ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

ポール・マッカートニーの巻

2002年11月24日 | カフェララル・私のお願い(音楽編)
ハイ!やってまいりましたー。
ここで再び登場のサイトウマコトでございます!(注:この時、誠さんは録音で登場されていた)
こんばんはー!
そのサイトウの小さな小さな胸をワシヅカミにした、映画や音楽の数々、皆様に紹介させていただいております。カフェララル・オーナーズルーム、オーナーおすすめの一品「私のお願い」!

というわけで、今日は音楽ですよ、音楽!

さあ、香苗ちゃん!香苗ちゃんは、世界で一番ですよ、「アンタは大したお方だ!」と思えるアーティストって誰ですかっ?
(サイトーマコトーっ、と、とっさに答える香苗さん)
ありがとうっ!(・・・小さいな、小さいなあと、呟く誠さん。)

ボクはですね、もうね、小学生の時からこの人たちなんです。ていうか、この人です。
今日はその人のライブのお話でございます。
そうです、今日の「私のお願い」。世界最大のミュージシャン、史上最大のソングライター。
ポール・マッカートニーの日本公演の感想などお喋りさせていただきます。

これで最後と謳われた、ポール・マッカートニーのジャパンツアーでございましたけどもね、東京ドームと大阪ドームね。
その全行程が終ったようですので、もうネタバレの心配はないですね。だから、喋らせていただきましょう、サイトウ! 喋っちゃうよー。
もうね、この人ぐらいになるとね、ファン会報とか専門誌とかでですね、今回のツアーのセットリスト、、、曲順ね、全部出てるんですよ。
来る前から出てたんです。公表されてMCのすみずみまで紹介されてましたけども、なるべくそういうものは見ないようにして、東京ドームに挑みました。

11/11の東京ドーム、初日ですね、これね。
会場にはね、ホントたくさんのビッグアーティストがかけつけてましたね。
例えば、あのー・・・天童よしみさん、いらっしゃいましたね。ものすごく目立ちましたねー。
うちの先輩よりも、はっきり言って目立っておりましたけれども。
そしてコンサート自体はですね、前日の日米野球の取替えもあって多少押しましたけれども、ちゃんと始まりました。

ポール・マッカートニー・イン・コンサート・ドライビング・ジャパン!

さあ、まずね、ポール・マッカートニー本人が出てきて1曲唄う前にね、20分以上ね、オープニングショーっていうのがあったんですよ。
もうねえ、言っちゃいますけど、ボク、今回のコンサートもう最高だったんですよ!今までの3回の来日の中でね、一番素敵だったと思います、ボク。

で、その理由の50%がポールが出てくる前の1大ショー!オープニングショー。これにあるんですよ。
あのね、幸運なことに今回ボクはアリーナ席だったんですけども、客電が落ちて(客電というのは、お客さんところの電気ね)暫くすると、アリーナ席のお客さんが、スタンドの方を指さしてね「何だあれは?」ってやってるわけ。
そっちの方をこっちは見るわけじゃないすか。そうすると何かね、スタンドの中程に真っ赤なね、中世ヨーロッパのドレスを身にまとった女性がですね、それこそお人形さんみたいにね、微妙に動いているんですよ。
何だ?って気がつくと、あそこにもここにもって感じでドンドン増えていって、その人たちが演技をしながらステージに向かってゆっくりゆっくり歩いてくるんですよね。
で、次第にそれが世界各国のコスチュームになってきて、もうたっくさんの人数になってきて、どんどん盛り上げていくんですよ。

あのね、例えば例としては昔ね、フランスの冬季オリンピック、アルベールヴィル大会っていうのがありましたけども、あそこのね、開会式、皆さん覚えていますかね?
ヨーロッパ人ならではの、アーティスティックなセンスで、不思議な国に迷い込んだような、サーカス小屋に入っちゃったような、そんなね。
一緒に行ったベースの角田(俊介)とかね、片山(敦夫)とかはですね、「随分このショー引っぱるなあ」って怒ってましたけども。
とにかくね、僕はこれに興奮しまくってですね、「ポールさん、まだまだ出なくていいよ。これでもっと盛り上げて、いいところで出てきて!」なんて思ったくらいですね。

そしてこの驚くべき演出でもって、最高潮になったところで、御大、ポールの登場でございます。
そっから約30曲。
もうライブ中には、演出一切無し。さっき全部やっちゃったからね。
1曲やっちゃあお喋りして、弾き語りしちゃあまたお喋り。陽気なオッサンでございました。

