそうで、、、
ずーーーっと言いつづけていたら、、、実現することになったそうで、、、
今ツアーでは、4人組の形態を関東エリアでやっていなかったことも残念だったらしく、、、
また、誠さん側でなにか「お土産」を考えてくださるとのことで、これも楽しみになってきました。
・・・「で、仙台の方は、今から貯金して・・・」(とはいうものの、無理のない範囲でね^^とのことでしたよ。)

それからもうひとつ。
今回は、BGMリストが予め配布ということは書きましたが、、、
夜中、どうにもこうにも気持ちか昂ぶっていたので、、思わず、、、ご自分でタイプ打ちし「てててててっ」(かわいい)と作って下さったもの。
誠さんならでは、、と思うのは、「ここから今日は流すよ」というところと、その前の部分が文字フォントだけでなく、大きさも変えていらっしゃるのだ、、、これはすごいよ!!!

ということで、

「8/6は、赤レンガ倉庫に全員集合!!」

なんておっしゃりながら、、、
「そっかーー、もう言っていいのかあ、、(^喜^)。じゃホームページに書いちゃお♪」ですって^^その様子が本当に嬉しそうでらして^^

・・・先ほどの「Waltz In Blue」。
「唄ってて、ぐっときちゃったよ」自分が書いた曲だから、ぐっときちゃいけないのに、、、
・・・・ご自分でも、しょうがないなあという感じでお話になりましたが。
それは、♪めぐり逢えた真実(こと)、忘れない時、、、、というところ、、、

「・・・・めぐり逢えてよかったですね・・こうやって。・・おしまいっ(照)」。

うん・・・アリガトウ!

皆さんとずっと友達でいたいから「音楽友達」・・・へと繋がりました。

次にやる曲は決めておられなかったようでしたが、、、、、
少し考えられた様子の後にポツリと、、、

「デビュー曲を」。

続けて、

「「ララル」じゃないんですよ。デビュー曲だと思ってる方が多いんですが」

私のように、ごくごく最近に誠さんの唄に出会って聴き始めた人間よりも、長く長く長く応援されてきた方々には、特別な想いがこの曲にはあるようですね。
おそらく、私には計り知れないものがたくさんたくさんあるのだろうな。
そして、未だそれを聴くたびにご自分の中にある想い、、、気持ちを確かめられるのだろうなあ、、、
実は、そのことが私にはかなり羨ましい・・・。

***********

2回めのアンコール、、、、

「2度もありがとう!!」

ええっ?!

「だって、そこにいるだけなんだもん、、、、意味ないかなって」

もっかい出たり入ったりが・・・・めんどくさかったらしいです、、、、(汗)。

今回のこの「HEAVEN」。
南條ソウルバンドとして、出演したことのあるメンバーさんから話は随分聴いていて、、「いい人がいっぱいいるよ!!」
すごく楽しみにして、こちらにこられたのだそうです。
どうも、それが期待していた以上のものだったらしく、、、、大変喜んでいらっしゃいましたね^^
「また来たいです。呼んで下さいっ!!^^」

うんとうんと、、、名残惜しい気持ちをこめて、、最後は「ララル」。

・・・やっぱり、、名曲。20年以上経っても、、、
いや、経ったからこそこの曲の素晴らしさはますますハッキリとわかるのだろうなあ。

誠さん、、、最後はステージからお客さんにも拍手を送って下さるのです。

「どうもありがとうございました!!・・・・帰りたくないな」て(笑)。

PAを担当されたスタッフさん・・・・私の席の近くの穴倉・・・厨房なのですか?そこは?で頑張られるスタッフさんにも改めて拍手を送られました!!!
実際ね、すごく音よかったのですよーー、、、嬉しかったなあ。

そして、なんとなんと、最前列の男性、、(女性に向かって行けないところが、何だか可愛らしい気もしますが^^;)を強くハグハグされておられました。(うらやましーなー、、、会場の全女性が思ったこと間違いないと思われます。)

・・・・ほんとに嬉しかったらしい、、、(*^-^*)

本当にいい時間だったあ、、、
誠さんの本当に嬉しそうに唄われる様子と、ご自分の中に沸き上がって来たのであろうお気持ちに戸惑う様子も、、、みんなみんなハッキリと見えた。
私が大好きなところがいっぱい出ていたライブだった。

会場には、再び「Waltz In Blue」が流れていたのでした。

************

誠さんのライブのお客様って、、、(まあ、自分も見に行っているわけだが。)素晴らしいと思う。

今回もすごく思ったのだけれど、、、例えば曲の最後の最後の音の余韻まで、、耳を澄ませている、、、
それこそ、ふぅっと音が消えていって弦をそっと押えるところ、、、そこまでが曲なんだ、、、、
それを真摯に見届けているというか、、そんな感じ。

そして、一瞬すごく小さな間があって拍手が起こるの。
それが何となく当たり前な流れになってきているなあと思って。

そんなコト含め、誠さんのファンの方って唄う誠さんのことをヘンな言い方だけれども、
「せかす」とか妙に「あおる」ということがまずないから。
ご自分のペースでじっくり、しかもかなり自由に唄われているという感じなのです、お1人の場合は特にね。

今回は、それがまたとても強く感じられてね。
もしかして、誠さんに「少しは信頼してもらえている」のだろうか。
もしそうならば、それって、、すごく幸せなことなんだろうなあ、、、、と思ったり。

・・・・そして。
祭のあと・・・の風景(笑)。

さてさて、、終わった後は、、、またもや出口が渋滞(笑)。
どうやら、またもや閉じ込められた模様です(笑)。
どのみちCDはいいから(おいおい^^;)、というか在庫もあまりないだろうから、、、と思って。
少しだけご挨拶をば、、って感じで列の一番後ろにつく。
私はいいけどさ、ほら、お久し振りな地元のお友達はね、、、きっちりご挨拶しないと、、、(笑)。
途中、逃走しかける人を誠さんの方に押し戻してみたりというお手伝いもしてみたり^^出入り口の階段は大混雑~^^

