ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

FMヨコハマ PROGRAM COUNCIL『Fを越えた男たち』

2007年01月14日 | 2007年ラジオ
FMヨコハマ PROGRAM COUNCIL『Fを越えた男たち』

インタビュアーは鮎貝健さん。(Aで表記しています。)
2007年1月にオンエアされたもので、30分間が誠さんの登場された時間のようです。

==パート1==

M どうもこんばんは!
A 初めまして!
M どうぞよろしくお願いいたします!
A さあ、今日はギターの方も持ってきていただきまして。ありがとうございます!
M あっ、こんなところにギターがっ!!
A (笑)・・素敵な小芝居も入れていただいてありがとうございます。
斎藤誠さんは、1958年の1月3日生まれということなんですけれども・・・ついこないだ、じゃあお誕生日だったんですね!
M はい、もう誕生日嬉しい!とかいう歳じゃないですけども。
A おめでとうございます!
M ハイ、いい歳になりました!
A 実際そうすると、何年くらいのギターとの付き合いになるんでしょうね?
M ・・・42,3年?小学校に入ったら、何となくウチにあったんですよ。
うちの兄貴が、何か知らないけどギターを弾いていて、ベンチャーズなんつって(・・・と、ここでアコギではあるけれど、少しテケテケを披露下さる)
A でも、エレキで。
M かっこいいなあ、あれなんだろうな?っていって。追いつこうと思ったんですけども、何やっても兄貴の方が強くて。
喧嘩やっても、ギター弾いてもね、絵を描いても。だから、最初僕は兄貴のコピーから始まったんですね。
A いくつくらい違うんですか?
M 4つです。
A ああ、それくらい違うと結構・・・・、
M うんうんうん。
A なかなか追いつけないですよね。
M でも、ひとつ何かこう目標があったから、わかりやすかったんですよ。
A それでギターを始めるキッカケになって。
やっぱりそれじゃあ、そしたらその当時はベンチャーズ?
M 僕は、唄が好きでビートルズだったんですよ。
A ほーー。
M で、ビートルズがもうすぐ来日するとかいう時だったんですね。
それで、子供で普通ビートルズ聴いてるヤツはいないんですけど。
大体、サッカーか野球なんですけども、僕はそっとビートルズをヘッドフォンで聴いて。
一応、あのぅ、野球もやってたんですけど、野球・・・放課後呼びに来ると、ヘッドフォンして居留守を使ったりとかしてましたね。
A ほおー。
M 「オブラディ・オブラダ」とか聴きながら。
A へえー。居留守ですか(笑)。小学校の時から・・・。
M おふくろに怒られましたけどね、「外に行って体動かしてきなさい」なんてね。
A その時に描いていた夢というのは?もう具体的に、自分がステージに立つことまで描いてたんですか?
M そんなこと、ぜんっぜんなかったですね。
大体、自分がたとえばこうやって音楽やって飯食っていこう、っていうふうに思ったのは、ずっと先で大学4年の時なんですよ。
文化祭とか、お別れ会とか・・・そういうときの、必ずいなきゃいけないような人間だったんですよ。
そういうとこで「賑やかし」として。だからまあとにかく、ギターが1本僕の傍らにあったということで・・・目立てたっていうかね。
あの・・・今言いませんけど、ベルボトムのジーンズなんてものをね、3本くらい買ってきて、それでパッチワークみたいにするんですよ。
それで1本を作り上げるんですよ、自分の足の太さにぴったり合った・・・そんなにぴったり合わなくてもいいだろうぐらいの。すっごいきつきつのやつをね。
そんなことやって、「これがロックだ!」なんてね。
A 手作りなんですか、そういうのは?
M ま、母親に作ってもらうわけですよ。「ここはこの色にしてくれよ」とか言ってね。
A 結構僕はメタル系で、スパッツ買ってきて・・・鋲を打ったりとかしてね、、
M(笑)・・・時代が違うだけで、おんなじ発想だと思います。
A そこまでぴったりじゃなくてもいいだろう!みたいな。で、なぜかレッグウォーマーみたいな。
M あ、80年代だ!そうですね!
A ま、そんな僕の思い出はさておきですね(笑)ちょっとそんなことを思い出してしまったんですけども。
そんな斎藤誠さんのギターアイドルというのは、ズバリ?
M マウンテンというね、グループがいたんですよ。
A マウンテン!!
M その当時はクリームの弟的バンドなんて言われてたんですけども、でもね。ルックスは全く違って。
あのギターの人が、ものすごくデカいんです。あのプロレスのアンドレ・ザ・ジャイアントにクリソツなんですけども。
A えーっ(笑)。
M ものすごい、デカいんですよ!
その人はわざわざ、レスポールジュニアというのを使うんですけども。そうするとウクレレを持っているみたいに見える・・・ぐらいカラダがデカい。
ところがその人のトーンてのが、ものすごい綺麗でね。
僕はその当時ハードロックって言ってましたけどもね。ハードロックの入口がマウンテンでしたね。
A ものすごい綺麗だったというのは?
M あのね、なんだろ。たとえば1つの音を(ギターを実際に弾いて下さる)伸ばすときに・・・ピッキングハーモニクスっていう・・・
A はいはい、倍音を出す、、、
M これが左の手首がモーターついてるんじゃないかくらいに(アコギにも関わらずやって下さる)伸びるんですよ、どこまでも。
「これだと!」
意外とそんなふうに言ってたわりには、イギリスにも好きなバンドが出来て「ユーライアヒープ」という。
A ユーライアヒープ!!なるほどー!
今の斎藤誠さんの音楽を聴いていると、確かに・・・。
でも、中には「なるほどー」ていうね、空気ですよ、空気が!「ユーライア」で「ヒープ」な空気が・・・。
M どうしよもないです。好きなものはしょうがないって感じですね。
だから僕は、あんまり自分でロックのカバーはそんなにしないんですけども、
その今言った「マウンテン」と「ユーライアヒープ」のカバーは普通にやってるんですよ。自分のアルバムで・・・。