もはやね、ビートルズ2人になっちゃったでしょ。当然のようにですね、亡くした友達へのトリビュートもありました。
ジョン(レノン)、ジョージ(ハリソン)、リンダ(マッカートニー)ね。
彼らへのエピソードも含めながら、どんどんどんどん曲をやっていくんですけどね。

大事なのはね、この人が今60歳で、40年前と変わらないロックンロールをしてることだと思うんですよ。
大事なのは、見てるボクたちは、ついついね、22年前に亡くなったジョンと並べてですね、相変わらず2人の才能についてですね、酒の席で論じ合ったりしてるでしょ?
ポールがいいんだ、ジョンの方が才能があるんだなんつって。

でもね、このポール・マッカートニーという人は、今、現役なんですよ。その凄さ!
みんなね、今、彼が60歳という年齢を忘れちゃって見てるの、ステージを。
で、今回新しくなったバンドだってね、たった4人なんですよ。4人のメンバー。で、みんな若いの。
その若いメンバーと一緒になってベース弾いてますからね。
しかも、演奏する曲は知ってる曲ばかりでしょ。いい曲ばっかり。どうしましょって感じでね。

そういえば、ボク、90年の初来日の時に、ステージに向かってね、気持ちですけども、
「ありがとう、ありがとうポール!」て、心の中で叫んでおりました。
「あなたがいたから、音楽が好きになったんです!」
「あなたがいたから、今、ボクは唄を唄ってギターを弾いてるんです、ありがとう!」なんつってね。
「サージェントペパーズ」がなければ、今頃私は何をしていたんだろう!と、
ソロアルバムの「ラム」がなければ、今ごろ何をやってたんだ!と。

いかにこの人にサイトウは、長年やられてきたかということを実感するわけでございますけどもね。

今回のライブ、アメリカツアーの模様が収められたDVDが、12月に出るようです。絶対買います!
皆さんも、この1ロックンローラーの、長い長い偉大な歴史のほんの1ページ。
DVDなんかで覗いてみてはいかがでしょう。

私のお願い!

泣き指数満点の10点!
というわけで、今夜は、先日行われたポール・マッカートニー・イン・コンサート・ドライビング・ジャパンをご紹介しました。

・・・・いやあ、、音楽ってのはホントにいいもんすね、、、(少しだけ晴男風♪)

aloha festival*02

2002年11月02日 | 2002年ライブ・イベント
aloha festival*02  (2002年11月2日)於 赤坂BLITZ
 
誠さん中心に感想文にしてしまいました、、、(汗)
しかも、多分に勘違いなどある筈ですが、
記憶にあるものを記してしまいました・・・悪しからずご了承下さいませ。

 
出  演

SAKURA  Skoop on somebody  斎藤誠  平松八千代  鈴木桃子
michelle  クイヌパナ  Keison&Caravan


毎年恒例の、aloha festival。今年は2DAYS。その初日にあたります。「Sessionします!」ということだったけど、去年とは違い、全編ではない様子。

で、我らが誠さん。前日、ご自分のサイトには「ギターもばりばり弾くけど、歌を歌いに行く感じ」と書いていらっしゃいました。

前半の、ニューカマーたち三組のライブが終わって、後半が「真打ち登場!!」て感じかな。aloha all starsの登場。
最初は、女性ボーカリストたちの紹介と言う感じで(Takeとデュエット)すぐには誠さんは登場せず。
どのタイミングで登場?

まずは、ギターを弾きに出ていらした。
登場のときの反響・歓声がすごくて、とても嬉しかった!!と誠さん後で書いていらっしゃいました。
・・・騒いでいた当事者には、それがどのくらいのものなのだか、事の大変さがまるでわかっていないオメデタイ私^^;;
「もう、ガンガン行こうよ!!!」
と、やる気十分のバンマス(誠さんの芸名^^)

この日は、珍しく黒のジャケットというよりは、コート?にも見えた・・・にサングラス。帽子は勿論。
私の本当に勝手な想像ではありますが、多分にAOR全盛期のそれを意識したのか、
と後で思いました。
それで、ギター弾いて唄うのだ。かっこいいのですぞ。
(実際、バリバリ弾きまくっていた。気持ちよさそうだったし。)
とてもとても、礼儀正しいバンマスは帽子を取って、お客様にご挨拶。(ここでわっと沸く・・・て、ト書きだな^^;)

今回は、最初にも書いた通りの展開のため、去年よりはコンパクト版のSessionなんだけど、たださすがにその質とテンションは決して落とさない。
考えてみたら、出演者の皆さんは単独でも十分すごいライブを展開される方ばかりですので、それは当然なんだけど。
みんなが集まって「せえーの」で音を出して唄った時に、更にプラスアルファが絶対に出ていると確信していますよ。
コレばっかりは文字どおり、その空気の震える様を「体感」してみないと、わからない迫力なのかもしれませんが。(参加出来なかった方、ゴメンナサイ、、)

