ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

鈴木桃子 Peach Delight Cafe @ 渋谷Spuma

2005年08月23日 | 2005年ライブ・イベント
鈴木桃子 Peach Delight Cafe @ 渋谷Spuma
   
 
2005年8月23日(火)@渋谷Spuma


~ 出演 ~

鈴木桃子

濱中祐司(guitar)
原健(bass)
Andy松上(percussion
左・本日の出演者♪s)

Guest
斎藤 誠

TOKU

=お店の看板♪=
   


正直言うと、まだ、ネブラスカの余韻を引きずったままではありましたが、、
あっという間にこの日になりました。
鈴木桃子さんのライブ!

初めての渋谷Spumaの日は、ナンとかなりの荒れ模様な天気。
職場を出た頃から、ややあやしい空模様ではありましたが、
お店を目指す段になってますますあやしく、、、
雨も降ってきたけど、あれれっ、雷もかよ^^;;;
(実際、ライブ中は外、大変だったみたい^^;)

地図上の目印となるはずの建物も見つからず、
1回その通りを行きすぎちゃったりしながらも何とか到着。
お店の前でたまりながら(笑)
合流するお友達を待ったりしておりました。
幸いにして、お店の方が早くお店に入れて下さったので助かりました^^

2人で予約していたところ、先に来ていたお友達2人とも合流し、
4人テーブルにしていただき、、で、4人だとステージの前に行っちゃうんだって^^;;
ひえーーー、、と思いつつも、こういう機会に恵まれたなら、
ちゃんと享受しなくちゃいけませんってんで。

特に楽屋というものもないようでして、
出演者の皆様方(笑)が、楽しげにお話したり、
記念撮影などにも余念がない^^
そんな賑やかな場面も奥の席の方では繰り広げられていたようです、、
(・・・・・なるべく・・・そっちは見ないように見ないように^^;;;)

フードもオーダーしてみました。
オムライスー!!とかちゃんと記念撮影しとけばよかったな^^;;
さすがにカフェということもあって、がっちり作ってあるし、
量もしっかりとあったりするのですよね!!嬉しいス。

目の前には左からギター(エレキですね)中央後方にパーカッション、
右にはベース。センターマイクと、、、、

あれれれっ^^;;

この目の前のマイクってば・・・ひょっとするとひょっとして?!

「んじゃあ、席ここね」、、
と、あっさり決めた私でしたが、、
・・・ガブっ!!席でした、、後で気づいてマジでビビりました。(早く気づけよ^^;)
これはマジですから、わざとぢゃありませんから(関係各位!)。
2、3日前は、進んで選んでたんだけどね(笑)。

****

今日は髪をアップにした桃子さん。
(ホントにお顔がちっちゃいーー(羨)!)
「置かせて下さいねー」
と、お水の入ったコップを我らのテーブルに!!
どうぞどうぞーー♪

「Good evening 、こんばんはー!!」

のご挨拶でライブが始まります。

そうか、今日はキーボードレスな編成なんだね。
ギター、パーカッション、ベース。
でも、音数は充分な感じでありました。
そう、誠さんもよくやってらっしゃる小編成ですよね^^

ちなみに、マンスリーで開催されているこのライブのコンセプトは、

ここは、桃子さんちのリビングルーム、
そして、今日は桃子さんのホームパーティ、
お料理は、、桃子さんの手料理♪

というもの。
アットホームでリラックスしたライブということですよね^^♪

楽しい・・・というか・・ユルイ(笑)。

1曲終わるごとに、ギターの濱中さんが話に入ってくるくる(笑)。
毎回そういう構成なので・・・?!

イベントとか、ゲストなどでのライブは何度か拝見したことがありましたが、
フルライブというのは、初めてでした。
基本はボーカリストだと思うのですが、
時に、ギターを手にして唄われたりするシーンもありました。
ソロになってからの曲や、コーザ・ノストラ時代の曲も唄われます。

でも一番驚いたのは、
なんと、ジャズのスタンダード「You'd be so nice to come home」(ヘレン・メリル)
なんてラインナップも飛び出したこと!!
これは、何ヶ月か前のゲストTOKUさんの影響によるものらしいですが、、
「んー、このメンバーならもしかして、ジャズもいける?
挑戦してレパートリー増やしていこうか!」
と言う感じなのだそうでして。
「・・・私のディナーショウへようこそ!」(笑)。

斬新というか、ジャズだけどロック、、そんな感じ。
(誠さんがよくおっしゃってましたが、the bondさんたちがカバーをやりますけど、
基本はロックな方たちだから、フュージョンでありながらロックっぽい!!)
それもカッコいいよなあって思いました^^
妙にジャズにすり寄っていかないのが、私にはかえって潔くてカッコいいなあと^^

バンドのメンバー紹介を何げに聞いていてびっくりしたことが!
パーカッションのアンディさんは、、
音楽活動の時はそうなんだけど、
ナンと!ラジオなどのお仕事のときは「ケント・フリック」さんなのだった!!
えーーーっ。ミュージシャンとしての活動をする時は、アンディ松上名義らしいんだよね。
紹介されるときに、日焼けできないものだから^^;
「・・・メラニンちょうだい!」(おいおいっ^^;)
とか。

さてさて。ここで。

ギターも唄もとっても大人っぽい。
なのに、そのキャラは「永遠の少年^^」。
桃子さんもリスペクトしてらっしゃるという、、

斎藤誠さんのご登場ですっ^^!!

一番奥と思われるお席から、
ギターを片手に颯爽とご登場♪
通路があるわけではないので、、、、
客席の間を縫ってステージへ(といっても別に段差はない。)
ずずずっと椅子を前に思わず引いて、通路を作り直しちゃった私です^^;;
だってさぁぁ、、、
そこをひょいひょいって通っていかれます。

グレーのツバの短めな帽子(あ、神戸のときの色違いかな!!メッシュっぽい。)
チャコールグレーのTシャツ(何のロゴか、プリントかはわからんかったです)にジーンズ♪
トーンを全体に統一されてました^^

出てくるなり、ギターの濱中さんに、
「こないだ、東京駅のライブにいって握手してもらおうと思ったら、1時間並びました」(←うそつけっ^^;!)
とかいきなり言われちゃってましたが、、
「ここは、毎回進行役なの?」
とも逆襲に出る(笑)・・・ある意味待ってました!!の展開だったのでは^^

桃子さんをからかってみたり。
(いつぞやのアロフェスの打ち上げでの騒ぎ^^
確か、去年の原宿のアストロライブでもそんな話になり、、桃子さんに「ホントにいうと思わなかった!」て叱られてたよね^^;;)

ねえ、そんな大人な・・とか言われて持ってきた曲がロックばっかり、、とかおっさって。

「さ、1曲目は「ファンキーモンキーベイビー」!」

というと、ココのバンドの皆さんも乗っかってくるくる(笑)。
恐るべしバンドマンの皆様!!

後ろのアンディさん(=ケント・フリックさん)にも、
「その節は・・・」なんてご挨拶してるし、、
何でも、誠さんがエフヨコで番組をやっていたとき、
誠さんが行くと、必ずロビーで寝てたらしいのよね^^;;

ま、何はともあれご挨拶も一巡したところで^^

1曲めは「You belong to me」!!

アルバム「Waltz In Blue」に、このお2人の唄で収録されていますけど、、
ライブでは、唄うパートが違っていますよ^^
そりゃあ、誠さんの唄やギターにはいきなりカタマリますけど(ガブっていうとこに居るので。)、
うおー、かっこいいよう、、(ジタバタ。)
特に、いったんブレイクをした後で一呼吸。
「・・・You belong to me!!」と、お2人が同じタイミングで唄い出すとこがあるのだけど、

その呼吸に、寸分の狂いなしーー!!

「おわっ!!」とか、思わず訳わかんないこと口走っちゃってたもんね私^^;
それくらいゾクッと来た瞬間なのでした。

「かっこいいですねー!」
と、例の「彼」^^;がやっぱり出てきたので、

「・・・それがさっきから気になってたんだよー」

もう誠さん、そういうタイミングのもんには容赦なし(笑)。

桃子さんと知り合って、ライブやイベントで何度かご一緒し、、
なんか、、火事場のバカ力(ぢから)みたいなものを実感することが、、
自由が丘MardiGrasでのセッション、、桃子さんはゲストボーカルでした、、
・・・に遊びに行く積もりが、ギター弾きである誠さんはあっちゅう間に引きずりこまれ(笑)。
そのときのオミゴトな桃子さんの仕切り(リハはあってもなかったに等しい状態、ほぼぶっつけ本番だったらしい^^;;)!!
つくづく誠さんは感心しておられたらしいです。

そして、なんと次のナンバーは「OUR LOVE」!!
1990年に出た「笑顔に御注意。」に収録されておりますが、、
横から「今日(アルバム・・・ただし、バラードベストとしてね)売ってる」とか入ってくるもんだから、、

「アナタ、ウルサイ!!」

・・・誠さんも応戦^^;;
因みにこれは、、、その少し前に流行った、、
小川知子&谷村新司のあのデュエット曲に負けじと、作ったとか・・・ておっさってたのだけど、
ほんとかっっっ!!!!
アルバムでは、山根麻衣さん(現・麻以さん)とのデュエット。
桃子さん、「大リスペクトなんです!!」とおっしゃってましたね。

斎藤誠&鈴木桃子バージョンの「OUR LOVE」ですよ。
生で聴いたら、どんだけすごいか。とっても新鮮でした。
これも2002年以来、久し振りにライブでは聴いたかな。
なんといっても、本編以外のとこの「フェイク」素晴らしさにもやられましたよ。圧倒的。
あ、それにこれをいつものメンバーじゃない演奏で聴くっつーのもかなり・・・新鮮でありますよ。
嬉しくてか、誠さん途中でぴょんぴょん跳ねてらしたけ♪
・・・ああ。でも、いつもの皆さんの演奏で聴きたいスよ!(これはかなりの本音。)

「・・・ねっとりしたよねー。」
「桃子ちゃんは気づいてなかったと思うけど、、、手がくっと入ったから」
(コラコラっ、そのジェスチャーはっっ^^;;)

と言われても、桃子さんてば、

「・・ありがとぉっ!!」(声低めで)(爆)

「・・・あ、そうか、、ありがとおっ!!」て、誠さん・・・がに股でギター弾かれましても・・・怒られるぞお(汗)。

お互いアーティストイメージっつうもんを、完全に放棄しておられますがな、、、^^;

そこにもくいっとトークで入ってくるので^^;