お久し振りのお友達たちも、無事に誠さんとご対面^^
ずっとずっと誠さんを応援してこられた彼女たちだから、、誠さんも感慨深げにご覧になってお話になる様子は、とても印象的でした。
うんうん、よかったな^^

私もドサクサに紛れて(笑)、、CDやTシャツはとうになくなってしまったので、、そのオマケ?として準備していた、渋公ライブでも配られた、ギブソンのピック。
こちらの台紙をいただきまして、、、
またもや、誠さんの方でさささっと開封してサインしていただくという、、、、^^;(今回は本名にて^^)
全くオロオロすると、ちゃんと動けなくなることを改めて思い知る私なのであった。。。
しっかりしろよっ、ぢぶん。
しかも、誠さんの方から、前日からの労をねぎらっていただいてしまうという、、、
全く相も変わらず「正しいファンのあり方」を体現できない私なのであった。だらしなさすぎるっての、、、

かなりお疲れでいらっしゃるのは、誠さんの方だと思うのに、、、本当にお優しい方だなあって、
アタマが下がると同時に、、こんな素晴らしい方に、、ちゃんと「めぐり逢えた」自分のことも、、少しは誇りに思おうかしらね^^;;;

*************

でもね、本当になんて凄い時間だったのだろうって。

ギター1本のライブで、ここまでやられるとは思いませんでした。
あの日のライブの余韻がなかなか消えないでいました。

いつも、あれより凄いライブはなかなかないだろうって思うのに、、、
いつも、それを易々と覆す素晴らしいパフォーマンスを必ず見せて下さる誠さん、、、

めぐり逢えたからには、、、、出来うる限り、、、長ーーーーーーーいお付き合いを^^!!と、また一段と思いを強くしていました。
本当に、ありがとう!!!

***********

考えてみたら、今回のツアーのライブって、、、見られた分だけでも、、どれをとっても、、、
全部違ってました(違)!!!
その土地土地への誠さんの想いもちがうだろうし、、、
ライブってすごいよね、、、、って改めて。

そして仙台。
幸いにして、いろいろな場所でライブを見られました。
仙台のライブで思うことは、誠さん自身や誠さんの音楽とかなり真正面から向き合っている感じがいつもする・・・・今回もそうだったな、、、
いつも背筋がピッと伸びる想いで仙台から帰る。
確かに今回もまたそうでした^^

* set list *


1 僕の大事な部屋
2 恋は知らぬ間に
3 黄色いダイアモンド
4 Melissa
5 You Are So Beautiful
6 My Love
7 別れ話は最後に
8 ゆるして
9 曖昧な恋人
10 信じられない恋におちた
11 初恋天国
12 RAIN
13 今 僕を泣かせて
14 素敵な最後
15 太陽の隠れた日
16 夢を聞かせて
17 Waltz In Blue

En1 音楽友達
En2 ワンスモア ラブ
En3 ララル

Martin Club Concert =秋田= (その1)

2004年06月12日 | 2004年ライブ・イベント
Martin Club Japan 15周年企画 MARTIN GUITAR SHOW & ACOUSTIC CONCERT

"The Acoustic Night 2004"
Rebirth -We Love Martin, We Love the Earth- Tour   
 
2004年6月12日(土)@秋田Club Swindle の巻。

~出演~

斎藤 誠(VO,G)
丸山ももたろう(G)

えっと。

「・・・何だ、やっぱ(笑)行ってたんかい!」ときっと思われたであろう、今回の秋田遠征。
ええ、ご期待通り、、、のこのこと^^イッテマイリマシタ。
だって、、、土曜日だったんだもん(笑)。
だからそうっと出かけることにしました。

最近は、直感的に
「ここかあ、、うーん、、行けそかな、行ける?・・・行けるなあ。じゃあ行く^^」
そういう行動に及んでしまうことが、、実はワタクシは多々あります^^;
その一環でありました。
この直感が意外と侮れないんですってば。

東北は、仙台以外は初めてなんです。
仙台は、、、えっと、、、、日帰りも含めて(笑)4回は既に行っておりまして、、、、
今年行けば、、5回目、、というか、、秋田終れば仙台に移動でしたので^^;5回目もすでに決定しておりました。
結局、、、好奇心アリアリな私は、ライブのついでに行ったことのない場所に行ける♪
これは素晴らしい!そういうふうに思っちゃう側面もあるんですよねえ。

**********

今夜の場所は、ホテルのB1に入っているのです。

何分初めての街、、、時間がなくとも出来るだけウロウロしてきたい私の性分(笑)。
ほんとーに、開演のギリギリまで近所及び駅周辺をウロウロしていました。
場所としては、駅前から近く、、、というよりは、えっと、、、バスに乗った方がよいという。
3つくらい乗る、、、でもまあ歩けるよという程度の距離。
ちなみに、、今回はワタクシ、、ライブ後の繁華街を徘徊する予定がなかったので、、上のホテルに泊まって楽しようという魂胆。
まったく横着モノではありますけどね、、、^^;
ほっといてちょーだい。

開場時間には、結構な人数のお客さんがもうヒトが列をなしていまして、、、
どんな感じなのかなあ、、、と、1人緊張もしておりましたが、、ホ!と言う感じです。
あ、それにあまり急ぐこともなくて。
席も指定だったから、席取り!!てこともないのだよね。

そして、階段をとっとっとっと降りていって、、
中に入った途端、、、

「あ。」

誠さんのマネージャーの佐々木さんを発見、、
というか、私が発見されたのか^^;