で、誠さんの見せ場。

まずは、ヤッチーのセットでJADED(by エアロスミス、ヒュウッかっこいいぞっ)を弾く!!弾きつつ、コーラスもこなしちゃうのだ。しかもかなりの高音です。
メインボーカルを取られるのは当然、それと同じくらいにコーラスをとる誠さんも大好きなのです。メインの方を必ず「立て」(当然だけど)、でもちゃんとご自分の「色」も添える。これは、ちょっとすごいことなのだといつも思ってる。だって、変な目立ち方したら、back vocalでもなんでもないわけだし。

ヤッチー、かっこいいよ。去年からずっと言い続けてるけど。
テンガロンハット被って、ギターを弾いて。(某所で見たプロフィールからして、元々がギターを弾くのが唄より先だったらしい。だから上手くて当然だったのね。)
今回はロックだけだったけど、SOYで唄ったような曲もあるし。
潔さみたいなものと同時に、声に深みというか包容力みたいなものをとても感じるので、彼女の唄は大好きです。

で、ヤッチーをお見送りして(ちょっと、ハグ。すんごい嬉しそうだったよ)。

誠さんのセット。
まずはギターチューニングの確認。(この日は、赤のシンライン中心に弾いてらっしゃいました)
「随分狂ってたな・・・」と、直しつつ。ただ、チューニングメーターはご自分の右側、で、お客さんは目の前だし、手元も見ながらだからちょっと慌しい^^
気にされていらっしゃいましたが、私の近くにいたSOSのファンと思われる若い女性に「ゆっくりやって!」と言われ「すみません、て、アナタと話してんじゃないんだから」と、いつものようにお客さんいじって楽しげでした。

1曲めがブラインド・フェイスの「Presence of the Lord」。
ギター 斎藤誠、ベース 角田俊介(あと微妙にコーラス^^だったと思うんだけど)、ドラムス(おそらくは?)伊藤直樹、ピアノ 片山敦夫(敬称略で失礼します。)という布陣。
いつもながら、あれだけの人数であそこまでやるんだからなあって、、驚異のまなざしでこの曲を聴きます。
唄もだけど、これはギターも聴かせる、弾きがいある曲みたいだね。
いつも、この曲のあの辺がいいんだよな・・・とか思いつつ、ワクワクしながら聴いています。

2曲めで、誠さんの「昔の仲間」、青学ベターデイズ時代の・・ということで、宮田茂男さんと、STEVE ETOさんを呼び込み。
宮田さんのすごさは、その後のご活躍で存じ上げてるし、ホントに多忙な方らしいです。(実際のところ、ライブのフィナーレでは既にいらっしゃらなかった)
ETOさんのインパクトは、いろんな意味で凄かったです。パーカッショニストとか、そのお声とか、マルチに活躍されてるみたいですが。ひっくるめるところの、パフォーマーなのかな。
誠さんとの2ショット・・・ある意味凄かったです。。。はは。何と言っても同じ髪型(!?!)だし。
今回は、コーラスでなくパーカッションとして参加でした。(珠玉のコーラス、聴いてみたかったな。生で。)
(なぜか、ベースの角田さんと後ろで「対決^^;;」しており、ETOさんに向かって、あっかんべーをしてたのを目撃してしまいました。
何をやってらっさるのでせう、、、(汗)。)
で、このメンツが集まるとなると、曲はもうあれしか有り得ません。あれです。10/9にリリースされた「あろは」に収録されている。
今回のMCでもおっしゃってましたけど「女性の内臓諸器官に影響を与える」という。(確かに、初めて聴いたときやばかったです。)
ビリーバンバンの「さよならをするために」。
曲の後半のギターソロはCDで聴いているときからも、滅茶苦茶かっこいいなあとは思っていたけれど、、、実際に聴いてホントにかっこいいのだ。
ピアノソロのパートのときかなあ。曲調からいうと、決してそういうものではないんだけど、バンドの方を振り返って、誠さんてば、ぴょんぴょん跳ねてた。
嬉しくてたまらないんだろうなあ、楽しくてたまらないんだろうなあと、見ててスゴクよくわかるシーンだったし、実際嬉しかったな。