==パート2==

A お話していただく中で、学園祭とかではステージに立ったりとか、お別れ会には必要不可欠な人物だったということなんですけども・・・
M (笑)・・・ずいぶんショボいネタですよね、それ。
A ギターと向き合うのが喜びだったというような印象を・・・、
M そうですね、お友達でしたね、ずっとね。
A そんな斎藤誠さんが、青山学院大学の在学中に書いた曲がクラリオンのCMソングに選ばれて・・・
M あ、そうですね、、わりとキッカケなんですよ。音楽の世界に入ったというのは。
ウチの大学の先輩に・・・皆さんあまり知らないと思いますけどね・・・サザンオールスターズというバンドが・・・
A あ、聞いたことあります!
M(笑)そうそうそうそう、どうも!乗っかってくれてありがとうございます!
そのサザンオールスターズがデビューする時にね、僕らがこぞって応援をしたんですよね、、ようするに。
その当時のサザンオールスターズってのが、客が4人ぐらいしかいなかったんですよ。
A ほうほうほうほう!
M 僕と、僕の友達と・・・・。
A ずいぶんマイナーなバンドですね!
M 超マイナーでしたよ!
渋谷の「屋根裏」とかね、「ロフト」とかでやったんですけども。
だけど、まあ、それがある日・・・あれよあれよという存在になっていってしまうんですね。
で、じゃあ僕はずっとサラリーマンになるとか思ってたけども、大学4年になって、なんか音楽もやってみるべきなのかなあってぼんやりしてた時に、
桑田さんがプロデュースした西慎嗣くんていうね、ギタリストのアルバムに「1曲おまえの曲を使わせてくれねえか」と・・・電話がかかってきて、桑田さんから。
「え、何の曲ですか?」って言ったら、タイトルは「Don't worry mama」って曲なんですけども、僕が大学時代に作った曲なんですけども。
それがクラリオンのCMソングになったんですね。それがきっかけですね。
A なるほど。桑田さんから電話がかかってきた段階でもう十分すごいですけどね。
M まあ、腐れ縁ですからねえ。
A でも、やっぱこう時代の中でそういう出会うべくして出会った人たちと一緒に・・・流れがきっとあったんでしょうね。
M あったと思いますね。たぶん、だから僕ほっといたら銀行員になってたと思うんですよ。
うちの親父が銀行員だったんです!だから、ああいうふうになりたいな、ネクタイとか毎朝きちんとして6時半くらいに出てくような生活てね、憧れがあったんです。
A わかります!
M あ、わかります?
A 僕もやっぱりそういうの描いてましたからね。
M でもね、僕はそれを大学卒業する頃に色んな人に言ったら「お前にそんなこと出来るわけないだろ!」って、色んな人に言われたんですよ。
「音楽やめるなんて、10年早い!」みたいなことを桑田さんに言われたりとか。
だんだんそのあたりでスライドして、音楽人間になっていくんでしょうね。
A なるほど(笑)まあ、人生設計が崩れたときに・・・
M ・・・崩れました。
A 人間は、ロックに走るっていう習性が・・・。
M (笑)あー、そうか。
A そんな誠さんなんですけども、まあ色々とお仕事をされてく中で、プロフィールを見ると、
休業期間てのが1991年・・・・にあるんですけども、この期間というのは、どんな期間だったんですか?
M えっと、皆さんもうちょっと記憶の外に外れちゃってるかもしれませんけども、このときはバブルが弾けた頃なんですよ。
だから、それまで着飾ってたヤツがちょっと待てと。お財布の中身を見てみろ!ってみんなが自分の心をね、もう一回見つめ直した頃だと思うんですね。
僕もたまたまその時に、当時いたレコード会社の契約が切れたって時があって。
で、さあ、じゃあ自分の唄以外に、自分のギター以外に何をしようかっていうふうに思った時に、
人のプロデュースとかね、人のレコーディングを・・・スタジオミュージシャンというほどでもないですけど、ギター弾きとして参加したりとか、、、
要するに周りを見るような期間が、この91年から96年まで、5年間以上あって。
これはね、僕にとっては当時は窮地に追い込まれたと思ってましたけどもね、
今考えてみるとね、色んな世界を見れて、色んな人の音楽を聴けて、それに参加出来て。自分形成のためには、すごくよかったと思うんですよね。
A 一歩ひいた目で、逆に客観的にその当時の音楽シーンをご覧になってた期間だと思うんですけど、その頃ご覧になって・・・あと、今たとえばシーンをご覧になって何かこう・・思われることってあります?
M んー。難しい質問ですけども、よくなってきたと思うんです、僕は。91年くらいから。
それまでは、やっぱりあの・・・「四角い音楽」がすごく多くて。
A 四角い音楽?
M 打ち込み中心のクリックのままいく音楽が多くて。
やっぱり90年代アタマあたりから、ループが増えることによって、その元々誰かがドラムを叩いていたものをループして、
それに唄を乗っけるとかいう音楽制作が増えてきたと思うんですよ。そうなってからの方がとっても音楽的になったと思うんですね。
やっぱ80年代中盤戦以降、ちょっと・・・ええと機械に負けてたみたいなね、ミュージシャン。機械に負けてたみたいな時期があったんじゃないかなと・・・。
それが今、機械とすごく共存してる・・・それが90年代前半以降よくなったんじゃないかと思います。
A ちょっと質問を変えましてですね、、
今度・・・斎藤誠さんがですね、すごいな!と思えるギタリストというのは、どんな方なんでしょうね。
M これ、もういっぱいいますけども。
でも、まあ、今言うんだったら、このタイミングで言うんだったら・・・。
やっぱり、去年の11月中旬から12月の中旬までずうっと日本に滞在なさってた、あの方ですよ。あの・・・エリックですね!
A ええ、これだけビザをフル活用する人もいないんじゃないかと(笑)。
M(笑)。
いやあ、原宿あたりよく歩いているらしいですからね。
A なんか、温泉地行くとやたらギターの上手い外人さんがよく泊りに来てる・・・みたいな話とか。いろいろ聞きますけどね。
M そうですか(笑)。エリック・クラプトンという人の立ち位置っていうか、立ち姿っていうかね。
僕ら68年ぐらいのCreamからずっと見てきてるわけですね。で、初来日の74年も僕も見ましたし。
まあ、よくあの人はこう・・その時代その時代に合わせて自分というものを変化させる人だっていうね。かっこいいですよね!
A 時代と共に変化させるっておっしゃいましたけども・・・。
M それで、やっぱり去年のツアーっての僕は3回見に行ったんですけども、あのギタリストが若手を2人入れて、、、
3人いるんですよ、ステージ上にね。
その若手2人ってのが、これが、そんなに上手くなくていいだろう!ぐらい上手いんです。
だけど、そのデレク・トラックスというオールマンブラザースバンドのギターが入ったんですけども、
その彼にまず弾かせておいて、後でそれにチャレンジしていくような弾き方をね、エリック・クラプトンやるわけですよ。
あの歳になって。それがね・・・見事でしたよ。だから、もう、エリック・クラプトンは60幾つになると思うんですね。
にもかかわらず、、ああいうチャレンジ精神というのを持ち続けている。すごく若いんじゃないかと思うんですね。
A 斎藤誠さんは、そういうエリック・クラプトンのトリビュートアルバム「アコギでクラプトン」にも参加をされているんですけども。
M そうです、そうです。もうすぐ出るんですけども。
これは、日本の色んなギタリストが、アコースティックギターでエリック・クラプトンの曲をカバーしようというコンピレーションで。
僕はその中で2曲・・・「Change the world」と「Presence of the Lord」という曲、2曲やらさせていただいています。