「こんにちは・・・来ちゃいました」

なんてマヌケな挨拶なんでしょねえ。でも、まあホントのことだし(笑)。
そう言えば、佐々木さんは前日の平松八千代さんのライブでも仕切っておられたわけだし、、、
お忙しいですよねえ、、、(同じキャップだったし^^)
ま、そんなこんなで何となく安堵、遠征仲間が他にいなくとも何とかなってるんですけど。
やっぱり知ってる顔があるとって、、、それがマネージャーさんってのは^^;

バーカウンタで、ミネラルウォーターのボトルを貰い、、、
席に着こうかなあ、、、と思ったけど、一旦物販のとこを覗く。
すると、今日の出演者の丸山さんと誠さんのCD(Careless Memories, Waltz In Blue)と、Tシャツ(ブルーの。)もあるではないですか。いえーい。

と、も1つ気になったのが、Martin Clubコンサートの、、どうもスタッフの方のTシャツ。ベージュの地のやつ。
うーーー、サイズぅぅ、、と売り場のおねえさまが何となく背格好が私くらい、、、

「私でも大丈夫ですかね」(←知るかよぅな問いかけ^^;)

と確認し購入する、、、2000Yenだもん。悪くないと思ったのだ♪記念になるしね。

**********

会場には、椅子がずらっと並んでいた。
前の方より、後ろが少し狭めなのかな、、、後でキャパを調べたら大体100+α(立見)ていうくらいらしい。
いい感じの広さじゃないかなあって思ったですよ。

で、、ナニを思ったか割り当てられた席が、、、すごい前、、、ていうか最前列、、、
でも、会員として買ったわけではないので端っこ、、、(ああ、助かったって感じ^^;)
こっそり見るには絶好の場所です(ほんとかよ。)

ステージは、、スタンディングで使うこともあるそうなのですが、、そんなに高いステージではなく、、
座っちゃったら、お互い目線が近いかも、、という距離感です。

最前列の席と、ステージとの間も、、、そんなにありません、、、
モノ、、置けたりするし(オイオイ)だって、、ビール置いてるヒトいたもん。

ステージの上は、ホントに椅子とマイクと、、アンプと、、、何の飾りもいっさいありません。
でも、逆にそれだからこその演奏が引き立つのですよねえ。

ただ、そのアンプが・・・・これ、誠さんのだ!!とすぐわかるシロモノだったのですよ。

なぜか。

だって、、貼ってあんだもん、ステッカーが、、、例の奴^^
(テネイシャスD・・・といって分かりますか。左側は間違いなくジャック・ブラックってやつ。いつの間にそういうものを入手されてるんでしょーかー^^;)
自ずと、、向かって左が丸山さん、右が誠さんという判断はつきましたのです。

**********

お客さんも、いっぱいに埋まりました。スゴイねえ、、、

時間になると、最初に黒澤楽器のスタッフの方からご挨拶があり、、、

まずは、オープニングアクトとして、地元秋田のブルーグラスのバンド「ケンタッキーブルー」の皆さんの演奏からスタート。
アマチュアバンドとはおっしゃるものの、キャリア15年に及ぶという、、、
皆さん、弦楽器で、、しかも、生音なんですよね。電気繋いでない、、、唯一例外はウッドベースだけだったかな、、、
ギター、ヴァイオリン、マンドリン、、、あと、本来ならば5弦バンジョーの方もいらっしゃるそうです。
(このマーティンのイベントに、大胆にもマンドリンだけがギブソンだったという、、、^^一生懸命、ネーム隠そうとされていたのはご愛嬌ですね^^)
また、メンバーさんにはアイルランド系の方もいらっしゃるのです。
こういう場に限らず、みんな集まって「せーの」で演奏が始められる、、、とのことです。
これは素晴らしいことですよ!!基本中の基本ですもん、、、セットがどーの、器材がどーの、なんてなく。

その方たちの、何とも心地のいいリズムと音たちで、空間がいっぱいに満ち満ちてました。
MCなどは、、本当、控えめでいらっしゃるのですが、そのご自分たちのバンドへの誇りも感じられて、、、
改めてここでも「音楽って、、、いいよね」という幸せな気分をかみ締めつつ、再確認もしたのでした。
もう、この時点で既に秋田に来た甲斐があったなあ、、、と心から思えたくらいです。

**********

さてさて、、、いよいよ。

まずは、お2人で登場。
誠さんは、白っぽい帽子にロングスリーブT(確か、袖が山吹色の。)

最前のお客さんがステージに堂々と^^自分用のビールを載せているのを、見逃さず、、、すかさず誠さん指摘^^

「すごいですね!!最初から、もうビールが載ってる!!」

いきなり誠さんたら
「まず・・・・これから2人でトークショーを3時間半やります!・・・・お客さんの腰半分浮きましたよね(笑)」

軽く、、カーン!と入りましたね♪
それを受けた丸山さんも

「お弁当、持って来ましたかあ?」

・・・え、今日は遠足でしたけかあ^^;;?

もう、いきなりのっけからお2人の応酬で「高座」状態に(笑)。
特に丸山さんは、ゆったりお話されるのですが(京都のご出身だそうです)・・・ツボは外さない(笑)。
そして、なんとお2人が同い年であることが判明!!

「えーーー、うそ、、老けてるぅ、、、オレが!」

ノリツッコミというやつですね^^;(私の印象・・・ファンの方ごめんなさい、、ワン系でいらっしゃいますよね、お顔の感じ、ミニチュアシュナウザーとか想像した私です^^;)

誠さんが「東京のライブでは、2時間のライブで3曲っていうじゃないですか」と問うと、
「あ、それはやってる方です」・・・・おみそれしましたっ!!!

