ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

音霊SEA STUDIO『OPENNING OF SUMMER 2007 VOL.1』

2007年06月29日 | 2007年ライブ・イベント
2007年6月29日(金)音霊SEA STUDIO(逗子)

~出演~

斎藤誠
広沢タダシ
矢野真紀


■ほんとーに目の前は海。波、ざっぱーーーーん!


■右入口前の看板であります。

※ところどころ、勘違いや思い違いがあると思いますので、、、、予めそのあたりご了承くださいませ、、、、

逗子・・・でイベントライブがあるという。
というか、この夏ずっと海岸でライブを行うハコにてオープニング、こけら落とし公演なのだという。

んーー、、平日なのか、、逗子か、、
どうするかなあ、、、と、一瞬思ったのだけど行くことにした。
箱根のライブを断念したところだったし、、頑張れば行けない事もない、、じゃあ行きましょう。
そんな感じ。

チケぴさんが、メインなのだろうか。
事務局に電話をして、押えてもらうことにしたのだが、
「入場順が、早くないですよ」
と、ご丁寧にお知らせいただいたのだけれども、どのみち開場に間に合わないので、そのまま予約。

シゴトを定時で上がって、1番早い電車でかけつけても、電車+徒歩で、開場時間からは30分以上遅れそう、、、
でも、開演には間に合いそうなので、何とか頑張ることにする(笑)。

当日は、仕事場を出るときからあいにくの雨。
電車に揺られること約1時間の間も、それは変わらず・・・。残念。
鎌倉~逗子間の人が少なくなった頃を見計らって、靴をサンダルに履き替え(笑)。
なぜゆえか。
それは、誠さんがラジオの告知にて、「ライブハウスなんですけども、足元は砂浜ですから、、」
と、ビーサンを推奨して下さったから。
わざわざそんなもん荷物にいれて出勤している自分が、ちょっくら愉快だったりしますが。

逗子についてもやっぱり雨はやまず。
イベントのサイトからプリントアウトした地図、案内図を片手に歩いてみようとするも、、
微妙・・・・に、出口が違っていたりして、、、
ほんっとーにこれでよいんか?!いささか不安な気持ちを抱えたままで、とりあえず逗子銀座を突っ切ってみる。
シラス、、、生シラス、、、の文字が気になりつつも、、
寄り道している余裕なんざありません、、とりあえず道なりに進め進め!!

目印になるバーを何とか見つけ、もうこれって住宅街よね?な道を抜けていくと、、、
唐突に海が見えてくる、、、なんだこら(笑)。
なんとなく、海の気配があって・・・というのはなかったなあ。

もういきなり砂浜に突入してしまい、やれ傘だ、やれもう足元は砂まみれだ、、
やれ、目の前はざっぱーーん!!だ、、
慌しいままに、ケータイでシャッターを切ってみたりなんかして。

・・・。

これ、ほんとーに海の家じゃないの?
という場所にばーんと建っているライブハウスでした。
海から10数メートルしか離れていないんだものね、、

いざ入場するときに、お約束なんですけども、本日の出演者の看板をパチリ。

近くにいた、係りのお兄さんがわざわざよけてくれました。大変かたじけないっす、、、

ま、若干の冷汗をかくシーンがあったものの、、なんとか、入場をはたし、、、

ほんとにね、、足元は砂のまんまなのです。
サンダル履きとはいえ、ずぶずぶ微妙に沈みながら歩くという、、なんか、それも愉快だったりする。

建物そのものは、木で組んであり天井は意外と高いような気がする。
ステージの前には、立ち見って聞いてた気がするけれど、椅子が出てましたね。

その建物の天井近くの一画が、窓ではなく完全にあいていて。
ダイレクトに、外の音が聴こえてくる。
即ち、波音が生音で、、、結構なボリュームで聴こえてくる状態。

椅子は当然ながら、確保できない状態だったので、
止まり木(笑)じゃないけれど、寄っかかれる場所があるとよいなあ、、と。
テーブルを探し、、ステージに向って左側の端っこに立ち位置確保。

場内のBGMは、ビートルズだったのかな、、、

まだ日も高い、、というか明るい・・・というべきか。
7時・・・をあまり過ぎない頃に、ライブがスタート。
お三方がステージにご登場。

向って、左から広沢タダシくん、センターが矢野真紀ちゃん、右が誠さん、、
そんな感じです。

誠さんは・・・短パンでした!!今年はもう解禁なんですね♪
遠目には襟ぐりと、袖に紺の縁のあるように見えた・・・Tシャツ。
テンガロンハットの形のストローハット、、、かな?
そんな感じ。

「みなさん、こんばんはーー!!」

誠さんから会場の皆さんへご挨拶!!

お三方の簡単なご挨拶があったあと、、、

「・・・ゆっくりやりましょう!」

今日のライブには、この日ならでは!な選曲をたくさんされてきたそうで。

以前、ブログやら日記にもありましたが、、、
この3人には、名前があります。

「ザ・サマータイムブルース」

というのがそれなのですが、微妙に意思統一が取れていないのがかなり笑えましたね、、

では、まず1曲めを3人で。

「少年時代」・・・井上陽水さんですよ。
夏の終わりを惜しむ感じが満載のオリジナルに比べ、軽快な感じになっていたのは、広沢くんや真紀ちゃんがいたせい(笑)?