「そのうちゲンコツ飛ぶかもよ?グーで。」

桃子さんからも警告が入りました^^;
(結論から言うと、最後の方で誠さんのグーのパンチが飛びました・・・リーチは届かなかったけど^^;)

1stの最後は「Here and Now」。オリジナルでは、確かCharさんがギターとコーラスをやってらしたような気がする。
以前というか、いっちばん最初(私の記憶にマチガイなければ2001年)に、誠さんの番組のゲストでいらしたとき、この曲をセッションされていたのではないかと、、
とにかく、、このナンバーはギターがやっぱり滅茶苦茶カッコよく聴こえるように出来てるんだよね、
・・・或る意味考えたら当然かもね^^
この日の誠さんバージョンの間奏も、「ヒューーーッ」て、歓声が上がるほどにかっこよかったんだよね。

桃子さんの「しばしご歓談を・・・」の声がかかりブレイクでーす♪

===========

2セットめ、最初の曲はCD未収録とのことです(ハルジオンにインスパイアされたとのこと^^)。
ギターを抱えて唄います、、が、弾き始めるなり、、

「あらっ!!」(会場・笑)。

魔法使いサリーちゃんのお友達のヨ~シコちゃーんばりの声を上げられてストップ、、^^;
なので、改めて、、「コードを確認しておこっかー」とおっさって、、、
で、改めて・・・「セカンドセットへようこそー、、1曲目は・・」(・・・こんな戻し方をする方をよく存じております(笑))
「ノー・ノー・ノー」という曲だそうですが、、いい曲だなあ。

2曲目には、なんと、、この秋よりカラオケに入ることが決まったというナンバー。「Angel Blue」
前回唄った時に、「鈴木桃子が不倫の歌をうたいまーす」って紹介されちゃって、、
「・・・そんな身も蓋もない、、」と、バッサリ斬る桃子さん^^;

3曲目を唄い終えたところで、誠さんが再び登場。
そうすると、バンドメンバーは全員退避、、
なんだなんだ(笑)。

その理由は、、桃子さんと誠さんだけでセッションをするという。
しかも、2人でギターというあんばいでゴザイマス、、、うっひょーー!!
桃子さん大恐縮で、「こんなの百年早い・・・(汗)」とか「滅相もない!!」。
(例にだした、映画「ウェインズワールド」(マイク・マイヤーズのらしい)にも、、
「伝わりにくかったねえ」と誠さんに言われてしまう^^;)

因みに桃子さんがこの日使用していたギターはギブソン。
誠さんのはマーティンなわけで。
世界を二分するギター対決^^;「どっちがいい音するか対決」状態・・・んなわきゃない(笑)。

ちょっと、桃子さんのギターが誠さんのを掠めたら、、
「あ゛っっ!」と、誠さん必要以上に大きなリアクションで、自分のをチェック(笑)
「オレのギター、、傷つけただろっ」みたいな^^

曲は「Can't find my way home」。
これは、、えっと、、去年のアストロでやったかな、どうかな?
一生懸命弾く桃子さんの側に、間奏では少し寄り添うようにして、、
何となく、、励ますようにしてニコニコと弾いておられたのが印象的、、
優しい方だなあって、、つくづく思ったのでした。
途中で弦が切れるというアクシデントがありながらも、
頑張って最後まで弾きとおしたところに
結構「オトコギ」というか、そのド根性!!みたいなのを感じましたよ。女性だけどね^^;

唄い終わって悔しがる桃子さんに、

「それだけ、勢いがあったってことだよなあ!!」

と誠さん。

ご自身でも、そういうアクシデントとかトラブルがあると、俄然火がつくタイプのようですし^^
この曲をギター2本でというのは、珍しいケースらしく、、
「皆さんのためにっっ、やりましたー」(笑)。

「エリック・クラプト(ソ)と呼ばしてくださいっっ」と、ようやくここで彼が乱入。
「誠さん、エレキ持った方がいいですよ、アコギ弾いてる場合じゃないですよ」まで言われてしまうー^^;
「色々オトナの都合ってものがあるんだからねっ」と、誠さんにたしなめられておりましたが、、^^;
桃子さんも、「クリームのライブやったんですよねっっ」と乗っかってきて。
パチパチ拍手してたら、、目が合っちゃって
「行きました?」て訊かれちゃったので、ぶんぶん首をタテに振って答えました(口利けよ^^;ぢぶん!)
「本物よりうまいからー」って(笑)。ご覧になってたんですね^^

次の曲は誠さんが「この日のために選びました」と言うナンバー。
二コレット・ラーソンとマイケル・マクドナルドのデュエットによる、「Let Me Go,Love」。
「・・・デュエットって言ってもね、、、オレ、能書き多いからね、、」と自ら前置き。
桃子さんも、「クリームの時もね」わはは。

「しゃべんなきゃいい男なのに、、」

というギターの彼に誠さんも、、

「そのまま返すよっっっ」

遠慮なく反撃(笑)。

初めてやるナンバーということで、確認するも、、「音がずれてた」らしく、、
「たのんますよ、シショー!!」の声が飛ぶ^^;
それには、「どうもすみません、、」わっ、、至近距離でご開帳だっっ!!(拝んでおいた方がよかったかしらん、、)
その拍子に客席の端の様子が目に入ったらしく、
「眠くなってきちゃったかな、、ダイジョゥブかな」と、小さなお子さんにも声をかけておられ、、
「・・・この後ね、ピカチュウが出るからね!」(大爆笑。)・・・出ないと思うな、、オネーサンは。

いや、それはともかくですね、、初めて聴いた曲だったのだけど、
凄く素敵でねーー。
パートを唄い分けるデュエットでなく、、二つの唄がずっと寄り添ったまま最後まで行くという、、
誠さん曰く「珍しい」ナンバーなんだとか。
探してみようかな♪
(と、思ったら、、後日ザ・ネブラスカ@品川の開演前に流れていたナンバーにありました!!気がつけてすごく嬉しかったなあ。)

次は、「最後の曲ー」なんだけど、
でも誠さんが「皆さんの盛り上がり方によっては・・・アン・・なんとかってね」^^
というと、ギターの彼が「アンドーナッツー!!」(会場・笑)
会場一同、アンドーナッツ♪アンドーナッツ♪コールが沸き起こりますが、、、まだ早いっと止められました(笑)。

なんて、やりとりの途中から誠さんのギターで曲は既に始まっています。
最初は、、あれ、、これ、、何だろう?と思ったのね。
だけど、、気がついて、、おおっこれ出来ましたねー^^
「love the one you're with」
ボーカルは、桃子さんと誠さんが交互にとられるパターン。
色々なライブで、色々な方々のそれを聴くことがあるけれど、、ホントにこれはセッションにふさわしいよねー。
いいナンバーだなあ。
このお2人だけに、どちらかというとロックっぽいテイストでしたね、この日のセッションは。

==========

やはり、、言い出しちゃったものだから、、
会場からは、、ここで♪アンドーナッツコールが沸き起こってしまいました^^;(誰のせいー!!)

で、このアンコールには、更にフリューゲルホーン奏者のTOKUさんが飛び入ってしまいます
(てか、ひきづりこまれたものと思われます^^;・・・2ヶ月くらい前のマンスリーのゲストでもあったらしいです。)
すげーーっ。
ここで、人が増えたのでマイクをどうするかヒトモメあり(笑)。
結局・・・ギターの彼のマイクを取り上げることに。
まあ、それで喋ってて「音量としてはちょうどいいよね」とか言われてしまう(うわーー^^;)

なんだろ、、知らない曲かな。
と、思ったのだけど「I Like It」。
コール&レスポンスのそれで気づいたのであった、、あれ、、マルディグラでもやったやつだー♪
誠さんには急遽曲が増えたことになり、、しかも「知らない曲」ではあったようなのだけど、
見ている側からすると、難なく「余裕で」こなしていたようにお見受けしたのでした。
TOKUさんとギターで絡むところもあり、、なかなかスリリングでございました。

こういうセッションのときの、何ていうか、、
音楽の反射神経とでもいうのかな、、思いっきり試されているような気がしますよ、、見てる側も。
でもね、、、さすがにこの日のメンバーは間違いなく、、百戦錬磨ですよ、、
素晴らしかったもんなあ、、こういうのを見ちゃうから、セッションは病みつきになってしまうのよう、、(苦笑)。

最後の最後には、「JOLIE」で締め括り。
要所要所のTOKUさんのフリューゲルホルンの音色と、
誠さんのコーラスがかなり利いてた感じだなあ。
もうギターも、、

どうしてくれるんですかー!これーー!!
と半ば逆ギレしそうなくらいに(笑)カッコいいんだもん。ほんとに。
しまいには、会場もいっしょになって♪oh, Jolie! って唄ってました。
すんごく楽しかったです^^

========

思い切って来てよかったな、楽しかったな。
ゴハンもカフェというだけあって、しっかりいただけて嬉しかったのでありました。
ちゃんとデザートのケーキもいただけたし♪うまかったー。

私にしちゃあ珍しく頑張って、桃子さんに少しお話しにいきました。
握手もしていただいたのでした^^ふわっとしていました^^
誠さんには・・・・相も変わらずそんな勇気はないのであった、、^^;
突撃なんて、やっぱり絶対にムリムリムリムリ、、、、^^;
予定されたマーティンとかのライブ後のとかね、、、そういうのならバクバクしながらも何とか。
なかなか、ああいう時にはねえ、、火事場のバカ力(ぢから)が出ない私です、、、とほほ。
でもいいや、今日のライブはすごく楽しかったし、、
ほんとに素敵なものをいっぱい見られたからね^^

=こんなに大々的に!!=



誠さんの参加されたセット

1stセット
●You belong to me
●OUR LOVE
●Here and Now

2ndセット
●Can't find my way home
●Let Me Go, Love
●Love the one you're with

Encore

● I Like It
● Jolie

斎藤誠リサイタル!at チキンジョージ(神戸)

2005年08月20日 | 2005年ライブ・イベント
~ザ・ネブラスカツアー2005~
斎藤誠リサイタル!@ チキンジョージ(神戸)
 
2005年8月20日(土)@チキンジョージ

~ 出演 ~

斎藤 誠
   

※今回、いつもよりは大雑把に書いています。
勘違いが多々あるかと思いますが、そのあたりは、どうぞご勘弁下さいね!