**************

そして、まずはマイクを丸山さんへ、、、

どうも、丸山さんのリズムを察しているらしいスタッフの方が、袖の方で「無言のプレッシャー」をかけておられるようでして、、

「あ、やりますやります」

て、感じなのだ。それもわりとゆったりしている、、

誠さんからも予めお話はあったけれど、丸山さんのスタイルはボーカルなしの「ソロギター」の名手でいらっしゃいます。

セットの中では、ご自分のCD「誰想彼」(たそがれと読みます。)のセールスプロモーションも随所で欠かしません!!
「今日は20枚しか持ってきてないんですが、、、早いもん勝ちですよ。・・・なんならサインしますか?値打ち下がるけど」
・・・・どーんと、落とすところちゃんとあるのですね(笑)。

時折、次の曲目を胸ポケットから出して確認してみて、、、
「・・・あ、わかりました」とかやってらっしゃるし^^

ちなみにギターは1本で通されまして、曲によってはチューニングも変えながらです。
お使いになってるギターは、マーティンの74年に作られたものを75年に購入。もう約30年は使われてるものだそうで。
丸山さん曰く、、、「30年でもギターの場合は、かなと老けます」(外見が、、、ということ)。
ただ、そこからが長いのだそうです。
「きちんと手入れをすれば、、、バイオリンよりは大きいので何百年というわけにはいきませんが、、100年はもちます・・・勝手に
僕がそう決めたんですけど」(かくっ^^;)
ということでした、、、へえ、、そうなんだ・・・と、途中まで信じ込みますた、、、
ま、これは、アコースティックギターについてのお話かと思うけど。

明るめの曲、、、ちょっと暗めの曲、、どん底の、、、などとお話されながら、、
長調、単調、、、「どん底」のコードまで比較して弾いて下さいます。
・・・うんうん、明確ですね!!

そんなことをお話してるなあなんて、うっかり聞いていると大変です。
「僕も40を過ぎまして、でも、まだまだです。・・・・青春、、まっさかさま・・・・落ちてるやーーーん!!」
ご自分でゆるりと・・・突っ込んでおられました、、、なかなかの名言だと思うんですけど、、、^^

そして数曲が過ぎたところで、、、
「えー。これからアンコールに入ります。
皆さんの気持ちとは別です、僕の気持ちです(笑)。みんな強制です。先にやっときますから」(おいおいおいおいっ^^)

お客様のノリが「も1つカタイかな、、、と思われたのか」(そでしたかあ?)
で、、、「じゃあ、ここで面白い話しますね」・・・「ギター置きますわ」(おいおいっ)

と、おもむろにお話になったのは、持ちネタの一つなんでしょうか^^
ご近所の83歳のおばあちゃまのお話を。
左の膝が痛むので、お医者さんにちゃんと診てもらった方がいいですよ、、と勧めたところ、、、
ちゃんとお医者様に行って診ていただき、、、
でも、お医者様にも「うーーん、特に悪いところは見当たりませんねぇ、、、お歳のせいではないですかね」
と言われたそうですが、、、おばあちゃまきっぱり、、、

「いや、歳のせいじゃないです。だって、右の膝も同い年ですから!!」

・・・・めちゃくちゃハッキリした83歳と感心しておられました(笑)。
そかー、右目と左目も同い年、、、右ひじと左ひじも同い年、、、(あゝ、彼をどこかで止めて下さい^^;)

そして、なぜにここまでCDプロモーションが激しいかと言うと、、
中学生になる息子さんがおられ、、「扶養家族」を養わなくちゃいけないからなんだそな、、、
やれ、おとうちゃんはステップ(シューズの量販店みたいな^^;)のスニーカーで我慢しているのに、ナイキのを買ってやったとか、、
そしたら、今度はSTUSSYのTシャツが欲しいとか、、、おとうちゃんは大変です(笑)。

そして、そのCDも消費税の端数は「いりません!」という大盤振る舞い(少し違)。
その売り方の口上が、、いつぞや見た、、、某センチメンタルシティロマンスのお兄様方のそれとそっくりだったので大笑い^^
全く、、、これくらい年季が入ってらっしゃる方って、、どうしてこんなにオモロイのでありましょうか、、

その息子さんを4歳か、5歳のときに初めてお使いに出した時のことを思って書いた曲、、、その名もまさしく「はじめてのおつかい」。
その曲は本当に軽快で、ちっちゃな男の子がスキップしているみたいな感じのする曲なのでした。
演奏にあたって、チューニングを直してらしたのですが、、、
よくわからなくなり、、、(えーーーっ(笑))
これでいいかな、、合ってます?、、(なぜにお客さんに、、、?)似てます??
・・・・ああ、そっくりですね、、と、自分でおっしゃりながら、、自分で先に吹いておられた(おいおい。)。

東京でも随分ライブをやってらっしゃるそうですが、、
「秋田から見に来られる方もいらっしゃるんですよ」
・・・・なななんとその方は、一番前、真ん中に座っておられた様子で、、、
「この前はどうも、、、、またやりますからね」
などと話し掛けられておられ、、、、
皆さん、、、やりますなあ!!!(とても他人事には思えないやりとり(苦笑))!!!!

「楽しかったですか?」

お客さん、拍手!!
すると大変喜ばれて、、、

「ホントですか、そういうことでしたら、、明日もやります!!!」

更に拍手が大きくなる!!