まずは、広沢くんのステージから。
この3人のステージ、本当に楽しみにしていたそうですよ。
でも・・・このお天気、、、今日の雨。
実は、広沢くんが降らした疑惑が濃厚と言われたそうなのですが・・・
「・・・そうです。」・・・否定しないんか(笑)。

彼の普段のライブのスタイルは、残念ながら存知あげないのだけれども、
唄を聴いていて、ひとつひとつのコトバがぴしっと伝わってくるなあ・・・と。

とはいえ、今日のシチュエーション。
広沢くん、実は海が苦手で・・・「自称・日本で1番海が似合わないアーティスト」なんだそうで。
でも、今日は海といっても多少距離があって(とはいえ、たかだか10数メートルではなかろうか、、)「守られている」から安心だって(笑)。
・・・そんなに不安ですか、、、

あ、このときお話には出なかったのだけれど、
確か、カースケさんが広沢くんのところでドラム叩いたというお話を聞いたことがありますね。
今度、探してみようかなあ。

ま、そんなこんなで3曲くらいかな、、唄ったところで、、ユニットのリーダー(笑)誠さんを呼び込まれる。

いきなり、高座みたいなトークが炸裂(笑)。
楽屋のほうで聴いていると、唄がひけてギターだけになると・・・、

「・・・潮騒がうるさいでしょっ?!」(爆)

お客さんのところは、まだ少し低いからいいけれども、ステージは少し高めだから、もろに直撃を食らうとのことで、、、

で・・・。
なぜ「ザ・サマータイムブルース」。
この名前になったのか?という話に至り・・・。

エディ・コクランやザ・フーで有名な、かの「Summertime Blues」。
まずは、こんな曲ーー、、ということでやってみようとする誠さん・・・なのに、ギターが鳴んない。

「・・・あ、刺さってなかった」(笑)。

・・・線(・・・笑)が抜けてました(笑)。

今、敢えて繋がないライブもあるから、、、とは思ったけど、長年やってて、よくこういうこともあるんだそうで。

気を取り直して、ザ・フーの方のアレンジで一節。
うおーーー、かっこええ!!(笑)。
そういえば、最近フーづいていますねえ。(高円寺でも。)

結局断念。
なぜなら、詞が難しいというか、早いというか・・・。3人同じところで躓いたのだそうです。

でも、会場で赤ちゃんの泣き声がすればそちらの方を気遣い、、、

そんなこんななので、ご自分のスタンバイが出来てないので・・・(笑)、、

「チューニングやるから、繋いでて!」っと、広沢くんにMC丸投げ(笑)。「そんな無茶な」(笑)。

お客さんからも「・・・まだぁ?」と催促の声がしたり、、、

ご自分から「あと●秒・・・・」とカウントダウンしながらチューニング。
すかさず、待ちくたびれ?な広沢くんも、、「8、7、、、、」とカウントダウン。

「・・・先輩に厳しいのね、、」

と、誠さん。

そして、広沢くんにギターとコーラスを手伝っていただいて、「今僕を泣かせて」を。
大体、お1人でやるときは間奏はスキャットだったり、
バンドでやるときは、230さんがスライドで弾くこともあったりするけれど、今回は、誠さんが間奏のソロを弾きました。
私にしてみたら、かなり珍しいシーンだったかも。
殆どライブでは、聴いた記憶がない・・のは記憶違いかな?
人によって違うのでしょうが、渋いソロだった気がしますね。

来月7月4日に久しぶりのシングルが出ることに(拍手。)!

レコーディングスタジオにて、アーティストをついつい待っている自分がいる。
でも、ああ、自分の番なんだな、、、

と思ったのだそうです。

いよいよとなったので、、、、

「買ってくれっ。」(発売日はまだです(笑))

新曲については、語り尽くせども・・・な様子らしくて、、
ええと、登場人物の男性像のあんなこと、こんなことについて、、、とか(笑)。
ホントはまだまだ喋りたい様子でいらしたけれど、、、、

「やろうっ。」

自らタイムキープ!

このときも、ギターチェンジをしたものの「刺し忘れ」があり(笑)。

弾き語りで唄う「天気雨」。
今回は少しは緊張は和らいだのかなあ、、こんな雰囲気もあって。

何だか唄い終わったら盛り上がっちゃってて、、、
てか、なぜこの曲で点火?!

どーもありがとーーー!!

アリーーナーーーー、、、
2階、、、、、、

ありがとーーーー!!(・・・絶叫)

って・・・2階はないような気がするけど(笑)。
どっかでもそんなこと、やってらっさらなかったか?!

「買って下さい!」

と、呼びかけられながらも、、
「おっきいところでないと売ってないかも。もし、見つからない場合はホームページまでご一報を、、、」
どこで何枚売ってるとか、情報提供してくださるそうです、、、ってほんとかよっ(笑)。

斎藤誠ソロのコーナーとしては、次が最後、、、(残念、3曲ですが、、、)
に、客席より大ブーイング(笑)。

「・・・このあともずっと出てるんだってばっ!!」

ジョイントでは、よくよくそういうことがあるようで、でもわりとそういうのお好きだとか。
自ら「重宝」とか「潰しが利く」とか「繋ぎ」とか、、、、(・・・お客さんとしては、笑っていいとこなんですか?!)

来年は、いよいよデビュー25周年を迎えられるそうです、、、
(25周年については、今回初めて誠さんの口から聞きました。)
そっか・・・お祝いも考えたいなあ、、ささやかでも。

砂の上にいるにも関わらず、笑顔でいてくれる皆さんに、、、と
「Waltz In Blue」

歌詞にも砂浜を連想させるそれが出てくるし、、そんな場所で、潮騒とともに聴くこの唄は格別でした。
ムリヤリ演出しようとしたって、、、だって・・まず無理でしょう?ね?

そしてまた広沢くんと真紀ちゃんが登場して、
「ザ・サマータイムブルース」
が全員集合(笑)。

後で、ちゃんとフライヤーとか見てびっくらしちゃったんですが。
真紀ちゃん、真紀ちゃん!!もう、べっぴんさんじゃないですか!!
でもこの日のいでたちは、、、ピンクのポロにジーンズ。髪はアップにしてお団子になってたのかな、、、
メガネをかけて、首周りにはタオル巻いてました(笑)。もう別人でありました、、、
でも、そこまでしても暑い・・・ステージだったようです。
会場で見てても潮まみれでしたけどね。