のほほんと、お昼過ぎに昨日のライブ地名古屋から移動を開始。

時間があるよなないよな状態だったので、
ぐるーーっと界隈を歩いてきて茶をして、
チキンの目の前の生田神社でお参りをして(お約束なのだ。)会場前へてな感じなのでした。

今日は何だか私にしちゃあ、おそろしいような整理番号。
しかも自力じゃないのにこの番号とは、まさに奇跡に近いというか^^;
名古屋ではのんびりと見たので、イイよね、がっついても(こら。)てな感じでした。
で、実際昨日張り付くようにして、今回のネブラスカのステージセットを見てたにも関わらず、
今日もまた、ステージのベッドサイドテーブルに見立てた、ディテールを拝見したり、
あのクマが来てるぞ、クマが(笑)!!ギター持ったクマが今日も!!
そして、誠さんがMCでおっしゃったところの「ナニ」を拝見してみたりする。
いずれそれは何のことかわかるでしょうから、私からは言わないでおきますが。
ステージ向かって左端にあった「ナニ」が、なんとも気になって仕方なかった私でした。

さて、登場された誠さんは黒(・・紺?・・いや、黒かなあ、、のメッシュっぽい)のツバの短い帽子に、
白地の半そでのシャツで黒い(模様がわかんない、、あれはなんだろう。)プリントがあちこちにあって。
そしてジーンズといったいでたち。
もはや、ネブラスカでは恒例の儀式のようになってるけど、
アロマポットへ火をつけ、ランプを点す。
この点火式でね、わざわざお客さんに向かって素晴らしい笑顔をされるんですよねー、ニカッと^^(笑)。
この日もギターは6本。ギターの並べ方が微妙に昨日とは違います。

1曲目からして昨日とはもう違っていて。
それで、その唄も今まで聴いたものよりずっと自由に唄ってらした気がしたのね。
マイクで拾うことにして、ますます唄が自由になってきたことをここでも確認した感じ。

2曲めを唄い終わった後で、最初のMC。

「・・・いつものサイトウです!」^^

ここでその「ナニ」(あ゛ー、伏せとくのめんどくさいなあ(笑))についてのお話などについても詳細な種明かしがあり。
・・・悪い気はしないと、、おっさってましたね^^
そりゃそうです、オトコマエでいらっさるもの。
・・・一応、出来るだけ「聞かないフリだけ」をしとくことにして(笑)
しっかりと情報はキャッチしておくことにしました。

その曲が「或るグレイな恋の場合」だとわかったとき。
へえええ!っとちょっと驚いていた私です。
どうもこの曲に関しては、バンドアレンジ(小編成もありかな)でアタマにインプットされている印象が強いらしい。
意外な感じがして面白かったのだけど、
でもよくよく考えたら、元々曲が出来るときはこうやって出来るのであって、
一番原形に近いものなのかもしれない、、
いや、原形はもっと荒削りなのかもしれないのだけど。
そう思うと、ちょっとイトオシイ気持ちになるかなあ。

「夢で笑って」は、昨日とは違って12弦をここで使用しておられました。
何でもチューニングに関しては
「(時間が)倍かかるかと思ったら、3倍かかりました」・・・大変なんですね!!
今日もまた、途中で「Sunshine of your love」(♪ライブの~ってトコ)を挟んで、「Wow!!」って雄叫んでおられました^^
更に更に、♪照れもせず言うけど、、、では、
思いっきり照れて唄っておられましたよ^^てへへ。

「Change It」~「Dirty Thirty Man」~「風を抱いて走れ」

なんだかこの流れは、この日の「肝」でもあるような気がしたな。象徴的な感じがする。
どちらかというと、こう「くっ」と内側に入ってくる感じでしょうか、、、

そう言えば「Dirty Thirty Man」をお1人でって今まで聴いたことあったかな、、
どんなに少なくても、お2人なとこまでしか覚えてないなあ^^;;(角田さんと一緒でね。)
「風を抱いて走れ」も、前日とは打って変わって、とてもナイーブな響きを持っていたよに思いましたね。

と、ここまでMCを全く挟まずに、ひたすらに「たーーーっ」と唄ってこられました。
今日は「そんな気分」なのだとおっしゃいました。
前日の名古屋も「同じようなセット」だったんだけど・・・と、、、
違うもんですね・・・と。まあこんな感じもよし、、、と。
私の全くの気のせいかなと思ったのだけど、、いや、気のせいではなかったように思いました。

このあたりのところまでで、
誠さんの緊張というか、ものすごく張り詰めたものがびりびり伝わってきたんですよね。
時として、ちょっと揺れるものが見えないでもなかった。
アコースティック、ダイレクトな音だからこそ尚更はっきりとわかったのかもしれないな。
これはいったいどこから来たものだったんだろう。
・・・だって。
普段のライブではあまりないほどに、私もものすごくこのあたりで緊張してて。
呼吸も、何だかしづらかったしね、そんな勢いで見てたものだから、妙な汗をたくさんかいてた。
こんなふうに、いわば少し不思議な雰囲気を感じとっていたのは、
私だけの勘違いだったのかな、、とも思ったのですが。

ま、それはともかく。

「Baby I'm-A Want You」を唄った後で、
まさか自分がブレッドをカバーすることになるとは!!
お友達のライターさんたちもとても驚いていたんだと、とお話されてましたが。
他にも、いい曲があったよね、、といって「イフ」(名曲ですね)、、
を思い出そうとされていたのだけど、、激しく苦闘^^;;

「やめとこう、そんな曲はなかったことに。」(えーー^^;;)

てなことがありながら、いよいよロックセクションへと突入していきます!!

アーユーレディ、神戸? そろそろ?

こっから流血っっっ!!

りぴーと あふたー みー!!

(カタカナ以上に、ひらがなチックなアオリでございました^^;)

と、高らかに宣言!!

「CALL ME DADDY」・・・高い音を裏返って出すとこがまたキュートだな。

でもって、唄えっていいながら、やれ、オトコは低いキーでいいんだとか、、
とにかく注文が多いんですから(笑)。

「また後でこういう局面があるからね♪」って。(それは要するにまた後で唄えって^^;ことですね)

ギターを弾きながら、

「ダンスチューンだよな、、ゴーゴーだね!」

と、嬉しそうに呟いては、フェイクもしておられました。

「「俺をオヤジと呼べ」という曲でしたー」って、、そんなミもフタもない・・・^^;
いやですーー^^;

でもね、この次の「愛してるって言って」といい。
「流血」を標榜しているわりには、もうめちゃくちゃキュートなナンバーの連打なんですけど(笑)。
このナンバーで「ダイブ」するのは難しいかと^^;;

「ぼ・く・を・・・愛してるって言って♪」

なんて、47歳のとってもチャーミングな素敵なシンガーに唄われちゃったら、
こっちはどうしたらいいんですかい、もおもお(泣笑)。

しかも、途中で「いい曲だな」って、おっさってましたでしょ!!
うん、それは間違いなく^^

お客さんにも「唄え!」と、盛んに促しておられ、
途中でギターもブレイク!!

♪愛してるって言って・・・(唄う方もかなり必死だから、もう^^;;)

「恥じらいがいいっ」と褒められてしまいました^^;;;(きゃー。)

誠さんの「もっと、、ロックンロールかい!!」
の声に続いては「THE DOCTOR」なのでした。

ギター1本でだぞ!!オイ!!

前日に引き続きここでも「ギター上げて下さい、ロックだから!!」と。

もう、そのギターの弾きまくりったらすごかったんですから!!
途中、ロックビンテージの1つThe Whoの「Pinball wizard」(ピンボールの魔術師)にうまく繋げて。
もうもう、めちゃくちゃかっこよかったんですから!!
(原曲を聴いてわかったのだけど、やっぱりアコギバリバリに鳴ってる曲なのねー。圧巻です。)
あれをかき鳴らすと言うんだろうなあ、、うん、すごいエキサイティングだった!!

そして、「夢を聞かせて」は、一段と凄かった。
文字通りの大熱演。
何と言うんだろう、自らを鼓舞するとでも言うのかな、、
ちょっと、、壮絶な感じもしたくらいで。
あれだけ「がーーっ」と激しくやっても、何とか弦は切れなかったんだからねー、それもびっくり。

誠さん曰く、このあたりのナンバーを唄うと、
いい具合にノドが「荒れる」感じなんだそうで。

ご自身、先日のひたちなかで行なわれた「ロックインジャパンフェスティバル」のように、
もう、何万人という人の前で大爆音で演奏することもあったり。
(この日は、ふっと4万5千人が目の前にいる!!ということに気づいて・・一瞬ギターを弾く手も止まっちゃってたという^^;;;;)
かと思えば、小さいところで小さな音でライブをする。

・・・自分は両方ができる。

そういう状況に恵まれている自分はとても幸せなのだと。

「このような場所(=今日のようなライブハウス)は、自分に戻れるからいいですね。
自分に戻れるというのは結局、自分勝手なんだけれど、それでもこうやって温かく迎えてくれて、、、
ありがとう!!」

で。
この後が大事。
ここからが大告知大会^^

盛んに、この後の品川・横浜のライブの勧誘をされていました^^;
「ほら、近いから、、だって・・・電車に乗れば二つ目でしょ?」
とか^^;;でも、その電車は新幹線なんだよう!!!!

そして更に大事なのはこの後!!
その横浜(赤レンガ)のライブの後に、またここ(チキンジョージ)に来ます。
先日のCream再結成ライブのお話。
もうそれは、どうにもこうにも誠さんがこのバンドをいかに愛しているかということなんだけど。
中でも、3人ともエゴの塊だというのを象徴する話。

そうそうそうなんだよね!!思わず頷いた。

ライブで間奏のソロ・・・ギターソロとかでなくて、
3人が一斉に始めちゃう(笑)「オレがオレがっ」状態。正しいセッションではない(笑)。
その好き勝手さ加減を、先日のクロコで再現して下さいましたが、
いやーーーーーー、それがまた抜群にいいんだってば^^かっこいいんだよ。ほんとに。
ちょっとくらい身勝手でちょうどいい^^
ちなみに、このたびの神戸・名古屋編についてはチラシまで作成されておりますが(ホントです。)
そのキャッチは誠さんが考えられたらしいです。

それは、

「いま日本で一番クリームに愛を捧げたがっている3人」(笑)。

更にこの日びっくりしたのが、

「今日は、特別に音と映像を持ってきましたので・・・お見せします!」

えーーーっっっっ(驚)!!