「あ、じゃあ、急遽このあとのまこっちゃんのコーナーをやめて、、、」

・・・・楽屋でズルーーーっと誠さんがコケておられたであろうことは、十分想像出来てしまいましたの、、、^^絵も思い浮かんだ(笑)。

でも、、、

「また、最後に出てきます。二人でやります、、、えーーー漫才じゃありません」(笑)。

丸山さんのセットのラストナンバーは、アルバムにも入っていない、、ごく最近に書かれたものとのこと。
「月に届くまで」
丸山さんの女性観を映し出している曲らしいです。

ほんの何10分かを少しだけ聴いた、、私の感想に過ぎませんが、、、、
大・テクニック大会!!というか、それを駆使しまくる、、、というものではなく、、、
いや、実際使っておられることは間違いないと思うのですが、、、
むしろ、ギターの音の響き、、、、それからその響きの行間みたいなものをじっくりと聴かせて下さる演奏なのだなと、、、
しみじみ感じました。
実際は、もう涙出るくらいあのおしゃべりで笑い転げてたんだけど、、、(あのいつぞやのロック漫談のそれに匹敵^^;)
ただただ、私がよく知らなかっただけですが、、すごいめっけもんだったのかも、、、^^

私の駄文で興味を持たれた方のために、、、、サイトを記しておきます。
もし、よろしかったら訪問して下さいね、、、^^
書き込みの感じも、ほのぼのされてらして、何となくあのお喋りを彷彿とさせるものは十二分にあります^^

http://shonan.cside1.com/index.shtml
丸山ももたろうさんのページ。

http://www.milky.ne.jp/~musical/neomomokan/index.htm
もも&かんさんのページみつけてきました^^。
(丸山ももたろうさんと石井完治さんのユニット)


   ★☆☆★ ★☆☆★ ★☆☆★ ★☆☆★ ★☆☆★

で。
本来は、ここでセットチェンジ。

一旦丸山さんが退場されてから、、、という段取りを完全にぶっ飛ばしちゃったので、、、、
たまりかねて(笑)ここで誠さんが登場、、

結局、、、説明してもどうかなというので^^;;思い切り開き直った(笑)誠さん、、、
そのまま椅子に座ってしまい、、、丸山さんとお話、、、
そして、その周囲でスタッフの皆様が走り回ってセットを準備するという^^;すごいことになってました。わはは。

そして、改めて仕切り直し、、、

最初は「Melissa」からスタート。導入部をやや長めに演奏されて、、、
最近思うに、、フルサイズでないライブの時は、これをガツン!とぶつけていらっしゃるような気がしますが、、、どうでしょう。

そしてギターを変えて「ゆるして」。
イントロのギターの音色が本当に、耳に心地よい、、、、贅沢だなあと思える、、響きですね、、、

「こんばんはー、斎藤誠です!!」

今日は、何と言っても主役は「こいつらですから」と、ずらっと誠さんの周りを取り囲む^^ギターを指差す、、、
歌うたいよりも、価値あるギター、、、なんておっしゃられてました。

で、ご自分の挨拶もそこそこに、いきなりギターのお話に突入♪

東京でも確かされていたと思うのですが、、、改めてMartinのガットギターのお話をぱ。
「昔は、このカッタウエイそのものがイヤだった」そうです、、
そのカタチと姿勢に納得できないぞーみたいな、、、でも、イザ弾いてみるとすごく弾きやすく、、、
「何ら否定するところはない」(苦笑)。
と認識を改められたとか。

「これからは、ワタシの講義になりますからね」
と、前置きされて使用する木材、、ひいては地球のことも考えなくては、、、という話もされ、、
そして、森林保護を考えた「スマートウッドプログラム」で育てられた木材から出来たギター。
それを今回使ってらっしゃるわけですが、、、、材質は桜(チェリー)、、、

「これがね、悪くないんですよ!」

といって、PAを通さず、、マイクに向かってギターの音を聴かせて下さる。

「僕じゃなくて、ギターがいいんですよ!」

と、おっしゃりながらも前にいらした女性に「・・・キレイ」と言われて、大喜び^^の誠さん。
(・・・あ、でも「お連れの方がいましたか^^;」ちょっとガックシ(笑)。)
いや、、でも確かにいい音色ですよ!!・・・誠さんが弾くからそう思うのかなあ、、、
(でも、そういうような制約・・・というえ、森林を保護しつついいものも作っていく・・・素晴らしいギターを作る、、、というところをこのメーカーさんは目指しておられるのでしょう)
しかも、音も悪くないし、パワフルだし、、軽量であるからして少々年齢を重ねた身には、「旅」に持っていくには大変ありがたいと!!!
(「・・・回しモノみたいですね(笑)」)

そして、そのギターの音色を生かしてと言われて選ばれたのは、、、

「信じられない恋におちた」

・・・・ひゃあ、、、なるほど、、、、
そうなのか、、唄だけでなく、、、そうやってそれに使うギターも選ばれているのだなあ、、、、
ギターというか、弦ものに触ったことのない私には、、新鮮に思うことだらけだったりするのですよ。
そしてまさしく、、、爪弾くとはこのことなんだなあ、、、改めて思い直していました。

今までの20年の中で、印象的な曲とおっしゃっていたのですが。
先輩桑田さんのお話を少しされて。
それで、ある時「意を決して」桑田さんにレコーディング参加をお願いして出来た曲。
それが、アルバム「ディナー」に収録されている「今 僕を泣かせて」。
(思わず拍手された方がいまして、、きっとこちらのファンの方なんだろうな^^「ありがとうございます」て、即座にお礼を述べられていました。)
で、、、
「今日は、ちょっと桑田さんがまだ来ていないので(笑)・・・・特別に1人のバージョンで!!」

「素敵な最後」は、ライブではソロ演奏の聴かせどころが多いのですけど、、
また、、少しばかりテイストの違うソロになっていました。
なんというか、やっぱりその場の雰囲気とかご自身のノリとか、、、そういうものが一度誠さんの中に取り込まれて「化学変化」めいたものを起こしているんでしょうね、、、そうとしか思えん!!
その素晴らしい熱演振りに、、唄へ戻る時に自然に拍手が沸き起こったくらいでしたもの。
勿論、そういうものに影響されてることは間違いなくて、、、唄にも一段と力が込められていました。