==パート3==

A あの、クラプトンてまたアコギも上手いですよね。
M そうですねー。この間のツアーのときも、一人っきりでやるんですけども、「Drifting Blues」とかね。
めちゃめちゃ上手いですよ。あの人、すっごい勉強してるみたい。ルーツロックを、ルーツのブルースを。
ロバート・ジョンソンとかね。素晴らしいですね。
A そっかあ。そのエリック・クラプトンという人が如何にすごいかってことをですね、
今、目の前にいる斎藤誠さんが尊敬してやまないってのが何よりの証明だなって。
M そうそう。僕を通して皆さん知って下さい(笑)。
A(笑)はい、さて色々とお話を伺っていますけども。
M はい。
A「F」っていうのに躓いた、たとえば今この番組を聴いている方がいたらですね、何かアドバイスっての、ありますでしょうか。
M もう簡単ですよ!「F」がない曲を弾け!と(笑)。いっぱいありますよ、そんな曲!
EmとA7だけでずっと弾ける曲あるし、ニール・ヤングだっていっぱいあるし・・・。
そのうち、もうそうはいかない。やっぱり弾かなきゃ!ってなってくるんですよ。「F」をね。
だから、最初のうちはじゃあ「F」のない曲をいっぱい選んで、自分の好きな曲をいっぱい弾けばいいじゃないですか!
そのうちに、やっぱり必要だってなったときに、少しずつ・・・でもね、たぶん、色んなことをやった後だと弾けるようになってると思いますよ。そういう気がします。
A なるほど。長所を伸ばしながら・・・。
M そうですそうです。
A ちょっとずつ短所も補ってくという・・・。
M そういうことそういうこと!
A 斎藤誠さんが今まで練習してきた・・・どういう練習をするんですか?
スケール練習だったりとか、あるじゃないですか。
M いや、やんないやんないやんない。全然やったことないです。
僕は、えっと子供の頃テレビでね「ギター教室」・・・っていうテレビ番組があったんですよ。
A ほぅ。
M 30分間の番組で。それをうちの兄貴が、譜面を買って見ていて・・・テレビを見ながら習っていて。
それを僕は兄貴の方の後ろ・・・肩越しにテレビを見ていたんですよ。要するに、僕は譜面を一切見ないでそれを覚えてたっていう・・・。
そういう始まり方があったもんですから、未だに僕は譜面弱いんですけども、
なんか人に習ったっていうのは1回もなくて。それからスケール練習みたいなことも、全然してなくて。
むしろ僕なんかは、例えばウチで・・・なんでしょう、パソコンなんかやって、インターネットなんか繋いでいるときに、
ずっと足の上に、膝の上に、ギター乗っかってるんですけど・・・もうそれ、四六時中ですね。
なんかないと、心配になってくるみたいなね。
A へえ、じゃあもう結構肌身離さず・・・。
M あ、そうです。カラダの一部だと思いますね。
なんかこのギターってのが・・・そろそろ喋るの終わんないといけないんですけども・・・。
この後ね、僕が死んだ後もこのギター残ると思うんですよ。そうすると、誰かに渡るわけじゃないですか。
で・・・その次の人が僕が弾いているところだけ・・・弾いてたところだけフレットが削れてたりなんかすると、
「お、前のオーナーはロック好きだったんだな」、とかね、「フュージョン好きだったんだな」とか
・・・そういうなんかね、一大ロマンを感じるんですよね。
まだまだこいつは色んな人と出会って、ま、ここにMakoto Saitoって書いちゃってるギターですけども・・・
でもまあ、そういうのを考えると・・もうそんなちょっとやそっとの付き合いじゃないなと。うん、壮大なロマンを感じます。
M なるほど。
A あの、斎藤誠さん、こないだ「バラードベスト」をリリースされてましたけども・・・。
M ・・・ええ、ちょっと前ですけどもね。
A 今日は最後に「バラードペスト」から1曲聴いてお別れしたいと思いますけども。
M はい、これは間奏は残念ながら僕が弾いてるんではなく・・・
僕の大学の先輩で・・・みんな、知らないかなあ・・・桑田佳祐さんてヒトがですね、、、
A あー、ちょっと存じ上げない感じですけどね。
M ねー。あんまり知らないですよね(笑)。
うん、まあホントは知ってます・・・知ってますけども!
A 知ってます!!
M スライドギター・・・実は桑田さん、こんなにスライドギターが上手いんだっていうところも
併せて是非聴いていただきたいんですけども。斎藤誠で「今僕を泣かせて」という曲です。
A この時間は斎藤誠さんにお越しいただきました。ありがとうございました!
M ありがとうございました!