一方、広沢くんには、、

「裏でスタッフ怒ってました。喋りすぎって」(爆)。

と言われちゃう誠さん。

「・・・今後一切しゃべりません」(って、ありえへん・笑)。

先ほども「すいません」はあまり言わないようにしようと思ってきた、、
とおっしゃりつつ、連発しながら喋っておられたものなあ(笑)。

ここからは、真紀ちゃんのコーナー。
まずはユーミンのカバーで「Hello, my friend」を、誠さんと広沢くんのギターで。

実は、ここ音霊に登場するのは真紀ちゃんは二回目・・だったかな。
そのときにもお話したけど・・という、子どもの頃に葉山に住んでいたときのお話を。
夏、プール帰りに食べたてりやきバーガーがどんなにごちそうだったか、、というかわいいお話。

話を早め早めに切り上げて先へ急ごうとする真紀ちゃんに、

「ゆっくりやりましょうよー」

という誠さん。

「いや、近所のひとに・・・(迷惑になるから)」

と、あっさり返されてしまいます(笑)。

4/29にリリースしたアルバム「birth」。
30歳になったことで、特別なものにしようと、今回は完全にペンは置き、歌い手に徹した作品なのだとか。
そこから唄われた「パパ」。
この日、全体を見渡してもインパクトが強かった曲のひとつで、
詞を聞いていると、何らかの事情があって、一緒に人生を歩まなくなってしまった父親へ結婚の報告と、自分の気持ちを手紙で綴るというかたち。
凛としていながらも、(唄い方が、、誰かに少し似てると思った・・SAKURAちゃん・・かな。)
どこか内面の脆さも淡く映しだす、、そんな唄が圧巻でした。
その唄を両側面から支えるギターの優しい音色と相まって、、ちょっとグラリと来たナンバー。
あとで調べてみたら、この曲の作者は「ゆず」とかでも有名な寺岡呼人さん、、男性の手によるものだったとは・・・驚きでした。

ここで、誠さんが退場。
残ったお2人のユニット「風待ち停留所」のステージです。
なかなか、やろうやろうと言っていて実現しなかったそうなんですが念願かなって!とのことだったのですが・・・・やれ、お互いにラブコールは送って
いるのに、相手にしてくれないだとか、、、双方で小競り合いの応酬が(笑)。

でも、お2人の唄は聴いていてとても心地よくて、、、そのキャラとのギャップってば、いったいなんなんだ(笑)。

2曲ほどやったところで、再びリーダー登場。
お2人の唄に敬意を表して、拍手しながら登場です♪

でも・・・、広沢くんに、、

「もうひとりの「風待ち停留所」にしといたります・・・今日は。」

・・・相変わらず先輩には厳しいらしい(笑)。

この時点で、もう限りなく終わりに近いところに差し掛かっているのだそうで、、、
ま、お客さんからの「温かい拍手」があれば・・・・アンコールがあるかも(笑)。
昔ねっと、誠さん。アンコールをやらないで帰っちゃったアーティストがいて、、、
怒ったお客さんが、会場だった武道館で椅子を積み上げちゃって抗議をしたのだとか。
「・・・日本人も行動力あるんですねえ」
と、いうのは人づてに聞いたお話(笑)。ちなみに、ディープパープルだそうです。

前のほうのMCに出た、今日のために書いた「新曲」を。
ただし、結構難しい曲らしく、、、それぞれがそれぞれに難航した様子(笑)。

雨・・・模様だけど、「SUNNY DAY」!!という、ナンバー。

確かに難しそうな、、、でも、3つの声が本当にきれいに響きます。
それぞれ、自分のライブでのリードもあるけれど、一斉に出たときに、すごくきれい。
声質・・・の相性も大事なのだな、、と思ったり。

「あと1曲だけ・・・」

に大ブーイング!!
の声に挫かれた誠さんが、、「じゃあ、2曲、3曲・・・」(声がだんだん小さくなる、、)

「夏のグループ・・・といえば。ビーチボーイズ」

しかし、その中でも「夏を感じない」曲をわざわざセレクト。
いや、ビーチボーイズといえども、殆どのメンバーがサーフィンとは縁がなく、、、
また、広沢くんの海ギライもあったりして(笑)。

その名も「In My Room」(爆)。

もう、ぴったりではなかろうかと(笑)。

誠さんも、ビーチボーイズのナンバーでは1番めか、2番めに好きな曲なのだそうで、
一度、コーラスでキメてみたかったらしいんですね。

だから、リハでも「マコト先生」が丁寧にご指導。
真紀ちゃんや、広沢くんにも、教え方がうまい!、優しい!
などなど手離しで誉められ、、、「こりゃあ、どうも」アタマを掻いて照れる誠さん(笑)。

しかし、やはり難しいようで、
ステージ上で、3人で最終練習・・・て、まる聞こえですよっ(笑)。

「失敗したら、またやろう!」で、結束固めてましたが、、、いいのかそれで(笑)。

でもね、誠さんのご指導の甲斐あって、本当に素晴らしいハーモニーでした。
歌声に圧倒されてしまいました。
・・・願わくばもっかい聴きたいなあと、、思わされました。

===

アンコール、、、

では、お三方揃って黄色のTシャツに着替えてご登場。
(「なんとか時間テレビ」を連想したとか、しないとか(笑))
明日はまた、即日本のあちこちへ旅に出るこのユニットのメンバーでありますが、、、

「時々、このメンバーで集まりましょう!お客さんのいるいないに関係なく!」

えーーー、仲間外れにしないで下さいよう、、

穏やかなギターの音色で始まったのは「真夜中のギター」。

真紀ちゃんを中心にハモりましたが、(やっぱり今日のテーマだね、「ハモる」)
学生時代に音楽の時間とかに唄ったりしたそれとは、全く次元の違うものになっていますね。
わはは、それは当たりまえか。

実は、この曲ではなくその「Summertime Blues」を考えてたんだそうです。
敢えなく挫折・・・という顛末だったそうな。

本当のラストナンバーは、「見上げてごらん夜の星を」でした。
日本の美しい唄だなあ、、、と近年改めて思う唄だし、、
こういうイベントだとか、セッションで誠さんよくセレクトされる気がする。
屋根があって、星空は全く見えないけれど、、
ついつい、その木で組まれた天井を見上げてしまった私なのでした。
本当に満天の空の下で聴いたら、、、どんな感じだったんだろうか。