その拍手や、「斎藤さん、サイコー」の声に
誠さん、、少し照れてなのか、、思わず、、、

「うーん、、いいギターだーーーー!! (・・・くれるかな(ぼそ。))」(会場・大笑)。

えと、今やった曲が入っているアルバムは「・・・不注意な過去、、たいしたことない過去、、無責任な過去、、、、」^^;

「よく言われるんですよ、、、
オマエの恋は、唄だけかって!!そんなに唄だけかって。
・・・・でも、しょうがないじゃんね(苦笑)そんなもんですよね?」
でも。ご自分がこうして唄っていられる幸せのことを、心から喜んでおられるようでした。

秋田空港へ降り立って、、、
誠さんは嬉しく思われたのだそうです。
「ギター1本で唄えるというだけで、、迎えてもらえるんだなあ。嬉しいなあ。」
って。
じっくりと噛みしめるようにお話されていたから、、本当に本当に、、、嬉しく思われていたんだろうなあ。
こちらもじんわり来てしまいます。

さて、、、次は。
いろいろな人に感謝の気持ちを伝えたい思いが年々強まっているとか、、、

ポール・マッカートニー。

当時は、これが収録されたアルバム(Red Rose Speedway)が発売された時は、

「甘ったるくてやだなあ、、こんなんなっちゃったかよう」

と感じたそうなんです。でも、今はすごくしっくり来るみたいなお話を何度かされてますよね。

小学生の頃は、お友達が誘いにくる草野球やドッヂボール(それはそれでお好きだったようなのですが。)には目もくれず、、、
ヘッドホンで音楽(ビートルズの新譜なんか)を聴いていたり、、
毎月購読していた、、「ミュージックライフ」が自宅に届くのを心待ちにしていたり、、、
スポーツにそれなりの興味はあっても、最終的にはやっぱり音楽を選んでいたという。
それで、その雑誌の企画にもハガキ書いて投票しちゃったり、、、^^

「ポールとは、それくらいからの仲なんですよ!!別にネタじゃないですよ、ホントなんだから!!(強調)。」

ビートルズ、、、と言えば、
なにせ、コドモゴコロにポールがあの中で一番優しそうに見えたし、、だからえらいって^^
弦が四本しかない、、そんな楽器もあるんだなあって見ておられたとか。


その2へ続く、、

Martin Club Concert =秋田=(その2)

2004年06月12日 | 2004年ライブ・イベント
その1から続く、、、

当時画期的だった、、「宇宙中継」。
今でこそ、世界のあちこちの様子が、リアルタイムが何の不思議もなく映像で見られますが、、、、
それが、放映されるということで、、、
お兄様に、、夜中「寝るなよ!!一生後悔するぞ!!ビートルズが動くのが見られるんだぞっ!!」なんてハッパかけられながら、その番組「アワワールド」を眠い目をこすりながら見ていたこともあるそうです。
そのときに唄ったのが、かの「All you need is love」。

(その場でさくっと♪love love love♪なんて、少しだけ唄ってくれました(^喜^)なんだかとっても嬉しかった♪)

ジョン・レノンが生で全世界に向かって唄ってね、、、、あ、話がジョン・レノンに行っちゃった(爆)。

そして、やがてビートルズは解散、、、、
ポールも随分迷ったこともあったんでしょうね、、、なんて言いながら、、
ウィングスというグループをつくって、、そこでアルバムを出したんです、、、甘ったるい曲の入ったね、、、
「あ、やっと戻った」(大喜)。

・・・なんて、ぼうっと聴いていたら、、

勿論、、「My Love」なのです。
・・・最近、ギター1本で聴くことがホントに多かったのですが、、、
なんか、あのイントロすごくすごく好きになってきました、、、私。
そして、なんてやさしい唄なんでしょう、、、、誠さんの声のせい?

えっ、、ここここここ、これはっ、、、、(どきどき)

「Ain' t no sunshine」

ではないかっ!!!!

まさか、ここでそうくるとは、、、、「うぞっ!」と内心1人で焦っている(汗)。
誠さんのバージョンは、オリジナルのビル・ウィザースで聴くより、、、、なぜか好きなのだ。
切ないやるせない、、そして艶がある、、それでいて力づよさもある唄で、、誠さんの声とほんとにぴったりなんだもん!!
もしかして、秋田での「ある意味最大の私にとっての「収穫」」とも言えるかも。

♪ I know I know I know ~ ♪

は、ボディを叩いて唄っておられた筈なのですが、、、今回は弾いてらしたなあ、、、
「お!」と、思っていた私です。
はあ、、、ギターも絶品でした。
そして、私の記憶に間違いなければ、黒澤楽器のスタッフの方も、少し奥から出ていらしてステージ袖で拍手されていました、、^^

秋田にはあまり来ていないそうですが、、6年前に来て、、、
それは、キャンペーンで千秋公園(せんしゅうこうえん)でギター1本で歌ったと言う、、、(聴いてくれたのは、ハトだけだったらしい(涙))「・・・いい思い出ですね」^^;

それでも、来るたびに「ハートがある」と思える感じが好きな場所なのだそう。
前に来た時も、なんと、、、フランク・ザッパばかりをかける店があり、、、、、しかも60~70年代くらいのアナログをたくさん。
まさか秋田でそんなところに巡り合えるなんて思いもよらなかったから、嬉しくて嬉しくて、、、がんがん呑んじゃったらしいです^^
(ビールを^^ 秋田は日本酒、、、勿論、来る度に勧められるそうなのですが、、←どうも呑めそうに見えるらしいとのこと。でも、ダメなんだそうで、、、つくづく申し訳ないと、、)

「普段のライブは7~8人のメンバーでやっています、、これから徐々に人数を増やして(笑)次々に来たいと思います」と。
「それまでは、、申し訳ないんですが、、、丸山さんと話が被るんですが、、、CDを、、、1円の端数までありますが・・・(笑)」。