***********

※誠さんのニッキによると、どうやら非常に体調がよくなかった時に(06年12月中旬)収録が行われたということなのですが、
ご自身でも書いていらっしゃるように「言われなければ」全く気がつかなかったと思います。
とても、丁寧にお話されている印象があります。

とりあえず「F」のない曲を弾け!

これ、ギター以外に置き換えても通用するようなフレーズに思えてならないのですが。

「Downtown soul PARTY & LIVE」

2007年01月13日 | 2007年ライブ・イベント
「Downtown soul PARTY & LIVE」
日時:2007年1月13日(土)
会場:東京キネマ倶楽部
 

~ 出演 ~

南條SOUL BAND

Vocal:南條倖司
Vocal:遠藤ケロ
Drums:成田昭彦
Keyboard:深町栄
Guitar:佐藤俊之
Bass:角田俊介
Sax&Percussion:春名正治
Trumpet:鈴木正則

司会進行:斎藤誠(飛び入り?!)

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今回の話、、なんとなーく、、
風の噂程度には聞いていたのですが、
一体どんなイベントなのか、皆目見当がつかず、、普通のライブに尾ひれがついたようなもの?
とか、すっとぼけた想像をしていました。
12月の師走の声を聞いてから、誠さんのサイトにてその詳細を知った次第。
それでも、一体どの程度の規模のものなのか、、やっぱりわからず、、、

追々、かなりな規模らしい、、会場も結構広いらしい、、などなど少しずつ判明してきました。

でも、そもそも、鶯谷って名前は聞いたことがあっても、

・・・で、どんなとこ?

全くわからないし、地図見てて想像するしかなく、、当日を迎えたのでありますが、、、

まだ若干日の高いうちに着いたせいもあって、
駅の改札を抜けて、ぐるっとクビを捻ってみたら看板が見えました。

『東京キネマ倶楽部』


あ、ビルの高いフロアなんだね。(←認識しないにもほどがあるって^^;)

先着のお友達と、係りの方に入場の時間についての確認をし、
一旦、あったまりにいく場所を探しに行き、、、
15分くらい前かな、、、戻ってきてみると、ビルの前に人がワラワラと集まってました。

今回は一般の方と、関係の方と、、分かれているように聞いた気がします。
当然ながら、一般人なワタシですが、
先にエレベータで上へ上がって来との指示があり。
上がってみると、既に整列が始まってまして、、、
整理番号順らしいので、間に入れてもらう。
まあまあ、、じゃないかな、、という感じです。
入場も、若干早めていただけたし。ありがたい限りです。

中は、やっぱり広い。
ホントにホールって感じのところに、ステージがあり。
2階と、3階、、でも3階は実際にはお客さんが入るようにはなっていない様子です。
2階も、ぐるりと、、下のフロアを囲む感じというか、沿うように作られている様子です。
どうも、控えも2階席のようでして、、
何気に見える、、というか見られてる?!感じです。
でも、決して窮屈ではない感じ。
そして、天井にはお約束、、、ミラーボール。

ステージには、既に機材がセッティング済み。
ふむふむ、、そういう並びか、、
と、思う間もなく、、、

ばーーん、、

「SAVAGE」

と書かれたグリーンの箱(箱・・言うな^^;)が、、目に飛び込んで来ました。

ええ、言うまでもありません。

・・・あの方のですよね^^

楽器担当の方が、サウンドチェックをされていましたが、、
赤いシンライン・・・の他に、、
マーティンのアコースティックギターが、、、、

あれ?