最後は、3人が並んで手を上げてお客さんにご挨拶でした。

終わってみたら・・・早っ。9時前ですよ(驚)。
時間も、わりと短めだったかなあ。やはり、ご近所への配慮は大変なのでしょうね。

音もアコギ2本と、ハーモニカでしたし。
そんなにガーーーッて曲もなかったものな、、
意識的に、誠さんも優しい曲を選ばれたのかなって思いました。
とはいえ、きっちりオリジナルをアピールされてましたぞよ。ソロコーナーは、全てオリジナルで構成されていましたから。

今回は、、ガットギターと、もう1本、、ちゃんとメモらなかった、、、えぐれてたやつでしたけ?!
2本でやってらっしゃいました、とにかく(笑)。

====

ライブ会場に到着した時間帯には、やっぱり傘なしでは無理かな、、という感じだったのだけれども、
終わった頃合いには、すっかり上がっていました。
壁かと思われた、海側のそれが取り払われると、、本当の「海の家」。
目の前は、明かりがあるわけでなし。
遠くに明かりはいくつか見えるけれど、真っ暗な夜の海、、、昼の海とは全く違う表情をしてして、、少しこわいくらい、、、
なので、早々に退散させていただきました(笑)。
すみません、余韻・・・とか言う問題でないくらいだったので、、、

駅まで無事に戻れるかなあ・・・と、心配するヒマもないくらい、
焦りながら来た道を、、実はすごく余裕で駅まで戻りました。

ああ、やっぱじゃりじゃりな足元かも、、、

私って。。。やっぱり間違いなくインドア派?を再確認した夜でもありました。
ひ弱だわ、、、(どこがぢゃ、とつっこむのはナシです。)

===

個人的には、普段あまり行ったことのない場所で、初顔合わせかな、、という方々とのライブが多い6月なのでした。
私が見に行けたのは、2回だけれど。

それでも正直に言うと、人見知り、、よりも、場所見知り(笑)との闘いでもあったのですが、、、

あとでこうやって、よたよたと書いてみると、、
その時に気づけなかったことがいくつもあるような気がします。

実はレコーディングの真っ只中でもある誠さんだと思うのですが、随分ライブをやった6月なのでしたね!
また、少しずつアルバムの方のレコーディングの時間が増えるのかな。楽しみです♪
楽しみって言うだけじゃなくて、、いろいろ自分もがんばろう!っと思います。

~セットリスト~
(誠さんのところです。)

1今 僕を泣かせて
2天気雨
3 Waltz In Blue  


■ドリンクチケット、ピックでした。(ボケとるなあ、、でもかわいい。)


■真っ暗だ・・・壁を取り払って、海の家状態だな。

梅雨のアコギ~ 永遠のギター少年の夢~Vol.1 その2

2007年06月15日 | 2007年ライブ・イベント
その1から続き。

と、ここで休憩というか、短くセットチェンジ。
いっせいにお手洗いに向う人、ドリンクを求める人。
そして、ドリンクのオーダーを取りに回るお店の人。
・・・ここは、ようするにこれが普通なんだな。

===

田中さんのセットについては、ファンの方が書いたものがあればなあと思うのですが、、
ワタクシごときが書くには、あまりにモノを知らなさ過ぎます、、(汗)。
ので、敢えてここでは書かないことにしました。ゴメンナサイ。

ので、その人となりのようなものは、
この後のアンコールで、誠さんとのやりとりを通して少しずつでも書けたら・・・ということで。
それでも、いくつか印象に残ったこと、書いておきたいことを、、、

ギターはライン取りでした。
あそこまで、上がるもんなんだなあ、、、と。
音もさることながら、カッティング等々もパワフルで圧倒されまくってしまいました
田中さんにとって、とても大事な方をお見送りに行くお話と・・・。

そして、先ほどの誠さんのフーに触発されたらしく、、対抗して・・・(笑)

「移民の歌」・・・・しかも、日本語カバーでしたね。雄叫び上げられましたね~。いえーいって感じです。

いやあ、、楽しかった盛り上がった♪

=====

田中さんのセットは、演奏を終えるともう、敢えて余韻を断ち切るかのように、すっと下がられました。
アンコールの拍手が響きます。
ほどなくして、まずは田中さんがご登場し、誠さんを呼び込みです。
ええっと、、、田中さんのセット中に盛り上がってしまったらしく、ガソリンを投入されたらしい(笑)。
で、そんなこんななお話も、ほぼ生声でやってらしたような、、マイクが生きてなかったから。
しまいには、誠さん、、、田中さんの方のマイクにつかつかと寄っていって話すもんだから、、、

「漫才みたいー」(爆・うまいっ)・・・ですって(笑)。

・・・ギター2人で提げていたら、、ギター漫才?!
ふっと気づいたのですが、お2人のギターの構え方、、、構える位置かな。
誠さんの方がわりと上にかちっと構えるのに比べ、、田中さんはストラップ長めーーー、わりと下の方でという。
(どーでもいいっちゃ、いいんですけど(笑)私なりに観察してみました。やっぱり音楽のスタイルの違いも滲むんじゃないかなあとか。)

カースケさんや、先輩の桑田さんとの繋がりを別にした、ソロとしての出会いも実は昔にあったことが判明したのだそうです。
最初はその件に関して、半ば疑いがあったようなんですが・・・。

「斎藤の「斎」は「斉」とは違う」

という話を延々30分もやっていた・・・という田中さんのお話に、

「あああ、それは僕ですね!そんな細かいことを言うのは(笑)」

と、一転認める発言になり、ここでもやっぱり説明を試みる誠さん・・・(笑)。
他、下北沢での出会い(笑)、ナンバーワンバンドの福岡ツアーの話のもろもろ(笑)。
後から後から話がいーーっぱい出て来るではないの!