最後は「Waltz In Blue」。
オリジナルはピアノのイントロも、ギターで聴いてもとても印象深い、、、
秋田に来る時に車窓からずっと見えていた、、あの景色たちを思い、、、全くふさわしいなあ・・・とつくづく思っていました。
「豊か」なんですよ、、諸々便利なものがあるっていう意味のそれでなくて、、、
見ているだけで、、それだけでホッと気持ちが潤う感じ、、、緑、空、水、、、多分それから空気、、、も。

私は、最前の端っこにいたのをイイコトに(笑)。
しかも、ステージの高さがほどよかったため、、、時折ステージに足をひっかけて(笑)聴いたりしてたんですが、、
その演奏の音の「響き」「振動」そのものも足元から体感していたのです。ダイレクトにね。
それがなんだか楽しくて、嬉しくて、、、、(子供か、おめーは^^;)

~~アンコール

今度は、丸山さん、誠さんお2人で登場。
MartinのベージュのTシャツを御召しであります。

開口一番「まこっちゃん、かっこいーわー。・・・ちょっと惚れていい?しびれた」ですって。

それをうけて誠さんが

「今度、トークショーやりましょう!金輪際歌わないやつ^^」

というと、、

「・・・ギターは、(そばに)おいとこな」(笑)。

如何にも喋り足りない、、、風情でらしたので、誠さん「はい、バトンタッチ!!」

「ええ、アンコールが終りましたら、皆さんお待ちかねのCD即売会です!!!!」・・・うっわぁ(笑)。

サイン会と言うか「閉じ込めますから」と誠さんも^^;

ついでに、お2人がお召しのTシャツも値段まで告知^^する丸山さん、、、

「覚えてきてますねええ!!!!」

と、誠さんが言うと

「だって、福ちゃんが言えって」(爆)。

お客さんには・・・・わかんないですってば!!!

福ちゃんというのは、黒澤楽器のプロデューサーの方でいらっしゃいます、福岡さんです。(こちら)
ロビーでお客様に声かけしたり、司会進行をしていたり、、、さっきの誠さんのセットで拍手されてたのも福ちゃんさんでしたー^^

もう、お2人で「笑わそうモード」なので、、、誠さん曰く「(かえって)呼吸が合わない」(爆)。
しまいには、ホントはいがみ合ってて、、、
「楽屋ではお互い口を利かない」とか、「今日の打ち上げ会場も別々で」とか、、、さんざん言いたい放題(笑)

キリがないと見るや、誠さんがすっと割って入って強制終了(笑)。

元々、最初にお会いになったのはアロハフェスティバルで、当時石原千宝美さんのサポートをしておられたときのこと。
でも、なかなか声かけられなくて、、、なんて誠さん思ってらしたとか。


アンコールは、お2人のセッション。
最初は丸山さんの曲。

「えっ!?」
「・・・譜面あるじゃないですかっ!!」
・・・・「・・・打ち合わせ通りですね」(くすくす)。

これが、唯一ギター2本でやってる曲なのだとか。
アルバムの1曲目、、、(CDをスキップしなければ、、、^^;一言ありますね、必ず。)
軽く打ち合わせながらも、「間違ったらごめんね」と思わず謝っちゃう誠さん。

・・・・演奏後、、、「さすがに同い年だなって思いました。」と誠さん、喜んでおられました。
「息の合い方、、同じモノを聴いてきてるんだろうなあね、もちろん違うモノも聴いてきてると思うけど」
さすが、びば!同い年!!!!

しかし、その後もどっちかが喋ると、すかさず「つっこんだる」という気迫たっぷりで、、、、
あまりにもそのタイミングが早いので、誠さんも「まだ喋ってるからっ」と、ほぼ腕づくで^^止めに入る始末^^;
丸山さんがとんでもないところに行きかけると「天国への階段」のイントロを弾いて誠さんが止める、、、という毎度、、御馴染みのパターンも出てきて、、笑い疲れしそうす。
まさか、秋田でこれが出るとは思わないからさーーもうもうっ。
・・・今日は、、ライブハウスよね?寄席じゃないよね?

実は、次には誠さん主導でクラプトンをやる心づもりだったようですが、、、
E.H.エリックネタに行ってしまったり、、、(ウケル方も、年代が限られるでしょうけど、、会場ウケウケでしたから^^)
ほんま?(本間・・・千代子・・・膝が脱力^^;)とどめは、ゴメンチャイコフスキーらしい。
どうも、ライブでは御馴染みのネタらしい、、、狙ってたらしい^^
誠さんも、いい加減拾うのも放棄(爆)。だって、むりなんだもん。

さて、クラプトンはナニをやるか。
「レイラ、というアルバムがあって」というところで、既にして沸く会場、、、
でも、
「レイラはやんないよ、、1人じゃ出来ないから」といいながら、さらさらっと有名なリフを弾いて下さる、、、
が、丸山さんがここぞとばかりに入ってきて、、、

「えー。僕もいんねんけど?(会場大笑、誠さん大恐縮。)僕もまぜて!」

誠さん、ツッコミどころ満載です^^;

で、、、そのアルバムに入ってる曲ということで「ベルボトム・ブルース」を。
更に会場沸いたですよ。
誠さん、これに大変喜ばれたらしく、、、、急遽、、、

「皆さんのウケがいいので、(曲に)入る前に、少しブルースみたいなのやりませんか?」

と、丸山さんに提案。丸山さん快諾。
キーだけを決めて、、、、

「えっと、、じゃあ、キーAとしか決めないで。・・・3時間くらい」

今度は丸山さんがこけてた(笑)。

本当に即興でした。
最近ライブに行っててナニが嬉しいって、、、こういうその場の「ノリ」とか「雰囲気」で、、いろいろなことが起こることかな。

もう、ほんとにカッコいいんだってば!!
お2人が交互にソロを取られるのだけど、先ほどまでの漫才みたいなやりとり^^;;;がギターに持ち替わるとこんなに素晴らしい音楽になるとは。
こういう楽しさがあるから、、ますますライブやめられなくなるのよね、、、とほほでもあるけど。