そうです。あのクロコのときのあれです。

でもね「・・・ノートPCサイズ」なんだよね画面が、、微妙にブーイング(笑)。

で、画面表示に少し苦労されましたが、、
(その調整の間「他の話してろ、オマエらっ!!」と
ロックっぽく(誠さん曰く)お客さんを突き放して見せたり^^;)

無事に再生成功!!
多分「Spoonful」のときの、その凄絶な三者三つ巴バトル状態のじゃなかろうかと。
(単純に、欲しいです、ソレ、、そのときのライブの。)
いちお、かぶりついて身を乗り出して拝見させていただきました。。

これを見せて「全員来て下さい」(笑)って。
このままだと、20人くらいしか入んないと思うから、、って。
えー、それはないでしょう^^

で、おもむろに「おしまいっ!」。

「お、ストップモーションもいいなあ、デスクトップにしようかなあ」(おいおい^^;;)

悦に入っておられ^^

「・・・来たくなったでしょ?・・もしくは来たくなくなったか」(笑)。

もし、来る場合は耳栓持参でと、、注意事項もありました^^;

そんなこんな告知大会の後、
最後は昨日同様、ずっと使われないでいたギター。
ギルドを使って「夕陽の交差点」を唄われました。

すごくこの日印象的だなと思っていたことが1つ。
曲を歌い終えると、とても深深と丁寧にお辞儀をされていたこと。
いつもはそんなに気に留めない・・といったら失礼かもしれないけれど、
そんなシーンが特にずいぶんあったような気がしたので。

この日は「こだまちゃん」が期待できないなあと思いつつ、、
でも、私は絶対にやりたいと思って。

「さいとーーーっ!!」

っていつものようにやらせていただきました。
最前だったからなのかもだけど、
アンタの妄想だから、、と言われるのは百も承知だけど。
「ありがとう!」と、まなざしでおっしゃって下さった気がする。
いいでしょ、、これで少しくらいはいい気持ちになっていても。
誰に迷惑かけるわけでもないからね(言い訳)。

****

アンコールでは、、

あっ、今日は黒のTシャツだ!!

「無理言って、(ツアーの)Tシャツを作ってもらいました」

ロゴにある、「Acoustic Love」とは、
最近誠さんが気に入ってよく使われるコトバなのだそう。
バックプリントには、それはそれはざっくりとした世界地図が^^;;
ネブラスカ、名古屋、神戸、品川・・・そして横浜まで。
楽器車に満載になっちゃって大変だから「買って!!」と訴えておられました^^;

アンコールは以降、ずっと立って演奏されるようです。
先ほどの「The Who」を唄ったときに使ったギターらしいですが、、
すっかりアレで「張り替えたばかりなのに・・弦が死んでいる」とおっさってました。
それはどういう意味なんだろ?

立って演奏するので、ギターマイクの位置も変えたいようでして。
スタッフさんを呼んで、

「5センチくらい上げてもらえますか?」

と、調節してもらう。
その女性の後ろ姿をしげしげと見つめて見送る誠さん。
何かと思ったら、、一言、、

「・・・若いなあ」・・・・^^;;;

アンコールの1曲目は、「Still Crazy After All These Years」。
ちっさくではありますが、拍手して喜んだのは言うまでもありません。
そして「ララル」。
この日この曲が聴けて、私にとってはどんなにかホッとしたことでしょうか、、
じわじわじわじわ。
何だか、この曲で私は救われている部分も多いんだなあ・・・・と。

2回目のアンコールの前のMCで、
LIVE8で見た、ピンクフロイドのお話を。
積年の仲たがいを乗り越えての再結成だったそうで。
それを見て誠さんは

「音楽の力以上のものなんて、ないんだな」

と改めて思ったと言います。(この日も、ホワイトバンドを左手首にされていました。)
彼らのナンバー「Comfortably Numb」のギターソロ。
あれを聴くといつも泣いてしまうのだとか。

「あれ以上素晴らしい、ライブでのギターソロはないと思います。
僕もそういう名演を1つでも残せるように頑張ります」

誠さんが静かに語りかけられる時ほど、その力強さが伝わることはないような気がします。
必ずやそれが実現するよう、、これからも応援していきたい!と改めて思っていました。

この日の演奏がぜーんぶ終わると、
BGMとしてかかったのは、「ストレンジ・ブルー」(Cream)。
何だかすごく嬉しそうでいらっしゃいましたね♪ぴょんぴょん飛び跳ねんばかりで!!

オフマイクで何度も何度も「どうもありがとうございましたーー!」と言いながら、
ステージ端から端へとご挨拶されていました^^

更に誠さんがステージを去られた後で、
オリジナルの「Pinball Wizard」が流れてきて、ホントに大喜びしましたよ。
んっとにかっこいいからね。

全然、ライブの本筋に関係ないことですが、
たまたまものすごく手元が見られる場所だったので、
先日ギターラボ(ヤフーオークション内)でお話のあった、「ピック使い」を注目して見てしまいました。
人差し指と中指でピックを挟んでいらっしゃるのが、見え隠れする。
持ちかえる瞬間を見ようか、、と注目もしていたのだけど、気がつくと指で弾いてらしたのが、
いつのまにかピックに持ちかえられていて、、

「あれっ?!いつの間に?」

みたいな(笑)。
きっと、もうこれは自然な流れなんでしょうね、、、

*****

途中でも書いたのだけど、
どうもこの日しっくり来なかった部分があったのは、
どこか私が過敏になりすぎてたのもあるのかな。
それゆえ、いつものライブ観戦より少し集中を欠いた部分があちこちであって、
この日のことを書くのは、実は大変難しく・・・やや駆け足気味になってるかと思います。。
いつもの饒舌っぷりに比べて「アレ!?」と思われた方、ご明察です。
いつもよりだいぶ欠落している部分があるんじゃないかと思います、悪しからずご了承下さい。
ただ、今後見直して加筆できるところはしていこうと思いますので、、、

それにしても。
このライブを見ていて、改めて感じたことなのですが、
アコースティック(生音を直に伝える)というのは、
色んな意味で「勇気」のいることなんだと、つくづく感じました。
まるで生き物のようでもあって、

「いいことも、そうでないことも全てが伝わる」

わけで、でもそれを覚悟の上でやってらっしゃるわけです。
なおかつ、1人でというのは分かっていても大変のことのようです。
頼れるのは自分だけなんですから。

後日、誠さんはあのときの空気の様子を「心ある静寂」と表現されていましたが、
私も色々なことに思いを巡らせつつ、旅から帰りました。
たっくさんお話になるときは勿論色々なことが聞けるしわかるけど、
そうでない場合、、それにも色々な気持ちが込められていると思うのだけど、
まだまだ未熟な私は、推し量りきれなかってりして、ちょっと悔しい。

滅多にないことでしょうけれども、、
おそらくは幾ばくかの「混乱」と「戸惑い」を抱えたままで、
東京のライブへは臨むことになってしまうのでしょう、私は。
それでも、こんな気持ちです。

・・・これを踏まえて、果たして東京ではどう魅せて下さるのだろうか。

これについては率直に言って、不安よりも、期待が多いです。
このところの誠さんの色んな局面でのライブにおける踏ん張り
(どんなときでも、クオリティは必ず期待以上に維持されているように思うのです。)
であるとか、自信のようなものは、ものすごく伝わってきていますから^^

そして、イザ、東京の品川のライブへ!!


セットリスト

1 君に贈る僕のラブソング
2 悲しい笑顔
3 或るグレイな恋の場合
4 RAIN
5 曖昧な恋人
6 夢で笑って
7 Change It
8 Dirty Thirty Man
9 風を抱いて走れ
10 言葉にしたら
11 Baby I'm-A Want You
12 Waltz In Blue
13 CALL ME DADDY
14 愛してるって言って
15 THE DOCTOR~Pinball wizard
16 夢を聞かせて
17 夕陽の交差点

******

En1 Still Crazy After All These Years
En2 ララル
En3 NEED YOUR LOVE
En4 Goodnight

斎藤誠リサイタル!atTOKUZO(名古屋)(その2)

2005年08月19日 | 2005年ライブ・イベント
その1からの続き、、、

アンコール!!

今回のツアーTのお披露目タイムであります^^スタッフさんも一緒♪
誠さんは、オレンジ、、、スタッフさんは黒かな?
オモテも裏も見せて下さいます^^♪

実は・・・誠さんの着ていた色は勇気がいったのだそうでして。
オレンジに薄いブルー、、こんなのどうかな?といったときに、

「ポップになりますけど、、売れないですよ?」

とデザイナーさんに言われてしまい、、
「カチン」と来て「・・・絶対作るっ!!」てなことだったらしく(笑)。
少なめに作って「消極的に売る」ことにしたのだそうな^^;
で、もってこれまた運搬のときに、楽器車に満載状態。
このまま、売れないとこれで帰るの大変だから、

「・・・買え!」(出たっ^^;)

そして「今日僕を初めて見たという、僕には非常に嬉しい方^^
・・・CDも売ってるそうなので・・・買え!!」(笑・最近強気ですにゃ^^;)

さてさて、「じゃあ、これから二部!オールナイト!!」誠さんが言うと、
「やったーーー」と喜ぶお客さん一同。
「そんなわけないっ!!」いつもの返しが誠さんからあってそれでも大喜び。
でも、中に「あるっ」と言った方がいらして、「・・・・初めてのパターンだなあ!!」って^^

12弦のギターを手にされてたと思います。
「風を抱いて走れ」。
それに続いては、「ララル」。
なんだか嬉しいんだけど、
聴いていると涙が出そうなくらいじわじわ気持ちが込み上げる曲なのです。
ここのところ、特にそうなんだよね、、

二回目のアンコールで、、
「ありがとうございました。しつこいようですけど、、
この後何度も皆さんに会えると思うと安心です」^^;;

だめ押しですね(笑)。

==ここでも会える^^==




これは、僕の話ではないんですけど・・・ロックインジャパンフェスのお話を少しされまして、、
テレビでのオンエア日と曜日が混乱されているようで^^;
お客さんから、逐一教えてもらっておられましたが。
「すいません、皆さんと会話する場になっちゃいました」^^;

その馬鹿でかいロックコンサートでのサザンオールスターズのサポートギター。
僕は最前を尽くしてギターを弾いていましたが・・・、
勢い余って何度か違うコードを弾いてしまってたことが^^;
「これがロックと!」と思いながら、
「先輩にはいえませんでしたけど」^^;;(まあねえ、、、^^;;;;;)

しめくくりは、「NEED YOUR LOVE」から、、「Goodnight」へ。

「今日は、どうもありがとうございました!!気をつけて帰って下さい!!」

終わりと同時に「ストレンジ・ブルー」が流れます。
言わずとしれた、クリームですね^^
最後のご挨拶では、最前列の端から端まで握手をして歩いておられたようです^^
遠かろうが何だろうが、「さいとーーーっ」てお構いなしに叫びまくってたんですけど^^;
何回か、遠くでこだまが聞えてました。
ありがとうございます(ぺこり)。
とっても嬉しかったです!!