そして、ここへきてマイクから解放された誠さん。

「いーですね、自由に動く」

喜んで、ギター提げて動いてみる(笑)。

なところで、いきなりの「Come Together」。
最初に田中さんが唄い、次が誠さんだったかなー。
途中のブレイクでは、ピックをくわえてコブシ・・・ではなかったけか、、、手でギターのボディを叩いて音を出してみたり、、されてましたね。
うおーー、とか思っちゃいます♪

自分のセットでは(ポール)マッカートニーをやったのだけれども、「レノンはキーが低くていいですね」と、おっしゃってました。
声の太い、細い話でも、思わぬ方へ話がそれていって、、、、やや混乱する誠さん(笑)。

それでも、「じゃあ、もう1曲レノンを、、」と切り出したところで、「名司会ですよねえ」と田中さんに言われてしまい(笑)。

「子供のころから、タイムキーピング的な人間形成がされちゃってるんで、、、」と、言い訳っぽく答えてみたり。

とにかく、ここまでのテンションからして、「自分のセットとは違うじゃん」と田中さんにも言われるほどに盛り上がっていらっしゃる様子で(笑)。
でも、そういう田中さんもそれに釣られちゃったのか、テンションがぐぐっと高めな突っ走りぶりにそれを感じます(笑)。

「・・・あ、その話長くなりますかっ」って、誠さんに突っ込まれちゃう始末ですもん(笑)。

(誠さん、ご自分のギターに話が及んだときに、プレイ中にどっかぶつかって「流血」なんて事態になると、
「オレっていい仕事してるっ!!」て思うんだそうな)

「Revolution」なのでしたが、、、唄いだしの一番は誠さんが唄うはずだった、、、でも、田中さんがいっちゃいまして、、、
間奏のときに、それが「おかしくておかしくて」という、、、誠さんなのですが、
二番・・・・「歌詞が難しいんだよ、、」(焦)。
なので、なかなか唄いださない誠さんに「さん、はいっ!」て、田中さんがカウントを入れたりするのですが、、、
・・・譜面ガン見!腰に手を当てて仁王立ち状態な誠さん・・・・(笑)。かなり見ものでした。
・・・ギターを弾く手も、そこんとこは完全に放棄してましたし、、うぷぷ。

曲の後、「どーもすみませんでした!」と田中さん謝ってらしたです。

とはいえ、進行が心配になる誠さんが、、「進行は大丈夫ですかっ!?」と、田中さんに尋ねるもギターを気にされていた様子で反応なし(笑)。
そのまま「進行は・・・シンコーミュージックとか言わないでくださいよっ」と予め釘を刺しておく誠さん♪(・・・実際、危うくいいそうだったらしい。)

ARB時代には、「いとしのエリー」でどーん!と行く前のサザンの「前座」を何回かやったことがあるといえば、
誠さんも、ARBを後楽園ホールのリングのステージのライブを見に行ったこともあったとか。

てことで、ここでオープニングをつとめた黒葛原さんを呼んで、、、(畳の部屋は間違いなかったようです(笑))
三人で一緒に「真夏の出来事」を。
ギターで補えない伴奏やら、コーラスの部分はところどころ「口」で補いながら・・・これも愉快♪・・・て、芸が細けぇぇぇ(笑)。
(この間も、段取りもなにげーに誠さんがとっていて「そんな自分が悲しいよっ!!」(叫))
オリジナルナンバーを唄われたときも、ばーん!と前に出る声だからなあ、、と思ったからぴったりの選曲だったのかもね。
しかも、楽しそうだしなあ。

で、、、曲が終わって舞台の袖に下がられたときに、「ちゃんとワンマンの告知もしておきなさいよ!」と田中さんに言われ。(ほんとにオトーさんみたい)
マイクだけが生きてたんでしょうか、、、「えっと・・・」声だけがしたもんで、誠さんも「ど、どこで喋ってんの!!」はげしくびっくりー(爆)。
ぱっと見、クールな方なのかなあと思ったのだけど、意外に愉快な方で。
確かに、今日のオープニングアクトにはふさわしかったかも♪
誠さんも、そのキャラに合わせてか時折きついギャグをかましていたようなんですが、、、

「(ライブの)会場(名)、もっかい言っといたほうがいいんじゃないですか」

さりげなくも押し出してあげるように持って行く誠さん。やっぱりこういうところはさすがなんです。

彼女が下がられた後も、お2人の会話が交差するっつーか、噛み合わないっつーか、重なるっつーか(笑)。
要するに、お互いがお互いの話を聞いていない・・・と、それは会話じゃないですー(笑)。
その特にギターを手にしたときの、見事なまでのすれ違いぶりが笑えちゃいます。

次は、マッカートニー、植木(等)さんと並んで、誠さんがお好きという加山船長のうた。
昨年のライブ(ジョイント)で、ライブを見ていて泣いていたらファンに見つかっちゃったことが・・・。
(こういうときは、是非「見て見ぬフリ」をしてそうっと・・・視線を外して差し上げてくださいね・・・。)

ふと「・・・これって、アンコールなんでしょうか」。と、我に返る誠さん。

「いや、これね、アトセツ」と答える田中さん。

音楽もいい、トークもいい、、これがライブのモットーらしいです♪

話は戻り・・・「旅人」。
あとで田中さんのブログをよく読みなおしてみたところ、田中さんなりに込めた想いもおありだったようすね。
ロックなお2人のこの唄、すごくよかったんじゃないかなあ!!

バンド同士でのライブのジョイントもいいですね!!ぜひ。
ま、大変なのはカースケさんらしいですが(笑)。

次の曲は、、えっとモノを知らないワタクシ、、、多方面から調べました。
田中さんのサイトに、他のライブの演奏曲リストも発見しましたので・・・。
うっすらどこかで聴いた気がしてならなかったのでした、、、で判明です。

「Got my mojo working」(Muddy Waters)だと思いますね♪(You Tubeでも聴いてみたし。)

お2人の「それ、アコギですかほんとに?」なくらいのパワフルなギター同士が炸裂。ほんっとに痛快でした。
1回ブレイクとたと見せかけて、、、のところがほんとによかった♪あーゆーの大好き。
・・・このとき、後ろのドラムセットのとこまでいって、素手で叩きまくってましたが誠さん(汗)。
「・・・意外と鳴らないもんですね」って・・・・そらそうでしょう(笑)。

最後のナンバーは、、、

「僕が「ローリン」って言ったら「ローリン!」て言ってくださいよ!」

と、おっしゃるので何だかわかっちゃったー♪

「Proud Mary」!!