そういう、余計なことはすぐに目に入るワタシです^^;

とりあえず、前方に荷物をドサドサっと置き、、
本日の立ち位置を、無事に確保^^
お友達と既に、踊る気まんまんです^^

因みに、ステージに向って左に深町さん、ギターの佐藤さん、ドラムの成田さん、
ベースの角田さん、サックス(パーカッションも)の春名さん、トランペットの鈴木さん。
フロントに、ケロさん、南條さん、、それからもう1本、、、^^;
そんな具合です。

最初のうちは、まだまだフロアに余裕があり、
多少暴れても(笑)大丈夫かな、、、なんて思っていた頃、
時間にあまり遅れることなく、、、、
客電が落ち、、、

司会進行の、、、誠さんが、、、
舞台左に作りつけられた、階段にドドーンと登場^^
・・・やってみたかったのかしら、、こういう派手な演出(笑)。
でも、到ってラフな感じでいらして、、、
たしか、、えんじのニット帽に、
この日のために作られたという、Tシャツ!にジーンズといった佇まい^^
そして、なぜか黒ぶちのメガネまでかけていらっさいました。

でね、登場するなり、、階段が気に入っちゃったらしく、、、

「いいなあ、、これ、、」

何度か、数段昇り直しては降り、、を繰り返して、、
なかなか降りていらっさいません(笑)。
ま、高いとこからってもナンナノデ、、ということで、
やっと、、舞台の中央にいらっさいました^^

誠さんの方から、今回のイベントが開催になった経緯がお話ありました。
そもそものきっかけは、去年の春先にあった、、高円寺ジロキチでの南條ソウルバンドのライブ。
このとき、誠さんもゲストだったと記憶していますが、
その時に、ポーター代表の吉田氏がご覧になっていらして。
感動のあまり、「動けなくなる」ほどだったのだそうです。
で、これを何とかもっと多くの人に披露する機会はないか、、ということで、
有志が集まり、役割分担を行い、今回の実現の運びとなったそうです。

でです。
南條さんが唄うのであれば!!そういうことならば。、、
どうしても、前座で唄いたいという「若者」がいるそうなんですけど、、、

「呼んできますね」

と、言いつつ、、「がちゃ」と言いながらマイクを置き、、^^;
ステージの袖へ小走りで去る誠さん、、、

あのぉぉぉぉ、すんごいバレバレなんですけどー^^

メガネを外して、、アコギを抱えて、

誠さんが戻ってきました(笑)。

「えーーーっ、若者ぉ?若手ぇ?」

の会場からのツッコミに恐縮しながらも、、、
(とはいえ、本気で非難している気は毛頭ないらしい^^;)

「・・・すぐ、終わりますって^^;」

誠さんのバンドメンバーと、南條ソウルバンドでは、一部のメンバーさんがダブっております^^
「せっかくですから、、」ということで、、
成田さん、深町さん、角田さんのお三方を先にステージに呼んで、なんと2曲も披露!!
成田さんはこのとき、パーカッションでした。

「SMILE&SLEEP」と「Waltz In Blue」

この組み合わせは、さすがに初めて。
新鮮なものを感じつつ、、まさか、今日という日に、
全く予期していなかったアコースティックな時間のプレゼント!!!
少々高めなステージに立つ誠さんたちを見上げながら、、
ゆったりと聴き入っていたのでありました。

さて、、それが終わると、、
いよいよ真打ち登場・・・みたいな雰囲気になってきます^^

ステージに、他のメンバーさんも登場。
南條さん、ピンクのパンツでした~~!!

冒頭より、ストレートど真ん中に投げ込まれた感じ^^
すこうしずつ点火していく感じもいいけれど、なんせ「ダンスパーティー」ですからね、、
いきなり踊れるモードなわけです。
・・・で、早速踊り倒しに入りました(笑)。
おなじみのオーティス・レディング、アレサ・フランクリン、、、エトセトラ!!
次々に畳み掛けられるのが、もう楽しくて楽しくてたまりません^^。
周りもみんな、満開な笑顔なわけです。

ある曲の途中で、さっとステージの袖に消えたケロさん。
・・・何を企んでる?と、思ったら。
ご自分がリードを取る曲で、先ほどの誠さん同様に、階段から登場でしたーー^^
派手にご登場されたわりには、一段ずつ確認するようにそうっと降りてらしたのは、、
ちょっと可愛らしかったかも^^
(それにしても、メンバーさん、ウケすぎウケすぎ^^;)

で、たま~にしか、南條ソウルのライブにはいないワタクシなのですが、
ちゃっかり、常連のお友達の傍で思いっきり盛り上がらせていただきました^^
だって~!!、、、ねえ。嬉しいじゃありませんか。

大体、セットの終わりに近づく頃に演奏される、
「Day Tripper」(勿論、オリジナルはビートルズです。これがまたかあっこいいんだから!!)
「Try a little tenderness」!!
ここで、最初の大きな盛り上がりって感じかな~。