あ、あとお話はしなかったけど同じテーブルのお若いお二方っ!!
いたく感激して聴いて下さってたみたいで、、すごく嬉しかったです。
ええ、言うまでもなく誠さんは「オトコマエな方」なんですよ^^

ああ、これもネブラスカのお約束。
おやすみなさい・・・ランプもここで消されるのです。

**********

ここのところ、アコースティックといっても、
イベントのショートサイズであったり、
ゲスト枠であったり、共演者がいらしたりという感じでした。
が、ひっさびさにフルでの完全弾き語り。
(弾き語りであっても、既存のそれではないところが「ネブラスカ」たる所以なのでしょうけれど。)
だからかなあ、、なんだかものすごい贅沢をしてしまったような気がして、、、

「えっえっ、、!! こーんなにたくさん聴かせていただいていいんですか、
しかも、こんなすごいものをですよ?!」

つくづく、その素晴らしい機会に恵まれたことに感謝しましたね、、!!
しかも、私はずっと笑ってたような気がする^^

何ヶ月か前に来たときも、
名古屋のお客さんって「すごいノリしてるんだなあ」、、と心底驚いたのだけど、、
今回もまたまた驚いてしまいました。
文字通り音楽を楽しむ方が多いのかなあ、、
なんと言うか、、こないだも思ったのだけど、、
1つの何かポーン!!と投げかけられたものが、化学反応を起こして、またそれが更にと、、
どんどん大きく広がっていく感じとでもいうのかな?
これから何度か伺えるかしら、、そのときも何かが起こるのかな楽しみだな。

ええと、、噂になっていたTシャツ。
さっそくオレンジを購入。
MCでそうまで言われたら試すでございましょ^^?
ええと、誠さんがお召しになられてたのがSサイズってことでしたから。
それでぴったり、、ということは・・・そんなに大きいのを買わなくてもいいんだな♪
よっくわかりました、誠さんどうもありがとう^^

セットリスト

1 信じられない恋におちた
2 悲しい笑顔
3 ワンスモアラブ
4 初恋天国
5 RAIN
6 曖昧な恋人
7 素敵な最後
8 夢で笑って
9 your time
10 言葉にしたら
11 Baby I'm-A Want You
12 Waltz In Blue
13 CALL ME DADDY
14 愛してるって言って
15 THE DOCTOR~Pinball wizard
16 夢を聞かせて
17 夕陽の交差点

******

En1 風を抱いて走れ
En2 ララル
En3 NEED YOUR LOVE
En4 Goodnight

斎藤誠リサイタル!atTOKUZO(名古屋)(その1)

2005年08月19日 | 2005年ライブ・イベント
~ザ・ネブラスカツアー2005~
斎藤誠リサイタル!@ TOKUZO(名古屋)
 
2005年8月19日(金)@TOKUZO

~ 出演 ~

斎藤 誠
   

名古屋のTOKUZOは、春は3月の大珍道中大会が行なわれた場所なのです。
ここはねー、ホントに楽しいこといっぱいの思い出のある場所です^^
居心地もいいし、すごく気に入った場所の1つなのです。
こんなに早く再訪の機会があるなんて、嬉しすぎです。

整理番号は、これは大盛況というべきでしょう。
少しゆっくりと入りましたので、前の方のテーブルは埋まってましたよ。既に。
なので、少し退いてゆっくり堪能させていただこうという、本日の魂胆な私なのです。

それでも誠さんの表情は何となく伺える位置なのであります。
(眉間にしわ寄せて、まるでギターと格闘しているように見えるところも、わかるくらいの距離なのであります)

ステージの上には、おお!
ギターが・・1、2、、、5?・・・いや、6本かー。
ラグみたいなものが敷いてあり、
椅子、マイク、譜面台、、、水のボトル。
小さなサイドテーブルには、ランプ、アロマポット、、
あとは、、、あのクマ^^(おお、ギターを弾いているあのクマがいる。)

誠さんがご登場♪
(いでたちは、先日の喫煙マナーアップキャンペーンのときに着ておられた組み合わせかと。
迷彩柄の帽子に、カーキのシャツ・・・ボタン、、結構開いてますからーみたいな、激しく悩殺です(笑))

ネブラスカでは、登場されるとまず行われるお約束があるようでして。
アロマポットに火を入れるとこと、ランプをともすこと、、、
ここでね、、にかぁっ^^てお客さんに微笑みかけるのです、誠さんてば^^;
最近はこの儀式?に拍手が起こるようになったわー♪
(もうひとつのお約束とでもいいますか、恒例の「リクエスト」は今回はお休みでした。これはこれで楽しいのだけどね)

BGMの流れる中、準備をされますが、
一段落すると手を止めて、、

「ようこそ! ようこそ僕の部屋へ!」

そうです、これこそまさにネブラスカなんだなあ、、、
お部屋に呼んでいただいて唄を聴く感じです。

「信じられない恋におちた」で幕を開けましたが。
まず感じたのが、なんとギターの音の澄んでいる事よ!!
てことでした、クリアーで本当にキレイに鳴ってるんだなあ、、、
聴いていてちょっとうっとりしました。

「悲しい笑顔」が、あんなカタチで出てくるなんて。
これだから、ネブラスカは楽しいのかもしれないね。
オリジナルはバリバリのバンドの音だし、他のライブの時もそれで何度か聴いた。
ところが、最初はまさしく「つまびく」ギターにゆったりと導かれる唄。
でも後半になるにつれてどんどん加速してゆく。
CDバージョンとどれだけ違うか・・・うーん、、言葉で説明するのはかなり難しいかな。
しかし、あれだけシンプルになっても骨格がキレイな曲なんだなあ、、なんて。

誠さんが「こんばんはー」。

お客さんも元気よく「こんばんはー!!」。

「(笑)あはは、挨拶し合いました、挨拶しあってしまいました^^、斎藤誠です!!」

「さあ、いっぱい持ってきましたよー」
中には、黒澤楽器から借りてるものもあるんですけどね^^;」

さて、ここでちょっと種明かし。
ライブ前のステージに出されていた「なにか」。
これは、11月の赤レンガでのライブで・・・「この日は、ウィングスのギターを呼んでだな、、、」(笑)。その何かが起きる(笑)というお話・・・なんでそんな「悪いぜ口調」なんだか^^;
くれぐれも黙ってるようにと、、でっかい釘を刺されてたのでここでは黙っていますからね。
誠さんからのお話を待ってね、ごめんなさいね^^;
・・・多分もうすぐ分かる筈なので。

最近は、名古屋に来る回数が多くて嬉しいというお話♪
お客さんからも「いえーい♪よっ」の声が飛び。(寄席じゃないんだから^^;;)
今年は何回目だっけ・・えっと、、3回目?!

「去年から数えると3回目・・・そんな数え方はないんだけどねっ」(笑)。

「今日は、これです、「ザ・ネブラスカ」っ!!」

今日大事なのはっ!!と、ギターの音をマイク取りするということをつぶさにご説明。
ここで取った音が・・・こう通って伝わって・・・
「そんな細かいことを言わなくてもいいんですけどっ」

誠さんがご自分で聴いた音が、そのまま全部伝わります。
だから、間違いも全部伝わります、、

「間違えたら、そっから1人ずつ帰って下さい!!・・・見捨てて。
もう20何年やってると、そんなの何でもありません!!」(ありゃりゃー^^;)

誠さんの軽快なお話っぷりに、一気に会場の雰囲気が緩んでしまい^^;;
「随分ラフになりすぎましたね、、あ、オレのせいか、もすこしピリッと」^^;;;;

では、デビューした頃の曲を、、
と、ずばりデビュー曲「ワンスモアラブ」!!
・・・「元気ですか?・・・別にそんなに集中しなくていいですよ?ロックコンサートですから・・ダイブ」(笑)と、目の前のお客さんに曲終わりにおっさってました。

「今日はあっさりテレビの収録が入ってるらしくて。
次の曲、とるっていうから皆さん、これからわざとらしく盛りあがって下さいよ、、
ドームツアーか!!っつうくらいに、、3万5千人くらいの。何をやってもドカン!!と」
(なんか、そんなシーンがどこぞでもありましたな^^;)

それで、、一生懸命指を折っては小節数を数えて、、、、
「4小節2拍目の裏にですね、、そこで、Huuu!!って言うと盛り上がる曲です。
「初恋天国」、、、みんな知ってるかあーーー!!」って。

「次の唄は、悲しい男の曲です、、「初恋天国」という曲を聴いて下さい、、、
ワン、ツー、スリー!!」ジャカジャカジャカ・・・・♪(笑・わははそれはないだろう^^;)

「この始まり方よくないなあ、、(苦笑)、、初恋どころか何度も恋に破れてる感じだよねぇ」

んじゃってんで、もいっかいやり直し。
手拍子が入るのが、どうもイマイチだったらしく、、

「・・・それはどうだろうなあ、、? それはなくてもいい気がするー」

「それでは聴いて下さい、、「初恋天国」、、だって唄いにくいんだもん^^;、、、手拍子なしでお願いします!!」^^;;

今日は、お客さんへのダメ出しがキッパリしているよですわ^^;;

最初の「例のとこ」が近づいてくると、、
唄いながら小声で「アーユーレディ!」って合図出してくるんだもんね、、もう笑った笑った^^;;!!
そんな経緯があったからか、「例のとこ」はえらく盛り上がりましたわ、滅茶苦茶楽しかったー♪
もう大拍手~♪

でも、その勢いのあとでしっとりと落ち着いて「RAIN」を唄える誠さんて、、、
やっぱすごく偉大だと思いました^^;;

「素敵な最後」は、やっぱまず最初にすごく気合いの入るところだったんじゃないかなあ。
また、耳新しいフレーズがすごく増えてて嬉しいし楽しい!!
「あーーーこれはナニナニ??!すごくカッコいいよ!!」というのが次々繰り出されるときに、
ぎゃーーと騒がんばかりに、反応してしまう私です。
これは何度聴いても、その日その日で違うからねー、、誠さんの気分やノリなのでしょう。楽しいのだ。
お客さんの盛り上がるツボも違うしね。

「珍しいぞ、この曲、、98年ぶりかも、、」
といって、、呟くようにお話しながらギターを弾き始めたのだけど、、
(ベースラインを中心にこのときは弾いておられたような^^)
それはなんと「夢で笑って」!!
一緒に唄っちゃった♪

♪急にその場はライブのステージで、、、

では、Sunshine of your love が織り込まれて、、、

会場は大喜びですよ!!