(去年の桑田さんのAAAをご覧になった方は、わかるでしょうね。あ、いつぞやのマーティンで衝撃な展開もありました(笑)。)

はいー、♪Rollin'♪のコール&レスポンス、、、楽しかったなあ。
完全にスイッチが入ってしまっている、誠さんのパワー全開な唄も嬉しかった、、とってもよかった!
最後は、中央にてお2人でガッチリと握手。いいシーンですね。

いんやーーー。

長い長いアンコールでした。でも、めちゃくちゃ楽しいから、終わるのがもったいなーいみたいな感じでした。
もう、エレキのライブですか?!というくらいにジャンプしまくってましたもん(笑)。
あれはやってる方のが、ゼッタイに楽しいに違いないですよ、何度も言うけれど(わはははは)。
あれほどのアンコールの後でも鳴りやまぬ拍手が、お客様の気持ちに違いあるまい。

田中さんが出てきてくださいまして、、、
「シロートじゃないから、やる曲がないとは言いませんが・・・(笑)」
でも、またきっと機会を作ってやりますとおっしゃって下さいました。
そして、誠さんを再び呼び込まれたのですが、、、、

「え、もう帰ろうと思って・・・」(笑)

ちゃっかし、肩からカバン提げて出ていらっしゃるではありませんかー、、、、

「芸、細かすぎ!!」と田中さんに言われるまでもなく大爆笑。というか、ここまでやる誠さんを見たのは久しぶりかもね(笑)。
誠さんなりの、大暴れの巻・・って感じかなあ(笑)。

「これ、アンコールですか?!」と問うたほどのそれは、かるーく40分は超えていたんじゃないかなあ、、、
いやはや。恐れ入りました、、、、、、、

後日、というか翌日だったかな。
もう、田中さんはサイトを更新されていて、、、読んでいてちょっと嬉しくなりましたね。blogにも。

こちらこそ、うんと楽しませていただきました。
ありがとうございました!!
いつの日か、是非対バンやってくださいっ!!

~セットリスト~
(誠さんのところです。)

1今 僕を泣かせて
2黄色いダイアモンド
3Rain
4Waltz In Blue
5My Love
6素敵な最後
7THE DOCTOR~Pinball wizard
9天気雨
10夢のリスト

=アンコール=
1Come Together
2Revolution
3真夏の出来事(w/黒葛原りつさん)
4旅人
5Got my mojo working
6Proud Mary


梅雨のアコギ~ 永遠のギター少年の夢~Vol.1 その1

2007年06月15日 | 2007年ライブ・イベント
『梅雨のアコギ~ShowBoat presents 永遠のギター少年の夢~Vol.1』

2007年6月15日(金) 高円寺ShowBoat

~出演~

田中一郎
斎藤誠

opening act
黒葛原りつ



=====

※ところどころ、勘違いや思い違いがあると思いますので、、、、予めそのあたりご了承くださいませ、、、、


高円寺といえば・・・即、ジロキチを連想しちゃう私なのですが、今回は違います。

ライブのお知らせがあってから、どこなんだろ・・・と、調べてみたところ、出口は一緒なのだけれども、どうやら反対に行くらしい。
場所を偵察がてら、チケットは店で買ってみたりしたのでありますが。
いやあ、、チケ発の時間帯はそうでもなかったけど、ライブの開場時間近くになって行ってみたところ。

ココハ ホントニ コナイダト オナジバショ ナノデスカァー?

というのがその感想。
オープンエアというか、屋台風情というか。街に満ちる熱気がなんとなくアジアーンな賑わいを感じるという。
が、今日は寄り道してる場合ではないので、そのまま突っ切るとします。

既にチケットは持っていたので、とりあえずグイグイ前に行ってみる。
ドリンク代をお支払いして、いざ入場。

・・・・今日はかぶりつき、やりませんから、、、

いい具合にテーブルもあったので、そちらにて本日の座席決定。
(すみません、何気に椅子の座り心地よかったです。時々、座りっぱなしライブではキツイという椅子もなきにしもあらず、、、)

お店は地下にあります。

ステージはわりと奥行きが広く、ドラムセットがそのまま置いてあったりいたしますが、、、
まさかいくらなんでも今日はどう考えても使うまいにー(笑)。
なんとなく、、、高崎の某ライブハウスや名古屋の某ライブハウスに雰囲気が近いかなあ。

ほぼ時間に遅れがなく、まずは黒葛原りつさんのオープニングアクトがスタート。
ギターを抱えて、約3曲ほどかなあ。
後で誠さんもおっしゃってたけど、アタックがあるし、しかもキーも男性キーで、ガツンとロックしてくる唄でしたね、、
オープニングアクトとはいえ、ステージは相当やっていらっしゃると見た。
何とも堂々としていたように感じられたので。

そのまんま、、オープニングアクトから本編へと流れていくものかと思っていたのだけれども、
セットチェンジで客電がついたりして、、、すげーなー、と思ったのは、、

「ドリンクの追加はありますかー、注文お受けしまーす」

の声がかかること、、、そういうのって初めて見た。親切だなあ、、
だいたい、お客さんご自身でどーぞ♪てのが普通だと思ってたんだよね(笑)。

で、準備が出来た頃合いにまたおもむろに客電が落ち、、、いよいよ誠さんのご登場です。

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子供の日のヨコハマでのライブ以来かな。なのに、随分久しぶりな気がする。
自分のなかで、すごく待ちわびたなあ、、という気持ち。
その久しぶりに「お会いする」誠さんの表情は、とてもすっきりと清々しくていらっしゃって。
予想ですが、現在進行中のレコーディング始め、色々なことが充実されているんだろうな、、、
ということが伺えるかのような。