誠さん、、2階から見てらしたのが1階の自分の立ち位置からわかったのですが、
目を輝かせて嬉しそうにご覧になってたのが、遠目でもわかりました^^。
そもそも、このバンドをみんなに紹介できるのが嬉しくてたまらないって感じでしたから。
ホーンのソロの時なんか、下のお客さんとおんなしように、、指さす仕草されてたり、、
立ち上がって身を乗り出すようにしてご覧になってました。
(えーと、ダンシングスペースなら、まだたっぷりありますよー^^と、申し上げたいくらいに^^)

そして、、しばしのブレイク~。
ここで、渇いたノドを潤すためにドリンクバーに並んでみたり、、(これがまた大盛況)
近くに階段があったので、そこで休憩してみたり^^ゆるゆると過ごす。

で、そろそろかなって気がつくと、
後ろを振り向くとさっきと違って、人でぎっしりと埋まっています。

これまたお馴染の、オーティスの「Respect」で再開~♪

しばし、数曲で盛りあがったあと、、
ついに、あの方の登場です。

「Are you ready?」

って方の登場です^^

南條さんのコールで登場した誠さんは、今度は「年相応に」^^なんていわれてましたが、、
さっきと少し雰囲気が違い、黒い帽子、黒?チャコールグレー?、、のジャケットを羽織り、
そしてサングラス、、、といういでたちです。

で、手にするギターは赤いシンラインです。

待ってましたーーーー!!

誠さんが入っての1曲目は、、「I shot the sheriff」。

ボブ・マーレーとクラプトン、、
ロックとソウルとレゲエの融合ですよ、、、

もう、演奏とあいまって、もう圧巻でした!!
誠さんのギターソロもフューチャーされていたのですが、
途中、会場のどこからともなく「マ・コ・トー!」コールが起こり。
サングラス越しではあったけど、、
誠さんのほっぺで、笑っていらっしゃるのがわかりました^^(想像できるでしょ、ね^^?)

楽しいんだろうなあ、、ああいう雰囲気って。
常々思うのだけど、聴き手としてライブに参加するとき、思う存分演奏できる、歌える、、、
そういう素敵な雰囲気を、いつでも作れたらいいなあって、改めて思いました。
で、サングラスなのをいいことに(こらこら、失礼だろう^^;)、、
お客さんを隅から隅まで眺め、、、しっかりとご自身の目に、記憶に焼き付けていらっしゃるようでした。

2曲めは、これまたオーティスで「(Sitting On)The Dock Of The Bay」。
途中の口笛は、南條さんと誠さんがデュエット^^
しかも、お2人とも波止場にいるお気持ちなのか、、
前のモニター(で、よかったかな?)に片足をかけ、、、と、南條さんがやったら、
誠さんもすかさず、ギターは抱えたままで同じように^^
なんか、、すんごい絵だったよ~(笑)。

そして、3曲めは、、、
これまた、もう超有名なマーヴィン・ゲイの「What's Going On」。
誠さんご自身も去年はマーティンのライブで、唄いつづけていましたが、
いやあ、、これはすごいよね。
鈴木さんのトランペット、、、これは鳥肌ものですね。すごく素敵!!
ボーカルも誠さんと、南條さんで。
お2人の声質や唄いまわしの違いも楽しくて、、、
で、お約束のコール&レスポンスもあって、本当にハッピーです。
この曲が、何の制約も受けずにみんなに唄われる世の中であって欲しい、、とも思います。

で。そのままやっぱり引っ込みたくないよね^^

「このまま残ってていいですか」^^

と、直立不動で南條さんに尋ねる誠さんに、無事に許可が下りたので^^
このまま、ギターとして居残ります^^
いえいっっ!!

で、ここからまたまた畳み掛けます。
残念ながら先日亡くなってしまいましたが、

JB!!

個人的には、この曲とっても久しぶりで嬉しかったのだ。
「Soul Power」!!
渾身の力を込めて、天に拳を突き上げちゃうのだ。
そして、「Cold Sweat」!!
お馴染のダンスも楽しいけれど、ここは春名さんのサックスソロ炸裂で最高潮に盛り上がっちゃいます。

怒涛の勢いのまま、「Satisfaction」!!
このあたりは、いつもとおんなじー^^

本編の締めくくりも「Honky Tonk」ですから!!
(大体、早退が多いワタシはこの曲まで辿りつけることは、年に片手に数えられるほどもなく^^;;;)
途中でしゃがむ、お約束の動作がありますけど、
後ろで盛り上がっていた、若いオニイチャンたち。
一瞬びっくりしたみたいだけど(笑)、早速真似っこしてくれたみたいで、それも嬉しかったですねー。
南條さんの「とっても愛してます」がいっぱい聴けたのも嬉しかった^^

アンコールの歓声と拍手もすごかったね!!
最初は勢い余って、真ん中で喋り始めてご開帳までしちゃったのに
「あ、場所を間違えた」っておっしゃって。
先ほどの立ち位置(向って右寄り)に立ち直して、、最初からやり直し(笑)。
ここでもご開帳、、、、^^;
あれっ、1ステージ1回のお約束では、、?とつい思っちゃうクセがあるのですが、、、
「本当は、1ステージ1回なんですよ」って(爆)。
誠さんご自身も、今回のこの盛り上がりをとても喜んでいらっしゃる様子で、、、
見ていて嬉しくなります。

アンコールは、みんなこの日のために作られたTシャツをお召しで出てらっさいました!(ブルー&ブラック)
ケロさんだけ、パステルカラーの淡い色のTシャツ。
微妙、、、にご不満ですか^^;
(膨張色って・・・(^^;。お客さんが「カワイイ!」というので、どうやら納得されたようです。
でも、さすがに「何回も言わせないっ!!」と、誠さんに言われちゃってたのが可笑しい。)