そして、そのまま「ベルボトム・ブルース」へ。
これだけの達人が揃うとですね、、、もうギター2本でいいです!!他に音はいらないですって思えちゃう。
でもそれでいて、「ああ、ここにこういう音があったらいいなあ」なんて漠然と思うと、そこにちゃんと音が鳴ってるというこの嬉しさ!!!
大感激でしたね。
誠さんの唄も、ひときわ勢いみたいなものを感じられたし、、、
きっと、あの場で唄われるのがすごく気持ちがよかったんだろうなあって、、、物すごく伝わりました。

音楽って、、、いいやね、、、
いろいろあるから、、、いろいろ選べるから。
とは、どこかのライブで誠さんが言われたコトバでしたね、、、
本当に心から思う、、、というか、どんどんどんどんその裏付けが増えていってると思うよ、うん。

さて、、、、
お2人は、肩を組んでステージより退場されました、、、
なかなか鳴り止まない拍手が、何よりもこの日のライブの素晴らしさを物語ったのではないかな。

この日、初めて誠さんの唄を聴くと言う方が、かなりおられたと思うのです。
そして、丸山さんのファンの方もたくさんいらしたでしょうから、そのファンの方にも聴いていただいて、、、
誠さんも少し最初は緊張されているのかな、様子を伺いつつなのかな、、という感じはしました。
でもね、どんどん火がついてきたというか、静かに沸沸と燃えてきたというか、、

秋田の皆さん、本当に素晴らしいと思いました。
そして、音楽やギターを心から愛してやまない方たちの集まりだったのでしょう。
会場の雰囲気もとても温かかったし、、、
どんな音楽をやるんだ~? みたいなへんな構えたところがまるでない。
僭越ながら、本当に音楽に対して、気持ちがまっすぐなお客さまだったように私は思いました。
私は他県からお邪魔した身でしたけど、居心地の悪さはまるでなかった。
逆にすごくその空間が気持ちよくて、、、、あーー終っちゃうのもったいないなーーっていうくらいでした。
いい場所に来たなーーというか、
「誠さん、ココまで連れてきて下さってありがとう!!」
という気持ちでいっぱい。秋田、、、すごくいいぞ^^

私自身、「勘」とか「直感」を信じて動いていいんだなと。
ここんとこ、ハタからみたら「衝動的」^^にしか映ってないと思うけれど、、、
でも、「あ、これ!」と、思ったものは出かけちゃう。
大変なこともあるけれど、、必ずそれ以上のものが自分の中に残ることが、、、かなり確信できました。
今後もますます「直感」を大事にしようと思うのだけど。
そのためには、余計なことばっかして疲れすぎないようにしなければ、、、、だな(私の宿題。)。

*************

さてさて。
終演後、、その場でざくざくざく、、、申し訳ないくらい走り書きのアンケートを提出しました。
多分、さっきの福ちゃんさんが声かけして下さったと思う。
で、そのアンケートを提出するとまん丸い・・・ちょうど木製コースターのようなオブジェをいただけるのです。
確か、恵比寿の時はもう有無を言わさず手渡されてた気がするけど(笑)。
これは、分かってる方はとっくに推測できているでしょうが。
ギターを作るときにくり抜く、、、サウンドホールのそれなんですって。
それを知ったら、、うぉっと、、、これはとても大事なんだな、、と改めて思って、、、しっかり持ち帰ることに。

そして、その横では例のCD即売会・・・というか、、もうサイン会で、、人だかり、、、
エライことになってました、ロビー(笑)。

誠さんには、何度お会いしても、まともにお話が成立しているのか、自己嫌悪になることもある私、
でも今日は、1人だし、、自分でなんとか前に出るしかないなあ、、、
極度の緊張に見舞われつつ、、本当に心臓発作おこしかねない勢い^^;
お客様の波が何となく一段落したところで、、一歩踏み出してご挨拶をば、、、、、
本来ならば、「今日のライブ素敵でしたよーーー!!」とか、、そういうことを言うのが正しいファンの姿なのに、、なのになのにいえない自分(T_T)

逆に、、、明日(仙台のライブ)のこともあるので「英気養って下さい!」と誠さんの方から、旅の労などねぎらっていただいてしまう始末、、、おうおうっ逆だろうが、、(しっかりしろよう、ぢぶん。)

そして、即売会なのに、、CD買ってないのに、、、(苦笑)サインまでいただいてしまいました、、、
その模様については日記にもあるので6/12まで遡って見てください(省略・ずぼら)。
優しいお言葉とそのお気持ちで、体じゅういっぱいあったまりながらホテルへ戻りました。
きっと、挙動不審だったと思う、、1人で異様にニマニマしてたりして、、、

ま、そんな諸々もあったからかもしれないけれど、、、
思いのほか、、、またもやたくさんの「お土産」を持たせていただいてしまった、、そんなライブでした。

このツアーはまだまだ続きます^^
どんなライブが展開されるのか、この分だと楽しみ、、、まあ、自分で全部は見られませんけどね^^;
見に行ったお友達に教えてもらうことにしようっと♪

ちなみに、、オープニングアクト含め、、、みっちりでしたよ。
時間にして、2時間半くらいはあった。。。すごいよう。


※これにサインしていただいちゃいました。


* set list *

誠さんのセット

1 Melissa
2 ゆるして
3 信じられない恋におちた
4 今 僕を泣かせて
5 素敵な最後
6 My Love
7 Ain't no sunshine
8 Waltz In Blue