照明の関係では、ココア色っぽい帽子(テンガロンぽい。)、グレーのスウェット、、、
もう少し濃い色のTシャツには、りんごの絵がちらり。そして、ジーンズってとこかなあ。

で、、、登場されるなり、、セッティングをば、、、、
ギターマイク(勿論、本日もマイクでとります)の位置を調整してみたり、、、座った椅子を、何度もキーコキーコ揺すってみたり、、、
(音が結構してたので、油を差したほうがよいような、、、)

だから、いきなりは始まらないで、

「一郎さんとは、10年ぶりくらいに会いました。でも、その前がまた10年ぶり・・・・という「希薄な仲」なんで・・・」(笑)。

ところが、実際にお会いしてお話してみたら、双方とも記憶の彼方に隠れていたような、こんなこと、あんなことがいくつもあることが発覚。
ま、そのあたりにつきましては「アンコールなんてものがあったら」ご披露いただけるようでして。

ライブが始まるにあたり、

「これでもか!というくらい、ちっちゃい音なんで・・・」

と、一言添えられたのですが、敢えてそう言われた理由がこの後の方になってよく分かった次第であります、、

「間」を作ってしまうことに、とてもとてもとても心配をしながらも、セッティング、チューニング確認を無事に終了♪

ステージ近くに寄って確認はしていないんですけども、たぶんご自身のセットで使われたギターは2本。(アンコールは更に別だったかと。)
ララルのギターと、ガットだったように・・・見えます。

静かに「今僕を泣かせて」でスタート。
ボーカルも、ギターもちょっとブルースフィーリングを帯びた「黄色いダイアモンド」と続きます。
(最後のところで、ピックをさっとくわえて指で弾き、、、そして再びピックに持ち替えてガガガガガっ、、、てな感じで弾かれたのには、、、すんごく撃たれました、、はい。)

そして、なぜか、、楽屋のモニターで見ていて気になっちゃったらしい誠さん(笑)。
オープニングアクトをつとめた、黒葛原りつさんの・・・生活ぶりを独自に想像してみる(笑)。
やれ、畳の部屋に違いないとか、、タバコはショートピースだろうとか、、かなり自由に想像しておられるのですが、、、断定的(なぜに(笑))。
なのに、逐一、、

「すみませんっ!!」

謝りまくる誠さん、、、

高円寺・・・は、何度もいらっしゃっている、、というのは私も存じ上げています(笑)。
ただし、そのディープゾーンへ踏み込むのは初めてでいらっしゃるとか、、、車を乗り入れるのにも、ドキドキしたのだそうであります。
少し前に梅雨入り(とは名ばかりのようですが、、)したことにちなんでこの曲を選んだらしいのですが、、、
この日もお天気だったように記憶しています。

「RAIN」

を、ガットギターで。

それは珍しいことらしく。
先ほどのギターとは、それはもう実にはっきりと音色の性格が違うのがわかります。
温かみがあるというか、音そのもののプロポーションが丸みを帯びているというか、、そんなイメージ。

そこからまた、音が途切れることなく「Waltz In Blue」へ。
正直「あれっ」と思ったのですね。この曲は、今まで本編にせよアンコールにせよ、
最後に演奏されるということが殆どだから。(例外もいくつかは思い当たるけれど)

「ま、まさかもうオシマイ?」

よく考えればそれはないんですけどね(笑)。
いくらなんでも、3曲で終わっちゃったら悲しすぎ、、、よね。

カバーアルバムに入っている唯一のオリジナルナンバーがこれ。
当時のスタッフに、「1曲だけオリジナルを入れようよ」と言われ、わりとサクサクっと書けてしまった曲なのだとか。
なぜかというと、ライブのときに「喋り」でなく「唄」で感謝の気持ちを伝えられるんだ!と、思ったから。
(毎度おなじみ~♪なトークも。今日はなんと、そのCDが売っており!!「よかったら、手にとって、財布をとって、、、」(笑)。
・・・控えめなんだか、そうでないんだか、、、よくわからないなあ(笑)。)

で、いったいどんな曲が入っているのか、、、という話の途中で、、

「スティーリー・ダンが来ますよね」

はい、そして、誠さんのカバーアルバムにも入っていますが。
そして、本来ならばホールでやるのではなかろうか、というところを、何と新しいライブハウスの柿落とし公演という、、
250人や300人しか入れないような、そんなところでのライブ。
・・・チケットが高い、、、2万なにがしという金額なのだとか、、、、、
ということで・・・これから貯金するそうです(ぇ。)。
本当は、カースケさんもthe bondのブログにて「大人買い」を宣言していた、、、
あのフェンダーの、、、ギターやらベースやらの、、、「食玩」。
あれを大人買いしたかったのを諦めてのことだそうです(ぇぇえっ)。

で、もうひとり。
やはり昨今、、話題を振り撒いている方が。ポール・マッカートニー!!
40何年ぶりに「東芝EMI」から、スターパックスとコンコードの設立した新レーベル「ヒア・ミュージック」へ移籍したという。
移籍もすごいが、「40何年やってること自体がスゴイ」とおっしゃる誠さん。

「あのひとは、いつもけしかけてきますね」

とも。

そんな流れから「My Love」を。

あれっ。と。
間奏が・・・ないアレンジ?これは初めて聴いたかも。いつもの調子で聴いていたもんで、ちょっとビックリでした。

そして、そのまま「素敵な最後へ」。

ネブラスカや、マーティンでのライブをご覧になったことのある方にはおわかりかと思いますが、バンドアレンジとは、間奏は全く違います。
違うというか、誠さんのそのときの勢いが、会場の雰囲気だとかノリを含めてどんどん変化していくものなのですね。
弾いているうちにどんどん熱を帯びていく。

終わった後に、、

「あついっ!!」

と、叫んで羽織っていたスウェット脱いじゃいました(笑)。
最初は、やれ、楽屋のエアコンが効いているから、、といってお脱ぎにならなかったのですが(笑)。
チャコールグレーのTシャツだったと思うけど、、白いリンゴがくっきりと。
と、スイッチがぐいっと入ったのかなあ、、と思ったけれど、
それでもきっちりと「チューニング」は欠かさない、、そのことを自嘲的におっしゃってましたけども。
(のちほど、違う方法で猛烈にスイッチ入ることになりましたが(笑))