♪・・・こんな僕を今まで、好きでいてくれて、、

さらっと唄いながらも、やっぱり気持ちが入ってるんだろうね、、^^
ニコニコしながら聴いちゃいました。
なお、「Sunshine of your love」のとこは・・「明日はどうしようかな、、ツェッペリン!?」(ぶつぶつ。)ほんとかよ^^;

誠さんにとって大事なアルバム、それが96年のアルバム「ディナー」。
90年代に入って、世の中で一挙に色んなものが弾け、
今まで手の届いたもの届きたいものに、、手が届きにくくなったり、
厳しい時代になって。
アルバムというものも遠くなったことが。
そんなとき「こりゃ、やばいな、、オレはだめかあ?」と考えたこともあったのだそうですが、、
でも、まあ、そう言ってるのは口先だけだから、ホントにはそう思ってもないのだけど、
そういうときって、今までに会ったことのないようなヒトに会え、手を貸してもらえて、、
それでインスピレーションのようなものを得て、
今まで書いたことのないような新しい曲が書けたりというようなことがあったそうです。
新しいことが出来るなあ、というお気持ちになられたり。

「どんなときにでもチャンスは訪れるという、大事な曲です」

そんな気持ちで書いたのが「your time」。
「今も似たような状況ではあるんですけど」と前置きをしながら、
何度もそういうことを繰り返して、
そんなふうにしてヒトに出会って刺激を受けて、
新しいインスピレーションを掴んで何かをつくる新しいものをつくる、、
そういうのがお好きだとお話されていました。
曲の中にそういうものが流れているんだ・・ということを知って、
最初に聴いたときの印象より、今の方がより深いものを感じています。

で、びっくりしたのが。
去年、「バラードベスト」というアルバムが出。あ、これは驚かなくていいそうですが^^;;
誠さん曰く、レットイットビージャケット^^
あまりにもそっくりになりそうなので、背景の色を変えたらしいですが。
オモテジャケはともかく、裏ジャケは完全に・・・・そのままだそうで^^;
4つの写真が全てオレ^^

まあ、それはよかったものの、、、
今年ついに「幼年期のベスト」(笑)が出てしまい、驚いてしまいましたと、
要は殆ど入ってんじゃないかと^^;。
その名も

「ゴールデン、ほし、ベスト・・・・」(笑)

そこまで読みますかいな。
誠さんならば、「絶対に選ばない!!」なんてものが入っていて。
まあ、別に捨ててるわけじゃないけど、自分じゃ恥ずかしいって言う感じ。
それゆえ・・・それはちょっと、、と一部修正を依頼した部分もあるそうでして、、
中には、、選ばないどころか「すっかり忘れてた」^^;ものがあったりして。
シングルのB面なんてやつ。アナログです。

で、、アナログと言えば最近はまた復権してきてますよね、、でも、
10年くらい前に、「アナログなんてねぇ・・・」と言われがちだった頃。
テレビの収録でアナログのアルバムを流すので、LPの頭出しのために、、、
(ひゃあーー、最近やんないよねえ)、耳を近づけて、溝のところで音を探していた誠さんを見た番組のアシスタントさんが、、
「なんなんですか、それで音が聞えるんですか!!」
と、ひどく驚いてたそうでして、、
おそらくCDのワンタッチ頭出ししか知らないんだろうねと。

「・・・それアタシも知らなかったってヒト、いるだろっ!!
・・・喰らいつきが悪かったよね?」
(笑・すいません、私はわかりました^^;;)

ま、話は戻って。
忘れていた曲は、他でもない「言葉にしたら」。
唄うのは、20年ぶりぐらい。
本来は、アルバム「ララル」のために書いていたものがボツったらしくて・・・。
「或るグレイな恋の場合」のB面としてしか今までは聴けなかった、非常に貴重なテイクですが、、

「ここで、救ってあげましょう」

と^^
ここでまた唄が甦りましたね^^

途中咳払いをしてらしたので、あれれ大丈夫かな??、、と思ったのですが。
(あとで、誠さんのヒトリゴトを拝見したらば、ステージ上は結構乾燥してたらしいんですよね、、)

昔の曲と並べて、「Waltz In Blue」から2曲演奏されましたが。
何だろう、それが洋楽カバーであろうが、オリジナルであろうが、
やっぱり底に流れているトーンっていうのがちゃんとあって、、そのせいで違和感てのが全くないんだよね、、、、

「CALL ME DADDY」ではね、曲の途中で反り返るようにして、
後ろに並んでるギターをぐるーとしきりに見渡してたから、
なーんだろうなと思ったのだけど。
途中の「転調」のタイミングで、立ち上がって素早く見定めたギターのカポを外して、
その場で手元のギターに付け替えて演奏を続行(笑)。
わざとですかー^^?でも、オミゴトでしたー^^
1人でやってると大変ですわね^^;
でも、最後のコール&レスポンスは楽しかったよん。

「愛してるって言って」では、誠さんのキュートさが爆発しておりましたよ。
たっくさんのジェスチャーつき^^
ぎゅぎゅっと両手で抱きしめる仕草をしたりとかーー、、

♪pretty!!

って時には、ステージの左側に視線やったりとか、、
絶対に、誠さんの後ろには「バンドのメンバー」が見えていたと思うなあ^^・・・素敵だなあ♪
私には少なくとも、深町さんは見えてたもん^^
お客さんが唄っているのに気がついて、すごく嬉しそうにされたりね。

その勢いで「ロックセクション」へ突入。

「アーユーレディ!! ホントにいいのか、

オレは壊れる用意が出来たぞ、お前達はいいのかっ、
流血も辞さないからな」^^

いえーーい!!

「オマエの聴いてるその音楽・・・なんでそれかなあ^^;
・・・もっといいのがあるから、そんなの時間の無駄だから(笑)、、
いいのを教えてあげるから、こっちへおいで」

って、、そういう唄です。

「ほら、ああオマエも違うねえ、、」
と・・・だんだん噺家さん口調も変わってきちゃって「末広亭みたいになってきました^^;;」

「オレがいい音、教えてあげるから^^」

その「THE DOCTOR」のイントロのとこでは、手拍子のタイミングに「あ、そこ違うっ」って思わず口走られ。
「・・・そこ違うって、そんな暴言はないよねー、ごめんねー、ついロックだからさー」って謝っちゃってたけど。
いやいや、ノープロブレムな私なのだった。

途中唄いながら「ギター上げて下さい、ロックだから」とPAさんに指示を出しながら、、
「あ、いい感じ♪」なんてやりとりされてました。
これはね、、すごいぞー、、半端でなくかっこいいぞー。
曲の途中で、今回はThe Whoが出てきちゃうんだから。いっぺんにこの展開、ひどく気に入った私です。
アコギでロックが信じられないと言う方は、最近は少なくなったかもだけど、
それでも信じられないつう方には、是非こういうのを聴いていただきたいですよん^^
電気の力を借りなくても、ここまで行くんだからね!!て感じー。

「夢を聞かせて」では、去年の仙台(ツアー・アコースティック、ソロ版。)のそれを思い出した。
あの時は、がんがんっに弾き倒して、、そのあと我に帰られるのになかなか大変なようでしたね、、
よく覚えています。
まさしくその再現であったのですが、、今回は行くとこまで行っちゃったって感じですね!!

「ありがとうございました。」
「マイクとギターでこのくらいの声で。素直でいいですね。伝わらないことはないような気がします」

「名古屋にこれだけ迎えてくれたり、応援してくれたり。
こんな笑顔があることを、時々忘れてしまうことがあるんですけど・・、これをぐっと掴んでいきたいと思います。
・・・ホントに来てよかったです」

明日は、、ツアーが続いていて、、神戸チキンジョージです。

「・・・待ってます」(笑)。

で、9/2は品川で、、

「いや、近いですから、、電車ですぐでしょ?・・・待ってます」って(笑)。

11月は横浜で・・・「これは、もっと近いですから」(笑)。
・・・すごい勧誘攻勢です^^
11月のライブのゲスト、ローレンス・ジュバー。ウィングス最後のギタリストなのだそうです。
1980年、来日したこともあるらしいですが、「大将が捕まっちゃったので」演奏しないままに、、、という^^;;

そしてその後、、名古屋ハートランドでの「クリーム」再結成記念企画ライブ!!
「チラシ皆さんに行ってるでしょうか、やったあ♪~・・・・これ、これ来てよ~!!」
打って変わって、すごい身の乗り出しっぷりです^^;;(そんなに気合いは入ってるのね^^;)

「(お客さん)20人くらいしかいなかったらヤダよー」^^;

「確かに、クラプトンはSGでなくてストラトを弾いていて残念だけども、そういう問題じゃないっ!!、、」と言いかけて、
「・・・あ、この話はそのときにしよう^^」(笑・えーーーっ^^;!!)。
メンバーも、
「日本のジンジャー・ベイカー、河村カースケ、本当で日本で「唯一の」ジャック・ブルース、佐藤研二」
と紹介されておりました^^
冒頭に「佐藤研二を囲んで座談会をやります、、これが面白いんだから。」(わはは、サイコーですよ。)

「僕の曲はやらないけど、
僕らの情熱をっ、
情熱を聴いて欲しいっ!!」

(誠さんの熱意くらい、字をでっかくしてみました^^;・・・うるさい^^;?)
ええと、、今回はチラシも作られてましたね?SGの写真もカッコいいけど、
今回のこのキャッチ・・・かなり好きなんですけど(笑)。
ワタクシ、ライブ前にこのチラシに気づいて声が裏返りましたから。
「ななな、なあにぃこれぇーーー?!」みたいな(笑)。

「この後も、何度も皆さんに会えると思うと安心です」(笑・・・オイオイ^^;)。

最後は、唯一この日使わなかったというギルドのギターで街の唄・・・「夕陽の交差点」。
冒頭でも、1本1本音が違うんですと、おっしゃってましたが。
どれがどう、、という説明は難しいし、私にはちゃんと出来ないんだけど、、
でも、音それぞれに個性があるということは、少しずつわかってきました。
ほんとに、、、おんなじ音ではないんだよね。


その2へ続く。

喫煙マナーアップキャンペーンコンサート(文京シビックホール) 

2005年08月06日 | 2005年ライブ・イベント
喫煙マナーアップキャンペーンコンサート!!


   
 
2005年8月6日(土)@文京シビックホール



左・いただきました。真ん中のCDはキャンペーンソング。右・ロビーはこんな感じ。!