アンコールは、これまたお馴染の「Sweet Soul Music」!!
そして、ここのところ何度も演奏されてますが「Tennesee Waltz」。
但し、歌い上げる感じのではなく、、セカンドラインのリズムに乗った軽快なアレンジ。
これ、初めて聴いた時「かっこいいなあ、、」と思って^^
1回ブレイクしてからの、賑やかな盛り上がりが、、ホントに大団円って感じで限りなく楽しい。
で、こういうときの仕切りって、やっぱり大きなステージ慣れしている誠さんの段取りがテキパキしていて抜群です^^
メンバーさんを促して、ステージ前列に並んでもらいご挨拶ですーー^^
(ええと、、退場に際して、、誠さんがケロさんを半ば連行気味なのがこれまた可笑しかった^^;)

で、これで終わっちゃうのも何だか名残惜しいと思ったお客さん達。・・・もう1回、呼んでみる^^
ダブルアンコールでは、南條さん、成田さん、深町さん。だけが登場、、、
しっとりと、それでいて熱く唄い上げる南條さん。
お客さんは、みんな引き込まれたと思います。本当に素晴らしかったです。

誠さんが最後にもう一度出ていらして、、締めのご挨拶です。

またやりましょう!って^^。

そのコトバ信じて待っていますよ。

今回は、有志の方で運営と言いながら、
本格的に撮影、録音(しかも、本格的なレコーディングらしいです。いつも、マーティンツアーの音響を担当されている方がやってらしたのだそうです)
されたり、、、もうそれこそ、色んな方々の力あってこそ。
去年もそんなライブがあったけれど、(まだ記憶に新しい札幌など)
なんかそういうイベントって、皆さんの心意気がストレートに伝わるのか、独特な盛り上がりを見せますよねー。
慣れないこともあるだろうから、大変なことも多いと思います。
でも、、こういうのすごくいいなあって思いました。

南條ソウルバンドの皆様、誠さん、
このイベントに関わった全てのスタッフ関係者の皆様、、
素敵な時間を、ありがとうございました。

※ウォーミングアップなしの全力疾走がタタリ(笑)。半日ばかり使い物にならなかったのは本当の話(爆)


尚、セットリスト等は南條ソウルバンドのサイトがあります。探してみて下さいね。

恒例、高円寺JIROKICHI大晦日オールナイト!!

2007年01月01日 | 2007年ライブ・イベント
恒例、高円寺JIROKICHI大晦日オールナイト!!

実際は、3バンド出ていますが、
南條ソウルバンドのライブのことを少し書きます^^

~ 出演 ~

南條SOUL BAND

Vocal:南條倖司
Vocal:遠藤ケロ
Drums:成田昭彦
Keyboard:深町栄
Guitar:佐藤俊之
Bass:角田俊介
Sax&Percussion:春名正治
Trumpet:鈴木正則

ゲスト
(もはや、ゲストというよりは準レギュラー?という呼び名がふさわしい気も^^;)
佐野聡(Tb他)、斎藤誠(g&vo)

去年のオールナイトライブでは、南條ソウルバンドの出演がなかったので、2年ぶり久しぶりのオールナイトです。
そのお知らせにワクワクしておりました^^

その日、彼らのホームというべき「FRIDAY」(関内)でのライブを行って、
更にここでも、、というダブルヘッダーだかトリプルヘッダーだそうですね^^;お疲れ様です。
さすがに大晦日、各鉄道が終夜運転をやっているとはいえ、
移動に自信がないし、また夜の早い時間から出ていくのはさすがにためらわれ。
私は年が明けてから、自宅をタラタラ出発(笑)。
到着した頃には、まだまだ2番目のバンドがセッティングをしている最中。
後から来たヤツなのに、手招きされるままに、
トンデモナイ(後から考えてもね^^;)場所で見ることに、、、

2バンドめは、「6管」があの場所に勢揃いっていう、、、
よくぞ無事だったと思う、我ながら。
内臓諸器官、、、^^;

ライブ後の入れ替えのときに入ってきた、FRIDAY経由の友達より、、、、、
どうやら、今回もまた「SPECIAL」バンドになるという情報が入る。
2年前のことを思えば、心臓にはまだ悪くないかな、、などと思いつつ。
(2年前は・・・本当にたまげました、、ギターを持った姿が横切った時・・・軽く周囲でパニックが起こりました。いや、まぢで。)

そしたら、本当にさりげな~く、、
角田さんと並んで、淡々とセッティングをされているではないですか、、^^;
・・・・さりげないにもほどがあります^^;
(その後ろ姿、穴があくほどに見つめていても怒りませんか^^;いや、それよりも、正直言って年末に体調を崩されたとか。
そちらの方がかなり心配だったのですが・・・・この様子だと大丈夫そうで一安心^^)
こっちは、やっぱり内心ひどく焦る。
場所的にも、大体お2人は並んで立ってらっしゃることが多いですね。

でもって、いよいよ始まるかな、、と思ったら、、、
春名さんが佐野さんを起こしに行っている情報もあり、、、
しばし、佐野さん待ち^^
この時点で、前々から時間が押していたこともあって、5時になろうとしていたかも。

森のクマさんなどを三々五々、
南條さんが始められている間に、セッティング完了。
そして、麗しい初日の出・・・ここでも見られるか(殴)?!