実は今回のセッションに関して、実際に会って打ち合わせということは・・・ないっ。電話も・・・・ないっ(笑)。
(・・・誠さんの言い方がねえ、可笑しかったです、、)
メールでのやりとりのみだったという。

(そのことに関しては、田中さんのブログにて拝見しました。曲決めであるとか、猛烈に飛び交ってたらしいですが(笑))

そしてまた、これは「皆さんの拍手次第」ということなのですが、、、

「アンコール」。

いつも、オマケ・・・みたいに取られがちだけども、

「オマケじゃない、オマケじゃない!!」(笑)

と、誠さんがおっしゃるような凄いことのようで。

「一郎さん、そこまでやるんですかっ!!」なものらしく。これは楽しみだーーー!!(ワクワク)

田中さんのロケンロールなライブの橋渡し的な曲をやろうとおっしゃる誠さん。

「ここまでおとなしかったからね」(笑)。

「フーは、好きですかっ!!」

いえーい♪

「ま、前後は僕の曲ですけど」・・・そんな申し訳なさそにおっさらなくとも、、、、

それは「Doctor」でした。あれ、この組合せは聴いたことがあるような。

テンポを微妙に調整しながら(1人だからね、、、)

そう「Pinball Wizard」なのでした。
・・・・沸いたねえ、、、
というか、誠さんがギターから叩き出す(文字通りそんな感じ)ビートでもって
ぐいぐいぐいっと、お客様の気持ちを引っ張っていくさまが何っとも見ていて痛快で。
初めてのお客様も多い筈で、静かに見て下さっていたりもしたのでしょうが、ここいらで弾けましたね♪
しかも、ピート・タウンゼントばりに、右手をぐるんぐるん回す。ストラトじゃないけどね(笑)。
で、その「ぐるんぐるん」でぶつけまくっているのか、腕が取り返しのつかないことになってて、
鉄板が入ってるのは、ホントですかっ。チタンが入ってるって噂があるみたいですけどっ、、、

うはははー。

(全くもって個人的な記憶なんですけどね。2日前にやはり高円寺(このときはジロキチ)にて、
「チタンヘッド」な話を聞いたばかりだったから、、ウケまくっておりました。

て、これが分かるヒトってもしかしたら、あの日のShowBoatにはいなかったかもねえ、、なんともまあもどかしい(笑))

それでです。

何となく緊張気味な誠さん。
それもその筈で、ここで新曲のお話をば。
ま、緊張しないためにこういう曲順でやってきたんですが、、、という説明になんとなく納得。

「『し』さしぶりに、新曲が出ます・・・・・・・江戸っ子だいっ!」(笑・ま、まずいっ。とってもカワイイ、、、)

色々な事情から、5年半かかったけれど新曲が出ると。
(フライヤーも配られていました。誠さんがお気に入りというジャケットの写真も小さくモノクロで。)

でね、大事な話、相談、、、
というので、ウンウンそれでっ、、て聞いてたんですけどね。

「・・・買って。」

・・・・(笑)

「まだ発売されてないんだけど」

・・・って、ぇぇぇええええっ、そういうこと?(笑)。

今後全ての誠さんの唄の中で「最もキュートと言われる曲にしたい」との意気込みです。

例によって、ここ10年くらい「何かいつも女性にお願いしていてる(例・僕を泣かせて~。)」
「うだつは上がるにしても、煮え切らない」男が次から次から出てきます。

「・・・果たしてそれは僕なんでしょうか?」

えっと、、それはどうなんでしょうか?・・・疑問形に疑問形で答えてみました(笑)。
とりあえず、前置きが色々とあってなかなか曲が始まらない(笑)。

「・・・さっさとやろ」(笑)。

今回、東京で弾き語りというのは初めてなんだそうです。
だから、少々、、、緊張があったんだろうなと思います。
ヨコハマのGWのライブでは、小編成なバンドで初披露、、(その後の箱根でもやってらっしゃったとか?)
それと、ぼちぼちご担当の番組でもオンエアになり始めています。

曲の全体像みたいなのはわかってきているのです、、、
そのエッセンスみたいなのを、ギター1本で表現されるのだけれど、、元がギター1本からスタートしているのだから
当然と言えば当然なんでしょうけれども。
そのあたりの再構築されたアレンジ、表現は本当にさすがというしかなく。圧倒されました。すごく嬉しくなりましたね。

で、何よりこの曲を唄うときの誠さんの表情がとってもいい。
嬉しそうというか、少し照れたような感じ、、、ほっぺにいっぱいいっぱい詰まっています♪

・・・女子ならば、これでノックアウトされましょう(笑)。

・・・男子も、これでノックアウトされちゃって下さいね(笑)。

そして最後は、カップリングの「夢のリスト」。
このごろ、「夢のあり方」について考えると言う誠さん。

「・・・持っているだけじゃいかん、、、と」

そういう気持ちを反映した唄になっています。
CDでも弾き語りでの収録・・・のようです。

「では、この曲を聴きながら皆さんとはお別れです・・・ラジオみたい♪」
(自分でツッコんでました、誠さん(笑))

とても優しい「うたごえ」なのに、、、
その短い一言一言が、思いのほかずっしりと余韻を残す曲のように私には思います。

マイクで直接音をとるというのは、初めての会場では、心配なこともあると思うのですが、
さすが、何回も色々な会場でやってくるとスムーズに行くようになるのですね(客席で見た限り)。
確かに、電気的に大きく大きく増幅させるわけではないから、そんなに大きな音はしないけれども、
音色のもつニュアンス、プレイのときの繊細なところまで、圧倒的に、ダイレクトに伝わりますね。
勿論大きければ、遠くへ伝わるのだろうと思いますが、
小さくたって、またそれとは違う質感のものを思っている以上にしっかりと届けうるのだ・・・と、改めて確信しました。

その2へ続く。