~ 出演 ~
(セットリスト)

白井 貴子(音楽監督)

S.I.P

林 明日香

斎藤 誠

南 佳孝

※出演順です。敬称略ご容赦下さい。

   


東京都の市区町村が一丸となって取り組んできた、
喫煙マナーアップキャンペーンの最後のイベントにあたるのがこのコンサートなのだそうです。

私は家族全員が、吸わない人たちなので興味を持ったことがなかったし。
社会に出て初めて、色々な軋轢が生じていることを少しずつ知っていった次第。

法律の施行などもあり、愛煙家の皆様にはどんどん肩身の狭くなる世の中になってきましたが。
最近では色々な情報もあって、健康被害についても言われることも多く、、
吸ってる方を見たら、水かけて消したい!!とかそこまでは思わないけど。
というのも、タバコも嗜好品の一種。
それゆえ、吸うも吸わないもその方の自由だし。
だけど「煙」とか「火」がつきものだから、周囲への充分な配慮ということはやはり必要だろうし、
まあ、それが分からない方にはご遠慮いただきたいなあ、、ということは強く感じますね。ハイー。

ま、それはともかくコンサートです、、

色々な方がお出になられました。
ただ、書き出すと収拾がつかなくなるので^^;;
誠さんがご出演のパート中心に詳しく書くことにしますので、ご了承下さいませ!!

ライブそのものは、最初はよく分からなかったのだけど2部構成でした。
ライブの前にご挨拶などの式典が一通りありまして、、

それからという段取り。

あ、会場はね広いです。2階席もあったみたいだけど、お客さんを入れたのは1階のみ。
天井も高いです。なんでも、クラシックのコンサートも行なわれたりするということですから、、、
久しくこんなゆったりと座れる椅子の場所なので、、ちょっと勝手が違うなあです(笑)。
前にテーブルが欲しいなとか、、そんなわがまま言い放題・・ご招待いただいたのに(笑)。
客層は本当に幅広い感じです。
小さなお子さんの声もしたし。
おばあちゃまが楽しそうに手を叩きながら聴いてらしたりもしましたよ。

全体の音楽監督は、誠さんに今回の参加を呼びかけて下さった白井貴子さんです。
去年たまたま、お台場で交通安全関係のイベントでもフリーライブを行なっておられたのを拝見したんですよね♪
久々のバンドライブだったらしくて、、
私自身も少し80年代に唄を聴いたり、、活動の様子は何となーく知っていた程度なんですけど。
その佇まいのナチュラルな感じというか、「地に足ついてる、しなやかなエネルギーに溢れた方だなあと」思ったのですけど、今回も同じでしたね。
環境問題とか社会問題とかと、気負わず付き合っていらっしゃる印象がいつもあります。
この日のいでたちも、Tシャツにジーンズをさらっと着こなしてらしてかっこよかったです^^
その歌声もしなやかで、唄も大きい感じ。
今回、このライブを通して白井さんのバンドが中心で他のゲストの演奏のサポートもされてました。
あ、そこにですね、、カースケさんが参加されているんですよ。
(昔クレージーボーイズ・・にいらしたのね、、映像があれば見たいなあ、、音聴きたいなあとも思う今日この頃^^片山さんもだったよね^^)
そうだろうな、、と思ってたけど、お姿が見えたときは嬉しかったな♪

初めて林明日香ちゃんを見ましたが、、
16歳・・・その佇まいはそれよりもっと可愛らしい感じなんだけど。
でも、唄い出すとその歌声は10代の少女のそれではありません。
ほんとに唄う時のエネルギーの桁数が凄いなあと思ったのね。
これ、、ライブでもそうなんだあって思いましたよ。
(往々にして、CDとは違う方がいるのも事実なので^^;;)
まだまだシンガーとしては色々な可能性や広がりを見せるんじゃないかなと、、
「もっともっと大きな愛」を唄えるシンガーに、
しっかりと大地に足をつけた、、そんなシンガーになっていって欲しいなあと思ってました^^。
あ、因みに・・・カースケさんのご子息がご一緒にやってるそうですよ^^
「まあまあ、親子2代で・・・」なんて白井さんに言われてました^^

白井さんご自身のステージもありましたが、、
ちゃんとステージ上に、立つべき「定位置」が指定してあるよにも関わらず、、、
(ライティングの基本はそこか?!)
どんどんどんどんステージぎりぎりまで前に飛び出してくるの(笑)。
ご自分でも苦笑いされてたけど、、、
それでも、強引なアオリをするわけじゃないから、、なんかチャーミングです^^
80年代の名曲「CHANCE」を今回もやって下さいましたよー♪
(去年拝見したときも、これと「SOMEDAY」・・・勿論、佐野元春さんの・・・です。彼女も唄ってましたね^^・・が聴けて大喜び。)
えへへ、結構この曲好きなんだな。
80年代じゃあ、多分かなりの未熟モンな私でしたから(今もあまりかわらないけどねえ)ちゃんと聴いてなかったのかも。
でもね、、、歌詞、、分かってんのよね、覚えて唄えるのよぅ(笑)。
新しい曲もアフリカのパーカッションチーム3人が入って、本当に腹の底から響くような音。
ちょっとカースケさんとステージが広いあまり、、距離があったのが残念、、もっと近くで見たかったなあ、、、



誠さんは、ブレイクを挟んだ2部のトップバッターでした。
といっても、2部は誠さんと南佳孝さんだけなんだけど(笑)。

そのブレイク中に、完全にアコースティックのセットにステージ中央が整備されます。
ギターはとりあえず1本だけスタンバイ^^

実は昔からのお知り合いだったりする白井さんと誠さん。

以前誠さんのラジオ番組のゲストだった時も、

「斎藤くん!」

と、終始呼びかけておられました。
キャリアも長くなると、周囲に年下の人間が増え、
「斎藤さん」とか、「誠さん」と言われるのが普通になって、
「斎藤くん!」と言うのはかなり貴重で新鮮らしいです。

で。

今回も。

「斎藤誠くんでーす!!」

と、呼びかけて下さいました^^

少々ずっこけつつ、ギターを誇らしそうに携えてご登場^^あはは。

おおっ。

今日のいでたちはまた・・・!!!!!!!!!!
びっくりマーク(正式にはそう言わない)をこれでもかーー!!
と打ち付けてしまいたい位、艶っぽくてらさいます^^
・・・ああ、ステージが遠い日でよかったよ、、至近距離だと、はなぢブーしてたに違いありません。

カーキなのかなあ、、遠めには枯れた感じ色合いのグリーンの長袖シャツ。
ただし、、いつもより多めにボタン外していらさいませんかっっっ、、、
その胸元には、何かチョーカーなんぞをしてらっしゃる様子。
(うーん、、何かきらっと。小さな鍵のようなものかな?と後で思ったのだけど、、どかな。)
ベージュのカーゴパンツに、、お帽子は迷彩柄のつば短めのキャップ。
そう、、シャツにトーンを合わせておられますね、、さすが。
・・・想像した女子の皆様、、はなぢ大丈夫^^;;;?
(まあ、先日のクロコの時も、かなり「はなぢ」出そうだったもん。ほんとに)

さっそくステージの中央の椅子に腰掛けて、セッティング。
白井さんも

「タバコは吸うの?」

と話し掛けてらして、

「以前は吸ってたんですけど、15年位前にやめました。
"ロックの必需品"なんて勘違いしてた時もあったんですけど、、そんな必要ないですよね?」

・・・ちゃんと誠さんも、白井さんのお話にお付き合いはするものの

誠さん「・・・ここ、喋らなくてもいい場所ですよね?」^^;;;

白井さん「あ・・・そんなに私と喋りたくない?」^^;;;

あははははははは(汗)。

そんなやりとりがありつつも、誠さんのステージが始まります^^!!

「皆さん、ノってますか? アーユーレディ?!」

「いぇーい」と、お応えしてみました^^

今回は、ギターの音色をマイクで直接拾うことを説明^^

「ここで鳴ってる音が皆さんにそのまま伝わります^^ラインで音をとるとか・・・そういうことはしないっ!!(キッパリ^^)」

で、、改めまして、

「もういちど、アーユーレディ!!」

客層を反映して、いろいろな声が聴こえるから誠さんも喜んでおられます^^

1曲目は、「今僕を泣かせて」でしたが、、唄い終わるなり、、

両手を大きくに広げて見せて、何度も大々的に客席に向けて猛アピール^^
何だかかあいすぎますってば!!

さっき白井さんに「斎藤くん!」て言われてちょっといい気分でらさるようでして。

「なんか、女性に「斎藤くん!」て言われると、学級委員に怒られているような気が・・・。」

で、なんでちょっといい気分かというと、

「・・・ボクの方が年上なんですよ!!そこがまたいいっ!!・・・味わって帰ろ♪」

・・・そうだったんだー!!

次のナンバーは、
「パートナーに対して、大きな力にはなれないけれど、
何かあった時には、いつもそばにいて支えるぐらいはできるよ、という・・・・消極的な男の唄です」^^;;

えーー、、そうなのぉお^^;;
(最近、消極的な、、シリーズ?!・・・まあ本気ではそう思ってないですけど、私。
としては、「信じられない恋におちた」でもそのよな紹介をしておられたような^^;;;)

2週間前の徳山で「緊急事態回避」で聴いたときのそれとも唄が微妙に違っている・・・。
ギター1本、しかも、マイク取りということの影響もあるのかなあ、、などと。
後になっても、少し考えてました。
より、その時の気持ちを表現しやすく、乗せやすくなってるのかなあ。
でも、こればかりはあまり文字にしても伝わらないよね、ごめんなさい^^;;

「・・・80年代の唄です、、長くやってきてよかったなあ、みんなに会えて嬉しいな」^^

で、、先ほども白井さんに聞かれてらしたのだけども、、

「80年代、ボクもタバコ吸ってました。」

でも、あるときにスパッと止めてしまい、、今に到る。

その理由。(他で言わないでとおっさったけど、書いちゃう^^)
・・・1日あたりの消費量(?!というべきかやっぱり。)を、
から、もし、これを止めたら「どれくらい儲かるかな」^^;
と、換算してみたんだそうで。
そしたらば、、

「あ、これならちょっといい感じのギターアンプが買えるじゃん!!」

・・・実に合理的な理由ですね。
ミュージシャンとしてはとっても素晴らしい^^!!
ということもあったか、ここで会場から拍手がわきおこり^^

「あ゛、拍手もらうとこだっけ^^;;?」

と、おっさりつつ、、
2部開始前に、浅葉克己さんがお持ちになった、、
でっかーーい、タバコのオブジェ、、、ステージ上に置いたのですが、
それを近寄って見に行かれてました。