それに続いて「I Can See Clearly Now」からスタートです。

誠さんは、初めからギターを弾いておられました^^
ええと、手にされていたのは赤いシンラインでした。
時々、深町さんのところで何か確認されたり、、角田さんと確認されたり、、、
何の曲だったか「あ、これ誰の(曲)だっけ?」とかいうやりとりされてました^^
楽しそうでいらっしゃるんだ、その様子がまた♪
それとか、メンバーさんのファインプレイをすごく嬉しそうにご覧になってて。
きっと、誰よりも南條ソウルバンドのファンなのであろうな、、と思う次第です^^
(この日は、グリーン系のチェックのシャツに、下はどうやらニール・ヤングの黒のTシャツ、、これがかっこよかったのよね)

途中、深町さんに呼ばれて^^ギターソロをやったり、、
かの「Funky Nassau」(ぐるぐる回るやつ^^)。
ここでは、各楽器のソロが2周ずつするのがお約束・・・なんだと思う。
これがまたかっこよいのだな、、、
1回目は、もうひとりのギタリスト佐藤さんと交代でそれぞれソロをとっていたのですが、
2巡目には、「two guitars!!」の声がかかったので、お2人が真ん中(決して広いスペースではないが、)に少し出て、、
お2人のプレイの応酬っていうのか、、もうかっこよくてクラクラしちゃいました。
ですよ、、、場所が場所だけに、はなぢが出るかと思いました^^;

その後は、もう最後まで怒涛で駆け抜けるといった感じ!!
毎度、何セットかに分けてやるところを凝縮しているって感じですよね。
また、お客さんもいつもよりかなり出来上がってますから(笑)、、
異様な盛り上がりをするわけですね^^;
そこが、オールナイトならではって感じです。
あの、とんでもなーい時間帯ならではっていうか(笑)。

そして、アンコールでは遂に。
誠さんが呼ばれます。

南條さんの語りに、、もういち早く何の曲か知ってしまった我ら、、

「汚れちまった、オレの魂を~!!」
「いえーーーーい!!」


パブロフの犬以上に、反応が早いと思っています^^
これは、叫ぶしかないっての!!

誠さんが大好きなAl Greenの「Take me to the river」!!
この曲自体は、南條ソウルバンドのライブではお馴染みです。

ステージには、前のバンドで出ていらした矢野間さんもコーラスで。
(2年前も、こんな絵見た。もしやデジャヴ?)

誠さんのアオリでお客さん、総立ちでございます。
(いちお、狭いから、、一度は立ったものの、、遠慮して座り直してみたり(汗)してました)
誠さん、、カンペ(こらこら)を片手に唄われてます、、それって手書きの、、、、?!
でも、それも途中で紙を放棄「いいや、これっ!」^^;

間奏もばりばり弾かれましたが、やっぱり誠さんが弾くと、これがとってもロックなギターなんだな。
ああやって改めて聴くと、よくわかる、、
なかなかにワイルドな「Take Me To The River」。
途中からは、南條さんが唄って、、
みんながみんな、、

Take Me To The River

♪Wash me in the water!!


のコーラス、、、、これは圧巻でした。

「Tennesee Waltz 」で締めくくり、、、だったようなのですが、、、
どうにもこうにも、この盛り上がりは収まりません(笑)。
もう1曲やってくれることになりました。
では、何を、、、?ということになって、
南條さんが、、日本語の歌詞を少しずつ唄い出します、、

最初は「ん?」な様子で探り探りだったものの、、(「暗号?」^^;て話もあったなあ)
深町さんのキーボード、角田さんのベースで曲の輪郭がハッキリと見えて来ました^^

「It's Alright」

いえーい!!

何だか、新年の幕開けにふさわしい気がします。
これを1年の最初に一緒に唄えて嬉しいです。

ライブが終わって見たら、なんとまあ・・・既に朝の6時を回っていました^^;
ひょえー。すっかり普通に朝です^^;

終夜運転とかじゃなくて、普通に電車動いてますよぅぅぅぅ。

えいって、勇気を出してご挨拶をし、、、
お店を出てみたら、当然のことながらすっかり日は高く。。
夢かなあ、、、みたいな不思議な感覚に今年もまたなったのでした^^;;
お店の前には、お正月のお飾りもありましたっけ。

いつもは、終電との兼ね合いでハラハラですが、この日ばかりは、それとは無縁であります。
でも、さすがにぶち抜きですから、、、へたりますよね。
お店を出たときは、なんともなかったのだけど、
地元の路線に乗り換えた途端に、電池が切れた模様、、、、アブナイアブナイ。

今年もこの場所には、きっときっといっぱいお世話になりそうです。
今年もよろしくお願いしますm(__)m

(※なお、このバンドのライブは私は時々お邪魔する程度、、
そのため、あまり詳しくは書けないのです、ごめんなさい。
他に素晴らしいレポを書いて下さってる方を見つけましたらぜひここでもご紹介しますね!!)



~セットリスト~(お友達のご好意・ご尽力によりセットリストをいただきました)

森のくまさん~I Can See Clearly Now
Respect
Shake!
Be Thankful For What You've Got
To Know You Is To Love You
Sunshine
Spanish Harlem
K-Jee
Funky Nassau
Cold Sweat
Satisfaction
Honky Tonk

=encore=
Take Me To The River
Tennesee Waltz
It's Alright