3曲目は、aloha all starsのメンバーに入ってもらって、ドゥービーブラザースのTakin' it to the Streetsをセッション。
そうそう、この曲に入る前だったかなあ。
SOSのTAKEに、「TAKEちゃん、どうだった?」と少し不安げに尋ねる誠さん^^;
「サイコー!」と言われて、嬉しそうでした。
「TAKEちゃんに叱られるのが一番コワイんだもん」って^^;・・・。
・・・大丈夫ですってば~。
そうそう、で、Takin'~なのですけど、CDでマイケル・マクドナルド唄ってるのを聴いたことある。
・・・みんなのセッションで唄うの、かなーりかっこいいです。素敵です。私は結構好きだな。
一緒に唄っちゃったし^^(ただし、サビonly!ちゃんと覚えよう。今度いつライブでカバーされてもいいように^^;そんな課題が多い私だ。)

今回のMCでも、誠さんおっしゃってましたけど、
「音楽を聴いている人は(聴いていない人より)少しトクをしてる」・・半分怒りながら^^;(怒ってないと思うが・・・力いっぱい)叫ばれてしまいましたよん。
トク、というか、「こーれ、なに??すごくいいね、聴いていてワクワクしちゃったよお」ってのは、未だあって。
そういうのに、思いがけずぶち当たると、嬉しくてたまらなくなるんだよね。
誠さんに、激しく同意!!!(というよか、未だ教えていただいています。ありがとうございます。)

アンコールでは、誠さんが「こんな大事な曲をこんなに簡単にやっちゃっていいの」みたいな発言から始まり、勿体つけて(笑)みんなの自己紹介がステージ上で始まりました。
途中、リレー方式になってしまい^^;次の人を紹介もしていくという、、、しまいには、名前を把握していない方も出てきて、ステージ上で尋ねている、という妙な^^シーンもあったのでした。
でも、最後の最後に肝心なバンマスの紹介をしてなかった気がするんですけどー。
誠さん!!ぢぶんぢぶんってジェスチャーしてたんだけどね、、とばしたまんまでした。あちゃ。

誠さんのいうところの「大事な曲」とは、「あろは」の最後にも収録されている、またこのアルバム制作のもともとのコンセプトの核になったであろうあの曲のこと。
「翼をください」。誠さんのあのギターの音から始まるやつ。
このあたりになると、私も喉がらがらだったと思われますが、力いっぱい唄ってました。
ああいうところだと、心置きなく声出せるし、叫べるし・・・。それでいつのまにか元気になってる。
唄い終わって、最後の最後に客席から拍手。とこれは、フツーの光景。
でも・・・
ステージ上の誠さん、、、お客さん、それから共演の皆さんにもかな?拍手を贈って下さるではないですか。
(ああ、これは今年の前半のツアーでも見た光景だ・・・)

で、あまりにも前半疲れちゃったのか、皆さん終演後の退出の早いこと早いこと・・・。
というか、時間その他全てにおいて「押して」たんでしょうけどね。
それが少し残念と言えば、残念かも。

この日、誠さんはご自分のサイトにもこの日のことは、綴られていましたが、とても饒舌で熱い語り口になってました。音楽を介しての広がりと、それから御自分に対する大声援、ホントにホントに嬉しかったとおっしゃってます。
ある曲で、一瞬歌詞に詰まったような瞬間に私は気づきました。
ただ単に、私の思い過ごしかもしれないけど。
ちょっと込み上げるものがあったのかな、、と。「嬉しさ全開」だったのかな?
でも、真実は私にもわかりません。
サングラスを掛けていらしたので、その瞳が映してるものなんて・・・残念ながらわかんなかったんです。。。


追加で書きますね。

SOSの皆さんは、ホントにイベント自体を盛り立てて下さってましたね。
さすがです。
やや、お疲れ気味だったお客さん達を、あっという間に掴んで、踊らせてしまったのだ。
それから、誠さんの「ネタ」等いじって下さって、、嬉しい限りです。
リーダーのko-ichiroさんの、喉に力の入った「アーユーレディ?」・・・もう最高です。ばっちりです。

私が書き出すと、とても散漫になってしまうため、殆ど記していませんが。
他のミュージシャンの皆さんも、オススメです。上手いです。存在感あります。
「個々でもCD出しているから、聴いて下さい」
と、誠さんもおっしゃってましたが。
実は、ヤッチー(平松八千代さん)に引き続き、桃子さんのCDもお買い求めする予定なのです。。。
別途書けるほどの知識に欠けるため、やめておきますが(何せ、コーザノストラ時代を全く聴いていない、、、)・・・キュートでスイートなんだけど、パワフルだったりもする。
これは一体なんであろうか!?!・・・て感じです。
桃子さんのセットでやったオリジナルナンバーが、とても可愛かったのでぜひぜひ、、、と思ったのでした。