「少し、曲がってますよね、ぎゅってやったんですよね」

そう、タバコそのもので出来た「巨大タバコのオブジェ」ですよ。

高校生、大学生の頃には雑誌ミュージックライフを眺めながら、
ロックスターに憧れて。
一度、フランク・ザッパ(この日のお客さんのうち何人が分かったことでしょうか^^)
が、中指と薬指の間に「ウィンストン」を挟んで写っている写真。
これに憧れて真似てみたそうですが、、強くて、ノドを痛めてしまい1回で止めたそうですよ。

「別にここでこういう話をして下さい・・・、って言われたわけじゃないですよ」

と、前置きをして。

日常で一番イヤなのは、

「車を運転しているとき、前に走っている車に吸殻を捨てられる時」

なんだそうです。

「火もついてるし、危ないって!!」

察するに自分トコが汚れるのがイヤなんでしょう、、でもねと。

「だめでしょーー!!人間として!!そういう自己中心的なのは!!
小学校のときに"自己中心的なのはいけません"って、さんざん言われてきたんですからね!!」(^^;・・・話が思わぬ方へいってしまわれたよです。)

かと思うと、愛煙家の皆様の肩身の狭い状況・・・。

「新幹線なんかでも、せまーいガラスの中に押し込められちゃってね、、
気の毒だなとは思いますが、まあ、かといってその中に入って「大変ですね」という気はないんですけど^^;;;」(会場・苦笑)

「さっ、話が滑り出したところで♪」(笑)

3月のAXのときも思ったけど。
間違いなく、、そこに来ている人全員が誠さんを知ってるとは限らないわけですよね?
でもね、、そのお話とかで空気をうまくほぐすというか、、和やかになるの^^さすがですよ!!

次のナンバーは・・この場にふさわしいかどうか^^;;
と、おっしゃってましたが・・・・。

「素敵な最後」^^

でも、この中にいるロックファンに喜んでもらえるように、、、と、、長め長めの間奏をば!!
この日もそんな感じですが・・・
最近、とみに長~く長くなってるような気がするのは私だけなのでしょうか^^

ここまできて、、

「ええと、初めての方もいっぱいいらっしゃると思うので・・・・
斎藤誠と申します!!・・えっと1983年に生まれ・・・
あ、デビューしまして^^;・・・エライとこ間違っちゃいました^^;;
おととしにデビュー20周年を迎えました。

これくらい長くやっていると、決して1人でやってこられたわけでなく、、、
コトバでは感謝を伝えられなくて、唄や音とか、、コンサートで気持ちをこめています。

先ほどの(バンド)メンバーの中の、河村カースケとは長くて、、

(これくらいのーー頃から!!なんて、ジェスチャーして下さるンんだが^^;そんなに小さい頃かいっ^^;;;
訂正もしてらさいましたが、その違いの意味がワカラン(笑))

1980年の渋谷のイーストウエストというコンテストで初めて顔を合わせて以来のつきあい、、、
だから、もうかれこれ25年ですね。
ギターとか、ドラムが出来るというだけで友達関係が保てる。
他は何も出来ないんですからね(苦笑)

・・・ええと、最近は引き算が出来なくて(ヲイヲイヲイ^^;;;)。」

と、お話しつつも手元の作業が難航中の由^^;;思わず・・・、

「オレはさっきからいったい何がしたいんだっ!!」

どうも、カポタストをつけるのにかなり手こずっていらしたようでして。

「そっかー、、2フレットにカポつけようとしてるんだけど、つかないんだな!!
・・・あ、このネジがね、、、、、ボクいちいち全部言いますから^^」

・・・細かい懇切丁寧な実況中継付き(笑)。

「あ、そうそう、、、あのね!!・・・あ、なれなれしかったですね・・・あのさー!!
(グレード上がっちゃってますってばー^^;;;!!)

9月2日に、品川教会というところでボクのライブがあるんですが・・・

ここにいるヒトはみんな来て下さい!!
ボク、目がいいですから、、、一人一人入口でチェックしますよ」(爆)。

なぜ、そこにしたかというと、、、
天井が高く、、ナチュラルエコーが、、、
と、その場で手を叩いてみる誠さん、、、

「あ、ここもありますね^^でもね、それはこれどころじゃなくて、天井が300メートルあります!!」

・・・・会場、なんとなーく微妙な笑いとどよめきに包まれます。
ここで笑っといていいのかなーみたいな(笑)。

誠さんもステージ上で、「それは・・ないないっ」というジェスチャー(笑)。

「時々、止めて下さいよー!!」(あ、止めてよかったか^^;;)

「そこで、ギターとマイクと唄だけのライブをやります。
今日見て"面白そうだ!"と、思った方は是非来て下さい・・・入場料払って!!(見事にオチました^^)」

最後のナンバーは「Waltz In Blue」。
でも、、今までのテンションが「こんな」ですから^^;;

「あ、、今日やるの止めようかなあ、、品川教会でやることにして、、、」

と言い出すものだから、、会場勿論ブーイングー^^!!(ぶーぶー!!)

改めて唄うことにされたのですが、、
唄い出してすぐに・・・

「あ。歌詞間違えちゃいました^^;」

と言って、演奏をストップ!!

「・・・9月2日に・・・」(うぉーーい^^;;そこまで?!)

「・・・ボクは目がいいから、1人ずつチェックしますから!!」(・・・巻き戻し
^^;;?)

「・・・「Waltz In Blue」・・・聴いてもらえますか?」優しいトーンで言い直し、、今度こその仕切り直し。

***

ステージの去り際、バンドのメンバーさんが、次のセットのために再びスタンバイされていて、、
通り道のそばには、カースケさんが^^そこを通るときに、ハイタッチされていたようです^^

で、最後はお客さんの方を見たまま、、、
後ずさりしながら、手を振って下さいます^^
チャーミング過ぎますってば!!

***

再びここで登場された白井さん。
昔から誠さんのことは知っていたけれど、
先ほどステージの袖で、誠さんのほうが年上であることが判明したばかりらしい^^
当時からバンドのメンバーであったカースケさんや、ポッポ(片山さん)のお友達という感じだったらしいので、てっきり年下かと・・・長年思っておられたのだそうです!!!
(てことは、カースケさんや片山さんよりお姉さまなんですね^^)

「今日から、斎藤誠さん と改めたいと思います(*^-^*)」

============

南佳孝さんのステージは貫禄でしたよ。ホントに。
ご自身はいたって普通にされてるんじゃないかと、、思うんだけどね。
ヘンな媚みたいなものがないんだよね、すがすがしい^^

(以前、茅ヶ崎のビーチのときかなあ、、あまりに日焼けして真っ黒になってらしたので、、
一瞬すれ違ってもどなたかわからなかったと言う、、そんな過去がございます、ワタクシ。)

この日は、白井さんたちからのリクエストもあって、、
懐かしめのナンバーを大放出して下さいました。

うえーーー、、こんな贅沢しちゃっていいの!!

てな感じでした。

中でも、、80年代の超ビンテージといって差し支えないよね?
「スローなブギにしてくれ」
これも嬉しかったのだけど、
やっぱり夏はこれだよね^^の

「モンロー・ウォーク」!!

イントロのリズムが叩きだされただけで、悲鳴あげてソットーしてましたからね、ワタシ^^;;

いやあ、、まさか今このときに、、
カースケさんのドラムでこの曲たちが聴けるとはね!!
びっくりしたなんてもんじゃありませんよ!!
これもはなぢものでしたー、はいー^^

最後の曲は、急遽白井さん始め出演者の皆さんを巻き込んだものらしく、、、
楽しく全員で盛り上がりました^^
間違いなく予定外だと思うのだけど、そのワサワサ感が逆になんとも楽しくて♪
やっぱ、ライブはこうでなくちゃ。

誠さんも、このときは赤いTシャツ(最近だと、マーティンの静岡のリハの写真を某サイトで拝見したときのそれー)
と、ジーンズに着替えておられ、、、
ハンドマイクのみでご参加♪なので、、やはり少し落ち着かなげな風情もまたよし^^
ステージに向かって左側で見ていたのだけど、、
そちら側に立って下さったので、、やっぱりはなぢの海(うそです^^;;)。
いや、そこまで行かないでもちょびっとウハウハしちゃいました(笑)。
お客さんを結構あおりまくって盛上げておられました^^
また、みんながコーラスする声が聴こえるようにさりげなく気配りされていたようでした。

南さんとハイタッチしたものの、、勢いがよすぎたのか南さんが痛がっておられたり(笑)。
白井さんが出演者を紹介した後で、白井さんご自身の紹介をオンマイクで買って出てらしたり^^

「しらい、、たかこーーっ!!」って^^

ほんとに、、、誠さんのお心遣いがここでも♪
南さんと白井さんがハグハグしてたので、
真似っこしにいったら、、白井さんに悲鳴上げられちゃってました(^_^;)
ワタシははっきりと聴いたですからね、「きゃあーっ!!」って(笑)
・・・白井さんに、ものすごい予想外の行動だと思われたことは、まず間違いないですね^^;;

ステージから退場する時には、今度はマイクでカースケさん小突きに行っておられたようにお見受けしました^^;;
・・・この方たちは、ただじゃあ引っ込みませんね^^;;何だか可笑しい。

全く・・・あっちもこっちもで、、、見る方もすんごく忙しかったわっ^^;;

********************

誠さんご自身のステージは30分そこそこではなかったかと思いますが、
色々なものがぎゅーーっと、、そこには見事に凝縮されていました。

はじめて見て下さったであろうお客様の緊張を解いてみたり、、
さりげなくではあるけれど、この日の主旨にはちゃんと通すものは通し。
でも、それでいてやっぱり「斎藤誠」が呼ばれたからには、きちんとご自身の唄も唄ってしっかりと聴かせてしまう、、、

誠さんがやると、、実にさりげなくて自然な感じにも見えるけれど、誰にでも出来ることじゃあないとワタシは思いました。

本当に楽しかったです^^

今度は・・・フルライブで^^

ゲストの方がいらっしゃると、そちらにもすごく気を遣われているのがすごくよくわかりますんでね、、

今度はご自分のライブで、、もう思う存分・・心ゆくまで!!
思いっきり愛の唄たちを唄い倒していただきたいなあって^^

そんな誠さんにお目にかかれるネブラスカが今からとっても楽しみです^^
       

誠さんのセットリスト

1 今僕を泣かせて
2 SMILE&SLEEP
3 素敵な最後 
4 Waltz In Blue